スペイン語と日本語の動物の鳴き声のオノマトペの違い

  1. スペイン語の単語とフレーズ集|初心者・旅行で使える実践表現

スペイン語と日本語では、動物の鳴き声を表現するオノマトペ(擬音語)が異なります。同じ動物でも、言語や文化によって異なる表現が存在することは興味深いですよね。この記事では、スペイン語と日本語のオノマトペの違いをクイズ形式で紹介します。さあ、一緒に楽しく学んでみましょう!

スペイン語と日本語の動物の鳴き声のオノマトペの違い

オノマトペとは?

オノマトペは、音や声、状態を表現するために使われる語のことです。例えば、鳥の鳴き声や動物の鳴き声、笑い声、泣き声などがオノマトペになります。国や地域によって表現が異なるため、面白い比較対象になります。

日本語では、犬は「ワンワン」と吠えますが、スペイン語では何というかご存知ですか?クイズ形式で、スペイン語と日本語のオノマトペ の違いを見ていきましょう!

動物の鳴き声のオノマトペ

Taro : ¿Cómo se llama el animal que canta “Kokekokko” en español?

「コケコッコー」って鳴く動物、スペイン語では何て言うの?

Juan : ¿“Kokekokko”? ¿Qué es eso?

「コケコッコー」?それは何だい?

Taro : Es un pájaro de tamaño medio. Se levanta temprano.

中型の鳥だよ。早起きなんだ。

Juan : Ah, es un “gallo”. ¿En japonés canta así? ¡Qué interesante!

ああ、それは ”gallo(ニワトリ)” だね。日本語ではそんな声で鳴くのかい?面白いなあ!

「オノマトペ」とは、音や声や状態を表した語のことで、同じ事柄でも国によって表 現に違いがあります。

Quiquiriquí

キキリキー

スペインの丘の上を歩くニワトリの群れ。

みなさんもご存知の動物です。不思議な鳴き声ですが、どの動物かわかりますか?

正解は、上の会話文でも取り上げた “gallo(ニワトリ)” でした。 ”gallo” はオスのニワトリのことを指していて、メスの場合は ”gallina” になります。

日本語とはずいぶん鳴き方がちがうので、おもしろいですね。ちなみにヒヨコは日本語のように ”Pio pio(ピオピオ)” と鳴きます。

Hii hii hii

ヒーヒーヒー

笑い声や泣き声のような不思議なオノマトペです。答えは ”caballo(ウマ)” でした。

Miau miau

ミャウミャウ

これはわかる方が多いかもしれませんね。正解は ”gato(ネコ)” でした。可愛らしいイメージの音ですね。

ちなみに、スペイン語にある動詞 ”maullar” は「(ネコが)鳴く」という意味で、基本的にほかの動物には使われません。

Grgrgrrr

グルグルグルー

意外なオノマトペかもしれません。正解は ”león(ライオン)” でした。百獣の王というには少し可愛らしく聞こえる鳴き声ですね。

Guau guau

グアウグアウ

サングラスをかけて扇子を持ったスペイン犬。

みなさんにもお馴染みの動物です。正解は ”perro(犬)” でした。ちょっと怖く聞こえるオノマトペですね。

スペイン語で動詞「(犬が)吠える」は ”ladrar”、また「遠吠えする」は ”aullar” と言います。

Oink oink

オインクオインク

最後は難問のオノマトペです。こんな鳴き声の動物、何かわかりますか?正解は ”cerdo(ブタ)” でした。

日本語の「ブーブー」とは全く異なるので、おもしろいですね。

おわりに

スペイン語と日本語では、同じ動物の鳴き声でもオノマトペの表現が異なります。例えば、ニワトリの鳴き声はスペイン語では「キキリキー」と表現されますが、日本語では「ワンワン」とは全く異なる表現です。また、ウマの鳴き声やネコの鳴き声もそれぞれ独自のオノマトペがあります。

言語や文化によって異なる表現があることを知ることで、異文化の理解を深めることができます。他の動物のオノマトペもたくさんありますので、興味があればぜひ探してみてくださいね!

author avatar
マリア (María) この記事を書いた人

元・高校教師(主に歴史担当)であり、現在は日本でスペイン語・英語講師としても勤務しより良い教育実践を目指し、日本の教育制度についても学んでいます。スペイン政府機関セルバンテス文化センター(東京)認定のDELE試験官(全レベル A1~C2)及びAVEオンライン講師資格保持者です。
セルバンテス文化センターでの講師経験に加え、独立行政法人国際協力機構(JICA)、大手企業(丸紅、日野自動車等)、多数の語学学校で、日本人学習者に対する豊富な指導実績を有し専門知識に基づいた指導、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

スペイン語教室ESPA

スペイン語マンツーマンを
リーズナブルに

生き方がもっと広がるスペイン語レッスン

「もう歳だから…」は思い込みかもしれません。多くの40代の方が同じ悩みを抱え、そして乗り越えています。

学習をあきらめていませんか?

あなただけではありません。40代からスペイン語を始める多くの方が、同じ悩みを抱えています。

その悩み、スペイン語マンツーマンなら解決できます

独学の限界に → オーダーメイド学習

あなたのレベルと目標に合わせた専用カリキュラムで、迷うことなく学習を進められます。

教室の気後れに → 安心のマンツーマン

周りの目を気にせず、自分のペースで納得いくまで質問できる環境がここにあります。

記憶力の不安に → 「好き」を活かすレッスン

好きな音楽や文化を教材に。楽しいから自然と記憶に残り、モチベーションが続きます。

まずは、無料体験レッスンから

あなたの「好き」という気持ちが、最高の才能です。
スペイン語が分かると、分かる動ける世界がもっと広くなる。


無料でスペイン語マンツーマンレッスンを体験する

無理な勧誘は一切ありません。安心してお試しください。

関連記事

スペインのピンクの背景に眼鏡をかけた男性が驚いた表情をしている。

ひとことスペイン語フレーズ「本当に!?」

スペイン語は、世界中で話されている言語の一つです。日常会話においても頻繁に使われるフレーズがありますが、その中でも「本当に!?」という驚きの表現に注目してみまし…

スペイン語で「ちょっと聞いてよ」って?(日本語訳:スペイン語「ちょっと聞いてもらえますか?」)

スペイン語で「ちょっと聞いてよ」って?

友達や同僚との会話で、注意を促したい場面はよくあります。日本語では「ねえねえ」などの表現が使われますが、スペイン語ではどのような表現が適切でしょうか?本記事では…

「スペイン語マンツーマン」をリーズナブルに!
「スペイン語マンツーマン」をリーズナブルに!