「そのデザインがかわいい!」と「あの犬の走っている姿がかわいい」。日本語ではどちらも「かわいい」で表現できますが、スペイン語の世界では、実は使うべき言葉が異なります。スペイン語には、対象やニュアンスによって「かわいい」を表す言葉がたくさんあるのです!
スペイン語圏の人々は、日常生活の中で褒め言葉をとても自然に使います。素敵な人や物に出会った時に、その場の雰囲気に合った「かわいい!」をスペイン語で伝えられたら、きっと相手との距離も縮まり、コミュニケーションがもっと豊かになるはずです。
今回は、スペイン語の様々な「かわいい」という表現を徹底解説!「Bonito」「Guapo」「Mono」といった代表的な言葉の微妙なニュアンスの違いから、中南米で使われる表現、おしゃれな比喩フレーズ、そしてスペインの褒め文化まで、会話例を交えながら詳しくご紹介します。これを読んで、あなたもスペイン語の「かわいい」表現をマスターしましょう!
スペイン語で「かわいい」はどう言う?Bonito, Guapo, Monoの使い分け&褒め言葉決定版!
目次
会話で学ぶ:「かわいい」の使い分け (Bonito vs Mono vs Guapo)
会話本文 (Yuki & María)
Yuki:¡Mira ese perro! ¡Qué bonito!
(ミラ・エセ・ペロ! ケ・ボニート!)
見て、あの犬!かわいい(=見た目がきれい)!María:Sí, ¡mira cómo da vueltas persiguiendo su propia cola! ¡Qué mono!
(シー、ミラ・コモ・ダ・ブエルタス・ペルシギエンド・ス・プロピア・コーラ! ケ・モノ!)
ええ、見て、自分の尻尾を追いかけてクルクル回っているわ!なんて愛らしい(=キュートな)の!Yuki:¿Mono? ¿No es “bonito”?
(モノ? ノ・エス・ボニート?)
モノ?「ボニート」じゃないの?María:Sí, también podrías decir “bonito”, pero “mono” se usa más para expresar que algo es adorable o tiene gracia, como este perrito. “Bonito” es más general para algo que es agradable a la vista.
(シー、タンビエン・ポドリアス・デシール・ボニート、ペロ・モノ・セ・ウサ・マス・パラ・エクスプレサール・ケ・アルゴ・エス・アドラブレ・オ・ティエネ・グラシア、コモ・エステ・ペリート。「ボニート」エス・マス・ヘネラル・パラ・アルゴ・ケ・エス・アグラダブレ・ア・ラ・ビスタ)
ええ、「ボニート」とも言えるけど、「モノ」はこの子犬みたいに、何かが愛らしいとか面白い仕草をするとか、そういう時に使うことが多いの。「ボニート」は見た目に美しいっていう、もっと一般的な言い方ね。Yuki:¡Ah, ya entiendo! No lo sabía. Yo casi siempre digo “bonito” para todo…
(アー、ジャ・エンティエンド! ノ・ロ・サビア。ジョ・カシ・シエンプレ・ディゴ・ボニート・パラ・トド…)
ああ、なるほど!知らなかったわ。私はほとんど何にでも「ボニート」って言っちゃってたかも…María:Es normal al principio. ”Bonito” se refiere más al aspecto físico, pero “mono” expresa más un sentimiento de cariño o ternura por algo que te parece gracioso o encantador.
(エス・ノルマル・アル・プリンシピオ。「ボニート」セ・レフィエレ・マス・アル・アスペクト・フィシコ、ペロ・モノ・エクスプレサ・マス・ウン・センティミエント・デ・カリーニョ・オ・テルヌーラ・ポル・アルゴ・ケ・テ・パレセ・グラシオソ・オ・エンカンタドール)
最初は普通よ。「ボニート」は外見のことを指すことが多いけど、「モノ」は面白いとか魅力的だと感じるものに対する愛情や優しさの気持ちを表すの。Yuki:Entendido. Entonces, por ejemplo, si hablo de ese chico de allí, ¿diría “guapo”, verdad? Porque es un hombre y es sobre su apariencia.
(エンテンディード。エントンセス、ポル・エヘンプロ、シ・アブロ・デ・エセ・チコ・デ・アジ、ディリア・グアポ、ベルダッ? ポルケ・エス・ウン・オンブレ・イ・エス・ソブレ・ス・アパりエンシア)
わかったわ。じゃあ、例えばあそこの男の子について話すなら、「グアポ(かっこいい)」って言うのよね?男性だし、外見についてだから。María:Sí, ¡exacto! Está bien dicho. Pero bueno, ¿de verdad te parece guapo? Para gustos, colores…
(シー、エクサクト! エスタ・ビエン・ディチョ。ペロ・ブエノ、デ・ベルダッ・テ・パレセ・グアポ? パラ・グстоス、コロレス…)
そう、その通り!言い方としては正しいわ。でもまあ、本当に彼、かっこいいと思う?好みは人それぞれだけどね…(笑)。Yuki:¡Oye! ¡Claro que es guapo! ¡Es muy atractivo!
(オジェ! クラロ・ケ・エス・グアポ!エス・ムイ・アトラクティーボ!)
ちょっと!もちろんかっこいいでしょ!すごく魅力的よ!
会話のポイント解説:「Bonito」「Mono」「Guapo」のニュアンス
この会話から、スペイン語の「かわいい」の代表的な3つの言葉のニュアンスの違いが見えてきます。
- Bonito/a: 主に**外見的な美しさ、きれいさ**を指す。人だけでなく、物や景色にも使える**汎用性の高い「かわいい・きれい」**。
- Mono/a: 外見だけでなく、仕草や雰囲気を含めた**愛嬌や愛らしさ、キュートさ**を指す。見ていて微笑ましくなるような、**愛情や親しみを込めた「かわいい」**。人、動物、物にも使える。
- Guapo/a: **人の外見的な魅力**を褒める言葉。「美人、きれい、かっこいい、ハンサム」など。物には使わない。日常的な呼びかけとしても頻繁に使われる。
犬が尻尾を追いかける愛らしい姿には「Mono」、整った外見の男の子には「Guapo」、そしてどちらにも使えるけれど主に外見を指すなら「Bonito」といった使い分けがあるのですね。
スペイン語「かわいい」表現:基本の使い分け
それでは、これらの基本的な「かわいい」表現について、もう少し詳しく見ていきましょう。形容詞なので、修飾する名詞の性・数に合わせて語尾が変化すること(例: bonito, bonita, bonitos, bonitas)を忘れないでくださいね。
① Bonita / Bonito – 人・物・場所の「きれい・素敵・かわいい」
意味と対象範囲
既述の通り、bonita / bonito は最も幅広く使える「かわいい・きれい・素敵・美しい」です。人の外見(特に女性、子供、整った顔立ちの男性)、衣服、アクセサリー、家具、デザイン、建物、街並み、景色、天気など、視覚的に美しい、あるいは心地よいと感じるもの全般に使えます。
使い方と例文
¡Qué vestido más bonito llevas!
(ケ・ベスティード・マス・ボニート・ジェバス!)
なんて素敵なワンピースを着ているの!Me regalaron unas flores muy bonitas.
(メ・レガラロン・ウナス・フロレス・ムイ・ボニータス)
とてもきれいな花束をもらった。Vivimos en un barrio bonito y tranquilo.
(ビビモス・エン・ウン・バリオ・ボニート・イ・トランキーロ)
私たちは素敵で静かな地区に住んでいます。Hace un día bonito hoy, ¿vamos a pasear?
(アセ・ウン・ディア・ボニート・オイ、バモス・ア・パセアール?)
