スペイン語の「cuenta」をマスターしよう!

  1. スペイン語単語・活用

「cuenta」は、数える、計算する、勘定、銀行口座、責任など、様々な意味を持つ単語で、文脈によってその意味が変わります。記事では、これらの各意味について具体的な会話例を通じて説明しています。

例えば、「cuenta atrás」はカウントダウン、「cuenta bancaria」は銀行口座、「a cuenta de mi despiste」は私のミスによるといった具体的な使い方が示されています。

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!今回のテーマは「色々なcuenta」。

電気代の計算に間違いが!?犯人はだれでしょう…早速二人の会話を覗いてみましょう。

スペイン語の「cuenta」をマスターしよう!

色んな”cuenta”

スペインのビジネスマンが机で電卓を使用しています。

会話

María: Parece que la cuenta de la electricidad del mes pasado está equivocada.

先月の電気代、計算が間違っているみたいだわ。

Yurika: ¿A cuenta de qué piensas así?

どうしてそう思うの?

María: Cada mes la pago con mi cuenta bancaria, pero el mes pasado me han cobrado el doble de lo normal.

毎月私の口座から引き落としているんだけれど、先月分は平均より2倍も引かれているのよ。

Yurika: Eso es raro, no hemos gastado más de lo normal.

それはおかしいわよ。そんなに使わなかったもの。

María: No se cómo han hecho la cuenta del mes pasado.

どうやって先月分が計算されているのか、分からないわね。

Yurika: O habrá alguna fuga eléctrica…

もしかしたら漏電とか…

María: ¡No había caído en la cuenta de eso !

その可能性は気付かなかったわ!

Yurika: De todas maneras, es mejor pedir cuentas a la gente de la compañía eléctrica.

とにかく、電力会社に説明を求めた方がいいわね。

ワンポイント

緑色の背景に木製のテーブルの上に置かれた目覚まし時計。スペイン風のアートワークが描かれています。

cuenta:数える、計算する

cuenta atrás」と言えば「カウントダウン」、また「cuenta redonda(丸くする計算)」と言えば「端数切り捨てで」と言う意味です。

María: El tiempo pasa demasiado rápido, ya estamos en otoño…

時間が経つのは早いわね。もう秋よ…

Yurika: Ya podemos empezar la cuenta atrás para el fin de año.

もう年末のカウントダウンが始められるわよ。

鮮やかな青い点で飾られたロール紙の山。

cuenta:勘定

旅行会話の「¡La cuenta, por favor!(お勘定、お願いします)」でお馴染みですね。諸々の料金の「請求書」そのものを指して「cuenta」と言うこともできます。

María: Hoy te invito. ¿Qué quieres comer?

今日はおごるわよ。何が食べたい?

Yurika: No, no. El otro día también pagaste tú la cuenta.

いいってば。この間もあなたが払ったじゃない。

ペン、メガネ、お金が入ったスペインの銀行口座。

cuenta:銀行口座

スペインに学生ビザなどで長期滞在する場合、「abrir una cuenta(銀行口座を開く)」必要がありますね。異国での口座開設は緊張しますが、意外と簡単です。

María: ¿Dónde está la libreta de mi cuenta?

私の口座通帳はどこかな?

Yurika:Fíjate, la tienes en la mano derecha.

よく見て、右手に持っているでしょう?

スペインの影響をほのめかした鉢に小さな植物を持っている人の手。

cuenta:責任

すこし難しい使い方ですが、「cuenta de だれだれ」で「だれだれの責任」と言う意味になります。「cuenta y riesgo de~」と言えば「~が一切の責任を負います」です。

María: ¡Se me olvidó apagar el aire acondicionado durante todo el mes! Por eso he gastado tanta electricidad, es a cuenta de mi despiste…

私の部屋のエアコンのスイッチを切るのを、1ヶ月間忘れていたわ!だからあんなに電気を使っていたのね。私の責任よ…

Yurika: ¡Intentemos ahorrar electricidad durante este invierno!

この冬は節電しましょうね!

最後に

あまり日常では使いませんが、数珠だまのことを「cuentas」と言います。「pasar las cuentas del rosario」で「ロザリオの数珠を数える」というわけです。

「ロザリオ」とは、キリスト教文化圏の携帯用十字架のこと。洋の東西の違いがあっても、共通した感覚があるのは面白いものですね。

使えるスペイン語をカフェで習得
何度でも聞ける上達する1対1レッスンはコスパ最強

まずは、無料体験する!

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます

\\売り込み一切なし。無料体験のみでも歓迎//
話せるスペイン語をカフェで習得 | 何度でも聞ける1対1レッスン
今すぐ無料体験!
\売り込み一切なし。無料体験のみでも歓迎/
話せるスペイン語をカフェで習得 | 何度でも聞ける1対1レッスン
今すぐ無料体験!