「~するつもりだった」を表す-スペイン語初心者向け

  1. スペイン語単語・活用

スペイン語初心者の方々に向けて、「~するつもりだった」という表現の使い方を詳しく解説します。この表現は、予定が変更されたり、うっかり忘れたりする際に使われる表現です。記事では、具体的な会話例を交えながら、この表現の使い方や文法について詳しく解説します。また、最後にはまとめとして、重要なポイントをまとめて提供します。

「行くつもりだった」「伝えるつもりだった」など、そのつもりはあったのに結局は実行せず終わってしまうこと、ありますよね。予定の変更やうっかり忘れてしまうこともあります。

そんな時に使う「~するつもりだった」という表現を学んでいきましょう。

「~するつもりだった」を表す-スペイン語初心者向け

会話

Ana:La reunión de mañana empieza a las siete, ¿no?

明日の会議は19時からよね?

Miguel:No, se ha cambiado a las once. Iba a decírtelo ayer, pero se me olvidó. Lo siento.

いや、11時からに変更になったんだよ。ごめん、昨日言うつもりだったんだけど。

Ana:¿Por qué se ha cambiado?

なぜ変更になったの?

Miguel:Porque el jefe se tiene que ir de viaje por la tarde. ¿Te viene mal?

部長が午後から出張に行くことになったんだ。都合が悪い?

Ana:Iba a hablar con otra persona, pero voy a intentar cambiar esa cita.

別の打ち合わせをするつもりだったけど、そっちの予定を変更してみる。

¡De verdad, la próxima vez que tengas algo importante que decirme, no te olvides!

もう!これからはそういう大事なことは忘れずに伝えてよ!

Miguel:No. Lo siento muchísimo.

わかった。本当に申し訳ない。

付箋が貼られたスペインのノートとコーヒー。

ここに注目!

Iba a decírtelo

キミに言うつもりだった

Iba a hablar

打ち合わせをするつもりだった

この2カ所の文ではいずれもirの線過去形を使っています。この部分が今日のポイント!

「~するつもりだった」と言いたい時にはirの線過去 a 不定詞(動詞の原形)>を使って表します。

decírtelo は「言う」という意味を持つ動詞 decir の原形に「あなたに」を表す間接目的格人称代名詞 te と「それを」を指す直接目的格人称代名詞 lo がくっついています。

このように間接/直接目的格人称代名詞が不定詞の目的語になる場合は、動詞の原形のあとにスペースを空けずに代名詞を続けて書きます。

また、最後から3番目の音節にアクセント記号を付けます。

「〜するつもりだった」= ir の線過去 + a + 不定詞(動詞の原形)

ir の線過去の人称変化を確認しておきましょう。

  • yo iba
  • tú ibas
  • él iba
  • nosotros ibamos
  • vosotros ibaís
  • ellos iban

【例文】

Mi madre iba a venir ayer, pero se le estropeó el coche y no pudo.

母は昨日来るつもりだったが、車が壊れてできなかった。

Vamos a ver: ¿Qué querías decir tú?

あなたはいったい何を言いたかったの?

Nosotros no pensábamos ir desde un principio.

もともと私たちは行かないつもりだった。

Iba estudiar más antes del examen, pero me quedé dormido.

テスト前にもっと勉強するつもりだったのに、つい寝てしまった。

頭に手を当ててソファに座る女性が、苦痛と不安を表している。

セクション1: 「~するつもりだった」とは

「~するつもりだった」という表現は、過去の予定や計画を意味します。この表現を使うことで、予定が変更されたり、思いがけず行動しなかったりしたことを伝えることができます。スペイン語では、ir(行く)の線過去形と不定詞を組み合わせて表現します。

例文:Mi madre iba a venir ayer, pero se le estropeó el coche y no pudo.(母は昨日来るつもりだったが、車が壊れてできなかった。)

セクション2: 「~するつもりだった」の文法

「~するつもりだった」をスペイン語で表現するためには、irの線過去形と不定詞を組み合わせます。以下に、irの線過去形の活用を示します。

  • yo iba
  • tú ibas
  • él/ella/usted iba
  • nosotros/as íbamos
  • vosotros/as ibais
  • ellos/ellas/ustedes iban

例文:Nosotros no pensábamos ir desde un principio.(もともと私たちは行かないつもりだった。)

セクション3: 「~するつもりだった」の使い方

「~するつもりだった」は、irの線過去形の後に「a」と不定詞(動詞の原形)を組み合わせて表現します。不定詞の目的語には、間接目的格人称代名詞と直接目的格人称代名詞を使用することがあります。

例文:Iba a hablar con otra persona, pero voy a intentar cambiar esa cita.(別の打ち合わせをするつもりだったけど、そっちの予定を変更してみる。)

「~するつもりだった」は、過去の予定や計画に関する表現であり、スペイン語ではirの線過去形と不定詞を組み合わせて表現します。この表現を使うことで、予定の変更や思いがけず行動しなかったことを伝えることができます。会話例を通じて、実際の使用法を確認しましょう。

おわりに

irの現在形 + a + 不定詞>の形では、これから先の未来に「〜するつもりである」ということを表します。

一方、今回ご紹介した<irの線過去 + a + 不定詞>の形では、その予定だったけれど実際には行わなかったことが表現されます。聞き取りの際には、その意味に注意しましょう。

日常の中では「つもりだった」と相手に伝えたい時が案外あります。この表現を覚えておくと便利ですよ。

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マリア (María) この記事を書いた人

元・高校教師(主に歴史担当)であり、現在は日本でスペイン語・英語講師としても勤務しより良い教育実践を目指し、日本の教育制度についても学んでいます。スペイン政府機関セルバンテス文化センター(東京)認定のDELE試験官(全レベル A1~C2)及びAVEオンライン講師資格保持者です。
セルバンテス文化センターでの講師経験に加え、独立行政法人国際協力機構(JICA)、大手企業(丸紅、日野自動車等)、多数の語学学校で、日本人学習者に対する豊富な指導実績を有し専門知識に基づいた指導、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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