スペイン語の過去未来形

    1. スペイン語勉強


    さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!

    今回のテーマは「過去未来形の用法」。マリアは中古車購入を検討中のようです。

    スペイン語の過去未来形

    中古車を分割で?

    María: Debería ahorrar más… O podría comprarlo pagando en cuotas…

    もっと貯金をしておくべきだったのに…それとも分割払いで買おうかしら…

    Yurika: ¿De qué estás hablando? ¿Hay algo caro que quieras comprar?

    何の話をしているの?何か高い物を買いたいんでしょう?

    María: Un compañero del trabajo me dijo que vendería su coche por 5.000 euros.

    仕事の同僚が、中古の車を5000€で売るつもりだって言っていたのよ。

    Yurika: Yo diría que 5.000 euros es demasiado caro para un coche de segunda mano.

    私に言わせれば、中古車で5000€は高すぎるわね。

    María: ¿Tú crees? Pero es un coche que casi no ha sido usado, además es de Japón.

    そう思う?でもほとんど使っていなくて、しかも日本製なのよ。

    Yurika: Yo, en tu lugar, no lo compraría. Es que ya tienes un buen coche.

    私があなたの立場なら、その車は買わないわ。だってもう、あんなにいい車を持っているじゃない。

    María: Bueno, pero me gustaría conducir un coche japonés.

    まあね。でも日本車が運転したいな…

    Yurika: De todas maneras, si no tienes dinero, es como hacer castillos en el aire.

    とにかく、資本が無いなら、絵に描いた餅ってわけよ。

    過去未来の用法

    過去から見た未来

    女性は目覚まし時計の前で目覚め、スペインの活気に満ちた景色を眺めています。

    現時点での“過去か未来か”にかかわらず、話題となっている状況下で未来として話されていた内容について「過去未来」を使います。文字通り「過去にとっての未来」です。

    María: Anoche me dijiste que hoy haríamos una gran limpieza. Vamos a empezar.

    昨夜、今日大掃除をやりましょうって言ったわよね。初めましょうよ。

    Yurika: Lo siento, hoy no puedo . Estoy fatal por culpa de la resaca.

    ごめん、今日は無理。二日酔いで体調が悪いの。

    実現の可能性が低い”~なのになあ”

    「できるものなら~するのになあ」など、実現が難しいことについて過去未来で表現できます。

    yo, en tu lugar(私があなたの立場なら)」と一緒に使うことも多いです。

    María: Yo que tú, estudiaría español en Barcelona porque allí hay mar.

    私があなたならバルセロナでスペイン語の勉強をするのに。あそこは海があるもの。

    Yurika: Yo preferiría estudiar en Madrid. No me gusta nadar.

    私はマドリッドで勉強する方が好きだったのよ。水泳は好きじゃないわ。

    婉曲的な願望表現

    スペインのショッピングモールに男性と女性が立っています。

    「~なのですが」と訳せる婉曲的な申し出などでも頻出。「Me gustaría ~」は、同じ「私は~したい」と言うにも、「Quiero~」より上品です。

    María: Me gustaría pedirte un favor… como siempre.

    あなたにお願いがあるんだけれど…いつものように。

    Yurika: Me encantaría ayudarte. ¿Qué te ha pasado hoy?

    お助け出来れば嬉しいわ。今日はどうしたの?

    過去の事柄についての推測

    「~だったんじゃないの?」と言いたい時は過去未来です。推測ではなく事実として述べるならば、素直に過去形を使いましょう。

    María: Anoche cuando volviste al piso te fuiste a la cama enseguida; estarías muy cansada

    昨夜はピソに帰った途端にベッドに入ったわよね。すごく疲れていたんじゃないの?

    Yurika: Exacto, estaba muy cansada.

    その通り。すごく疲れていたの。

    つ・ぶ・や・き

    スペイン語の過去未来は、活用がとても簡単!原型に活用語尾をつけるだけでOK、というパターンがほとんどです。

    同じく活用の単純な「線過去」と並んで、マスターしやすい時制ですね。「過去から見た未来」だけでなく、婉曲表現にも取り入れられるのも嬉しいですね。

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