人気マンガ・アニメの名言から学ぶスペイン語

  1. スペイン語勉強

名作といわれるマンガやアニメには、心に響くフレーズが数多く散りばめられています。たったひとことが、深く記憶に残る場合もありますよね。

特に「ナルト」「進撃の巨人」「鬼滅の刃」「名探偵コナン」といった人気作品からの名言が紹介されています。

さて、今回のテーマは人気マンガ・アニメの名言。印象的なフレーズからスペイン語を学んでみましょう。

人気マンガ・アニメの名言から学ぶスペイン語

会話

Sergio:Últimamente he empezado a ver el anime de Ataque a los Titanes.

最近、「進撃の巨人」のアニメを見はじめたんだ。

Emi:Esa serie tuvo mucho éxito en Japón.

そのシリーズは日本で大ヒットしていたわ。

Sergio:En el anime japonés hay muchas obras que son impresionantes.

日本のアニメには衝撃的な作品が多いよね。

Emi:Es cierto, la cultura de la animación española es diferente.

確かに、スペインのアニメとは違う文化があるのは事実だと思う。

Sergio:Al principio hay una escena impactante, pero el tema es profundo, así que es interesante.

「進撃の巨人」は最初はインパクトのある描写に驚いたけど、でも、テーマが深いから面白い。

Emi:Ah, ¿sí? La verdad es que yo no la he visto.

そうなんだ。実は私、作品を見たことはなくて。

Sergio:Los personajes también son interesantes. Helen, la protagonista, tiene una frase muy chula: ”Desde el momento en que nacemos, todos nosotros…somos libres.”

登場人物もいいんだよ。主人公のエレンが「俺達は皆生まれた時から自由だ」って言うのだけど、かっこいいんだよね。

Emi:Es una buena frase.

いい言葉ね。

Sergio:Te recomiendo que veas la serie.

見てみたらいいよ。

Emi:Para ser sincero, es un género que no me gusta mucho, pero veré un capítulo para probar.

正直、私は苦手なジャンルなのだけど…1話だけ見てみようかな。

ここに注目!

 Ataque a los Titanes

進撃の巨人

スペインでもシリーズが配信されて、注目されている作品の1つです。

Desde el momento en que nacemos, todos nosotros…somos libres.

俺達は皆生まれた時から自由だ

印象的なフレーズと共に、文法にも注目してみましょう。

この文のメッセージであり主語はsomos=「俺達」。nacemostodosnosotroslibresと、動詞・副詞・形容詞がすべて複数形となっています。

ナルトスペイン。

人気マンガ・アニメの名言

ナルト(Naruto

Nadie puede determinar el destino de otro.

運命なんて,誰かが決めるもんじゃない

Odio a la gente que se mientea sí misma.

俺は自分に嘘を付くようなやつは嫌いだ

¡Yo jamás me rindo, y jamás retrocederé a mi palabra, ese es mi Camino Ninja!

言ったことは,まげねぇ。それが俺の忍道だ

進撃の巨人(Ataque a los Titanes

La gente que no puede tirar algo importante, nunca puede esperar cambiar nada.

何かを変えることのできる人間がいるとすれば,その人はきっと・・・大事なものを捨てることができる人だ

Lo que cambia nuestro pequeño mundo es la esperanza y la desesperación. ¿Quién lo decidirá?¿De quién es la tarea de decidir? Y…¿en quién confiarás?

この小さな世界は変わろうとしている。希望か、絶望か? 中央は人類の未来を託すに足る存在か否か? 選ぶのは誰だ? 誰が選ぶ? お前は誰を信じる?

鬼滅の刃(Guardianes de la noche

Los fuertes deben ayudar y proteger a los débiles. Entonces los débiles podrán ser fuertes y, a su vez, ayudarán y protegerán a los más débiles que ellos. ¡Esa es la ley de la naturaleza!

強い者は弱い者を助け守る。そして弱い者は強くなり、また自分より弱い​者を守る。これが自然の摂理だ

名探偵コナン(Detective Conan

La verdad siempre prevalece.

