【スペイン語 挨拶 完全ガイド】初心者でも安心!すぐに使える基本フレーズ50選 (カタカナ発音付)

  1. スペイン語挨拶・あいさつ

【スペイン語 挨拶 完全ガイド】初心者でも安心!すぐに使える基本フレーズ50選 (カタカナ発音付)

¡Hola! (オラ!) 情熱の国スペイン、陽気なラテンアメリカ… スペイン語が話されている地域は世界中に広がり、その話者人口はなんと5億人を超えると言われています。日本にいても、サッカー観戦や音楽、映画、旅行先などでスペイン語に触れる機会は意外と多いのではないでしょうか?

「スペイン語って、動詞の活用とか名詞の性とか、なんだか難しそう…」と感じている方もいるかもしれません。確かに、文法には日本語にないルールもありますが、コミュニケーションの第一歩である「挨拶」は、実はとてもシンプルで覚えやすいものが多いんです!

この記事では、スペイン語学習の入門として、すぐに使える基本的な挨拶や簡単フレーズを厳選してご紹介します。「こんにちは」や「ありがとう」はもちろん、「はじめまして」の自己紹介、「元気ですか?」の尋ね方、さらには旅行先で役立つちょっとした応用フレーズまで、カタカナでの読み方(目安)付きで徹底解説!

このガイドを読めば、あなたは…

  • スペイン語の基本的な挨拶(出会い、別れ、時間帯別)が自信を持って言えるようになります。
  • 「はい」「いいえ」「お願いします」「ありがとう」「ごめんなさい」など、会話の必須フレーズをマスターできます。
  • 簡単な自己紹介ができるようになります。
  • 相手の調子を尋ねたり、自分の調子を答えたりできるようになります。
  • 旅行先や日常で役立つ簡単な応用フレーズも身につきます。
  • スペイン語でのコミュニケーションへの第一歩を踏み出せます!

難しい文法は一旦置いておいて、まずは声に出して挨拶してみませんか? きっとスペイン語の世界がぐっと身近に感じられるはずです!

目次

スペイン語の世界へようこそ!まずは挨拶から始めよう

どんな言語でも、コミュニケーションの基本は挨拶から。気持ちの良い挨拶は、相手との心の距離を縮め、円滑な人間関係を築くための第一歩です。

スペイン語圏の人々は、一般的に陽気でフレンドリーだと言われています。道で目が合えば「¡Hola!」と声をかけてくれたり、お店に入れば「Buenos días!」と迎えてくれたり。そんな文化の中で、自分からも積極的に挨拶ができれば、旅行も、現地の人々との交流も、何倍も楽しくなること間違いありません。

難しく考える必要はありません。まずは基本的なフレーズをいくつか覚えて、勇気を出して使ってみましょう!

これだけは絶対に覚えたい!スペイン語会話の超・基本フレーズ5選

挨拶に入る前に、これがないと会話が始まらない、あるいは非常に困ってしまう、超・基本的な5つのフレーズを確認しましょう。

1. 「はい」: (スィ) – 肯定の基本

肯定の返事「はい」は Sí (スィ) です。「ス」と「シ」の中間のような音で、少し長めに「スィー」と伸ばす感じで発音するとそれっぽく聞こえます。アクセント記号が付いている「í」を意識しましょう。

2. 「いいえ」:No (ノ) – 否定の基本

否定の返事「いいえ」は No (ノ) です。これは英語と同じなので簡単ですね。はっきりと「ノ」と発音します。

3. 「お願いします」:por favor (ポル ファボール) – 丁寧さの魔法

英語の “Please” にあたる、丁寧にお願いする時の必須フレーズです。「ファボール」の「ボ」にアクセントがあります。何かを頼む時には、文の最後や最初に付け加えるだけで丁寧な印象になります。

例:Agua, por favor. (アグア, ポル ファボール) – お水、お願いします

例:Por favor, la cuenta. (ポル ファボール, ラ クエンタ) – お願いします、お会計を。

4. 「ありがとう」:Gracias (グラシアス) / Muchas gracias (ムーチャス グラシアス) – 感謝を伝えよう

感謝の言葉「ありがとう」は Gracias (グラシアス) です。「グ」にアクセントがあります。より丁寧に「本当にありがとう」「どうもありがとう」と伝えたい場合は、Muchas gracias (ムーチャス グラシアス) と言います。「ムーチャス」の「ムー」を強く発音します。

5. 「どういたしまして」:De nada (デ ナーダ) – スマートな返答

Gracias と言われたら、De nada (デ ナーダ) と返しましょう。「ナーダ」の「ナー」にアクセント。「nada」は「何でもない」という意味で、「大したことではありませんよ」というニュアンスです。

カジュアルな挨拶 Hola!

いつでも使える「¡Hola!」で気軽に挨拶!

出会いの数だけ挨拶がある!状況に応じた挨拶をマスターしよう

それでは、具体的な挨拶のフレーズを見ていきましょう。時間帯や相手によって使い分けるのがポイントです。

いつでもOK!カジュアルな万能挨拶「¡Hola! (オラ)」- やあ!

¡Hola!

(オラ)

英語の “Hi” や “Hello” にあたる、最も基本的でポピュラーな挨拶です。時間帯や相手を問わず、いつでも、誰にでも(親しい間柄なら)使えます。友達に会った時、お店に入る時など、様々な場面で活躍します。
注意点: スペイン語の「H」は発音しない(黙字)ので、「ホラ」ではなく「オラ」となります。文頭の逆さの感嘆符「¡」もスペイン語の特徴です。

朝の爽やかな挨拶:「おはよう」Buenos días (ブエノス ディアス)

Buenos días

(ブエノス ディアス)

朝(目安として正午頃まで)に使う丁寧な挨拶です。「良い一日を」という意味合いも含まれます。「ブノス」と「ディアス」にアクセントがあります。

昼下がりの挨拶:「こんにちは」Buenas tardes (ブエナス タルデス)

Buenas tardes

(ブエナス タルデス)

昼過ぎから夕方(日が暮れる頃まで)に使う丁寧な挨拶です。「良い午後を」という意味です。「ブナス」と「ルデス」にアクセントがあります。

夜の挨拶:「こんばんは / おやすみ」Buenas noches (ブエナス ノーチェス)

Buenas noches

(ブエナス ノーチェス)

日が暮れてから使う丁寧な挨拶で、「こんばんは」と、寝る前の「おやすみなさい」の両方の意味で使われます。「ブナス」と「ーチェス」にアクセントがあります。

【重要】「Buenos/Buenas」の違いは?名詞の性と数の一致

「あれ? なんで días だけ Buenos で、tardes と noches は Buenas なの?」と疑問に思ったかもしれません。これはスペイン語の重要な文法ルール「名詞の性と数の一致」が関係しています。

  • スペイン語の名詞には性別(男性名詞・女性名詞)があります。
  • 形容詞(ここでは「良い」を意味する bueno/buena)は、修飾する名詞の性・数に合わせて形を変えます。
  • días (日) は男性名詞・複数形なので、形容詞も男性・複数の Buenos になります。
  • tardes (午後) と noches (夜) は女性名詞・複数形なので、形容詞も女性・複数の Buenas になります。

今は「そういうルールがあるんだな」くらいで大丈夫ですが、この「性と数の一致」はスペイン語の基本なので、頭の片隅に入れておきましょう。

丁寧さのレベルと注意点

「Buenos días/tardes/noches」は丁寧な挨拶なので、目上の人や初対面の人、お店の人などに対して使うのが基本です。友人同士などの親しい間柄では「¡Hola!」の方が一般的です。

ただし、親しい間柄でも朝一番に会った時などに「Buenos días」と挨拶することもあります。

時間帯別挨拶のイラスト

朝は Buenos días, 昼は Buenas tardes, 夜は Buenas noches!

別れ際の挨拶もマスター!「さようなら」「またね」のバリエーション

出会いの挨拶だけでなく、別れ際の挨拶もスマートに言えると素敵ですね。

一番カジュアル!「またね!」¡Chao! (チャオ)

¡Chao!

(チャオ)

イタリア語の “Ciao” と同じ語源ですが、スペイン語では別れ際にのみ使われます。友人同士や親しい間柄で使う、非常にカジュアルな「またね!」「バイバイ!」というニュアンスです。

一般的な「さようなら」:Adiós (アディオス)

Adiós

(アディス)

日本語の「さようなら」に近く、少し改まった響きを持つ一般的な別れの挨拶です。「オ」にアクセント記号があるので、そこを強く発音します。しばらく会わないかもしれない相手や、フォーマルな場面でも使えます。

次に会う時まで:「また後で」Hasta luego (アスタ ルエゴ)

Hasta luego

(アスタ ルゴ)

英語の “See you later” に近い表現。「hasta」は「~まで」、「luego」は「後で」という意味です。次にいつ会うか具体的に決まっていなくても、「また近いうちに会いましょう」というニュアンスで広く使われます。非常に便利なフレーズです。「ルゴ」を強く。

明日会う約束:「また明日」Hasta mañana (アスタ マニャーナ)

Hasta mañana

(アスタ マニャーナ)

「mañana」は「明日」または「午前」という意味。ここでは「明日」の意味で、「また明日会いましょう」となります。明日確実に会う相手に対して使います。「マニャーナ」を強く。「ñ」はニャ行の音です。

もっと先の約束:「また来週」Hasta la próxima semana (アスタ ラ プロキシマ セマナ) など

「Hasta + [時を表す言葉]」で「また~に」という表現ができます。

  • Hasta pronto (アスタ プロント) – またすぐにね (pronto = すぐに)
  • Hasta la vista (アスタ ラ ビスタ) – また会う日まで (vista = 視界、会うこと。映画ターミネーターで有名になりましたが、日常ではあまり使いません)
  • Hasta el lunes (アスタ エル ルネス) – また月曜日に (lunes = 月曜日)
  • Hasta la próxima semana (アスタ ラ プキシマ セーナ) – また来週 (próxima semana = 来週)

心温まる別れの言葉:「ゆっくり休んでね」「良い夢を」

寝る前の挨拶「Buenas noches」以外にも、相手を気遣う温かい別れの言葉があります。

¡Qué descanses! (ケ デスカンセス) – ゆっくり休んでね

「descansar」(休む) という動詞を使った表現。「ケ」と「カ」にアクセント。別れ際に相手をねぎらう「お疲れ様」に近いニュアンスでも使われます。

¡Dulces sueños! (ドゥルセス スエニョス) – いい夢を

「dulce」(甘い) + 「sueño」(夢) で「甘い夢を」。家族や恋人など、特に親しい相手への愛情のこもった「おやすみなさい」です。「ドゥセス」「スニョス」にアクセント。

自己紹介シーン

「¡Mucho gusto! Soy Kenji.」- はじめまして!

初対面でも大丈夫!簡単な自己紹介フレーズ

初めて会った人に挨拶をした後は、簡単な自己紹介ができると良いですね。

「はじめまして」:¡Mucho gusto! (ムーチョ グスト) / Encantado/a (エンカンタード/ダ)

  • ¡Mucho gusto! (ムーチョ グスト)

    直訳は「大きな喜び」。性別に関係なく使える、最も一般的で便利な「はじめまして」です。「ムーチョ」と「グスト」の最初の音節にアクセント。
  • Encantado / Encantada (エンカンタード / エンカンターダ)

    「お会いできて光栄です」という意味の、少し丁寧な表現。自分が男性の場合は Encantado女性の場合は Encantada と、自分の性別によって形が変わるので注意!「カン」にアクセント。

「私の名前は~です」:Soy ~ (ソイ ~) / Me llamo ~ (メ ジャモ ~)

  • Soy [名前]. (ソイ [名前])

    英語の “I am [Name].” に相当。シンプルで一般的な言い方です。

    例:Soy Kenji. (ソイ ケンジ)
  • Me llamo [名前]. (メ ジャモ [名前])

    英語の “My name is [Name].” に相当。「llamo」は「llamar(呼ぶ)」という動詞の活用形で、直訳は「私は[名前]と呼ばれています」。「ジャ」にアクセント。「Soy」より少しだけフォーマルな響きがありますが、どちらを使ってもOKです。

    例:Me llamo Hanako. (メ ジャモ ハナコ)

「私は日本人です」:Soy japonés / japonesa (ソイ ハポネス / ハポネサ)

国籍を言う時も、自分の性別によって単語の形が変わります。

  • 自分が男性の場合Soy japonés. (ソイ ハポネス)
  • 自分が女性の場合Soy japonesa. (ソイ ハポネサ)

「j」はハ行の音、「s」は濁らないサ行の音に近いので注意。

「~から来ました」:Soy de Japón (ソイ デ ハポン)

