【スペイン語挨拶 完全ガイド】Holaだけじゃない!ネイティブが使う基本フレーズ35選 (2025年版)

  1. スペイン語挨拶・あいさつ

【スペイン語挨拶 完全ガイド】Holaだけじゃない!ネイティブが使う基本フレーズ35選 (2025年版)

目次

おはよう・こんにちは・元気?・またね|丁寧/カジュアルの使い分けを例文解説!発音付

スペイン語学習の第一歩、そしてスペイン語圏の人々とのコミュニケーションの扉を開く鍵、それが「挨拶」です。「Hola! (オラ!)」は世界的に有名なスペイン語の挨拶ですが、実はスペイン語の挨拶の世界はもっと奥深く、バラエティに富んでいます。

「おはよう」「こんにちは」「元気?」「またね」といった基本的な挨拶はもちろん、相手や状況、時間帯によって適切な表現を使い分けることで、よりスムーズで心の通ったコミュニケーションが可能になります。丁寧な表現、カジュアルな表現、地域ごとの違いなどを知れば、あなたのスペイン語はさらにレベルアップするでしょう。

この記事では、スペイン語の挨拶に関するあらゆる疑問に答え、ネイティブスピーカーが日常的に使う35の必須フレーズを厳選してご紹介します。

  • 「Hola」以外の様々な出会いの挨拶(時間帯別)
  • 「元気?」と調子を尋ねる多様な表現とその返答
  • 久しぶりに会った時の喜びを伝えるフレーズ
  • 「さようなら」「またね」の状況別使い分け
  • 初対面で役立つ自己紹介の挨拶
  • スペイン語圏独特の挨拶文化(握手、キスなど)
  • 丁寧語(Usted)とタメ口(tú)の使い分けポイント
  • 発音のコツと学習アドバイス

豊富な例文と共に、各フレーズのニュアンスや文化的背景まで深く掘り下げて解説します。この記事を読めば、あなたも自信を持ってスペイン語で挨拶できるようになり、スペインやラテンアメリカへの旅行、留学、ビジネス、そして国際交流が何倍も楽しくなるはずです。さあ、豊かなスペイン語挨拶の世界へ飛び込みましょう!

スペイン語圏の挨拶文化:言葉だけじゃないコミュニケーション

スペイン語の挨拶フレーズを学ぶ前に、スペイン語圏の文化的な特徴を少し知っておきましょう。挨拶は言葉だけでなく、ジェスチャーや態度も重要な要素です。

  • 身体的な接触が多い: 初対面でも握手 (apretón de manos) をするのが一般的です。親しい間柄になると、男性同士はハグ (abrazo)、女性同士や男女間では頬に軽いキス (beso) を交わす習慣が広く見られます。国や地域によってキスの回数(1回か2回か)や、男性同士でもキスをするかなどに違いがあります。最初は戸惑うかもしれませんが、相手に合わせるのが良いでしょう。
  • アイコンタクト: 挨拶の際は、相手の目を見て笑顔で話すことが大切です。
  • 会話の始まり: 挨拶は単なる形式ではなく、会話を始めるきっかけとして重視されます。「Hola, ¿qué tal? (やあ、元気?)」のように、挨拶に続けて相手の調子を尋ねるのが自然な流れです。
  • Tú と Usted の使い分け: スペイン語には、日本語のタメ口と丁寧語のように、親しい相手に使う二人称「」と、敬意を表す相手に使う「Usted」があります。この使い分けは非常に重要で、間違うと失礼にあたる可能性があります。地域差もありますが、基本的には初対面の人、目上の人、顧客などには「Usted」を使うのが安全です。親しくなれば相手から「túで話そう」と提案されることもあります。

これらの文化を理解した上で、具体的な挨拶フレーズを見ていきましょう。

基本的な出会いの挨拶:「こんにちは」とその仲間たち

まずは、出会った時に使う基本的な挨拶です。時間帯によって使い分ける表現を覚えましょう。

朝の挨拶(Buenos días)と夜の挨拶(Buenas noches)のシーンイラスト

時間帯によって挨拶を使い分けましょう。

Hola (オラ) – いつでも使える万能選手

最も有名で、最もよく使われる挨拶です。英語の「Hi」や「Hello」に相当し、時間帯に関係なく、いつでも誰にでも使えます。非常にカジュアルな響きがありますが、フォーマルな場面の会話の入り口としても使われます。

例文:

Hola, ¿qué tal? (オラ、ケ タル?) – やあ、元気?

