スペイン旅行の必須スキル:レストラン予約のスペイン語フレーズとマナー

  1. スペイン語で観光と文化


さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!

今度の週末に、トレドに足をのばすユリカ…相変わらず下準備に余念がありません。食事の場所もしっかり押さえて…限られた時間を有効活用するようです!

スペイン旅行の必須スキル:レストラン予約のスペイン語フレーズとマナー

レストラン予約の可否

さっそく今日の会話をのぞいてみましょう!

スペイン語会話

María: ¿Qué estás buscando?

何を探しているの?

Llevas horas en internet mirando páginas de restaurantes…  

何時間もレストランのページをネットサーフィンしてるのね。

Yurika: Este fin de semana voy a visitar Toledo yo sola.

今週末、トレドに一人旅するのよ。

María: Ah, por eso estás buscando un lugar para comer.

ああ、それで食べる場所を探しているのね。

Yurika: Creo que el fin de semana los restaurantes estarán llenos, así que voy a reservar ya.

週末はレストランは混んでいると思うから、あらかじめ予約するのよ。

María: ¿¡Vas a reservar para ti sola!?

一人で食事をするのに予約をするの!?

Pues… yo que tú, no lo haría.

う~ん、私ならやらないけどね。

Yurika: ¿Por qué? ¿Te parece raro?

どうして?変だと思う?

Pero es la única manera de asegurarme de que tengo mesa.

でも食べる場所を確保するために、唯一の方法なのよ。

María: Es posible reservar, por supuesto. Pero ocupar una mesa solo por una persona parece un poco descortés hacia los demás.

もちろん予約はできるわよ。でも周りの人から見たら、ずうずうしいと思われるわよ。テーブルを一人だけで占領するなんてね。

Yurika: No había pensado en eso, pero tienes razón.

そこまで考えていなかったけれど、確かにそうね。

María: Imagínate que estás comiendo sola en un buen restaurante en los que siempre hay que reservar, donde la gente suele ir en grupo… sería bastante extraño.

それに、想像してごらんなさいよ、ふつうグループで来るような、予約が要る良いレストランで、たった一人で食べている姿を…。滑稽よ。

Yurika: Ah, cierto. Entonces, si no es una persona sola no parece tan raro, ¿verdad?  

ああ、そうね。じゃあ、一人でなければ、変じゃないわけね?

María: Claro. Si vas en grupo sí es normal reservar con antelación.

そうよ。グループでなら、予約をすることも結構あるわよ。

Yurika: Ya sé qué hacer; por favor, te vienes conmigo a Toledo y así cenamos juntas.

いいこと思いついたわ。お願い、私と一緒にトレドに来て、一緒に食事をしてよ。

この一言で壁を超える

私だったら~

yo que tu, no lo haría.:私があなたなら、それをやらないだろうな

赤い髪のスペインの女性が黄色の背景に指を指しています。

相手の行動を、やんわりとたしなめるのに便利な表現。「yo que~」は「私が~だったら」という決まり文句です。

日本語の「やめたほうがいいわよ」に似たニュアンスですね。

想像してみて

imagínate:想像してごらんなさいよ。

会話の相手をひきつける話術の一つ。淡々と状況を説明するだけでなく、時々「imagínate」などと挟むことで、臨場感のある、活き活きとした会話にすることができます。

reservadoの文字が入ったスペインのメタルカードホルダー。

複数人数でレストランに行くときは、スペインでもあらかじめ予約をいれることもあります。

ただし!できるだけ混雑時間や週末を避けて予約を入れる人が多いようです。

Imagínate…お店の人が忙しく、並んでいる人もいる、そんな混雑時間帯に…「reservada(予約席)」と書かれたテーブルに悠々と着くのは気まずい、というわけです。

というわけで、ズバリ、予約のねらい目は、平日の少し早いランチ。「少し早め」と言っても、スペインのランチタイム「2時」より少し早めですから…

ちょうど日本のランチライム、12時がベストタイミングなのです。

予約間違いを防ぐ方法

さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!

炎天下のトレドに週末旅行中のユリカとマリア。レストランもしっかり予約して、いざ昼食へ…ところが、思わぬ事態が発生したようです。

さっそく今日の会話をのぞいてみましょう!

会話

Yurika: Hola, soy Yurika Ono. Tengo una reserva para dos personas a las doce.

こんにちは、オノ・ユリカと申します。2名で12時から予約している者です。

Camarero: Yurika Ono… Pues, hoy no tenemos ninguna reserva a ese nombre.

オノ・ユリカさんですね。ええと…今日のご予約はいただいていないですよ。

¿Usted está segura de que ha reservado aquí?

当店で予約されているというのは、お間違い無いですか?

Yurika: ¿Cómo? He reservado por correo electrónico, y aquí tengo su respuesta de confirmación imprimida.

なんですって?メールで予約して、ここに確認のお返事のコピーもありますよ。

Camarero: Bueno… el restaurante es éste, a partir de las doce para almorzar.

ええと、レストランの名前もここだし、12時からのランチですね。

Pero la fecha no es para hoy. Hoy es 30 de julio.

でも、日程が今日ではないですよ。今日は7月30日です。

Yurika: ¿Cómo que 30? Hoy es sábado 25 de julio.

何が30日よ?今日は7月25日の土曜日よ。

Compruebe de nuevo la lista de reservas para hoy.

今日の日付の予約リストを確認してください。

Camarero: Ah, lo siento muchísimo, yo me he equivocado de fecha.

ああ、大変失礼しました。日付を勘違いしていました。

Hoy es 25, y… claro. Efectivamente ustedes tienen una reserva.

今日は25日で…間違いありません、確かにご予約いただいています。

Yurika: Por fin podemos entrar al restaurante. Qué susto.

やっとお店には入れるわ。ああ、びっくりした。

María: ¿Ves? Imprimir el mensaje de confirmación es útil por si hay problemas.

ほらね?確認のメールをプリントしておくと、何かあった時に便利でしょう?

Yurika: Muchas gracias por tu consejo. Sin ti no podría disfrutar tanto del viaje.

いいアドバイスをありがとう。あなたが一緒じゃなかったら、こんなに旅を楽しめなかったわ。

María: ¿Pero cómo puede confundir el día 25 con el 30?

それにしても、どうして25日と30日を間違えるのよ。

Un sábado y un jueves. No tienen nada que ver.

土曜日と木曜日よ。全然関係ないじゃない。

Yurika: Con este calor se confunde cualquier cosa.

この暑さじゃ、なんだってわからなくなるわよ。

Camarero ウエイター

この一言で壁を超える

¿Cómo que …?

何が…よ?

おこる

納得できない一言に対して、「何が~よ!」と言い返す時に使います。あまり乱用するのもよくありませんが、予約が間違えられているときなどは、しっかりと自己主張する必要があります。

不利をこうむらないように、毅然とした態度で「¿Cómo que …? 」と返しましょう。

Qué susto

ああびっくりした

本当にびっくりした時には、とっさに言葉も出ないものですが…何はともあれ、危機を切り抜けた時に黙っているのも不自然です。

つ・ぶ・や・き

あらまあ

予約したはずが、予約が取れていない!?こんなハプニングが、スペインのレストランでは時々あります。

日付の勘違い、似た名前のレストランとの混乱、店員の引継ぎミスなどなど、原因は様々です。

時には、日本人の名前がスペイン人には耳慣れないため、まったく違う名前で予約されていることも…

インターネットで予約を押さえた場合は、確認のページのコピーを取っておくのがお勧めです。

予期せぬ事態に遭遇しても、まずは落ち着いてしっかり自己主張!ハプニングを旅の思い出に変えましょう。

使えるスペイン語をカフェで習得
何度でも聞ける上達する1対1レッスンはコスパ最強
【先生を選んで、無料体験する!】

開く

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます