スペインのサイズ表記徹底ガイド:日本との違いと試着時のフレーズ集

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スペイン旅行の楽しみといえば、ショッピング!ZARAやMANGO、Desigualなど、日本でも人気のブランドはもちろん、現地ならではのおしゃれなブティックで、素敵な服や靴を見つけるのは格別ですよね。しかし、いざ試着しようと手に取ると、「Talla 38?」「これって日本の何サイズ?」とサイズ表記の違いに戸惑うことも少なくありません。

スペインと日本では、服や靴のサイズを表す基準や考え方が異なります。デザインが気に入っても、サイズが合わなければ残念な結果に…。せっかくのショッピングを成功させるためには、サイズ表記の違いを理解し、自分に合うサイズを見つけること、そして必要であれば店員さんとコミュニケーションをとることが不可欠です。

この記事では、スペインの服・靴のサイズ表記について、日本との比較早見表を交えながら徹底解説!さらに、試着やサイズ確認に役立つスペイン語フレーズも豊富にご紹介します。これで、あなたもスペインでのショッピングを自信を持って楽しめるはずです!

【スペイン服・靴サイズ】もう迷わない!日本との比較早見表&試着で使えるスペイン語フレーズ集

目次

なぜ違う?スペインと日本のサイズ表記の基本

まず、スペインと日本でサイズ表記がなぜ異なるのか、その基本的な違いを理解しましょう。服と靴で基準が異なる点もポイントです。

服のサイズ:インチ基準の数字表記 (36, 38…)

スペインの(そしてヨーロッパ大陸の多くの国の)服のサイズは、伝統的に**インチ (inch / スペイン語: pulgada)** を基準とした数字で表記されることが一般的です。タグに「36」「38」「40」といった偶数の数字が書かれているのを目にするでしょう。これは、例えば「サイズ38」が胸囲や胴囲などの基準寸法が約38インチであることを示唆していますが、これはあくまで**規格上の「呼び名」のようなもの**であり、実際の製品寸法が正確に38インチ(約96.5cm)というわけではありません。

日本の「7号」「9号」「11号」といった号数表記や、国際的な「S」「M」「L」表記と同じように、**スペイン(EU)独自のサイズ規格番号**として捉えるのが分かりやすいでしょう。重要なのは、この数字が小さいほどサイズが小さく、大きいほどサイズが大きいということです。

靴のサイズ:cm基準でも尺度が違う?「捨て寸」の罠

一方、靴のサイズに関しては、スペイン(およびヨーロッパ)でも日本と同様に**センチメートル (cm / centímetro)** を基準としています。しかし、タグに書かれている「38」や「41」といった数字は、日本の「24cm」や「26cm」といった表記とは全く異なります。これは、**サイズを刻む尺度の基準が違う**ためです。

ヨーロッパの靴サイズ規格(パリポイントと呼ばれることも)では、**1サイズ(1番手)あたり約2/3cm (約0.67cm)** でサイズが大きくなっていきます。これに対し、日本のJIS規格では5mm(0.5cm)刻みですね。この尺度の違いが、同じcm基準でも表記される数字が異なる理由です。

【要注意!「捨て寸」の考え方の違い】

さらにややこしいのが「捨て寸」の存在です。捨て寸とは、靴を履いた時に、つま先の先端部分に設けられる必要なゆとりスペースのことです。

  • **日本のサイズ表記(例: 24cm):** これは基本的に「足長(かかとから一番長い指先までの長さ)」の目安を示しており、**捨て寸は含まれていません**。実際の靴の内部の長さ(内寸長)は、24cmよりも1cm~2cm程度長めに作られています。
  • **スペイン(EU)のサイズ表記(例: 38):** こちらは、ある程度の**捨て寸(約1.5cm~2cm程度)を含んだ靴の内寸長に基づいている**と考えられています。

このため、単純に「日本のcmサイズ ÷ 0.67」で計算しても、適切なスペインサイズにはなりません。例えば、日本で24cmの靴を履く人の足長は約24cmですが、快適に履くためには内寸長が25.5cm~26cm程度の靴が必要です。これをスペインサイズに換算すると「38」や「39」あたりが対応することになります(25.5cm ÷ 0.67 ≒ 38)。

この計算は複雑なので、後の「サイズ比較早見表」で自分の日本サイズに対応するスペインサイズを確認するのが最も確実です。

SML表記もあるけれど…注意点

最近では、スペインのブランドでも、特にカジュアルウェアなどでは、国際的に分かりやすい「S」「M」「L」「XL」といった表記を採用している場合も増えています。しかし、注意したいのは、これらの表記が**必ずしも日本のSMLと同じサイズ感とは限らない**ことです。

一般的に、スペイン(ヨーロッパ)のサイズ規格は、日本のものよりもやや大きめに作られている傾向があります。また、スペイン人の平均的な体型に合わせてデザインされているため、同じ「M」サイズでも、肩幅、袖丈、着丈、ウエストの位置などが日本の「M」とは異なる場合があります。日本のMサイズを着ている人が、スペインのMサイズを着ると、少しゆったり感じたり、逆に袖が長すぎたりすることがあります。

したがって、SML表記の場合でも、可能であれば試着するか、後述の比較表で対応する数字サイズを確認することをおすすめします。

一目でわかる!スペイン vs 日本 サイズ比較早見表

スペインでのショッピングに役立つ、服と靴のサイズ比較表です。あくまで一般的な目安ですので、ブランドやデザインによって異なる場合があることをご了承ください。

【レディース服】サイズ対応表 (スペイン/EU vs 日本)

スペイン/EU 日本 (号) 国際基準
34 5号 XXS
36 7号 XS
38 9号 S
40 11号 M
42 13号 L
44 15号 XL
46 17号 XXL

※ ZARAなど一部ブランドでは、SML表記が主流で、36=S, 38=M, 40=L に相当する場合が多いです。

【メンズ服】サイズ対応表 (スペイン/EU vs 日本)

スペイン/EU 日本 (号/チェスト) 国際基準
44 XS (~88cm) XS
46 S (88~96cm) S
48 M (96~104cm) M
50 L (104~112cm) L
52 XL (112~120cm) XL
54 XXL (120cm~) XXL

※ Yシャツなどは首回り(cm)や袖丈での表記もあります。

【ベビー・キッズ服】月齢・年齢別サイズの見方 (meses, años)

ベビー服・子供服は、身長(cm)よりも月齢や年齢で表記されることが多いです。

  • meses (メセス): 「月齢」 (単数形は mes メス)
  • años (アニョス): 「年齢(~歳)」 (単数形は año アニョ)
  • Y (Years): 英語のYearsの略で「~歳」
スペイン表記 (月齢/年齢) 日本サイズ目安 (身長cm)
0-1 mes / Recién nacido (RN) 50-55cm
1-3 meses 60cm
3-6 meses 70cm
6-9 meses 75cm
9-12 meses 80cm
12-18 meses 85cm
18-24 meses (2 años) 90cm
2-3 años 95-100cm
3-4 años 100-105cm
10 años / 10Y 140cm
12 años / 12Y 150cm
14 años / 14Y 160cm

※ 子供の成長には個人差があるため、年齢表記はあくまで目安です。

【靴】大人用サイズ対応表 (スペイン/EU vs 日本cm)

スペイン/EU 日本 (cm) 目安 スペイン/EU 日本 (cm) 目安
35 22.0 – 22.5 41 26.0 – 26.5
36 22.5 – 23.0 42 26.5 – 27.0
37 23.0 – 23.5 43 27.0 – 27.5
38 24.0 – 24.5 44 28.0 – 28.5
39 24.5 – 25.0 45 28.5 – 29.0
40 25.5 – 26.0 46 29.5 – 30.0

※ 前述の通り、捨て寸の考え方の違いがあるため、日本のcmサイズぴったりで選ぶと小さく感じることがあります。特に幅広・甲高の足の方は注意が必要です。

【靴】子供用サイズ対応表 (スペイン/EU vs 日本cm)

スペイン/EU 日本 (cm) 目安 スペイン/EU 日本 (cm) 目安
16 約 9.5 – 10.0 26 約 16.0 – 16.5
17 約 10.0 – 10.5 27 約 16.5 – 17.0
18 約 10.5 – 11.0 28 約 17.5 – 18.0
19 約 11.5 – 12.0 29 約 18.0 – 18.5
20 約 12.0 – 12.5 30 約 19.0 – 19.5
21 約 12.5 – 13.0 31 約 19.5 – 20.0
22 約 13.5 – 14.0 32 約 20.5 – 21.0
23 約 14.0 – 14.5 33 約 21.0 – 21.5
24 約 15.0 – 15.5 34 約 21.5 – 22.0
25 約 15.5 – 16.0 35 約 22.0 – 22.5

※ 子供の足は成長が早いので、少し余裕を持ったサイズを選ぶのが一般的です。

スペイン、日本、国際基準の服のサイズタグ比較イラスト

国やブランドでサイズ表記は様々。比較表を参考にしましょう

サイズ選びの注意点:体型差とブランド差

これらの比較表はあくまで一般的な目安です。サイズ選びで失敗しないためには、以下の点を考慮することが重要です。

  • 体型の違い:前述の通り、スペイン人(ヨーロッパ人)と日本人では平均的な身長や骨格、体型が異なります。特に、腕や脚の長さ、肩幅、バストやヒップのボリューム感などに違いが出やすいです。日本のサイズと同じ感覚で選ぶと、フィット感が異なる場合があります。
  • ブランドによる違い:同じ「38」サイズでも、ブランドによって実際の大きさやカッティングは異なります。ファストファッション系は比較的ゆったりめ、デザイナーズブランドは細身など、ブランドごとの傾向もあります。
  • アイテムによる違い:アウター、トップス、ボトムス、下着など、アイテムの種類によってもサイズ感は変わってきます。

結論として、スペインで服や靴を購入する際は、**可能な限り試着すること(probarse)**が最も確実で重要です。

スペインで試着は必須!役立つスペイン語フレーズ集

サイズ感が日本と異なるスペインでのショッピングでは、試着(probarse プロバルセ)が欠かせません。ここでは、試着をお願いしたり、サイズについて尋ねたりする際に役立つ基本的なスペイン語フレーズをご紹介します。

店員さんに声をかける:「すみません (Disculpe / Perdone)」

店員さん(dependiente / dependienta デペンディエンテ/タ)に何かを尋ねたい時、まずは丁寧に声をかけましょう。

Disculpe. / Perdone.
(ディスクルペ / ペルドネ)
すみません。

どちらも「すみません(失礼します)」という意味の丁寧な呼びかけです。Disculpe は動詞 disculparPerdone は動詞 perdonar の usted(丁寧なあなた)に対する命令形ですが、呼びかけとして一般的に使われます。より丁寧に尋ねたい場合は、

Disculpe, ¿podría preguntarle algo?
(ディスクルペ, ポドリア プレグンタルレ アルゴ?)
すみません、ちょっとお尋ねしてもよろしいですか?

のように言うこともできます。

試着をお願いする:「試着してもいいですか? (¿Puedo probarme…?)」

気になる服や靴を見つけたら、試着できるか尋ねてみましょう。「試着する」は再帰動詞 probarse (プロバルセ) です。「私が試着する」なので、人称代名詞 me を伴います。

¿Puedo probarme esto?
(プエド プロバルメ エスト?)
これを試着してもいいですか? (手に持っているものを指して)

¿Puedo probarme esta falda / estos pantalones / estos zapatos?
(プエド プロバルメ エスタ ファルダ / エストス パンタロネス / エストス サパトス?)
このスカート / このズボン / この靴 を試着してもいいですか?

¿Me puedo probar esta ropa?
(メ プエド プロバル エスタ ロパ?)
この服を試着してもいいですか? (代名詞meを動詞poderの前に置く形も可)

試着室はどこ? (¿Dónde está el probador?)

試着室の場所を尋ねたい場合はこう言いましょう。「試着室」は probador (プロバドール / 男性名詞) です。

¿Dónde está el probador?
(ドンデ エスタ エル プロバドール?)
試着室はどこにありますか?

Perdone, ¿los probadores?
(ペルドネ, ロス プロバドーレス?)
すみません、試着室は? (複数形で尋ねることも多い)

試着時の会話例(店員とのやり取り)

試着をお願いする際の、店員さんとの典型的な会話の流れを見てみましょう。

※ C = cliente(客), D = dependiente/a(ショップ店員)

C:Perdone, ¿me podría probar este vestido que está en el escaparate?
(ペルドネ、メ ポドリア プロバール エステ ベスティード ケ エスタ エン エル エスカパラテ?)
すみません、ショーウィンドウにディスプレイされているこのワンピースを試着させていただけますか?

D:Claro. Es una talla treinta y ocho. ¿Cree que le irá bien?
(クラロ. エス ウナ タジャ トレインタ イ オーチョ. クレエ ケ レ イラ ビエン?)
もちろんです。サイズは38ですが、これでよろしいと思われますか?

C:Creo que sí, normalmente uso la 38.
(クレオ ケ シー, ノルマルメンテ ウソ ラ トレインタ イ オーチョ)
はい、そう思います、普段38を着ていますので。

D:Muy bien. Como usted es delgada, quizás le quede mejor la talla treinta y seis. ¿Quiere probar las dos?
(ムイ ビエン. コモ ウステッ エス デルガーダ, キサス レ ケデ メホール ラ タジャ トレインタ イ セイス. キエレ プロバール ラス ドス?)
承知しました。ただ、お客様は細身でいらっしゃるので、もしかしたら36の方がより合うかもしれません。両方試着されますか?

C:Sí, por favor. Gracias.
(シー, ポル ファボール. グラシアス)
はい、お願いします。ありがとうございます。

D:De acuerdo. Los probadores están al fondo a la derecha. Puede llevar hasta tres prendas.
(デ アクエルド. ロス プロバドーレス エスタン アル フォンド ア ラ デレチャ. プエデ ジェバール アスタ トレス プレンダス)
かしこまりました。試着室は奥の右側にございます。3着までお持ち込みいただけます。

サイズについて尋ねる:「サイズ (talla)」関連フレーズ

試着中や試着後に、サイズに関して店員さんとやり取りする際に使えるフレーズです。「サイズ」はスペイン語で talla (タジャ / 女性名詞) です。

サイズはありますか? (¿Está disponible la talla…?)

¿Tiene(n) la talla M / la talla 40?
(ティエネ(ン) ラ タジャ エメ / ラ タジャ クアレンタ?)
Mサイズ / 40サイズ はありますか? (Tiene=usted形, Tienen=ustedes形)

¿Está disponible en la talla S?
(エスタ ディスポニブレ エン ラ タジャ エセ?)
Sサイズで在庫はありますか? (disponible = 利用可能な、在庫がある)

¿Hay una talla más grande / más pequeña?
(アイ ウナ タジャ マス グランデ / マス ペケーニャ?)
もっと大きい / 小さい サイズはありますか?

サイズが合う/合わない (Me queda bien / No me queda bien)

サイズが「合う」かどうかの表現には、動詞 quedar (ケダール) を使うのが一般的です。「(服などが)人に~の状態である」という意味で、gustar動詞のように「[服など]が[人に]合う」という構造になります。

(Esta talla) Me queda bien.
(メ ケダ ビエン)
(このサイズは私に) 合っています / ちょうどいいです。

No me queda bien.
(ノ メ ケダ ビエン)
合いません。

Me queda un poco grande / pequeño(a).
(メ ケダ ウン ポコ グランデ / ペケーニョ(ニャ))
私には少し大きいです / 小さいです。

Me queda perfecto(a).
(メ ケダ ペルフェクト(タ))
私にぴったりです。

¿Qué tal me queda?
(ケ タル メ ケダ?)
(私に)どう見えますか? / 似合っていますか? (店員や友人に意見を求める)

大きい/小さい (grande / pequeño/a)

Es demasiado grande para mí.
(エス デマシアード グランデ パラ ミ)
これは私には大きすぎます。

Es un poco pequeño(a).
(エス ウン ポコ ペケーニョ(ニャ))
これは少し小さいです。

他のデザイン/色は? (otro diseño / otros colores)

¿Tiene(n) este modelo en otro color?
(ティエネ(ン) エステ モデル エン オートロ コロール?)
このモデルの他の色はありますか?

¿Hay otros diseños disponibles en la misma talla?
(アイ オートロス ディセニョス ディスポニブレス エン ラ ミスマ タジャ?)
同じサイズの他のデザインはありますか?

裾上げをお願いする (hacer el dobladillo)

ズボンの裾上げはスペイン語で dobladillo (ドブラディージョ / 男性名詞) と言います。

¿Me pueden hacer el dobladillo de estos pantalones?
(メ プエデン アセール エル ドブラディージョ デ エストス パンタロネス?)
このズボンの裾上げをお願いできますか?

¿Cuánto cuesta hacer el dobladillo?
(クアント クエスタ アセール エル ドブラディージョ?)
裾上げはいくらかかりますか?

サイズ選びのための会話例(試着後のやり取り)

※ C = cliente(客), D = dependiente/a(ショップ店員)

D:¿Qué tal le queda el vestido?
(ケ タル レ ケダ エル ベスティード?)
ワンピースはいかがですか?(フィット感はどうですか?)

CLa talla treinta y ocho me queda un poco grande. ¿Puedo probar la treinta y seis?
(ラ タジャ トレインタ イ オーチョ メ ケダ ウン ポコ グランデ. プエド プロバール ラ トレインタ イ セイス?)
38は私には少し大きいです。36を試着してもいいですか?

D:Por supuesto. Aquí tiene.
(ポル スプエスト. アキ ティエネ)
もちろんです。こちらをどうぞ。

(再度試着後)

D:¿Y ahora qué tal?
(イ アオラ ケ タル?)
今度はいかがですか?

C:Esta talla me queda perfecta. Me llevo este.
(エスタ タジャ メ ケダ ペルフェクタ. メ ジェボ エステ)
このサイズは私にぴったりです。これを買います(持っていきます)。

D:¡Le queda muy bien! Muy buena elección. ¿Buscaba alguna otra cosa?
(レ ケダ ムイ ビエン! ムイ ブエナ エレクシオン. ブスカバ アルグナ オートラ コサ?)
とてもお似合いですよ!良い選択ですね。他に何かお探しでしたか?

C:No, nada más, gracias.
(ノー, ナダ マス, グラシアス)
いいえ、他には何も、ありがとう。

D:De acuerdo. Entonces, pase por caja, por favor.
(デ アクエルド. エントンセス, パセ ポル カハ, ポル ファボール)
かしこまりました。では、レジへどうぞ。

試着室で店員とサイズについて話す客のイラスト

試着室でサイズが合うか確認し、必要なら店員さんに相談しましょう

ショッピングに役立つ単語&表現リスト

服・靴に関連するスペイン語単語

  • ropa (f) (ロパ) 洋服
  • ropa de mujer (ロパ デ ムヘール) 婦人服
  • ropa de hombre (ロパ デ オンブレ) 紳士服
  • ropa de niño/a (ロパ デ ニーニョ/ニャ) 子供服
  • prenda (de vestir) (f) (プレンダ デ ベスティール) 衣類(1点)
  • camiseta (f) (カミセタ) Tシャツ
  • camisa (f) (カミサ) シャツ、ワイシャツ
  • blusa (f) (ブルサ) ブラウス
  • jersey (m) (ヘルセイ) セーター、ジャージ
  • chaqueta (f) (チャケタ) ジャケット
  • abrigo (m) (アブリゴ) コート
  • pantalones (m/pl) (パンタロネス) ズボン、パンツ
  • vaqueros (m/pl) (バケロス) ジーンズ
  • falda (f) (ファルダ) スカート
  • vestido (m) (ベスティード) ワンピース、ドレス
  • ropa interior (f) (ロパ インテリオール) 下着
  • calcetines (m/pl) (カルセティネス) 靴下
  • zapatos (m/pl) (サパトス) 靴
  • zapatillas (de deporte) (f/pl) (サパティージャス デ デポルテ) スニーカー
  • sandalias (f/pl) (サンダリアス) サンダル
  • botas (f/pl) (ボタス) ブーツ
  • tacones (m/pl) (タコネス) ハイヒール
  • bolso (m) (ボルソ) バッグ
  • cinturón (m) (シントゥロン) ベルト
  • talla (f) (タジャ) サイズ
  • color (m) (コロール) 色
  • diseño (m) (ディセニョ) デザイン
  • modelo (m) (モデロ) モデル、型
  • material (m) (マテリアル) 素材
  • algodón (m) (アルゴドン) 綿
  • lana (f) (ラナ) ウール
  • seda (f) (セダ) シルク
  • lino (m) (リノ) リネン
  • cuero (m) / piel (f) (クエロ / ピエル) 革

※ ズボン (pantalones)、靴 (zapatos) など、ペアで使うものは通常複数形で扱われます。

ショッピング全般で使えるスペイン語表現

※ C = cliente(客), D = dependiente/a(ショップ店員)

D:¿Le puedo ayudar en algo? / ¿Necesita ayuda?
(レ プエド アユダール エン アルゴ? / ネセシータ アユーダ?)
何かお手伝いしましょうか? / ヘルプは必要ですか?

C:Sólo estoy mirando, gracias.
(ソロ エストイ ミランド, グラシアス)
見ているだけです、ありがとう。

C:Sí, busco una chaqueta de cuero.
(シー, ブスコ ウナ チャケタ デ クエロ)
はい、革のジャケットを探しています。

C:¿Cuánto cuesta esto? / ¿Qué precio tiene?
(クアント クエスタ エスト? / ケ プレシオ ティエネ?)
これはいくらですか? / 値段はいくらですか?

D:Cuesta ochenta euros.
(クエスタ オチェンタ エウロス)
80ユーロです。

C:¿Aceptan tarjeta de crédito?
(アセプタン タルヘタ デ クレディト?)
クレジットカードは使えますか?

D:Sí, aceptamos Visa y Mastercard.
(シー, アセプタモス ビサ イ マスターカード)
はい、VisaとMastercardが使えます。

D:Lo siento, sólo efectivo.
(ロ スィエント, ソло エフェクティーボ)
すみません、現金のみです。

C:¿Es posible obtener la devolución de impuestos (Tax Free)?
(エス ポシブレ オブテネール ラ デボルシオン デ インプエストス?)
免税(タックスフリー)の手続きは可能ですか?

C:¿Me lo puede envolver para regalo, por favor?
(メ ロ プエデ エンボルベール パラ レガロ, ポル ファボール?)
プレゼント用に包んでもらえますか?

知っておきたい!スペインでのショッピング注意点

EU・UK・US表記との違い:タグの見方

スペインのサイズ表記(36, 38など)は、基本的にEU(欧州連合)共通の規格です。しかし、スペインで売られている服、特に国際的なブランドの服のタグには、EUサイズだけでなく、UK(イギリス)サイズやUS(アメリカ)サイズも併記されていることがよくあります。

例:タグに「EU 38 / UK 10 / US 6」のように書かれている場合

これは、同じ服でも国によってサイズ番号が異なるため、各地域の消費者が分かりやすいように表示している親切な対応です。しかし、複数の数字が並んでいると、どれがスペイン(EU)のサイズか混乱してしまうかもしれません。通常は「EU」または「EUR」と明記されているか、あるいは他の表記(UK, US)がない数字がEUサイズであることが多いですが、不明な場合は店員さんに「¿Cuál es la talla europea? (クアル・エス・ラ・タジャ・エウロペア? / ヨーロッパサイズはどれですか?)」と確認すると良いでしょう。

満足できる買い物には試着は重要!

