「〜まで」という意味を持つ「hasta」は、別れ際の挨拶に欠かせない単語です。
「また後で」「また明日」「また次回まで」と、さまざまな言い方ができる「hasta」を使った挨拶をまとめて覚えておきましょう。
「hasta」を使ったスペイン語の挨拶
会話
Keito: Gracias por ayudarnos con el trabajo hoy.
今日は僕たちの仕事を助けていただいてありがとうございました。
Gonzalo: De nada. Si tienes algún problema, no dudes en avisarme.
いいえ。何か問題があれば気兼ねなく連絡をください。
Keito: Muchas gracias.
ありがとうございます。
Gonzalo: Bueno, hasta pronto.
それでは、また近いうちに。
Keito: Hasta pronto. Por cierto, ¿vas a la feria el viernes?
では。あっ、ところで、金曜日にある見本市には行きますか?
Gonzalo: Sí, creo que iré.
はい。行く予定です。
Keito: Entonces, nos veremos allí el viernes.
それなら、金曜日にそこできっとまた会えますね。
Gonzalo: Sí. Hasta el viernes.
そうですね。また金曜日に。
ここに注目!
スペイン語では、別れ際に「またね」「またいつか」というひとことを相手に伝えるのが一般的です。
友人や家族のほか、仕事相手や立ち寄ったショップの店員にも、最後には「また」と言って別れます。この時「hasta」を使います。
Hasta pronto.
「Hasta pronto.」は「また近いうちに」という意味です。実際に具体的な会う予定がない場合でも「ぜひまたすぐにでもお会いしたいです」という意味を込めて使われます。
(注:スペインではビジネスの場でも顔見知り同士なら2人称で会話をします。この例文でも2人は相手に対して「tú」を使っています。)
hastaを使ったスペイン語の挨拶
Hasta luego.
またね / また後で
これは最もよく使われる言い方です。
「また後で」という意味ですが、その日のうちに実際に会う予定がある時でも、いつ再会できるかはまだわからない時でも「またね」という軽い挨拶としてこのように言います。
ショップやバルなどでも店を出る際には「Hasta Luego.」と挨拶します。
Hasta ahora.
またすぐ後で
例えば電話で「あと10分で着きます」と相手に伝えた時には、電話を切る前にこのひとことを。すぐ後で会う場合は ahora を使います。
Hasta la próxima semana.
また来週
次に会う予定が明確にわかっている場合、このように hasta の後に「いつ」を表す具体的な単語を入れて表現します。
<その他の表現>
Hasta mañana. = また明日
Hasta la próxima. = また次回 / また次に会う時に
Hasta entonces. =またその時に
おわりに
「また会いましょうね」という挨拶はスペイン語でのコミュニケーションではとても大切です。
「さようなら」だけより「またね」があったほうが、お互いに嬉しいですよね。 メールや電話でも、会話の締めくくりには hasta を使って挨拶をしましょう。