「片付けが面倒くさい」「疲れたから何もしないで寝たい」そんな時も、たまにはありますよね。
さて今回のテーマは、ちょっとズボラな一面や怠け心に関わるスペイン語です。
「面倒くさい」をスペイン語で表現!日常で使える怠け心のフレーズ集
会話
Laura:¡Ah, estoy hecha polvo! Ya no quiero hacer nada.
あぁ、もうクタクタ。これ以上何もしたくない。
Ami:Hoy hemos estado trabajando todo el día.
今日は一日中働いたね。
Laura:¡¿Por qué tenemos que cansarnos tanto si es la mudanza de Santi?!
なんでサンティの引っ越しで私たちがこんなに疲れなくちゃいけないの!
Ami:Es que lo hemos recogido casi todo nosotras.
ほとんど私たちが片づけたようなものだったからね。
Laura:Era el día de la mudanza y no había terminado de empaquetar. ¡Qué negligente!
引っ越し当日なのに荷造りが終わっていないって、本当にズボラだわ。
Ami:Ha dicho que había estado muy ocupado con el trabajo. A lo mejor es verdad y no ha podido.
ずっと仕事で忙しかったって言っていたから、仕方なかったのかもよ。
Laura:No, él siempre es un descuidado. Seguro que ha estado holgazaneando.
いや、彼はいつも適当だから。絶対に怠けていただけだと思う。
Ami:Sí, es verdad. El otro día olvidó su compromiso conmigo.
あ、そうだ。そういえばこの前も約束をすっぽかされたんだった。
Laura:Es un irresponsable. Pero también tiene cosas buenas y por eso lo aprecio.
いい加減なのよ。でも、いいところもあるから憎めないんだけどね。
Ami:Por cierto, ¿no tienes hambre? ¿Qué hacemos para cenar?
ところで、お腹すかない?夕飯どうする?
Laura:No tengo ganas de preparar nada. Vamos a pedir una pizza, ¿vale?
何か作るのは面倒だから、ピザでも頼みましょ。
ここに注目!
¡Qué negligente!
「なんてズボラなんだ!」とあきれている、ひとこと。negligente は「だらしない、無責任」という意味です。
él siempre es un descuidado
descuidado は「おこたる、おろそかにする」という意味の動詞 descuidar の過去分詞であり形容詞でもあります。ser動詞+descuidado/-a で「だらしない人、怠けた人」という性質を表します。
Seguro que ha estado holgazaneando.
holgazaneando は「さぼる、怠ける」という意味を持つ動詞 holgazanear の現在分詞。seguro que~の構文で「彼はきっとさぼっていたのだろう」と言い表しています。
Es un irresponsable.
irresponsable は「無責任な、でたらめな、いい加減な」という意味の形容詞です。
No tengo ganas de preparar nada.
No tengo ganas de +不定詞(動詞の原形)で、「~をする気がない」という表現になります。
さまざまな怠け心を表すスペイン語
- 怠け者 vago
- 手を抜く chapucear
- だらしがない descuidado
- ずさん chapucero
- ダラダラする vaguear
- ズボラ negligente
- 怠ける holgazanear
- いい加減 irresponsable
Me da pereza limpiar.
掃除をするのが面倒だ。
¡Qué pereza!
なんて面倒なんだ!
Hoy no tengo ganas de cocinar.
今日は料理をする気になれない。
Se ha pasado el día entero vagueando en casa.
彼は1日中、家でダラダラと過ごした。
Mi compañero es muy negligente; enseguida olvida sus compromisos.
私の同僚はズボラで、すぐ約束を忘れる。
Siempre holgazanea con los estudios y el día anterior al examen lo pasa mal.
彼はいつも勉強を怠けてテスト直前に焦っている。
スペイン語での怠け心の文化的背景
スペイン語圏では、休暇や休息を重視する文化があります。仕事や勉強に熱心であることも大切ですが、適度な休憩やリラックスも重要視されています。怠け心やズボラな一面は、時には許容されることもありますが、過度に怠けてしまうことは好ましくありません。
また、スペイン語での表現にはリズムや音楽的な要素があります。怠け心を表現するフレーズも、その特徴を反映しています。上手にリズムやイントネーションを取り入れることで、より自然なスペイン語の会話ができるようになります。
怠け心に注意するポイント
怠け心の表現は、相手との関係や状況によって使い方を注意する必要があります。友達同士であれば気軽に使えますが、上司や目上の人との会話では慎重に使うようにしましょう。また、相手が怠けていることを批判する場合は、言葉遣いに注意して丁寧に伝えることが大切です。
さらに、怠け心が原因で生じる問題や失敗についても考慮する必要があります。怠け心が行動や責任感を欠くことに繋がる場合は、積極的に取り組む姿勢を促すべきです。
おわりに
日々の生活やコミュニケーションの中で、「怠け心」や「面倒くさい」と感じる瞬間は誰にでもあります。今回学んだスペイン語のフレーズを使って、そんな感情を上手く表現してみましょう。また、他の人がこれらのフレーズを使った時、その背後にある感情や状況を理解する手がかりにもなります。
周囲に迷惑がかかるような怠け者では困りますが、誰でも、毎日気を張り詰めすぎていては心身が疲れてしまいますよね。たまには「頑張らない」ことも必要なのかもしれません。
スペイン語の勉強も、ほどほどに肩の力を抜きつつ、でも怠けっぱなしにならないように続けていけるといいですね!