マリアとユリカは犬についての話題で盛り上がっています。マリアは可愛いプードルを見かけ、犬を飼いたいと思ったそうですが、ユリカは犬の世話が大変だという理由で飼いたくありません。このように、犬に対する好みや意見は人それぞれですが、スペインには多種多様な犬種が存在し、それぞれにユニークな特徴があります。この記事では、スペインの色々な犬種について詳しく紹介し、魅力的なポイントをご紹介します。
犬派のマリアとユリカ。今日は犬の話題で盛り上がっているようです!
スペインの犬種:魅力的な多様性とユニークな特徴
目次
スペインの色々な犬種
早速二人の会話を覗いてみましょう。
会話
María: Hoy he visto un pequeño caniche paseando. ¡Qué bonito era! Me entraron ganas de tener un perrito.
今日、小型のプードルが散歩しているのを見たわ。かわいかった!犬を飼いたくなっちゃった。
Yurika: No me digas… cuidar un perro cuesta mucho trabajo. Yo no quiero.
やめてよ…犬を飼うのって大変なのよ。私は嫌よ。
María: No te preocupes, era broma. Pero es verdad, me gustan mucho los perros.
心配しないで、冗談だから。でも本当に、私は犬が大好きなの。
Yurika: ¿Qué raza te gusta más? A mí me gustan los pequeños como papillón, chihuahua, yorkshire terrier, perro salchicha… etc.
どんな種類の犬が好きなの?私は小さいのが好き。パピヨン、チワワ、ヨークシャーテリア、ダックスフンド、とかね。
María: A mí me gustan los perros un poco más fuertes para que me protejan, como el husky siberiano, el golden retriver, el pastor, el San bernardo…
私は強くて、私を守ってくれる犬がいいな。シベリアンハスキーとか、ゴールデンレトリバー、シェパード、セントバーナードもね。
Yurika: Los perros de aspecto muy particular también son bonitos: bulldog, chow chow, pug… son todos muy graciosos.
外見に特徴のある犬もかわいいわね。ブルドックやチャウチャウ、パグも面白いわ。
María: Cuando era pequeña llegué a tener un collie, un spitz, y un corgi galés al mismo tiempo. Los tres siempre estaban siempre peleándose.
私は小さい時に、コリーとスピッツとコーギーを同時に飼っていたことがあるわ。3匹とも、いつも喧嘩をしていたわよ。
Yurika: Es natural. Lo mismo me pasó con un akita inu y un beagle.
当然そうなるわよね。私も秋田犬とビーグルを一緒に飼って、同じだったわよ。
ワンポイント
perro tejón
ダックスフンド
ダックスフンドは「perro salchicha」または「perro tejón」と言います。「tejón」はもともとアナグマのこと。確かに足の短さは似ていますね。
María: ¿Qué diferencia hay entre un tejón y un mapache?
アナグマとタヌキって、何が違うのかしら?
Yurika: El tejón es un mustélido y el mapache es un cánido.
アナグマがイタチ科で、タヌキがイヌ科なのよ。
pastor
羊飼い、牧師、シェパード
シェパード犬を「pastor」と言いますが、羊飼いや牧師も「pastor」と呼ばれます。羊のような群れ、集団を導くイメージが同じですね。
María: La palabra “pastor” tiene varios significados.
「pastor」みたいに、一つの単語で色々な意味があるものがあるわね。
Yurika: Sí. “Pastor” en inglés es “shepherd”, y en inglés también tiene los mismos 3 significados.
「pastor」は英語では「shepherd」で、英語でも同じように3つの意味を持つのよ。
papelón
笑い物
「パピヨン(papillon)」にちなんで発音の似ている「papelón」。「hacer un papelón」で「三枚目を演じる」「笑い物になる」という意味です。
María: He estado animando a mis amigos diciendo tonterías para que ellos pudieran pasarlo bien en aquella fiesta aburrida.
あの退屈なパーティーで皆が楽しめるように、馬鹿なことを言い続けて盛り上げたわよ。
Yurika: Buen trabajo. Hacer el papelón cuesta mucho.
頑張ったわね。三枚目を演じるのって大変よね。
papilla
離乳食
「papillon」に似た便利な単語をもう一つ。胃カメラの前に飲む「バリウム」も「papilla」と言います。ドロドロしたイメージは確かに共通しますね。
María: Por fin ha terminado el chequeo médico.
やっと健康診断が終わったわ。
Yurika: ¿Has tomado la papilla también? ¡Qué gran trabajo hiciste…!
バリウムも飲んだの?大変だったわね…
小型犬の魅力
マリアは小型犬が好きだと言いましたが、スペインには様々な魅力的な小型犬が存在します。例えば、パピヨン、チワワ、ヨークシャーテリア、そしてダックスフンド(または「perro tejón」)などが挙げられます。これらの犬種は可愛らしさや賢さが特徴であり、小さな体格ながら活発で元気な性格を持っています。
強くて頼もしい犬種
一方、マリアは自分を守ってくれるような強い犬も好きだと言いました。スペインにはそのような犬種もたくさん存在します。例えば、シベリアンハスキーやゴールデンレトリバー、シェパード、そしてセントバーナードなどが挙げられます。これらの犬種は優れた警戒能力や力強さを持ち、家族を守るために最善の努力をします。
特異な外見が魅力的
ユリカは外見に特徴のある犬も好きだと言いました。スペインには外見が特異で個性的な犬種も存在します。例えば、ブルドッグ、チャウチャウ、パグなどが挙げられます。これらの犬種は特徴的な顔や体格を持ち、その姿勢や表情から愛されています。
複数の犬種を同時に飼う経験
マリアは子供の頃にコリー、スピッツ、そしてコーギーを同時に飼っていたと言いました。これらの犬種は個性的で活発な性格を持ち、一緒に過ごす時間は楽しいものでしたが、喧嘩も絶えませんでした。ユリカも同じような経験を持っており、秋田犬とビーグルを同時に飼っていたそうです。複数の犬種を同時に飼うことは挑戦的な面もありますが、それぞれの個性や相互作用からくる楽しさもあります。
“Pastor”という単語の意味の多様性
マリアは「pastor」という単語について話しました。この単語はスペイン語で「牧師」や「羊飼い」を意味するだけでなく、犬種のシェパードも指します。このように、同じ単語でも異なる意味を持つことがあります。同様に、英語でも “pastor” は “shepherd” という意味で使用され、3つの異なる意味を持っています。
“Papillon”と関連する面白い単語
「パピヨン」という犬種の名前には、「papelón」という面白い関連単語があります。この単語はスペイン語で「三枚目を演じる」という意味であり、笑い物になることを指します。また、「papillon」に似た発音の「papilla」という単語もあります。これはスペイン語で「離乳食」を意味し、胃カメラ前に飲むバリウムもこれを指します。このように、単語の関連性や意味の多様性は言語の面白さを感じさせます。
まとめ
スペインでは、様々な犬種が飼育されており、それぞれがユニークな特徴を持っています。小型犬や頼もしい犬、特異な外見を持つ犬など、人々の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことができます。また、単語の意味や関連性にも興味深い要素があります。犬を飼うことは責任が伴いますが、家族の一員として迎えることで多くの喜びや癒しをもたらしてくれることでしょう。
色々な犬種の名称は、スペインと中南米では違いもありますね。「チワワ」がメキシコの地名から来ている、と言うのはとても有名。
犬などのペットを家族の一員として迎えるライフスタイル・・・日本ほどではありませんが、スペインでも楽しまれつつあるようです。