さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!今回のテーマは「関係副詞」。
マリアはハロウィンパーティーの準備中。どんな仮装をするのでしょうか。早速二人の会話を覗いてみましょう。
スペイン語の関係副詞をマスターしよう!
目次
あれの名前は…?
María: ¿Dónde está… eso? Antes de todo, ¿cómo se llama?
あれは…どこかしら?そもそも、何て名前だっけ?
Yurika: ¿Qué estás buscando? ¿No sabes cómo se llama lo que estás buscando?
何を探しているの?探し物の名前が分からないの?
María: Lo voy a usar para la fiesta de Halloween. Son unos cuernos del diablo para llevar en la cabeza.
ハロウィンパーティーで使うのよ。悪魔のツノの飾りをつけて。
Yurika: Eso se llama “Cachucha” en japonés. Lo he visto en el armario donde guardamos los adornos de Navidad.
それは、日本語では「カチューシャ」という名前よ。収納スペースの、クリスマスの飾りのある場所で見たわよ。
María: ¡Con las cosas de la Navidad! Por eso no lo he encontrado.
クリスマスの道具と一緒に!だから見つからなかったのね。
Yurika: ¿Puedo ir a la fiesta yo también? Tengo un sombrero de bruja que lleva una pequeña calabaza.
私もパーティーに行ってもいい?小さいかぼちゃ付きの、魔女の帽子を持っているわ。
María: Por supuesto. Podemos invitar a cuantos amigos queramos. Pero… al final ¿cómo se llama aquello?
もちろんよ。好きなだけ友達を連れて行っていいんだから。それにしても…結局あれは何と言う名前なのかしらね?
Yurika: Mejor preguntemos en la fiesta, donde habrá mucha gente que lo sabrá.
人がたくさんいるバーティーで聞いてみましょうよ。
ワンポイント
donde 場所についての関係副詞
先行詞がしっかりと提示されている場合と、そうでない場合があります。また、関係代名詞「en el / la que」に置き換えられることもあります。
María: Aquella escuela es donde estudié yo. Es un edificio en el que estudian un montón de niños.
あそこにある学校が、私の学んだ場所よ。ものすごくたくさんの子供が勉強する建物ね。
Yurika: Es un lugar donde hay muchos recuerdos.
思い出がたくさんある場所よね。
como 様態についての関係副詞
「la forma」「el modo」「la manera」を先行詞にとることが多いです。
先行詞が無くても「como」の中に「方法、手段」の意味が含まれているので、問題ありません。
María: Mientras hablas con tu familia por Skype estaré escondida. Yo no sé de qué forma puedo hablar con ellos.
あなたが家族とスカイプで話している間は、私は隠れているわね。ご家族にどうやって挨拶をするのか知らないから。
Yurika: Puedes hacerlo a tu manera. Les gustará como eres.
あなたのやり方でやればいいのよ。あるがままのあなたで、好かれるわよ。
cuanto 数量についての関係副詞
数量についての疑問詞「¿Cuánto?」を関係詞として使います。他の関係副詞も同様ですが、疑問詞の時のアクセント記号がつかないので注意です。
María: ¿Cuántas pizzas puedo comer? Todas están muy ricas y no puedo parar.
ピザはいくつ食べていいの?どれも美味しくて、止まらないわよ。
Yurika: Puedes comer cuanto quieras. Es un bufé.
食べたいだけ食べていいのよ。食べ放題なんだから。
中性冠詞”lo” 形容詞、副詞などの名詞化
関係副詞ではありませんが、複文の内容をコンパクトにまとめる使用感の「lo」は必修です。
「lo形容詞」「lo副詞」「lo過去分詞」で、「~こと」と名詞化ができます。
María: Otra vez he almorzado en aquella pizzería, lo bueno de allí es poder sentirme como si estuviera en Italia de verdad.
またあのピザ屋でランチを食べたわ。あそこのいいことは、イタリアに居るような気分になれるってことよ。
Yurika: Ah, la pizzería donde comimos la semana pasada, ¿verdad?
先週一緒に食事をした、あのピザ屋ね?
つ・ぶ・や・き
どうやらマリアは「diadema」を探していたようですね…。
「カチューシャ」という呼称は、日本独特のもの。英語圏では「head band」または、『不思議の国のアリス』にちなんで「Alice band」。
辞書では見つかりづらい単語も収穫できるのが、現地生活の醍醐味ですね。