今日はいい天気だね、散歩に行かない?¡Qué bonito! (ケ・ボニート!) – なんてきれいなんだ!/ なんて素敵なの! (感嘆文)
② Guapa / Guapo – 人の外見を褒める「美人・ハンサム・かわいい」
意味と対象範囲 (人限定)
guapa / guapo は、**人の外見的な魅力**を褒める際に使われる最も一般的な言葉です。女性なら「美人、きれい、かわいい」、男性なら「ハンサム、かっこいい、イケメン」。年齢に関係なく、その人の容姿が魅力的であることを表します。
重要なのは、**人に対してのみ**使われ、物や場所には使わないという点です。
Bonitaとの違い まとめ
- 対象: Bonita (人・物・場所など) vs Guapa (人のみ)
- ニュアンス: Bonita (一般的、やや若々しい可愛さも含む) vs Guapa (容姿全体の魅力、美人/ハンサム)
- 使用頻度(人に対して): Guapaの方がより一般的で頻繁に使われる傾向。
呼びかけとしての使い方「¡Hola, guapa!」
前述の通り、guapa / guapo は親しみを込めた呼びかけとして非常によく使われます。「やあ、美人さん!」「こんにちは、かっこいい人!」といった感じで、挨拶の一部のように使われます。これはスペイン独特の文化かもしれません。
¡Hombre, Juan! ¡Qué guapo estás!
(オンブレ、フアン! ケ・グアポ・エスタス!)
やあ、フアン! かっこいいね!(元気そうだね!の意味も含む場合あり)Perdone, guapa, ¿me puede decir la hora?
(ペルドネ、グアパ、メ・プエデ・デシール・ラ・オラ?)
すみません、きれいな方、時間を教えていただけますか?(見知らぬ女性への丁寧な呼びかけ)
使い方と例文
¡Qué guapa estás con ese peinado! Te favorece mucho.
(ケ・グアパ・エスタス・コン・エセ・ペイナード! テ・ファボレセ・ムーチョ)
その髪型、すごくきれい(かわいい)ね!とても似合ってるよ。Mi hermana es más guapa que yo.
(ミ・エルマナ・エス・マス・グアパ・ケ・ジョ)
私の姉(妹)は私より美人だ。Busco un actor guapo para la película.
(ブスコ・ウン・アクトール・グアポ・パラ・ラ・ペリクラ)
その映画のためにハンサムな俳優を探している。¡Qué guapo! (ケ・グアポ!) – なんてハンサムなの! / なんてかっこいいの!
③ Mona / Mono – 愛嬌・愛らしさの「キュート・素敵」
意味と対象範囲(人・動物・物)
mona / mono は、外見だけでなく、**愛嬌があってかわいらしい様子、チャーミングな雰囲気、見ていて微笑ましい感じ**を表します。「キュートな」「愛らしい」「素敵な」といった訳がしっくりきます。人(特に子供、時に大人にも使う)、動物(特にペット)、そして小物やデザインなど、**かわいらしい、心惹かれるもの**全般に使えます。
会話例にあったように、犬が自分の尻尾を追いかけるような、ちょっとお間抜けで愛らしい行動を見た時には「¡Qué mono!」がぴったりです。
使い方と例文 (¡Qué monada!)
¡Qué bebé más mono! Dan ganas de achucharlo.
(ケ・ベベ・マス・モノ! ダン・ガナス・デ・アチュチャーロ)
なんてかわいい赤ちゃんなの!抱きしめたくなるわ。Me compré un llavero muy mono en esa tienda de recuerdos.
(メ・コンプレ・ウン・ジャベロ・ムイ・モノ・エン・エサ・ティエンダ・デ・レクエルドス)
あのお土産屋さんで、とてもかわいいキーホルダーを買ったんだ。Tu gata es muy mona, siempre viene a saludar.
(トゥ・ガタ・エス・ムイ・モナ、シエンプレ・ビエネ・ア・サルーダル)
君の猫、すごく愛嬌があるね、いつも挨拶しに来てくれる。¡Qué monada de pendientes! ¿Dónde los encontraste?
(ケ・モナダ・デ・ペンディエンテス! ドンデ・ロス・エンコントラステ?)
なんてかわいいイヤリングなの!どこで見つけたの? (monada = かわいいもの・こと)

対象やニュアンスに合わせて Bonito, Guapa, Mono を使い分けましょう
④ Rica / Rico – 親しみを込めた「かわいい・愛しい」
意味とニュアンス(愛情表現、おいしいとの関連)
rica / rico は「豊かな、おいしい」という意味が一般的ですが、スペインでは口語で、**特に子供や赤ちゃん、あるいは恋人など非常に親しい相手に対して、深い愛情や親しみを込めて「かわいい!」「愛しい!」「たまらない!」**という意味で使われます。外見だけでなく、その存在自体が愛おしい、という強い感情を表します。
「おいしい」という意味もあることから、「(おいしそうで)食べちゃいたいほどかわいい」というニュアンスが含まれることもあります。
使い方と例文 (¡Qué rica!, me la como)
¡Mira qué niño más rico! Está para comérselo.
(ミラ・ケ・ニーニョ・マス・リコ! エスタ・パラ・コメールセロ)
見て、なんてかわいい(愛しい)子なの!食べちゃいたいくらいだわ。¡Ay, qué rica mi niña, dando besitos a la abuela!
(アイ、ケ・リカ・ミ・ニーニャ、ダンド・ベシートス・ア・ラ・アブエラ!)
まあ、なんて良い子(かわいい)なの、おばあちゃんにキスしてあげて!Ven aquí, mi rico, que te dé un abrazo.
(ベン・アキ、ミ・リコ、ケ・テ・デ・ウン・アブラソ)
こっちにおいで、私の可愛い子ちゃん、ハグさせておくれ。(祖父母が孫に言うような)
この用法は非常に口語的で、愛情表現として使われます。他人に対して使うと不自然に聞こえる可能性があるので注意しましょう。
中南米で聞かれる「かわいい」:Linda, Hermosa など
中南米のスペイン語圏では、スペイン本国とは少し異なる単語が「かわいい」「美しい」の意味でよく使われます。もちろんスペインでも通じますが、地域による好みの差があります。
Linda / Lindo ≈ Bonita / Bonito
linda / lindo (リンダ/リンド) は、中南米で bonita / bonito とほぼ同じ意味・用法で非常によく使われます。「かわいい」「きれいな」「素敵な」といった意味で、人、物、動物、場所など幅広い対象に使えます。スペインよりも中南米での使用頻度が高いと言われています。
¡Qué linda te ves hoy!
(ケ・リンダ・テ・ベス・オイ!)
今日すごくきれい(かわいい)ね!Compré una artesanía muy linda en Perú.
(コンプレ・ウナ・アルテサニア・ムイ・リンダ・エン・ペルー)
ペルーでとても素敵な民芸品を買った。
Hermosa / Hermoso ≈ Guapa / Guapo (物にも使える)
hermosa / hermoso (エルモサ/エルモソ) は、「美しい」「きれいな」「立派な」という意味で、guapa / guapo に近いですが、より「壮麗な美しさ」「完璧な美」といったニュアンスを含むことがあります。また、guapa / guapo と異なり、人だけでなく**物や景色、抽象的な概念(思い出など)にも**使えます。中南米で特によく使われます。
Tienes una familia hermosa.
(ティエネス・ウナ・ファミリア・エルモサ)
あなたは素晴らしい(美しい)家族を持っていますね。¡Qué paisaje tan hermoso!
(ケ・パイサヘ・タン・エルモソ!)
なんて美しい景色なんだ!
Encantadora / Encantador – チャーミング
encantadora / encantador (エンカンタドーラ/エンカンタドール) は「魅力的な」「うっとりさせるような」という意味。外見だけでなく、性格や雰囲気、笑顔など、**内面的な魅力**を含んだ褒め言葉として、スペインでも中南米でも使われます。
Es una persona realmente encantadora.
(エス・ウナ・ペルソナ・レアルメンテ・エンカンタドーラ)
本当に魅力的な人です。
Bella / Bello – 美しい(やや文学的)
bella / bello (ベジャ/ベジョ) は「美しい」の最も古典的で、やや文学的な響きを持つ言葉です。hermosa / hermoso に似ていますが、より芸術的な美しさや、理想的な美を表現する際に使われることがあります。
La bella durmiente
(ラ・ベジャ・ドゥルミエンテ)
眠れる森の美女
おしゃれな褒め言葉!その他の関連フレーズ
直接的な形容詞以外にも、「かわいい」「美しい」「素敵」という気持ちを伝える、おしゃれで比喩的なフレーズがあります。
Es un bombón – とびきり魅力的な人
既述の通り、bombón(チョコレート)を使って「チョコレートのように甘くて魅力的でかわいい人」を表す口語表現です。特に魅力的な女性や赤ちゃんに使われます。
Esa actriz es un bombón.
