スペイン語の”接続法過去・完了”

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!今回のテーマは「接続法過去・完了をしっかりマスター」。

留守中に日本人からの間違い電話が!ユリカはタイミングを逃しました。早速二人の会話を覗いてみましょう。

もし~なら

会話

María: Es una pena que no estuvieras aquí anoche.

昨日の夜、あなたがここに居なくて残念だったわ。

Yurika: ¿Qué pasó? ¿ Vinieron tus amigos a los que les gusta el manga?

何があったの?マンガが好きなあなたの友達が来たの?

María: No. Recibí una llamada de un japonés que se había equivocado de número de teléfono.

いいえ、そうじゃなくて、日本人から間違え電話があったのよ。

Yurika: ¡Qué casualidad! ¿A qué número quería llamar ese japonés?

すごい偶然ね!その日本人はどこに電話するつもりだったのかしら?

María: Parece que había intentado pedir una pizza. 

ピザのデリバリーを頼もうとしていたみたいよ。

Yurika: Quizá fuera algún alumno de mi escuela de idiomas y se confundiera con mi número.

私の学校の生徒かもね、私の電話番号と混乱したんじゃないかしら。

María: Puede ser. De todas maneras, fue muy divertido. Si hubieras cogido tú el télefono…

ありえるわね。とにかく面白かったわ。あなたが電話をとっていたらなあ…

Yurika: Si hubiera estado aquí, podría haber hablado con él.

私がここに居たらその人と話せたのにね。

ワンポイント

接続法過去:時制は過去だけれど「現在」のことを表す

「もし~なら…するのに」「~ならよかったなあ」など、事実に反する仮定で語る時、従属節内の接続法は過去形になります。

María: Si tuviera tiempo ahora, iría al cine.

今時間があれば映画に行くのになあ。

Yurika: Yo también. Hoy es día de descuento para mujeres.

同感よ。今日はレディースデーで割引だものね。

接続法過去:過去型で過去で表す

「もし~だったら…したのに」という、実現しなかった過去の仮定を表現したい時は、接続法の過去完了を使います。

María: ¿Por fin no has comprado nada en rebajas?

結局バーゲンで何も買わなかったの?

Yurika: Nada. Si hubiera encontrado un buen abrigo, lo habría comprado.

何も。もしいいコートがあれば買うつもりだったのだけれどね。

独立文の中の接続法過去:願望などを表す

接続法は従属文の中に使われることが多いです。とはいえ、願望や命令、不確かさなどを表す時に独立文でも使われます。

María: Como soy española, puedo vivir en cualquier país de la UE.

スペイン人だから、私はEUの中の他の国に引っ越すこともできるわ。

Yurika: ¡Qué envidia! Ojalá fuera española yo también.

羨ましい。私もスペイン人ならよかったのに。

接続法現在完了:未来について表現することも

まだ達成されていない「未来の予定」を条件に何かが計画されている時、接続法の現在完了を使います。「未来」なのに「現在完了」、時制のギャップが難しいですね。

María: Mi hermano y su novia se casarán cuando hayan terminado la carrera.

私の弟は彼女と、大学を卒業したら結婚する予定なのよ。

Yurika: Será mejor que se casen cuando hayan conseguido trabajo.

仕事を見つけてからの方がいいわよ。

つ・ぶ・や・き

接続法過去は、現在・過去・未来のいずれのことをも表し得ます。この「リアルでない時制」こそが、接続法の難しさ。

とはいえ「家に帰ったら(←過去形)、すぐに手を洗います」など、日本語の従属節の時制も、実はリアルではないですね。お互い様なのですね。

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