Hola, buenos días. (オラ、ブエノス ディアス) – こんにちは、おはようございます。(他の挨拶と組み合わせることも多い)

Buenos días (ブエノス ディアス) – 「おはようございます」

「良い日々」という意味の複数形です。朝(日の出から正午頃まで)に使う丁寧な挨拶です。フォーマル、インフォーマル問わず使えます。

例文:

Buenos días, señor López. ¿Cómo está usted? (ブエノス ディアス、セニョール ロペス。コモ エスタ ウステッ?) – おはようございます、ロペスさん。ご機嫌いかがですか?

Buenas tardes (ブエナス タルデス) – 「こんにちは」

「良い午後」という意味。正午頃から日没(大体午後8時頃)まで使われる挨拶です。こちらもフォーマル、インフォーマル問わず使えます。

例文:

Buenas tardes, ¿en qué puedo ayudarle? (ブエナス タルデス、エン ケ プエド アユダールレ?) – こんにちは、何かお手伝いしましょうか?(店員など)

Buenas noches (ブエナス ノーチェス) – 「こんばんは」&「おやすみなさい」

「良い夜」という意味。日没後から使う挨拶ですが、日本語と違い「こんばんは」と「おやすみなさい」の両方の意味で使われます。出会った時にも、別れる時(寝る前)にも使えます。

例文:

(夜にレストランで) Buenas noches, ¿tiene una reserva? (ブエナス ノーチェス、ティエネ ウナ レセルバ?) – こんばんは、ご予約はされていますか?

(寝る前に家族へ) Buenas noches, que descanses. (ブエナス ノーチェス、ケ デスカンセス) – おやすみ、ゆっくり休んでね。

Buen día (ブエン ディア) – 「良い一日を」(挨拶)

主にラテンアメリカの一部の国(アルゼンチンなど)で、「Buenos días」の代わりに朝の挨拶として使われることがあります。単数形ですが意味は同じです。また、別れ際に「良い一日を!」という意味で使われることもあります(後述)。

「元気ですか?」と調子を尋ねる挨拶

挨拶に続けて、相手の調子を尋ねるのがスペイン語圏のコミュニケーションの基本です。様々な表現がありますが、相手との関係性(túかUstedか)で使い分ける必要があります。

カフェで友人が「¿Qué tal?」と笑顔で尋ねているイラスト

挨拶の後は相手の調子を尋ねるのが自然です。

¿Cómo estás? / ¿Cómo está (usted)? (コモ エスタス? / コモ エスタ ウステッ?) – 基本の「元気?」

最も標準的でよく使われる「元気ですか?」です。「estar(〜である、いる)」という動詞を使います。

  • ¿Cómo estás? : 親しい相手 (tú) に。「元気?」
  • ¿Cómo está (usted)? : 丁寧な相手 (usted) に。「お元気ですか?」(ustedは省略可能)

例文:

Hola María, ¿cómo estás? (オラ マリア、コモ エスタス?) – やあマリア、元気?

Buenos días, Sra. García. ¿Cómo está? (ブエノス ディアス、セニョーラ ガルシア。コモ エスタ?) – おはようございます、ガルシアさん。お元気ですか?

¿Qué tal? (ケ タル?) – カジュアルな「元気?」「調子どう?」

「¿Cómo estás?」よりもカジュアルな表現です。「元気?」「調子どう?」「最近どう?」といったニュアンスで、非常によく使われます。相手を問わず使えますが、親しい間柄でより一般的です。「Hola」とセットで「Hola, ¿qué tal?」のように使われることが多いです。

例文:

¡Hombre! ¿Qué tal? (オンブレ! ケ タル?) – よう!元気か?(親しい男性の友人などへ)

¿Cómo te va? / ¿Cómo le va? (コモ テ バ? / コモ レ バ?) – 「調子はどう?」

動詞「ir(行く)」を使い、「(物事は)どのように進んでいますか?」=「調子はどう?」と尋ねる表現です。仕事や生活全般について尋ねるニュアンスがあります。

  • ¿Cómo te va? : 親しい相手 (tú) に。
  • ¿Cómo le va? : 丁寧な相手 (usted) に。

例文:

Hola Juan, ¿cómo te va con el nuevo trabajo? (オラ フアン、コモ テ バ コン エル ヌエボ トラバホ?) – やあフアン、新しい仕事の調子はどう?