真実はいつもひとつ

スペインのソファで本を読むアジア人女性。

ベストセラー小説のタイトルから学ぶスペイン語

本のタイトルには、ストレートにわかりやすいものから、想像を膨らませられるものまでさまざまあります。

ごく短い表現を通して単語や文法を覚えることができるため、スペイン語学習にも役立ちますよ。

Satoshi:Quiero regalarle algo a la hija de Miguel por su cumpleaños, pero no sé qué regalarle.

ミゲルの娘さんに誕生日プレゼントを贈ろうと思っているのだけど、どんなものがいいかな。

María:Ahora tiene siete años, ¿verdad?

今7歳だったよね。

Satoshi:No, tiene ocho y el mes que viene cumple nueve.

いや、今8歳で来月9歳になる。

María:¿Qué tal un libro? Harry Potter, por ejemplo.

本はどう?「ハリーポッター」とか。

Satoshi:¡Buena idea! ¿Podrá leer Harry Potter con nueve años?

いいね。9歳ならもう「ハリーポッター」が読めるのかな。

María:A lo mejor no puede leerlo. ¿Qué tal El principito?

読めるんじゃないかな。あとは、「星の王子様」とか?

Satoshi:Yo me lo leí en el colegio y recuerdo que no entendí nada.

あれは僕、小学生のころ読んだら全然意味がわからなかった記憶があるよ。

María:Tienes razón, los niños todavía no tienen la experiencia necesaria para entenderlo. Creo que un libro de Geronimo Stilton puede ser un buen regalo. Mi sobrino solía leerlos cuando tenía alrededor de nueve años.

たしかに、子供のうちはあの世界観がわからないかもね。そうだ、「ジェロニモ・スティルトン」もいいと思うわよ。私の甥っ子が9歳くらいの頃によく読んでいたから。

Satoshi:Ah, pues ese libro no lo conozco. Voy a buscarlo en la librería. Gracias.

へぇ、その本は知らないな。本屋で見てみるよ。ありがとう。

ここに注目!

 El principito

「星の王子様」。これは、いわずと知れた有名作品ですね。

「王子」はpríncipeですが、縮小辞を使って(語尾に-itoをつけて変化させて)principito=「小さな王子」という意味を表しています。

スペインの黄色いスカーフを巻いたキツネを抱えた少年。

ベストセラー本のスペイン語タイトル

世界的ベストセラーとなった有名タイトル

Don Quijote de La Mancha

『ドン・キホーテ』ミゲル・デ・セルバンテス(1605年)

El Señor de los Anillos

『指輪物語』J. R. R. トールキン(1954年)

Las aventuras de Alicia en el país de las maravillas

『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル(1865年)

スペイン国内のベストセラーとなった本

La sombra del viento

『風の影』カルロス・ルイス・サフォン(2001年)

バルセロナを舞台とした冒険ミステリー。

Dime quién soy

『私が誰なのか教えて』フリア・ナバロ(2010年)

スペイン内戦からベルリンの壁崩壊までの時代、政治、愛、陰謀が交錯する物語。

La chica de nieve

『雪の少女』ハビエル・カスティージョ(2020年)

20世紀後半、ニューヨークで失踪した少女・・・。100万部を売り上げたスリラー小説。

女性がコーヒーマグを持ちながら本を楽しんでいます。

おわりに

今回はわかりやすいベストセラーをご紹介しましたが、このほかにも、本のタイトルを見てみると新しい単語を知ることができます。

マンガやアニメは、エンターテインメントとしての価値だけでなく、言語学習のツールとしても非常に有効です。特に、心に残る名言やフレーズは、言語のニュアンスや文化的背景を理解するのに役立ちます。このようなフレーズを通じてスペイン語を学ぶことで、言語の深い部分に触れることができるでしょう。

スペイン語初心者なら作品を読破するのはまだ先だとしても、タイトルだけをいろいろと眺めてみるのはおすすめです。

気になるタイトルがあったら、次にスペイン語であらすじを読んでみましょう。

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