スペイン語の”受動態”

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!今回のテーマは「スペイン語の“れる・られる”」。

マリアは散々なランチタイムを過ごしたようです・・・早速二人の会話を覗いてみましょう。

今日は厄日

会話

María: Hoy ha sido un día de mala suerte. Lo malo ha empezado en el bar de siempre. 

今日は厄日だわ。悲劇はいつものバルで始まったのよ。

Yurika: ¿El bar donde siempre almuerzas? ¿Qué te ha pasado?

いつもお昼ご飯を食べる、あのバルのこと?何があったの?

María: Allí se venden bocadillos muy ricos. Iba a comprar uno, pero estaba cerrado hoy.

あそこでとても美味しいボカディージョが売られているのよ。それを買いに行ったらバルが閉められていたの。

Yurika: Qué pena… ¿y dónde has comprado el bocadillo?

残念だったわね…その後どこでボカディージョを買ったの?

María: Lo compré en una panadería cercana. Pero cuando iba a comerme el bocadillo en el banco del parque, ha sido robado por un cuervo.

近くのパン屋で買ったわ。でも公園のベンチで食べようとしたら、カラスにとられたのよ。

Yurika: Qué fuerte… ¿al final has conseguido algo para comer?

ひどいわね。結局何か食べ物は手に入ったの?

María: Menos mal que tenía unas galletas de ayer. Pero en el camino de vuelta, ¡ha llovido y me he mojado mucho! 

幸い前の日のビスケットを持っていたのよ。でも帰り道で雨に降られて、この通りずぶぬれ!

Yurika: Sin duda, ha sido un día de mala suerte…

間違いなく、今日は厄日ね。

ワンポイント

Ser+過去分詞+por ~

能動態への書き換えがスムーズな受身

「AがBにCする(能動態)」⇔「BがAによってCされる(受動態)」の書き換えがスムーズにできるタイプ。

「動作主・動作の受け手・動作の方向」がハッキリとしています。

María: Increíble. Otra vez mi bocadillo ha sido robado por el mismo cuervo.

信じられない。私のボカディージョが同じカラスにまた盗まれたわ。

Yurika: ¿El cuervo del otro día ha robado tu bocadillo de nuevo? Él sabe que siempre tienes comida.

あのカラスがまたボカディージョを盗んだの?あなたがいつも食べ物を持っているのを知っているのね。

Estar+過去分詞

“状態”を表す受身

動作ではなく、動作が終わった後の「状態」について話す時に使います。「~られ“ている”」という和訳になることが多いです。

María: El bar todavía está cerrado.

あのバル、まだ閉められているわ。

Yurika: Está pegada una nota en la puerta que dice “no sé hasta cuándo estará cerrado”.

扉に貼り紙が貼られているわよ。「いつまで閉めておくか分かりません」だって。

Se~

動作主が特定できない「~されている」

動作主の個々の顔が特定できない受動文。あえて能動文に直すと、漠然とした「人は」を主語に補って、「人は~する」となります。

María: En Japón, ¿qué se come para desayunar?

日本では、朝ごはんにどんなものが食べられているの?

Yurika: Lo mismo que en España. Se come mucho pan y café.

スペインと同じよ。パンやコーヒーが良く食べられているわね。

desafortunadamenteなど副詞を補う

※不運にも

「迷惑」を表現する受動文

「雨に降られた」「日記を読まれた」など、被害や迷惑を表現する際に、日本語では「れる・られる」を使うことがあります。

西訳は能動文のまま副詞を補って表現を補います。

María: Qué cansada estoy, mi sobrino lloró tanto que me dejó harta cuando estábamos en el parque…

疲れたわ。公園に居る時、甥っ子に泣かれちゃって…

Yurika: Así son los niños, lloran mucho y ríen mucho.

子供はよく泣いてよく笑うわよね。

つ・ぶ・や・き

スペイン語の受動態は形も分かりやすく、実は簡単です。難しく感じられるのは、受動態を使う「タイミング」が日本語と違うから。

日本語では「子供に泣かれる」「雨に降られる」など、“被害”も受動態で表すことがあります。外国語として勉強するには、実は日本語の方が難しいかもしれませんね。

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