会話のキャッチボールに使える便利なスペイン語フレーズ。
今回は動詞sonarを使って「それ、知っている!」「聞き覚えがある」「〜だと思う」と表現するフレーズをご紹介します。
“Sonar”スペイン語で「知っている〜だと思う」を表現する方法
会話
では早速、会話から見ていきましょう。
Laura:Hay un restaurante japonés por aquí. ¿Lo conoces?
あの辺りに日本食レストランがあるみたいなのだけど、知っている?
Kaito:No, no lo conozco.
いや、知らないな。
Laura:Es que no recuerdo el nombre, pero es algo que suena a japonés. Creo que es algo como “Oishisou”, “Yoishou” o algo así.
名前が思い出せなくて。でも日本語っぽい響きだったのよ。確か「おいしそう」とか「よいしょ」とか、そんな感じの 。
Kaito:Me suena que hay uno que se llama “Saisho”. ¿Será ese?
ああ、「さいしょ」という店があるとは聞いたことがある。そのことかな。
Laura:¡Sí, sí! ¡Ese es el nombre!
そうそう!その名前!
Kaito:Yo todavía no he ido, pero parece que el sushi está bueno.
僕はまだ行ったことがないのだけど、寿司がおいしいらしいよ。
Laura:Sí. Como está cerca de la oficina, voy a ir un día.
そうなのね。オフィスから近いから、いつか行ってみる。
ここに注目!
suena a japonés
日本語のように聞こえる
Me suena que 〜
〜と聞いたことがある
sonarは「鳴る」「音がする」「〜のように聞こえる」「聞き覚えがある」といった意味を持つ動詞です。
上の2つのフレーズにあるsuenaは、sonarの直接法現在形(3人称単数)。
前置詞aを伴って「suena + a」の形で「〜のように聞こえる」「〜のような響きがする」という意味になります。
また、間接目的語を伴うと「(誰かにとって〜ということは)聞き覚えがある」という表現ができます。
例えば、この会話では「Me suena que 〜」で、「私は〜ということを聞いたことがある(覚えがある)」と言い表しています。
sonarを使ったスペイン語表現
Esta canción me suena.
この歌は聞き覚えがある。
Hay algunas palabras del español que suenan a japonés.
スペイン語の単語には日本語に似た響きを持つものがある。
Ana me ha contado el argumento de la película y suena muy interesante.
アナが話してくれたあらすじを聞いたところ、その映画はとても面白そうだ。
Tu idea me suena genial.
私はあなたのアイデアがすばらしいと思います。
※sonarは直説法現在形と接続法現在形で不規則変化します。
活用を確認しておきましょう。
sonarの活用
直説法現在形
- yo / sueno
- tú / suenas
- él / suena
- nosotros / sonamos
- vosotros / sonáis
- ellos / suenan
接続法現在形
- yo / suene
- tú / suenes
- él / suene
- nosotros / sonemos
- vosotros / sonéis
- ellos / suenen
おわりに
El despertador no ha sonado.(目覚まし時計が鳴らなかった)というように、sonarは実際に「音が鳴る・聞こえる」という時にも使われる単語です。
しかし、音に対してだけではなく、読んだことや聞いたことがあるものに対して「知っている」「〜のように思う」という表現をすることもできます。
今回ご紹介した例文を覚えて、ぜひ日常会話で使ってみてください!