頑張って勉強したんだけどやっぱり覚えきれなかった…という経験は誰にでもありますよね。そんな気持ちをスペイン語で表現するには?
今回はそんな時に使えるいくつかのフレーズを見てみましょう。
スペイン語でよく使われる「quedar(se)」の意味と使い方
会話
Lalo: Al fin terminaron los examenes. ¿Cómo te fue?
やっとテスト終わったね。どうだった?
Ben: Fatal. Ayer estuve despierto hasta a las doce con tal de memorizar, pero parece que no se me quedó nada.
最悪だよ。昨日12時まで起きててなんとか暗記しようとしたんだけど、何も覚えられなかったみたいだ。
Lalo: Asi pasa a todos. Yo también eché tantas ganas pero al final no salieron lo que había estudiado. Ahora para la próxima.
みんな一緒だよ。僕も頑張って勉強したのに、勉強したことは何もテストに出なかったよ。次頑張るしかないね。
Ben: Yo me quedé con la lección de no desvelarme porque no puedo concentrarme para nada en siguiente día.
夜遅くまで起きていると次の日集中力が全然のびないっていうのを今回学んだよ。
Mejor dormir temprano y repasar algo en la mañana asi se me quedará algo.
早く寝て朝早く復習したほうが効率がいいみたいだ。
覚える・分かるに使えるスペイン語
例えば授業の終わりに教師が生徒に「皆さんわかりましたか?」と質問しますよね。
スペイン語では ¿Les quedó claro? となります。
他にも、
No se me queda nada.
私は暗記が苦手だ(=私には何も残らない)
Me quedé en la luna. (en cero)
全然わからなかった(=私は月に残った)
Solo quédate con esta lección nada mas.
この課だけ覚えればいいからね。
Me quedé en la página 20.
20ページまでしか進まなかった
もともと quedar は「残る」という意味です。自分の(頭の)中に残る=覚える・分かるという使い方になります。
recordar や memorizar よりも日常的によく使われる言葉なのでぜひ覚えておきましょう。
スペイン語での覚える・分かるに関する表現
スペイン語で学習の苦労を表現するためには、”quedar” という動詞を使うことが一般的です。この動詞は「残る」という意味ですが、学習の文脈では「覚える」や「分かる」という意味でも使われます。
例えば、次のフレーズがあります。
- Quedar claro: わかる(=残る)
- No se me queda nada: 何も残らない(=覚えられない)
- Me quedé en la luna: 全然わからなかった(=何も覚えられなかった)
- Solo quédate con esta lección nada más: この課だけ覚えればいいからね。
- Me quedé en la página 20: 20ページまでしか進まなかった
このように、「quedar」は覚える・分かるという意味で使われます。”recordar” や “memorizar” と比べてもっと日常的に使用される言葉ですので、覚えておくと便利です。
学習の苦労を表現する他のフレーズ
スペイン語では、「学習の苦労を表現するフレーズ」として以下のような表現もあります。
- Me saqué un cero en el examen: テストでゼロ点を取った
- No entiendo ni papa de esto: これは全く理解できない
- Estoy perdido/a: 方向がわからない(=何も分からない)
- No tengo ni idea: 全然分からない(=アイデアもない)
- Me confundo fácilmente: 簡単に混乱する
これらのフレーズは、学習の苦労や理解度を相手に伝える際に役立ちます。自分の感情や状況を正確に表現することで、他人とのコミュニケーションが円滑になります。
おわりに
スペイン語を勉強する際には、学習の苦労を表現するフレーズを覚えておくことが重要です。この記事では、会話例や具体的なフレーズを紹介しました。ぜひこれらの表現を使って、スペイン語を話す際に自信を持ってコミュニケーションを取りましょう。さらに、
一つの動詞でも文脈によって意味が変わったり幅が広がったりするのが言語の魅力です。その地域で一番よく使われる表現に耳を傾けて、溶け込めるようにしましょう。