スペイン語の”~させる”

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!今回のテーマは「“~させる”の表現いろいろ」。

実は自転車に乗れないユリカ。マリアと対照的な教育を受けたようです。早速二人の会話を覗いてみましょう。

親の教育方針は?

会話

María: ¿Por qué no cogemos la bicicleta este fin de semana?

今度の週末に、サイクリングに行きましょうよ。

Yurika: Imposible. Yo no sé montar en bicicleta.

無理だわ。私は自転車に乗れないのよ。

María: ¿Cómo? ¿Tus padres no te hicieron aprender en tu infancia?

なんですって?子供の頃、親に自転車の練習をさせられなかったの?

Yurika: Al contrario. Ellos me prohibieron aprender porque decían que era peligroso.

その反対よ。危ないと言って乗せてくれなかったわ。

María: Mis padres me obligaban a hacer cualquier deporte, aunque fuera duro.

私の親は、きつくてもスポーツなら何でも、私にやらせていたのよ。

Yurika: ¡Qué envidia! Yo siempre quería que me dejaran hacer lo que quisiera.

羨ましいわ!私はいつも、自分のやりたいことをやらせて欲しかったのに。

María: Ah, pero por otro lado, mis padres no me permitían estudiar fuera del país.

ああ、でも一方ではうちの親は、私が海外留学するのを許可してくれなかったわ。

Yurika: Pues mis padres me obligaron a ir a otros países. Todo lo contrario que los tuyos.

うちの親は留学を私に勧めたわよ。全部逆ね。

ワンポイント

hacer

~させる、~にする

「(目的語を)~させる、~にする」という、代表的な使役表現です。英語の「make」と同じ用法です。文脈によっては「許可」を意味します。

María: La cena ya está hecha. Hoy he cocinado tortilla de patatas.

夕飯の用意が出来たわよ。今日はトルティーリャを作ったわ。

Yurika: Muchas gracias. Tu cocina siempre me hace feliz.

どうもありがとう。あなたの料理はいつも、私を幸せな気持ちにするわ。

obligar

義務付ける

「~させる」の中で、拘束性の強い表現です。「obligarse」では「~せざるを得ない」と言う、不本意の状況を表します。

María: El precio del tabaco ha subido de nuevo.

タバコの値段がまた上がったわ。

Yurika: Si sigues fumando, te verás obligada a pagar más. Es buen momento para dejarlo.

もし吸い続けるなら、もっと払わざるを得ないのよ。禁煙する良い機会ね。

dejar

~ままにさせる、~にまかせる

もともと「放棄する」「そのままにしておく」という動詞です。

Déjame en paz(私を平和なままにしてくれ)」は「ほっといてくれ」という決まり文句です。

María: ¿Te comes la tortilla con palillos? Espera, te traigo cuchillo y tenedor.

トルティーリャをお箸で食べるの?待って。ナイフとフォークを持ってくるわ。

Yurika: Déjame comer a mi manera, así me siento más cómoda.

私のやり方でやらせてよ。このほうが楽なの。

permitir

許可する

¿Me permite que~?(~してもいいですか)」という、許可を求める疑問文にも使えます。法律など、権力による許可・認可も表します。

María: ¿Se permite fumar aquí?

ここで煙草を吸ってもいいのかしら?

Yurika: Creo que aquí en el hospital no está permitido.

ここは病院だから、ダメだと思うわ。

つ・ぶ・や・き

使役の色々な表現をおさらいしてみました。同じ「させる」でも、拘束の度合いによって言い方は様々。

ちょっとしたニュアンスの違いを読み取れると、行間を読む力もアップ。基本から応用へ、表現の幅を広がります!

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