スペイン語での感謝表現!「ありがとう・どういたしまして」の魅力的なバリエーション

  1. スペイン語挨拶・あいさつ

スペイン語での感謝の表現について説明しています。会話形式で、スペイン語の表現「Muchas gracias」(どうもありがとう)と「Te lo agradezco」(感謝します)の使い方を解説しています。

また、日本人が「ありがとう」を繰り返し言う傾向があること、しかしスペイン語でそれをそのまま行うと不自然になる可能性があることを指摘しています。

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!

ユリカは旅の恩人に手紙を書いていますが…なかなか苦戦しているようです。うまく気持ちを伝えられるのでしょうか…?

スペイン語での感謝表現!「ありがとう・どういたしまして」の魅力的なバリエーション

感謝を伝える

さっそく今日の会話をのぞいてみましょう!

María: ¿Qué estás escribiendo? Parece que te cuesta mucho trabajo…

何を書いているの?なんだか難しそうね…

Yurika: Es una carta para una mujer de Barcelona que me ayudó cuando estuve allí del viaje.

旅行の時に助けてもらった、バルセロナの女の人に書いているの。

Pero escribir una carta de agradecimiento es muy difícil.

でも、感謝の手紙を書くのって、とても難しいのよ。

María: ¿Por qué dices eso? Solo hace falta decir gracias por tal y tal y tal… y ya está. ¿No es así?

なんでそう思うの?単純に、あれやこれやありがとうございました…と書くだけでいいのよ。違うの?

Yurika: Decir solo gracias no es suficiente.

普通にありがとうって言うだけじゃ足りないのよ。

Sin ella no habría podido volver aquí.

彼女がいなかったら、私はここに戻ってこれなかったのよ。

Perdí mi monedero y ella me pagó el billete de autobús.

財布を無くした私に、帰りの長距離バス代を払ってくれたんだから。

María: Qué gran ayuda te ofreció… tienes que darle mil gracias.

すごく助けてもらったのね。大いにお礼を伝えなくちゃ。

Y nunca podrás agradecérselo lo suficiente.

どんなに感謝しても足りないわよ。

Yurika: Claro. Con esta carta voy a devolverle el dinero.

そうなのよ。この手紙と一緒にお金を返すの。

Pero la verdad, es muy difícil expresar agradecimiento en un papel.

でも本当に、紙面だけで感謝を伝えるのって難しいわよ。

María: Hablando cara a cara se puede expresar más con los gestos y los ojos, pero con el bolígrafo es más dificil.

顔を見て言うのなら、身振りとか目線を使って表現できるけど、ボールペンだけだと難しいわよね。

Yurika: Se lo agradezco tanto… para expresar mi agradecimiento algún día quiero hacer algo maravilloso para ella.

こんなに感謝しているのに…いつかこの気持ちを十分表現できるような、すばらしいお礼がしたいわ。

María: Bueno… por ahora, escribe todo lo que me has dicho sobre ella.

そうよね…まあ今のところは、今私とその人についてしゃべったことを、そのまま書けばいいわよ。

Yurika: Vale. Tengo que ser lo más elocuente posible. A ver… ¿Cómo empiezo?

そうね。できるだけ伝えなくちゃ。ええと…どうに書き始めようかしらね。

María: Teníamos que haber grabado nuestra conversación, ja ja ja.

私たちの会話を録音しておけばよかったわ、ハハハ。

Yurika: Gracias por ayudarme de nuevo. Como siempre, te lo agradezco mucho.

いつも助けてくれてありがとう。あなたにいつだって感謝しているのよ。

この一言で壁を超える

Te lo agradezco mucho.:あなたにとても感謝しています

スペイン。紙の上に「gracias」という言葉が書かれたヒナギク。

「ありがとう」は「gracias」、「どうもありがとうございます」なら「Muchas gracias」、さらに強くお礼を言いたければ「Muchisimas gracias」などなど…。

gracias」の表現には、もう慣れてきましたか?

ありがたくてついつい「gracias」を連呼してしまうこともありますね。「Te lo agradezco mucho.」という表現もぜひ混ぜてみましょう。

色々な語句を使って一つの気持ちを伝えると、会話がイキイキとします。

Gracias por ~:~してくれて、ありがとう

単に「gracias」と言い切ってしまうより、もう少し味わいのある言い方にチャレンジしましょう。

具体的に何について感謝しているのかを伝える時は、前置詞「por」を使います。「gracias por tu ayuda(助けてくれてありがとう)」「gracias por animarme(励ましてくれてありがとう)」など。

言われたほうも、自分の善意が相手に届いた感触を得ることができ、一瞬にして人間関係がなごみますね。

スペインの路上で抱き合う二人の女性。

同じ表現を連呼するよりも、色々な表現のバリエーションをつけることが、気持ちを伝えるコツ。

とはいえ、気持ちが先走ってしまい、スマートな文が思い浮かばないこともありますね。

とりわけ感情・感動を伝える時は、ついつい慣れ親しんだ表現を連呼してしまうものです。

でも大切なのは「伝えたい」という気持ち。不器用でもいい、言った者勝ちです!

