スペイン語で使う動物の名前:侮辱的な意味になる可能性とは?

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スペイン語を学ぶと、徐々に語彙が増えてきます。普段の会話では問題なく使える言葉でも、使い方を間違えると相手を侮辱することになってしまうこともあります。この記事では、スペイン語初心者が注意すべきいくつかの言葉について紹介します。これらの言葉を理解し、正しく使うことで、問題を避けることができます。

スペイン語で使う動物の名前:侮辱的な意味になる可能性とは?

会話

Keiko: Esta haciendo un calor horrile, ¿no crees?

この暑さ、ありえないと思わない?

Luis: Estoy sudando a chorros. Tengo ganas de bañarme con agua helada.

流れるように汗かいてるよ。氷水のシャワーを浴びたい気分だな。

Keiko: Yo también quiero. Pero imagínate, cuando hay frio, ni dan ganas de bañarse.

私も。でも寒い時はシャワーを浴びたいとも思わないわよね。

Luis: ¿Te cuento algo? El invierno pasado que hizo frio tremendo, no me animé bañarme unos días.

そうそう、去年の冬極寒が数日続いた時、シャワーすら浴びなかったんだ。

Keiko: No seas coche. Pero te entiendo. A mi también me ha pasado que rápidamente me lavo la cabeza y salgo corriendo de la ducha.

もう汚いんだから。でも気持ちは分かるわ。私も頭だけさっと洗って急いでシャワー終わらせてたもの。

Es que es insoportable el frio.

だってあの寒さは耐えられないもんね。

Luis: Resulta que somos tan quejunbrosos. No estamos contentos para nada.

僕たち文句ばっかりだよね。何にも満足しないってこういうことか。

スペインで手で口を覆うアジア人女性。

気を付けたほうがいい動物名

Cerdo, coche

本当に豚が汚いわけではありませんが、豚=汚いという形容詞に使われます。

La gente es tan coche que tira la basura en la calle.

道にごみを捨てるなんて汚い人たちだ

Burro

ロバ

ロバ=愚かという意味で使われます。例えば、なにかしでかしてしまった時

¡Qué burro soy! Encerré la llave dentro del carro.

車のカギを取り忘れるなんてなんてバカなんだ

自分が何かをしでかしてしまった時に使う分には問題ありませんが、他人のこととなるとよっぽどの信頼関係がない限り侮辱的に聞こえてしまうので注意しましょう。

Perro(a)

いぬ

なんで犬が?と思う方もいるかもしれませんが、スペイン語では perra(メス犬)=娼婦、売春婦という意味にも使われます。

文字通り犬のオスメスの区別をするときに使うのは全く問題ありませんが、人に関して使うのは口に出すのもはばかられるほどのかなりの侮辱になります。

スペインで車にもたれかかる黒いドレスを着た女性。

おわりに

言葉の適切な使い方は重要です。特に動物の名前は文脈次第で大きく意味が変わってしまいます。スペイン語初心者の方は、これらの言葉を注意深く扱い、侮辱的な表現にならないようにしましょう。よく使われる動物の名前ですが、どんな文脈で使われるかで大きく意味が変わってきます。ぜひ注意して使ってください。

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マリア (María) この記事を書いた人

元・高校教師(主に歴史担当)であり、現在は日本でスペイン語・英語講師としても勤務しより良い教育実践を目指し、日本の教育制度についても学んでいます。スペイン政府機関セルバンテス文化センター(東京)認定のDELE試験官(全レベル A1~C2)及びAVEオンライン講師資格保持者です。
セルバンテス文化センターでの講師経験に加え、独立行政法人国際協力機構(JICA)、大手企業(丸紅、日野自動車等)、多数の語学学校で、日本人学習者に対する豊富な指導実績を有し専門知識に基づいた指導、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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