(エサ・アクトリス・エス・ウン・ボンボン)
あの女優さん、すごく魅力的だね。
Es preciosa / precioso – 宝石のような美しさ
preciosa / precioso は「高価な、貴重な」から転じて、「(宝石のように)美しく素晴らしい、とてもかわいい」という意味で使われます。人、物、場所など、心から「素敵だ!」と感じるもの全般に使えます。
¡Qué vista tan preciosa desde aquí!
(ケ・ビスタ・タン・プレシオサ・デスデ・アキ!)
ここからの眺めはなんて素晴らしいんだ!
¡Qué chula / chulo! – クールでイケてる!
chula / chulo は口語で「かっこいい、イケてる、素敵な、クールな」という意味。見た目だけでなく、デザインやアイデア、態度などに対しても使えます。「かわいい」というよりは「センスがいいね!」に近いニュアンスです。
¡Qué chula tu moto!
(ケ・チュラ・トゥ・モト!)
君のバイク、かっこいいね!Me parece una idea muy chula.
(メ・パレセ・ウナ・イデア・ムイ・チュラ)
すごくクールなアイディアだと思うよ。
スペイン語圏の「褒め文化」について
気軽な褒め言葉とコミュニケーション
スペインやラテンアメリカでは、日本と比べて、人々がお互いの外見や持ち物を褒めることが非常に一般的であり、日常的なコミュニケーションの一部となっています。特にスペインでは、お店の店員さんがお客さんに「¡Hola, guapa!」と挨拶したり、街中で見知らぬ人から「¡Qué bonito perro! (なんてかわいい犬!)」と声をかけられたりすることも珍しくありません。
これは、多くの場合、下心があるわけではなく、**社交辞令や、相手への親しみを表現する方法**として受け入れられています。思ったことを素直に口にする文化、ポジティブな言葉で場を和ませる文化とも言えるかもしれません。もちろん、馴れ馴れしすぎると感じる場合もありますが、基本的にはポジティブなコミュニケーションの表れと捉えると良いでしょう。
褒められた時の返し方 (Gracias など)
もしあなたがスペイン語圏で「かわいい」「きれい」「かっこいい」と褒められたら、どう返せば良いでしょうか? 謙遜が美徳とされる日本とは異なり、褒め言葉は素直に受け止めるのが一般的です。
- Gracias. (グラシアス / ありがとう。) – 最もシンプルで一般的な返事。
- Muchas gracias. (ムーチャス・グラシアス / どうもありがとう。) – より丁寧に。
- Muy amable. (ムイ・アマブレ / ご親切にどうも。) – 「親切ですね」というニュアンスで感謝を示す。
- Igualmente. (イグアルメンテ / あなたもね。) – 相手も素敵な場合に「あなたも素敵ですよ」と返す。
- Tú también (eres muy guapa/o). (トゥ・タンビエン (エレス・ムイ・グアパ/ポ) / 君もね(とてもきれい/かっこいいよ)。) – 具体的に褒め返す。
恥ずかしがらずに、笑顔で「Gracias」と返すのがスマートです。
まとめ:「かわいい」を使いこなしてスペイン語力アップ!
スペイン語の「かわいい」には、対象やニュアンスによって実に様々な表現があることが分かりましたね。外見の美しさを指すのか、愛嬌や愛らしさなのか、人に対してなのか、物に対してなのか…状況に合わせて適切な言葉を選ぶことで、あなたのスペイン語はより豊かで自然なものになります。
基本となる bonita/o, guapa/o, mona/o, rica/o の使い分けをマスターし、さらに中南米でよく使われる linda/o や hermosa/o、おしゃれな比喩表現なども覚えておくと、表現の幅がぐっと広がります。
スペイン語圏の褒め文化に触れ、あなた自身も素敵なものや人に出会ったら、ぜひ積極的に「¡Qué bonito!」「¡Qué guapa!」「¡Qué mono!」と声に出してみてください。きっと相手との心温まるコミュニケーションが生まれ、スペイン語学習の楽しさも増すはずです。¡Mucha suerte!