¿Cómo has estado? / ¿Cómo ha estado? (コモ アス エスタード? / コモ ア エスタード?) – 「(最近)どうしてましたか?」

「estar」の現在完了形を使い、少し会わなかった相手に対して「(最後に会ってから)どうしていましたか?」と近況を尋ねる表現です。

  • ¿Cómo has estado? : 親しい相手 (tú) に。
  • ¿Cómo ha estado? : 丁寧な相手 (usted) に。

例文:

¡Cuánto tiempo! ¿Cómo has estado? (クアント ティエンポ! コモ アス エスタード?) – 久しぶり!どうしてた?

¿Qué pasa? (ケ パサ?) – カジュアルな「どうした?」「よお!」

「pasar(起こる)」を使い、「何が起こっているの?」=「どうした?」「何かあった?」「調子どう?」といった意味で使われる非常にカジュアルな挨拶です。英語の「What’s up?」に近いです。親しい友人同士で使います。

¿Qué onda? (ケ オンダ?) – (メキシコなど)超カジュアル「元気?」

「onda」は本来「波」を意味しますが、メキシコなど一部の中南米で使われる非常にインフォーマルなスラングで、「元気?」「調子どう?」という意味です。「¿Qué pasa?」よりもさらにくだけた表現です。

¿Todo bien? (トド ビエン?) – 「すべて順調?」

「すべて上手くいってる?」「変わりない?」と尋ねる、比較的カジュアルな挨拶です。

「元気です」「まあまあです」と答える

「元気?」と聞かれた際の返答もセットで覚えましょう。「ありがとう」と感謝を添え、相手にも聞き返すのがマナーです。

(Estoy) Bien, gracias. ¿Y tú/usted? (エストイ ビエン、グラシアス。イ トゥ/ウステッ?) – 定番「元気です、ありがとう。あなたは?」

最も標準的で丁寧な返答です。「Estoy(私は〜です)」は省略可能です。「¿Y tú?」は親しい相手に、「¿Y usted?」は丁寧な相手に聞き返します。

Muy bien. (ムイ ビエン) – 「とても元気です」

調子が良いことを伝えたい時に使います。

Todo bien. (トド ビエン) – 「万事順調だよ」

「すべて上手くいっているよ」というニュアンス。

Más o menos. (マス オ メノス) – 「まあまあです」

「多かれ少なかれ」=「まあまあ」という意味。良くも悪くもない状態を表します。

Regular. (レグラール) – 「普通だよ」

「規則的な、普通の」という意味。こちらも「まあまあ」に近いニュアンスです。

Así así. (アシ アシ) – 「まあまあ」(やや古風)

「このようにこのように」=「まあまあ」という意味ですが、現代では「Más o menos」や「Regular」の方がよく使われる傾向があります。

No muy bien. (ノ ムイ ビエン) – 「あまり元気じゃない」

正直に体調や気分が優れないことを伝える場合に使います。

(Estoy) Mal. (エストイ マル) – 「悪いです」

はっきりと調子が悪いことを示す表現です。

会話例:

A: Hola Carlos, ¿cómo estás?

B: Muy bien, gracias. ¿Y tú?

A: Más o menos. Un poco cansado. (マソメノス。ウン ポコ カンサード) – まあまあかな。ちょっと疲れてるんだ。

久しぶりに会った時の挨拶

しばらく会っていなかった人に再会した時の喜びを表すフレーズです。

¡Cuánto tiempo (sin verte/verle)! (クアント ティエンポ シン ベルテ/ベルレ!) – 「本当に久しぶり!」

「¡Cuánto tiempo!」だけでも「久しぶり!」という意味になります。「sin verte」は「君に会わずに」、「sin verle」は「あなた(usted)に会わずに」という意味が加わります。

¡Qué gusto de verte/verlo! (ケ グスト デ ベルテ/ベルロ!) – 「会えて嬉しい!」

「gusto」は「喜び」。「君に/あなたに会えてなんて嬉しいんだ!」という表現です。

  • verte: 親しい相手 (tú)
  • verlo/verla: 丁寧な相手 (usted) または三人称(彼/彼女)。男性ならverlo、女性ならverla。

¡Qué sorpresa! (ケ ソルプレサ!) – 「わあ、びっくり!(嬉しい驚き)」

偶然ばったり会った時などに使える「なんて驚きなんだ!」という表現です。ポジティブな驚きに使います。

Me alegro de verte/verlo. (メ アレグロ デ ベルテ/ベルロ) – 「会えて嬉しいです」

「alegrarse de + 不定詞」で「〜して嬉しい」という意味。「¡Qué gusto de verte/verlo!」よりも少し落ち着いた、丁寧な響きがあります。

例文:

¡Ana! ¡Cuánto tiempo sin verte! ¡Qué gusto de verte! (アナ! クアント ティエンポ シン ベルテ! ケ グスト デ ベルテ!) – アナ!本当に久しぶり!会えて嬉しいわ!

Sr. Martínez, ¡qué sorpresa encontrarle aquí! Me alegro de verlo. (セニョール マルティネス、ケ ソルプレサ エンコントラールレ アキ! メ アレグロ デ ベルロ) – マルティネスさん、ここであなたにお会いするなんて驚きです!お会いできて嬉しいです。

空港で別れの挨拶をしているイラスト

別れの挨拶も状況に合わせて使い分けよう。

別れの挨拶:「さようなら」「またね」とその仲間たち

会話の終わりや別れ際に使う挨拶も様々です。次にいつ会うかによっても表現が変わります。

Adiós (アディオス) – 一般的な「さようなら」

最も基本的な「さようなら」ですが、少しフォーマルな響きや、場合によっては「(しばらく)会えなくなる」というニュアンスを含むこともあります。日常的な別れでは、後述の「Chao」や「Nos vemos」などの方がよく使われるかもしれません。

Chao / Chau (チャオ) – カジュアルな「バイバイ」

イタリア語の「Ciao」が由来ですが、スペイン語では別れ際の「バイバイ」として、特にラテンアメリカで非常に広く使われています。カジュアルで親しみを込めた表現です。

Nos vemos (ノス ベモス) – 「また会おうね」「じゃあね」

「ver(会う)」の再帰動詞「verse」を使い、「私たちはお互いに会いましょう」=「またね」という意味になります。非常に一般的で、カジュアルにもフォーマルにも使える便利な表現です。

Hasta luego (アスタ ルエゴ) – 「また後でね」

「luego」は「後で」。「また後で会いましょう」という意味ですが、必ずしもその日のうちに再会するとは限らず、一般的な「またね」としても広く使われます。「Adiós」よりは軽いニュアンスです。

Hasta pronto (アスタ プロント) – 「またすぐにね」

「pronto」は「すぐに」。「また近いうちに会いましょう」という意味で、次に会うのが比較的近い将来であることを示唆します。

Hasta mañana (アスタ マニャーナ) – 「また明日」

「mañana」は「明日」。「また明日会いましょう」という意味です。

Hasta la próxima (semana/vez…) (アスタ ラ プロクシマ セマナ/ベス…) – 「また次回(来週/次)に」

「próximo/a」は「次の」。「semana」は「週」、「vez」は「回」。「また来週」「また次回」など、具体的な時期を付け加えて使います。

Cuídate / Cuídese (クイダテ / クイデセ) – 「気をつけてね」「お元気で」

「cuidar(世話をする、気をつける)」の再帰動詞「cuidarse」の命令形です。相手の健康や安全を気遣う「元気でね」「気をつけてね」という意味の温かい別れの言葉です。

  • Cuídate: 親しい相手 (tú) に。
  • Cuídese: 丁寧な相手 (usted) に。

会話例:

A: Bueno, me tengo que ir. (ブエノ、メ テンゴ ケ イール) – さて、もう行かなくちゃ。

B: Vale. ¡Nos vemos! / ¡Chao! / ¡Hasta luego! (バレ。ノス ベモス! / チャオ! / アスタ ルエゴ!) – わかった。じゃあね! / バイバイ! / またね!

A: ¡Hasta mañana! ¡Cuídate! (アスタ マニャーナ! クイダテ!) – また明日!気をつけてね!

