スペイン語で疑問文を作る際に知っておくべき注意点とは?

    1. スペイン語勉強

    あらゆる場面において、疑問文なくしてコミュニケーションはとれません。スペイン語を習いたてでも、わからないことを質問したい時は多々あるでしょう。

    スペイン語の疑問文の基本的な作り方と注意点について説明されています。疑問詞を使った疑問文と使わない疑問文の例が示されており、前置詞を使った形も紹介されています。また、否定形の疑問文や答え方についても触れられています。

    スペイン語で疑問文を作る際に知っておくべき注意点とは?

    スペイン語の疑問文とは?

    スペイン語の疑問文には、大きく分けて2つのタイプがあります。1つは疑問詞を使う文、そしてもう1つは疑問詞を使わない文です。

    疑問詞を使わない場合には、動詞の位置を変えずに平叙文と同じ構成を取ることがあるのもスペイン語の特徴です。

    具体的にどのように疑問文が成り立っているのか、まずは、疑問詞を使うパターンから見てみていきましょう。

    スペイン語の疑問詞の種類と使い方

    スペイン語には次のような疑問詞があります。

    スペイン語の疑問詞

    • ¿qué? ケ(何)
    • ¿dónde? ドンデ(どこ)
    • ¿cuándo? クアンド(いつ)
    • ¿cómo? コモ(どのように)

    ↓複数形になることもある疑問詞

    • ¿quién? キエン(誰)
    • ¿cuál? クアール(どれ)
    • ¿cuánto? クアント(いくつ)

    quiéncuál、cuánto は対象となる物によって複数形に変化します。

    例えば「あの人たちは誰ですか?」「どんな国々に行ったことがありますか?」「何冊の本を持っていますか?」というように、複数の物に関する質問をする時には quiénescuáles、cuántos/cuántas となります。

    次に続く名詞の性・数によって形が変わる疑問詞

    ¿cuánto? は「いくつ?」「どのくらい?」と、数や頻度などを聞く時に使われる疑問詞です。この単語は、あとに続く名詞によって形が変わるので注意してください。

    あとに続く名詞が…

    男性名詞の単数形の場合は、cuánto

     ¿Cuánto tiempo tenemos?

    クアント ティエンポ テネモス

    (私たちには)どのくらい時間がありますか?

    男性名詞の複数形の場合は、cuántos 

    ¿Cuántos países has visitado?

    クアントス パイセス アス ビジタド

    (キミは)何カ国の国を旅したことがある?

    女性名詞の単数形の場合は、cuánta 

    ¿Cuánta cerveza ha bebido Luis?

    クアンタ セルベッサ ア ベビード ルイス?

    ルイスさんはどのくらいビールを飲みましたか?

    女性名詞の複数形の場合は、cuántas

    ¿Cuántas veces ha estado en Barcelona?

    クアンタス ベセス アス エスタード エン バルセロナ

    (あなたは)何度バルセロナに行ったことがありますか?

    スペイン語の疑問詞の特徴:アクセント記号が付く

    上記の疑問詞には、いずれもアクセント記号が付いていることに注目してください。

    例えば、「いつ?」と聞く時の疑問詞は cuándo ですが、「〜の時に」という意味の関係副詞は cuando です。

    このように、綴りが同じでも疑問詞と平叙文ではアクセント記号の有無が異なり、役割と意味も違います。

    基本として「疑問詞にはアクセント記号が付いている」ということを覚えておきましょう。

    スペイン色の疑問符が付いた 3 つの木製ブロック。

    疑問詞を使った具体的な疑問文の作り方

    疑問詞を使う場合の基本ルールは、次の通りです。

    • 疑問詞は文頭に置く
    • 疑問詞のすぐあとに主語を置かない
    • 疑問詞の前に逆さの疑問符を、文の最後に疑問符を置き、「¿〜?」で疑問文を囲む
    • 文末の語尾を上げて発音する

    疑問詞を使ったスペイン語の例文

    ¿Qué es esto?

    ケ エス エスト

    それは何ですか?

    ¿Quién es ese?

    キエン エス エセ

    あれは誰ですか?

    ¿Dónde está la estación? 

    ドンデ エスタ ラ エスタシオン

    駅はどこにありますか?

    ¿Cuándo sale el tren?

    クアンド サレ エル トレン

    電車はいつ出発しますか?

    ¿Cuál es tu comida favorita?

    クアール エス トゥ コミーダ ファボリータ

    あなたの好きな食べ物はどれですか?

    ¿Cómo se va al supermercado? 

    コモ セ バ アル スーペルメルカアド

    スーパーまではどうやって行きますか?

    ¿Cuánto cuesta esto? 

    クアント クエスタ エスト

    これはいくらですか?

    文頭に逆疑問符( ¿ )を付ける

    スペイン語の疑問詞の前には必ず逆疑問符が置かれます。この記号によって「ここから疑問文が始まる」ということが明確に表せるというわけです。

    例えば、Si vas a la fiesta, ¿a qué hora vas? 「もしパーティへ行くなら、何時に行きますか?」というように、従属節だけが疑問文になっている場合もあります。一文の中に平叙文と疑問文がミックスしている構造ですね。

    そんな時に、疑問詞の最初は大文字にする必要はありません。小文字のままで表し、逆疑問符を付け加えて、そこが疑問文であることを強調します。

    スペイン語の疑問文では主語が省略される!?

    上記の例文では、yo(私)(キミ)usted(あなた)といった人称を表す単語が入っていません。このように、スペイン語では人称代名詞が省略されることがよくあります。

    ではどうやって誰が主語なのか、誰のことを指しているのかを見分けるのか?それは、動詞を人称変化させることで表現できます。

    ※ただし、主語を強調させたい時や名前などは省略されません。

    疑問詞を使わない疑問文の作り方

    疑問詞を使わない疑問文とは「日本へ行ったことがありますか?」「あの映画を見ましたか?」というように、動詞によって疑問文を作ることをいいます。基本のルールは至って簡単ですよ。

    • 文頭に逆さの疑問符を、文の最後に疑問符を置き、「¿〜?」で疑問文を囲む
    • 文末の語尾を上げて発音する

    疑問詞を使わないスペイン語の例文

    ¿Carlos vive en Madrid?

    カルロス ビベ エン マドリー

    カルロスはマドリードに住んでいますか?

    ¿Tienes hermanos?

    ティエネス エルマノス

    兄弟がいますか?

    ¿Te gusta esta película?

    テ グスタ エスタ ペリクラ

    この映画が好きですか?

    スペインのソファの前の床に座る 2 人の女性。

    疑問文における語順の留意点

    疑問詞を伴わない疑問文では、必ずしも動詞が最初に置かるわけではありません。平叙文と同じ構造の場合もあります。

    動詞を入れ替えなくても疑問形になる!?

    例えば「マリアさんは今夜来ますか?」と聞きたい時、動詞を文頭に置くと ¿Vendrá María esta noche? という疑問文になりますが、実は動詞の位置を変えなくても疑問文は作れます。

    María vendrá esta noche. これは「マリアさんは今夜来る」という平叙文です。ここに「¿?」の疑問符を加えるだけで「マリアさんは今夜来ますか?」といういう疑問文になります。

    また、平叙文の最後に ¿verdad? を付け加えると「マリアさんは今夜来る、そうですよね?(=マリアさんは今夜来るんですよね?)」という疑問文にもなります。

    María vendrá esta noche.

    マリア ベンドラ エスタ ノーチェ

    マリアさんは今夜来る

    ¿María vendrá esta noche?

    マリア ベンドラ エスタ ノーチェ

    マリアさんは今夜来ますか?

    María vendrá esta noche, ¿verdad?

    マリア ベンドラ エスタ ノーチェ ベルダ

    マリアさんは今夜来ますよね?

    平叙文の最後に加えると疑問文となる単語

    verdad(ベルダッ)本当】

    「本当」という意味の単語で、平叙文のあとに付け加えると「〜ですよね?」「〜でしょ?」という疑問文になります。

    Tú eres Antonio, ¿verdad?

    トゥ エレス アントニオ ベルダッ

    あなたがアントニオですよね?

    【no(ノー)※否定詞】

    一般的には否定を表す単語ですが、平叙文のあとに続いた時は verdad と同じく「〜ですよね?」という意味です。verdadno も、疑問文として使う場合は語尾を上げて発音します。

    Me llamaste anoche, ¿no?

    メ ジャマステ アノチェ ノー

    昨日の夜私に電話をしたでしょ?

    疑問文でよく使われる動詞の活用形とは?

    スペイン語の動詞は人称(私、あなた、キミなど)によって変化します。そこで、動詞の人称変化の形を覚えておくことが、スペイン語会話では重要です。

    日常的には主に、一人称単数(私)もしくは二人称単数(キミ/あなた)の疑問文を使うことが多いでしょう。

    疑問文としてよく使われる動詞と、よく使う人称変化をチェックしておいてください。

    疑問文によく使われる動詞

    haber(アベール)ある】

    ¿Hay alguna estación cerca de aquí?

    アイ アルグナ エスタシオン セルカ デ アキ

    この近くに駅がありますか?

    【ir(イル)行く】

    ¿Este tren va hasta el aeropuerto?

