スペイングルメ・食文化

バルは”はしご”するもの!スペイン流「タペオ」の楽しみ方

スペインのバルはいつでも賑わっています。仲間で集まり、何軒も店を移動しながらタパスを食べ歩く。そんなバルのはしご=タペオ(tapeo)こそ、スペイン人たちの楽しみ。

では、どのようにバルを巡るのか、会話から見ていきましょう。

友達とタペオへ

マドリードに住むラウラと、旧友のディエゴ。2人は、とあるバルで待ち合わせをして再会しました。

Laura:Hola, Diego, ¡cuánto tiempo! ¿Qué tal todo?

あら、ディエゴ、久しぶり!元気だった?

Diego:Muy bien. Hacía cinco años que no venía a Madrid. Tú estás igual que siempre.

元気だよ。マドリードに戻ってくるのは5年ぶりだけど、キミは全然変わっていないね。

Laura:¿De verdad? Pues por aquí hay muchos bares nuevos. En este bar tienen 500 vinos diferentes.

そう?この辺りは新しい店がずいぶん増えて変わってきたのよ。この店は500本もワインを揃えてるんですって。

Y se pueden pedir por copas incluso los más caros.

高級ワインも全部グラスで注文できるの。

Diego:: ¡Qué bien! Pero yo prefiero una caña porque tengo mucha sed.

それはいいね。でも、僕はまずはワインよりビールがいいかな。すごく喉が渇いているから。

Laura:Entonces te recomiendo La Virgen, una cerveza artesanal de Madrid.

だったら、ラ・ビルヘンがおすすめ。マドリードのクラフトビールなんだけど。

Diego: Vale, voy a pedir una.

じゃあ、それを注文してみるよ。

1時間後

Laura:¿Nos vamos a otro sitio? Aquí cerca hay un bar donde ponen unos huevos rotos riquísimos. ¿Quieres probarlos?

そろそろ次の店へ行きましょうか。近くにウエボス・ロトスがおいしい店があるの。食べてみない?

Diego:¡Sí, me encantan los huevos rotos!

いいね、ウエボス・ロトスは大好物だよ。

…¿Nos cobra, por favor?

(定員さんに)すみません、お会計お願いします!

Laura:Aquí pago yo.

ここは私が支払うから。

Diego:Gracias. En el próximo pago yo.

ありがとう、ごちそうさま。次の店は僕が払うよ。

huevos rotos=フライドポテトに半熟の目玉焼きをのせたスペインの伝統料理。店によって生ハムが添えられていることもあります。

会話のポイント

  • se pueden + 不定詞=~することができる

特定の主語がなく、一般的に可能なことを表す時の表現です。

  • prefiero~ =私は~のほうがいい

何かと比較して自分の好みを伝える時の言葉。

  • te recomiendo=~がおすすめ

相手に何かを勧める時のフレーズ。逆に相手のおすすめを知りたい時には「¿Qué me recomiendas?」と聞きます。

  • ¿Nos vamos a otro sitio? =ほかのお店に行こうか

タペオには必要なひとこと。このフレーズでいったんその場を仕切って、次のバルへ移動しましょう。

  • Nos cobra, por favor. =会計をお願いします

直訳すると「私たちからお金を集金してください」という意味。会計をたのむ時には、「La cuenta, por favor」「¿Me dice cuánto es, por favor?」といった言い方もできます。

ステップアップ

関連単語

  • caña =小さなサイズの生ビール。

大きめサイズが希望なら「caña doble」と注文を。

  • taberna =気軽にお酒を飲める、いわゆるバルのこと。

店名についていることが多いです。

  • propina =チップ。

スペインでは決まったルールはなく、チップを払わない人もいます。ですが、サービスがよければ、その気持ち分だけ渡しましょう。

  • carta =メニュー。

料理のメニューは、ración(一皿料理)、media ración(ハーフ・サイズ)、tapa(小皿料理)とサイズで分かれていることがあります。いろいろ試してみたいなら、もっとも小さいサイズの tapa を注文するのがベスト。

  • tabla=まな板という意味ですが、メニューにある場合は盛り合わせのこと。

embutidos(生ハムやチョリソなど)」や、「queso(チーズ)」などは盛り合わせがあることも。

便利な表現

Por favor, ¿me toma nota cuando pueda?

すみません、手が空いたら注文をお願いします。

忙しそうに働いている店員を呼び止める時には、「cuando pueda(できる時に)」のひとこと加えると丁寧です。

¿Me trae una copa de vino, por favor?

グラスワインを1杯お願いします。

注文したいものの前に「¿Me trae ?」「¿Me pone ?」をつけると、より上級者らしい表現になります。

この時、最後の語尾を上げて疑問形にして言うことが大事。語尾を上げず、por favor もつけないと、命令の言い方になってしまい、キツイひとことになります。

お役立ち情報

タペオを楽しむコツ

【コツ1】

「魚介類なら、この店」「あの店はアーティチョークがおいしい」と、1軒ずつ異なる特色を持つ店をはしごするのがタペオの醍醐味です。

最初の1軒でまったり長居しすぎず、時にはカウンターで立ち飲みを。1、2杯飲んだらサクッと次へ移動しましょう。

【コツ2】

 多くのスペイン・バルでは、ビールやワインを注文すると一品無料でタパスがついてきます。

ポテトチップスやスナックなどの軽いものから、トルティージャやコロッケなどボニュームがあるものまで、お店によって種類はさまざま。そんなサービスの違いも楽しんでください。

【コツ3】

何軒かお店をまわる時、スペインの人たちは毎回細かく割り勘にすることはあまりありません。友達同士の場合、1軒ずつ誰かが交代でおごります。

はしごしてみたい、マドリードのおすすめバル通り

カバ・バハ(Caja Baja)通り

老舗の名店や人気のバルが立ち並び、食通たちが集まるグルメ・ストリート。

ちなみにカバ・バハ通りからほど近いアルメンドロ通りには、上記の会話にも出てきたスペイン料理「ウエボス・ロトス」がおいしい店として知られる「Almendro 13」があります。

サンタ・アナ広場(Plaza de Santa Ana)周辺

マドリードで定番のバル・エリア、といえばサンタ・アナ広場周辺。ビクトリア通りやクルス通りには、「La Casa del Abuelo」や、「La Oreja de Jaime」といった老舗の有名バルが並んでいます。

また、エチェガライ通りにはラーメン店やたこ焼き屋など、”〆(しめ)”にいい和食店が複数あります。

ポンサノ(Ponzano)通り

観光客たちにはまだあまり知られていないポンサノ通り。

実は、「いいバルが集まる場所」として地元の人たちが名前を挙げるのは、ココです。モダンなバルが多く、最新のフュージョン・タパスが食べられるオシャレな店も。

上記の会話にあるような500本ものワインが揃う店「Taberna Averías」もポンサノ通りにあります。観光客をターゲットにしているエリアではないため、価格もお手頃。

まとめ

何軒もバルをはしごするというのは、なかなかタフなもの。特に短期の観光では、時差や移動の疲れで遅くまで出歩くのは大変かもしれません。

とはいえ、やはり魅力的なバルがたくさん立ち並ぶスペイン。せめて2軒でも店を移って、タペオ体験をしてみてください。

今回のスペイン語での表現は、覚えられましたか?(スペイン語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみるとしっかり覚えられますよ。

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