紹介・初対面の挨拶

初めて会う人との挨拶や自己紹介で使う表現です。

Encantado/a (de conocerte/le) (エンカンタード/ダ デ コノセールテ/レ) – 「はじめまして(お会いできて嬉しいです)」

「encantado/a」は「喜んでいる、魅了された」という意味。「(あなたに会えて)とても嬉しいです」というニュアンスの丁寧な「はじめまして」です。話者の性別によって語尾が変わります。

  • 男性が言う場合: Encantado
  • 女性が言う場合: Encantada
  • 「de conocerte」: (君に会えて)親しい相手 (tú)
  • 「de conocerle」: (あなた(usted)に/彼/彼女に会えて)丁寧な相手 (usted)
  • 後半部分は省略して「Encantado/a」だけでもOKです。

Mucho gusto (ムーチョ グスト) – 「はじめまして(大変嬉しいです)」

「大きな喜び」という意味。「Encantado/a」と同様に「お会いできて大変嬉しいです」という丁寧な「はじめまして」です。こちらは性別に関係なく使えます。

Igualmente (イグアルメンテ) – 「こちらこそ」

相手から「Encantado/a」や「Mucho gusto」と言われた際の返答です。「同様に」という意味で、「こちらこそお会いできて嬉しいです」となります。

¿Cómo te llamas? / ¿Cómo se llama (usted)? (コモ テ ジャマス? / コモ セ ジャマ ウステッ?) – 「お名前は何ですか?」

名前を尋ねる際の表現です。「llamarse(〜という名前である)」という再帰動詞を使います。

  • ¿Cómo te llamas? : 親しい相手 (tú) に。
  • ¿Cómo se llama (usted)? : 丁寧な相手 (usted) に。(ustedは省略可能)

Me llamo… (メ ジャモ…) – 「私の名前は〜です」

自分の名前を名乗る際の決まり文句です。「Me llamo [あなたの名前].」のように使います。

初対面の会話例:

A: Hola, buenos días. Me llamo Kenji Tanaka. (オラ、ブエノス ディアス。メ ジャモ ケンジ タナカ)

B: Encantada, Sr. Tanaka. Yo soy Isabel García. (エンカンターダ、セニョール タナカ。ジョ ソイ イサベル ガルシア)

A: Mucho gusto, Sra. García. (ムーチョ グスト、セニョーラ ガルシア)

B: Igualmente. (イグアルメンテ)

「よろしく」と伝える

別れ際に、その場にいない第三者への伝言を頼む際に使います。

Saludos a… (サルードス ア…) – 「〜さんによろしく」

「Saludos」は「挨拶」の複数形。「Saludos a [名前].」で「[名前]さんによろしくお伝えください」という意味になります。カジュアルにもフォーマルにも使えます。

Dale saludos a… de mi parte (ダレ サルードス ア… デ ミ パルテ) – 「私から〜さんによろしく伝えて」

「Dale saludos a…」は「〜に挨拶を与えて(伝えて)」という親しい相手への命令形。「de mi parte」は「私から」という意味。友人などを通して、その家族などに丁寧によろしく伝えたい時に使います。

例文:

Bueno, me voy. Saludos a tu familia. (ブエノ、メ ボイ。サルードス ア トゥ ファミリア) – じゃあ、行くね。ご家族によろしく。

Dale saludos a tu mamá de mi parte, por favor. (ダレ サルードス ア トゥ ママ デ ミ パルテ、ポル ファボール) – 私からお母さんによろしく伝えてね、お願い。

まとめ:挨拶を使いこなしてスペイン語コミュニケーションを楽しもう!

スペイン語の基本的な挨拶35選、いかがでしたか?「Hola」だけでなく、時間帯や相手、状況に合わせて様々な表現を使い分けることで、あなたのスペイン語はより自然で豊かになります。

最初は覚えるのが大変かもしれませんが、まずは「Hola」「Buenos días/tardes/noches」「Gracias」「Adiós/Chao」「¿Cómo estás?」「Bien, gracias」といった基本的なものから確実にマスターし、徐々にバリエーションを増やしていくのがおすすめです。

そして何より大切なのは、間違いを恐れずに実際に使ってみることです。スペイン語圏の人々は、外国人が自分たちの言葉で挨拶しようと努力する姿を温かく受け止めてくれます。挨拶はコミュニケーションの第一歩。自信を持って、笑顔で話しかけてみましょう!

この記事が、あなたのスペイン語学習と、スペイン語圏の人々との素晴らしい出会いの一助となることを願っています。

¡Ánimo! (アニモ! – 頑張って!)

使えるスペイン語をカフェで習得
何度でも聞ける上達する1対1レッスンはコスパ最強

詳しくはこちら >

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます