スペイン語で命令や依頼の表現を学ぼう!ガスパチョ作りの会話から

    1. スペイン語勉強

    さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!今回のテーマは「命令・依頼の表現」。

    夏真っ盛り。ユリカとマリアはガスパチョづくりの真っ最中です。早速二人の会話を覗いてみましょう。

    スペイン語で命令や依頼の表現を学ぼう!ガスパチョ作りの会話から

    ガスパチョ作り

    María: Vamos a preparar un gazpacho. ¿Puedes enseñarme los ingredientes que has comprado?

    ガスパチョをつくりましょう。買ってきた食材を見せてくれる?

    Yurika: Mira, aquí está todo. 1 kilo de tomates maduros, 1 pimiento verde y 1 rojo, 1 pepino, 1 rebanada de pan duro.

    見て、これで全部よ。完熟トマト1キロ、緑と赤のピーマン、キュウリ1本、硬いパン一切れ。

    María: Te pedí que compraras ajo también. Necesitamos dos dientes de ajo.

    ニンニクも買ってきてって頼んだのよ。2かけら必要なの。

    Yurika: Tenemos mucho ajo en la nevera. Sal, aceite de oliva, y vinagre también.

    ニンニクは冷蔵庫にたくさんあるのよ。塩とオリーブオイルとビネガーもね。

    María: Perfecto. Entonces, quítales los nervios a los ajos, por favor.

    完璧ね。じゃあ、ニンニクの芽をとってよ。お願いね。

    Yurika: Vale. Ya está. Y ahora meto todo en la batidora, ¿verdad?

    オーケー。出来たわ。で、これを全部ミキサーに入れるんでしょう?

    María: Antes de eso ¿puedo pedirte un favor más?

    その前に、もう一つお願いしてもいい?

    Quiero que laves toda la verdura y la cortes en pequeño trozos para que quepan en la batidora.

    野菜を全部洗って、ミキサーに入りきるように小さく切って欲しいの。

    Yurika: De acuerdo. Cuando la metas en la batidora, echa 3 cucharas de aceite, 2 cucharada de vinagre y un poco de sal, por favor.

    了解。ミキサーに入れる時に、オリーブオイル3さじ、ビネガー2さじ、あと塩を少し入れるのをお願いね。

    命令のしかた

    命令形の活用

    2人の女性がキッチンでスペイン料理を準備しています。

    接続法現在の活用と非常に似ている「命令形」。1人称単数は存在しません(自分自身に命令することはないので)。

    1人称“複数”現在の活用で「~しましょう」と勧誘できます。

    María: Vamos a cocinar juntas. Será más divertido.

    一緒に料理しましょうよ。その方が楽しいでしょう。

    Yurika: No, gracias. Cocina tú sola, por favor. Estoy demasiado cansada.

    いいえ、結構よ。一人で料理してよ、お願い。私は疲れ過ぎているわ。

    繋辞法現在(que + 接続法現在)

    丁寧な言い方になります。命令形は、慣れるまではついつい強く言ってしまいがちですが、「que」の言い方に慣れればエレガントに頼みごとができます。

    María: Que me digas cualquier duda sobre el gazpacho. 

    ガスパチョで分からないことがあれば、何でも言ってね。

    Yurika: No solo de gazpacho, tú lo sabes todo sobre cocina.

    ガスパチョだけじゃないわよ。あなたは料理のことは何でも知っているのよ。

    ワンポイント

    maduros

    熟した

    木製テーブルの上のバスケットに入ったスペイン産の桃。

    食材の話になると、必ずといっていいほど登場する形容詞。傷口が「膿む」という表現にも使われます。反対の「未熟な」であれば「verde(緑色の)」を使います。

    María: ¿Qué tal el melocotón? ¿Está bien maduro?

    桃はどんな感じ?しっかり熟れているかしら?

    Yurika: Parece que todavía está verde.

    まだ熟していないみたいよ。

    diente

    ニンニクの片を数える時は「歯」と言います。やはり形が似ているためでしょう。ちなみに「犬歯」は「canino」、「臼歯」は「molar」です。

    María: Hoy hueles muy raro… ¿Qué has comido?

    今日は変なにおいね…何を食べたの?

    Yurika: He comido muchísimos gyoza que ha hecho una amiga con 20 dientes de ajo.

    友達がニンニクを20片入れて作った餃子を食べたのよ。

    つ・ぶ・や・き

    「依頼と言えば命令形!」と思いがちですが、実は色々な方法がありますね。「¿Puedo pedirte~?」や「Quiero que~」も、婉曲的な依頼に便利です。

    うっかり強く言いすぎてしまっても、「por favor」を付けることで丁寧さを示すことができます。

    例: María: Que me digas cualquier duda sobre el gazpacho. Yurika: No solo de gazpacho, tú lo sabes todo sobre cocina.

    この記事では、ガスパチョ作りの会話を通じてスペイン語での命令や依頼の表現を学びました。スペイン語では命令形や繋辞法現在を使うことで、より自然なコミュニケーションが可能です。また、「maduros」と「diente」など、特定の言葉に関しても理解しました。これらの表現を活用して、スペイン語を楽しく習得しましょう!

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