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!今回のテーマは「ありがとう」の気持ちをあらわす色々な表現。

今日はユリカの誕生日。ルームメイトのマリアが腕をふるってケーキを用意しました。早速二人の会話を覗いてみましょう。

ケーキをありがとう

María: ¡Feliz cumpleaños, Yurika! He hecho esta tarta para tí.

お誕生日おめでとう、ユリカ!このケーキ、私が作ったの。

Yurika: ¡Qué sorpresa!¡Muchas gracias por hacer una tarta tan bonita!

びっくりした!こんなに素敵なケーキを作ってくれて、どうもありがとう!

María:De nada. Me gusta la repostería. Hay muchas más en la nevera.

どういたしまして。私はお菓子を作るのが好きなの。冷蔵庫にもたくさんあるわよ。

Yurika: ¿De verdad? Entonces podemos comer tarta todos los días. Mil gracias, muy amable.

本当?それじゃ毎日食べられるわね。親切に、どうもありがとう。

María: Por cierto, ¿qué tal el sabor? Espero que te guste.

ところで味はいかが?お口に合うといいのだけれど。

Yurika: Está buenísima. Algún día enséñame cómo las haces. En tu cumpleaños voy a hacerte una.

すごく美味しい。そのうち私に作り方を教えてよ。あなたの誕生日には私が作るわ。

María: ¿Ah sí?No hace falta que te molestes, pero muchas gracias.

そう?気を使ってくれなくていいのに。でもありがとう。

Yurika: A tí.Es como una tarta de pastelería, o mucho mejor. Eres genial.

こちらこそ。お店で売っているケーキみたい、むしろそれ以上ね。あなたは天才よ。

ワンポイント

muchas gracias por ~ ~をどうもありがとう

車

「ありがとう」の基本「gracias」に「muchas」や「mil」をつけると「どうもありがとう」になります。前置詞「por」で「感謝している内容」を付け加えます。

María: Muchas gracias por prestarme tu coche. Aquí lo tienes, con el depósito lleno.

車を貸してくれて、どうもありがとう。こちらにガソリン満タンでお返しするわ。

Yurika: ¡Mil gracias! Además el coche esta limpísimo…

どうもありがとう!おまけに車がピカピカだわ…

De nada. どういたしまして。

いちばん基本的な「どういたしまして」の表現です。「De qué.」「No hay de qué.」という似た表現もあります。

María: Gracias por ayudarme a llevar las cartones. Por fin he terminado.

ダンボールを一緒に運んでくれてありがとう!やっと終わったわ。

Yurika: De nada. Ahora, descansemos tomando café.

どういたしまして。じゃあ、コーヒーを飲みながら休憩しましょうよ。

muy amable ご親切に

看病

gracias」に「muchas」や「mil」をつけて、それでもまだ足りない時は「(Es) muy amable」をつけましょう。「Es」は省略可能です。

María: Parece que estás cansada hoy. Yo preparo la cena, tú descansa.

今日あなたは疲れているみたいね。私が夕飯を用意するから休んでいてよ。

Yurika: Muchas gracias, muy amable. Estoy un poco resfriada.

どうもありがとう、ご親切に。ちょっと風邪をひいているのよ。

A tí. どういたしまして。こちらこそ。

Gracias.」に対して「こちらこそ」と答えたい時はこのフレーズ。「Gracias a tí.」ということもあります。目上の人には「A usted.」となります。

María: Gracias por limpiar toda la casa, ¡qué limpio está todo!

家じゅう掃除をしてくれてありがとう。全部きれいになったわね!

Yurika: Gracias a tí por prestarme el aspirador. Me gusta mucho la limpieza.

こちらこそ、掃除機を貸してくれてありがとう。私は掃除が大好きなの。

「ありがとう」をしっかり伝えると、人間関係が和やかになりますね。シンプルな「gracias」だけでなく、色々な表現で感謝を伝えてみましょう。

言っても言われても嬉しい「ありがとう」。さらに満面の笑顔で伝えれば、コミュニケーションの達人ですね。

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!