    エステ トレン バ アスタ アル エアロプエルト

    この電車は空港まで行きますか?

    【tener(テネール)持つ】

    ¿Tienes alguna mascota?

    ティエネス アルグナ マスコタ

    ペットを何か飼っていますか?

    疑問文でよく使われる動詞の一人称・二人称の活用

    【poder(ポデール)できる】

    • 私:yo puedo ヨ プエド
    • キミ:tú puedes トゥ プエデス
    • あなた:usted puede ウステッ プエデ

    ¿Puedo sentarme aquí?

    (私は)ここに座っていいですか?

    ¿Puedes ayudarme, por favor?

    お願い、手伝ってくれない?

    ¿Puede traerme otra cerveza?

    もう一杯ビールをいただけますか?

    【saber(サベール)知る】

    • キミ:tú sabes トゥ サベス
    • あなた:usted sabe ウステッ サベ

    ¿Sabes dónde está el servicio?

    トイレがどこか知ってる?

    ¿Sabe hablar inglés?

    英語を知っていますか(話せますか)?

    白い背景に疑問符を描くスペインの女性。

    疑問文における前置詞の使い方

    スペイン語には「前置詞+疑問詞」の形で作る疑問文もあります。

    前置詞とは、名詞や代名詞の前に置かれる品詞のこと。porparacon、a、desde、hasta などが使われます。

    「前置詞+疑問詞」で作る疑問文

    【por + qué(ポル ケ)なぜ?】

    ¿Por qué estás estudiando español?

    ポルケ エスタス エストゥディアンド エスパニョール

    あなたはなぜスペイン語を勉強しているのですか?

    por は、原因や理由を表す時に使う前置詞です。これに疑問詞 qué を繋げると「なぜ?」「どうして?」という疑問文になります。

    para + qué(パラ ケ)何のために】

    ¿Para qué estás estudiando español?

    パラ ケ エスタス エステゥディアンド エスパニョール

    あなたは何のためにスペイン語を勉強しているのですか?

    para は目的や結果を表す時に使う前置詞です。これに疑問詞 qué を繋げると「何のために?」「どんな目的で?」という疑問文になります。

    con + quién(コン キエン)誰と?】

    ¿Con quién estás estudiando español?

    コン キエン エスタス エステゥディアンド エスパニョール

    誰とスペイン語を勉強していますか?

    con は「〜と(一緒に)」という意味を持つ前置詞です。これに quién を組み合わせると、「誰と?」という質問ができます。

    その他にも、以下のような「前置詞+疑問詞」の形があります。

    • a qué hora(ア ケ オラ)何時
    • de qué(デ ケ)何の
    • con qué(コン ケ)何と
    • de quién(デ キエン)誰の
    • desde dónde(デスデ キエン)どこから
    • hasta dónde(アスタ ドンデ)どこまで
    • desde cuándo(デスデ クアンド)いつから
    • hasta cuándo(アスタ クアンド)いつまで

    疑問文の否定形の作り方

    否定形の疑問文の作り方は、動詞の前に否定詞 no を付けるだけです。これは簡単ですね。ただ、疑問文が否定形になっている時には、答え方に要注意!

    否定詞を伴うスペイン語の疑問文

    ¿No has terminado todavía?

    ノー アス テルミナード トダビア

    まだ終わっていないんですか?

    ¿Por qué no vas a ir a la fiesta?

    ポルケ ノー バス ア イル ア ラ フィエスタ

    なぜパーティに行かないんですか?

    否定疑問文の答え方

    まずは次の例文を見てください。

    このように「わかりませんか?」と聞かれた時、スペイン語では「わからない」なら no(いいえ)、「わかる」なら (はい)と答えます。

    日本語では受け答え方が逆です。日本人は一般的に「わからないの?」と聞かれると、「はい、わかいません」「いいえ、わかります」というように答えますよね。スペイン語と日本語では相槌の仕方が異なるので、注意してください。

    参考に、もう1つの例文も確認しておきましょう。

    スペイン語の疑問文を使った会話例

    最後に、スペイン語の疑問文を使った会話例をご紹介します。レストランやホテルの予約時には、こんな疑問文がよく使われますよ。

    まとめ

    スペイン語の疑問文の作り方や注意点など、大事なポイントをまとめてご紹介しました。

    スペイン語でコミュニケーションを取る際には、積極的に質問して会話を深めることが重要です。この記事ではスペイン語の疑問文の作り方やポイントをまとめて紹介しており、初心者でも理解しやすい内容です。ぜひ無料体験レッスンを受けてスペイン語学習を始めましょう!

    会話の上達のコツは、恥ずかしがらずどんどん質問していくことです。積極的に疑問文を使って、コミュニケーションを深めていきましょう。

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