何度か触れてきましたが、サイズ表記の違い、体型の違い、ブランドやアイテムによる違いがあるため、スペインで服や靴を買う際には**試着が非常に重要**です。「サイズ表で確認したから大丈夫」と思っても、実際に着てみるとイメージと違ったり、フィット感が悪かったりすることはよくあります。

特に、パンツの丈、ジャケットの袖丈、靴の幅などは、試着しないと分からないことが多いです。手間を惜しまずに試着することで、「買ったのに着られない(履けない)」という失敗を防ぐことができます。

試着室(probador)を利用する際には、持ち込める点数に制限がある場合(通常3~5点程度)があります。店員さんの指示に従いましょう。遠慮せずに、気になるアイテムは積極的に試着してみることをおすすめします。今回ご紹介したフレーズを使えば、店員さんとのコミュニケーションもスムーズに行えるはずです。

返品・交換について (Devolver / Cambiar)

もし購入した商品が、家に帰って着てみたらサイズが合わなかった、あるいはプレゼントとして購入したが相手に合わなかった、という場合でも、多くのお店では返品(devolución デボルシオン / 動詞: devolver デボルベール)や交換(cambio カンビオ / 動詞: cambiar カンビアール)が可能です。

ただし、以下の点に注意が必要です。

  • レシート(ticket ティケ / factura ファクトゥーラ)が必須:購入時のレシートがないと、返品・交換は基本的にできません。必ず保管しておきましょう。
  • 期間制限:返品・交換が可能な期間(通常15日~30日程度)が定められています。レシートやお店のポリシーを確認しましょう。
  • 未使用・タグ付き:商品は未使用で、購入時のタグが付いた状態である必要があります。
  • 返金か交換か:お店によっては、返金(reembolso レンボルソ)ではなく、他の商品との交換や、商品券(vale バーレ)での返却となる場合があります。
  • セール品の扱い:セール品(rebajas レバハス)は返品・交換不可の場合があるので注意が必要です。

返品や交換をお願いしたい場合は、レシートと商品を持ってお店に行き、

Me gustaría devolver / cambiar esto, por favor.
(メ・グスタリア・デボルベール / カンビアール・エスト、ポル・ファボール)
これを返品 / 交換 したいのですが、お願いします。

のように伝えましょう。理由を聞かれたら、「No me queda bien. (サイズが合いません)」や「Es demasiado grande/pequeño. (大きすぎ/小さすぎます)」のように答えます。

まとめ:サイズ表記を理解して、スペインでのショッピングを楽しもう!

スペインの服や靴のサイズ表記は、日本とは異なる基準や考え方があるため、最初は戸惑うかもしれません。しかし、この記事で解説したように、基本的な違い(服はインチ基準の数字、靴はcm基準だが尺度と捨て寸が違う)を理解し、サイズ比較表を目安にすれば、自分に合うサイズを見つけやすくなります。

最も重要なのは、**可能な限り試着をすること**です。体型やブランドによってフィット感は異なります。試着の際に役立つスペイン語フレーズ(「¿Puedo probarme…?」「¿Dónde está el probador?」「¿Tiene(n) la talla…?」「Me queda bien/grande/pequeño.」など)を覚えておけば、店員さんとのコミュニケーションもスムーズになり、より納得のいく買い物ができます。

スペインには魅力的なファッションアイテムがたくさんあります。サイズ表記の違いを乗り越え、スペイン語でのコミュニケーションを楽しみながら、あなただけのお気に入りの一着を見つけてください。¡Buenas compras! (ブエナス・コンプラス! / 良いお買い物を!)

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