マリアにドレスを借りたユリカは、クリーニング屋から戻ってきました。

持ちつ持たれつ、日々の感謝も色々…そして、「ありがとう」「どういたしまして」の表現も色々!

ありがとう・どういたしましての色々な表現

さっそく今日の会話をのぞいてみましょう。

Yurika: Lo he pasado muy bien en la fiesta de boda.

結婚式のパーティーは楽しかったわ。

Gracias por prestarme este traje tuya.

この服を貸してくれてありがとう。

María: De nada. De verdad ese te queda bien.

どういたしまして。本当によく似合ってたわよ。

Puedes usar de nuevo  cuando quieras.

またいつでも使ってね。

Yurika: Gracias. Ya ha vuelto de tintorería.

ありがとう。もうクリーニング屋から戻ってきたわよ。

Aqulí está como nuevo.

この通り、新品同様ね。

María: ¿Has dejado a la tintorería? Muchisimas gracias.

クリーニングに出してくれたの?どうもありがとう。

Yurika: Gracias a tí.

どういたしまして。

No ha sido manchado, pero despues de pasar un dia en la fiesta, se notaba un poco de arrugas.

汚れは無かったけれど、一日パーティーで過ごしたからシワが目立っていたのよ。

María: Además has arreglado la cremallera de la bolsita para fienta.

それに、礼服用のバッグのファスナーも直してくれたのよね。

Te agradezco mucho por hacer tanto.  

色々やってくれて大感謝よ。

Yurika: No ha sido nada.

お安い御用よ。

Me gusta arreglar cosas.

物を修理するのは好きなのよ。

A tí te agradezco por prestarme tanta cosa.

色々貸してくれて、こちらこそありがとう。

María: No hay de que. ¿Te ha dicho algo la gente de la fiesta sobre ese traje?

いえいえ。パーティーで服について、みんなは何か言っていた?

Yurika: Si. Todo el mundo me ha dicho que me queda bien morado.

ええ、紫が似合うって、みんなに言われたわよ。

Yo era única que llevaba morado.

紫の服は私だけだったの。

María: Entonces llamaste la atencion de todo el invitados, ja ja ja.

じゃあ、会場の視線を独り占めね、ハハハ。

Yurika: Exacto, gracias a este traje.

その通り、この服のおかげでね。

María: Tambien gracias a tu ser japonesa, ¿verdad?

日本人だからっていうのもあるでしょう?

Supongo que fueras única japonesa en la fiesta.

日本人はあなた一人だったんでしょうから。

この一言で壁を超える

Gracias a tí どういたしまして

どういたしまして

プレゼント

Gracias(ありがとう)」と言われたら「De nada(どういたしまして)」…スペイン語の勉強を始めたばかりの時に、このセットフレーズを暗記された方も多いことでしょう。

「どういたしまして」の言い方は「De nada」だけではありません。「De nada」の次によく使われるのが、こちらの「Gracias a tí.」。

相手に敬語を使いたい場合は「Gracias a usted.」になります。

文中で「gracias a~」と言えば「~のおかげで」という意味ですね。

No hay de que どういたしまして

どういたしまして

こちらもよく使われる「どういたしまして」の表現です。

No hay de que.」や 「No ha sido nada. 」は、物のやりとりではなく、何かサービスを施したときによく使われます。

手を貸してくれて「ありがとう」というのに対し、「何もやっていませんよ」と答えるフレーズです。

ヒント

「どういたしまして」の言い方は「De nada.」だけではありません。

感謝されるのはとてもうれしいですが、何度も感謝されると、「De nada.」だけでは物足りなくなります。

まずはよく使う「Gracias a tí.」、それから状況に応じて「No ha sido nada. 」にもチャレンジしてみましょう。

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!

スペイン生活も3年目のユリカ。すっかり語学力がついたものの…まだまだコミュニケーションに違和感があるようです。

ありがとう&ごめんなさい

さっそく今日の会話をのぞいてみましょう!

María: Ya pronto pasamos la mitad del año. Eso quiere decir que ya llevamos 3 años viviendo juntas.

もうすぐ今年の半分が終わるわね。つまり、私たちが一緒に住んで、もう3年が経つってことよ。

Yurika: Qué rápido pasa el tiempo…

時間がたつのが早いわね…

Pero aunque llevo viviendo en España ya 3 años, todavía siento que mi español es algo raro.

