スペイン語で伝えるクレーム:順番を守らない人への対処法

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スペイン語でクレームを伝える方法について詳しく解説します。特に、順番を守らない人に対する対応方法に焦点を当てます。スペインでは、順番を守らずに横入りする人が多いため、自信を持ってクレームを伝えることが重要です。

行列に並んでいたら自分の前に横入りしてきた人が!そんな時、あなたならどうしますか?

スペイン語でとっさにひとことが言えないと、悔しい思いをすることがあるかもしれません。誰かに注意する時やクレームを伝える時の表現を覚えておきましょう。

スペイン語で伝えるクレーム:順番を守らない人への対処法

会話

〜肉屋にて〜

Tendero:El siguiente…

店員:次のお客さん、どうぞ。

Cliente 1:¿Me pone medio kilo de filetes de ternera y…?

客1:えっと、牛肉と・・・。

Cliente 2:Perdone, pero la siguiente soy yo.

客2:待ってください。私が先でした。

Cliente 1:No, soy yo.

いや、私ですよ。

Cliente 2:Señora, estamos todos aquí haciendo cola.

見てください、そこに行列があってみんなが並んでいますよ。

Cliente 1:Ay, no lo había visto,

見えなかったわ。

Cliente 2:Aquella señora que es la última.

あの女性が最後尾の方です。

スペインで順番を守らない人への対応方法

スペインでは、順番を守らずに横入りする人が多いため、自分の順番を守るためにははっきりと伝える必要があります。以下に、スペイン語で順番を守らない人に対して使えるフレーズをいくつか紹介します。

Perdone, pero la siguiente soy yo.

「すみません、次は私ですけど・・・」。このひとことは、スペインでは知っておきたいフレーズと言えます。というのは、遠慮なく横入りして来る人がけっこういるからです。

相手が無意識だったとしても、順番を守っていない人がいたら直接伝えましょう。恥ずかしがっていないで、はっきり言葉に出すのがスペインの人たちと付き合っていくには大事なことです。

スペインでノートパソコンの前に座りながら電話で話す女性。

ショップや大型モールなどでは出口付近にサービスに対する評価を入力できるタッチパネルが設置されている場合があります。何か不満があった時には、そこで意思表示をしてみるのも1つの方法です。

また、たいていはどの店にも hoja de reclamaciones という苦情を書き込めるシートがあります。

そうしたものを利用して、苦情はその場で伝えるようにしましょう。

注意・苦情に関するスペイン語表現

彼はホテルのサービスに対して苦情を言っている。 

Se está quejando del servicio en este hotel.

機械が動きません。

Este aparato no funciona.

買った商品が壊れているのですが、交換してくれませんか?

El artículo que he comprado está estropeado. ¿Podría cambiarlo, por favor?

危ないので気をつけてください。

Ten/Tenga cuidado, que es peligroso.

頼んだものと違います。

Esto no es lo que he pedido.

注文した料理がまだきません。

Ya hace un buen rato que he pedido la comida y no me la traen.

スペインで女性が手で一時停止の標識を作っている。

Señora, estamos todos aquí haciendo cola.
日本語訳: 「見てください、そこに行列があってみんなが並んでいますよ」

このフレーズは、「見てください、そこに行列があってみんなが並んでいますよ」という意味です。相手が無意識だった場合でも、はっきりと順番を守るように伝えることが重要です。

Aquella señora que es la última.
日本語訳: 「あの女性が最後尾の方です」

このフレーズは、「あの性が後尾の方です」という意味です。相手が自の後ろに並ぶように促すために使います。相手が最後尾に並ぶことで、順番を守ることができます。

スペインでのクレーム伝え方

スペインでは、クレームを伝えるための様々な方法があります。例えば、店舗やモールの出口付近にあるタッチパネルを利用した評価や、苦情を書き込めるシートの利用などです。

方法1: タッチパネルで評価する

多くの店舗やモールでは、出口付近にタッチパネルが設置されています。ここではサービスに対する評価を入力することができます。もし不満やクレームがある場合は、タッチパネルを利用して評価を入力してみましょう。

方法2: hoja de reclamaciones を利用する

ほとんどの店舗では、「hoja de reclamaciones」という苦情を書き込むシートが用意されています。このシートを利用して、直接苦情や不満を伝えることができます。スタッフに渡す前に自分の名前や連絡先を書いておくこともおすすめです。

おわりに

スペイン語でクレームや注意事項を伝えることは、時には避けたいシチュエーションかもしれません。しかし、はっきりと伝えることは重要です。スペインでは順番を守らない人が多く、自分の意見や不満をはっきりと伝えることが求められます。

スペイン語に自信がないとしてもためらわず、堂々と伝えてみてください。

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マリア (María) この記事を書いた人

元・高校教師(主に歴史担当)であり、現在は日本でスペイン語・英語講師としても勤務しより良い教育実践を目指し、日本の教育制度についても学んでいます。スペイン政府機関セルバンテス文化センター(東京)認定のDELE試験官(全レベル A1~C2)及びAVEオンライン講師資格保持者です。
セルバンテス文化センターでの講師経験に加え、独立行政法人国際協力機構(JICA)、大手企業(丸紅、日野自動車等)、多数の語学学校で、日本人学習者に対する豊富な指導実績を有し専門知識に基づいた指導、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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