でも3年もスペインに住んでいるのに、私のスペイン語って何かまだおかしいのよ。

María: Me parece que ya hablas estupendamente… bueno, a veces dices cosas de manera poco natural.

上手に話しているようにみえるけれどね…まあ、時々なにか不自然な言い方をするわね。

Yurika: Eso digo yo. Pero me cuesta descubrir qué es exactamente lo que no hago bien.

まさにそれよ。でも具体的に何がおかしいのか、ちゃんとわからないのよね。

María: Por cierto… ¡Tachán! Aquí tengo un regalo para celebrar tus 3 años en España. ¡Toma!

ところで…ジャーン!スペインで3年目のお祝いのプレゼントを用意したのよ。どうぞ!

Yurika: ¿Para mí? Lo siento… muchas gracias. Qué sorpresa…Voy a guardarlo bien, muchísimas gracias… siento que te hayas molestado.

私に?ごめんね…どうもありがとう。驚いたわ…大事にとっておくね、どうもありがとう。悪いわね…気を使わせちゃって。

María: Ah, ésa es una de tus expresiones poco naturales…

あ、わかったわ。あなたの表現のしかたで何が不自然なのか…

Yurika: ¿Qué he dicho yo? Pues… creo que gramaticamente no estaba mal.

私、何て言った?ええと…文法的には悪くなかったわよね…

María: Mira, has dicho “lo siento” y has pedido disculpas para expresar agradecimiento.

あのね、感謝を伝える時に「ごめんなさい」と言ったり、お詫びを言っているのよ。

Yurika: Ah… es una costumbre japonesa.

ああ、それって日本の習慣なのよね。

Considerando el trabajo que cuesta preparar un regalo, decimos bastante “lo siento” para dar las gracias.

贈り物のために相手が費やした労苦を考慮して、お礼を言いながらずいぶん「すみません」ていうのよ。

María: Y otra cosa. Cuando alguien te regala algo, no lo guardes. Ábrelo  enseguida.

もう一つあるわ。誰かがプレゼントをくれたら、しまっちゃだめよ。そうじゃなくて、その場ですぐにあけるの。

La persona que regala quiere ver cómo te sorprendes con su regalo.

プレゼントを贈る人は、あなたがどう驚くか見たいんだから。

Yurika: Claro… Para ser capaz de conversar como un nativo, solo estudiar cómo hacer frases correctas no es suficiente.

そうか…ネイティブと同じように会話できるようになるには、正しい文章を作る練習だけじゃだめなのね。

この一言で壁を超える

同感です

Eso digo yo.:私が言いたいのは、まさにそれです。

その通り

自分が言いたいことを相手がうまく表現してくれた時、また、「同感です!」といいたい時、この表現が役立ちます。

「それは私が言う」という直訳ですが、肯定的なあいづちを打つのに便利ですね。

¡Tachán!

ジャーン!

インフォーマルな会話では特に、効果音を取り入れることで雰囲気が和みますね。

日本語でも何かを取り出しながら「ジャーン!」ということがありますが、あの感覚で使えるのがこちら。「タチャーン」と発音します。

嬉しい

日本語を正しくスペイン語に訳せても、表現を使うタイミングの違いを考慮しないと…不自然になる!

今回のポイントは、日本語の「すみません」の誤用ですね。

実は私も、いまだに感謝を伝える時に「Lo siento…gracias」と言ってしまうこともあるのです。

日本人として体に染みついた感覚なので、大人になってから急に変えるのは難しいのですが…

意識して「感謝=graciasLo siento」に気を付けましょう。

それでも間違えて言ってしまったときは…ユリカのように「es una costumbre japonesa」とフォローすれば大丈夫です。

日本人の「ありがとう」の使い方との違い”

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!

文法も語彙もバッチリ。なのに、なぜか不自然な会話になってしまう…上級者でも常に感じるこの壁は、お礼の表現を言うときにも表れます。

感謝の表し方

さっそく今日の会話をのぞいてみましょう。

Yurika: Parece que estoy resfriada… ¡achís!

風邪ひいちゃったみたい…ハクション!

María: ¡Salud! Últimamente por la noche hace un poco de fresco, estamos cerca del final del verano. Cuídate.

お大事に!このごろ夜は涼しいわよね。夏の終わりなんだわ。気を付けてね。

Yurika: Gracias. Hablando de estornudos, siempre que alguien me dice “salud” después de estornudar, dudo sobre cómo responder.

ありがとう。くしゃみと言えば、くしゃみをして「サルー」と言われると、何て返事をしたらいいのかいつも迷うのよ。

María: Pues… yo siempre digo simplemente “gracias”.

そうね…私はいつも「ありがとう」って言うわよ。

Es una expresión que no existe en japonés.

日本語には無い会話よね。

Yurika: Cierto. También dudo cuando digo “gracias” a alguien, por si hay otra manera de expresar agradecimiento.

そうなのよ。あと、誰かに「ありがとう」って言っているときに、何か他の感謝の表現がないか心配になるわ。

María: Ah, eso mismo siento yo a veces hablando contigo.

ああ、それは時々あなたと話しながら感じているわよ。

Tú dices “gracias” demasiadas veces.

あなたって「グラシアス」を言い過ぎなのよね。

Yurika: ¿Quieres decir que es mejor que yo exprese agradecimiento con alguna frase distinta, como “te lo agradezco”, o diciendo “mil”, “muchas”, o “es muy amable”…?

つまり、「感謝しています」みたいな他の表現を使ったり、「どうもありがとう」「ご親切に」っていう表現もつけたほうがいいってこと?

María: Eso también en importante. Pero en tu caso das las gracias demasiadas veces.

それもいいけれどね。でもあなたの場合は感謝の表現を言い過ぎなのよ。

Diciéndolo una vez ya es suficiente en español.

一回何らかの言い方で言えば、スペイン語ではもう十分なのよ。

Yurika: Ah, quizás sea por la manera de hablar de los japoneses.

ああ、日本語で話すときの癖が影響しているかもね。

María: Hablar un idioma que no es el tuyo es muy difícil, ¿verdad?

外国語で話すのって難しいわよね。

Aunque hayas estudiado gramática, vocabulario y todo lo demás, en tu manera de hablar siempre queda alguna influencia de tu idioma nativo.

文法も語彙も色々勉強しつくしても、話し方の中に母国語の影響が出てしまうしね。

Yurika: Aunque vivo en España, sigo sintiendo que ese aspecto es difícil de dominar.

スペインに住んでいるのにマスターするのが難しいなんて。

¿Qué manera hay para perfeccionar mi español?

これ以上どうやったら完璧になれるのよ?

María: Estás haciéndolo bien. Aunque soy nativa, a veces siento que no hablo bien español.

あなたはちゃんとやっているわよ。私だってネイティブだけど、スペイン語がちゃんと使えていないと感じることがあるもの。

El estudio de un idioma es para toda la vida.

語学の勉強って一生やらないとね。

この一言で壁を超える

Muchas gracias

どうもありがとう

スペインで「gracias」という言葉を掲げる手のグループ。

Gracias(ありがとう)」の言い方にバリエーションをつけたい時は、まずは「muchas(どうも)」をつけましょう。

同じ意味で「Mil Gracias.」「Muchísimas gracias.」もよく使われます。もう一ひねりしたい時は、「Muchas gracias, es muy amable.(どうもありがとうございます、ご親切に。)」も効果的。

あまり感謝の言葉を連呼しすぎるのも「pesado(重苦しい)」と思われてしまいますが、きちんとお礼は伝えたいもの。

十分に心を込めた表現を選んで、しっかりと発音しましょう。

Te lo agradezco.

感謝します

Gracias」よりも少しフォーマルな言い方。

agradecer」は「感謝する」という意味の動詞です。不規則な活用で、主語が「私」の場合は「agradezco」になります。

Te lo agradezco.(君に感謝しています。)」や「Le agradezco a usted.(あなたに感謝しています。」という形で使います。

Gracias」に飽きたら、こちらも挑戦してみましょう。

つ・ぶ・や・き

さまざまな言語で「グラシアス ダンケ」と「スペイン」という言葉が書かれたハート。

日本人はほかの言語と比べて、「ありがとう」を繰り返し言う傾向があるといわれています。

日本語で話しているときはそれが自然ですが、そのままのスタイルでスペイン語を使うとかなり不自然になります。

「ありがとう」はタイミングを逃さずしっかりと、でも1回だけきちんと言えば大丈夫。

どうしても繰り返し言いたい時は、「Gracias.」だけでなく、表現にバリエーションを加えましょう。

使えるスペイン語をカフェで習得
何度でも聞ける上達する1対1レッスンはコスパ最強

まずは、無料体験する!

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます

\\売り込み一切なし。無料体験のみでも歓迎//
話せるスペイン語をカフェで習得 | 何度でも聞ける1対1レッスン
今すぐ無料体験!
\売り込み一切なし。無料体験のみでも歓迎/
話せるスペイン語をカフェで習得 | 何度でも聞ける1対1レッスン
今すぐ無料体験!