出身地を言う場合は「Soy de [国/都市名].」と言います。「de」は英語の “from” にあたります。

例:Soy de Tokio. (ソイ デ トキオ) – 東京出身です。

「スペイン語を勉強中です」:Estudio español (エストゥディオ エスパニョール)

「Estudio (エストゥディオ)」は「勉強する(estudiar)」の一人称単数形。「エストゥディオ」と「エスパニョール」にアクセント。

自己紹介の短い会話例

A: ¡Hola! Mucho gusto. Me llamo Kenji. (オラ! ムーチョ グスト. メ ジャモ ケンジ)

B: Encantada. Soy Sofia. ¿De dónde eres? (エンカンターダ. ソイ ソフィア. デ ドンデ エレス?) – はじめまして。私はソフィアです。どこ出身ですか?

A: Soy de Japón. Estudio español. (ソイ デ ハポン. エストゥディオ エスパニョール)

B: ¡Qué bien! (ケ ビエン!) – それはすごいですね!/いいですね!

元気?調子はどう?相手を気遣うコミュニケーションフレーズ

挨拶に続いて「元気ですか?」と相手の調子を尋ねるのも、自然な会話の入り方です。

カジュアルに「元気?」:¿Qué tal? (ケ タール)

¿Qué tal?

(ケ ール)

英語の “What’s up?” や “How’s it going?” に近い、非常にカジュアルな表現。「やあ、調子どう?」くらいの軽いニュアンスで、親しい間柄で使います。単独でも使えますし、「¡Hola! ¿Qué tal?」のように組み合わせることも多いです。

親しい相手に「調子はどう?」:¿Cómo estás? (コモ エスタス) – túに対する形

¿Cómo estás?

(モ エスス)

「Cómo」は「どのように」、「estás」は動詞「estar(~である、~いる)」の二人称単数(親しい相手=túに対する)形。親しい友人や家族など、タメ口で話す相手に対して「元気?」「調子はどう?」と聞く場合の標準的な表現です。

丁寧に「お元気ですか?」:¿Cómo está? (コモ エスタ) – ustedに対する形

¿Cómo está?

(モ エス)

「está」は動詞「estar」の三人称単数形ですが、丁寧な二人称(ustedに対する)形としても使われます。目上の人や初対面の人など、敬意を払うべき相手に「お元気ですか?」「ご機嫌いかがですか?」と尋ねる丁寧な表現です。「¿Cómo estás?」との使い分けが重要です。

答え方のバリエーション:「元気です」「まぁまぁです」「良くないです」

「¿Cómo estás?/¿Cómo está?」と聞かれたら、正直に答えましょう。

  • Muy bien, gracias. (ムイ ビエン, グラシアス) – とても元気です、ありがとう。
  • Bien. (ビエン) – 元気です。/ 良いです。
  • Más o menos. (マソメノス) – まあまあです。
  • Regular. (レグラール) – 普通です。/ 相変わらずです。
  • Mal. (マル) – 悪いです。/ 調子が悪いです。
  • No muy bien. (ノ ムイ ビエン) – あまり良くないです。

「あなたは?」と聞き返す:¿Y tú? (イ トゥ? – 親しい相手) / ¿Y usted? (イ ウステ? – 丁寧)

自分の調子を答えた後、相手にも聞き返すのがマナーです。「Y」は英語の “And”。「あなたは?」という意味です。相手に合わせて「tú」(親しいあなた)か「usted」(丁寧なあなた)かを使い分けます。

A: ¡Hola! ¿Cómo estás?

B: Muy bien, gracias. ¿Y tú?

A: Bien también. (ビエン タンビエン) – 私も元気です。

ごめんなさい、もう一度!困ったときに役立つフレーズ

会話中、謝りたい時や、相手の言っていることが聞き取れなかったり、理解できなかったりすることもありますよね。そんな時に使えるフレーズです。

謝る時:「ごめんなさい」Lo siento (ロ シエント) / Perdón (ペルドン)

  • Lo siento (mucho). (ロ シント (ムーチョ))

    「残念に思います」という意味合いが強く、相手に同情する時や、比較的深刻なことに対して謝罪する時に使われます。「ムーチョ」を付けると「本当にごめんなさい」と強調できます。「シント」にアクセント。
  • Perdón. (ペルン)

    英語の “Excuse me” や “Pardon me” に近く、軽い謝罪(ぶつかった時など)や、許可を求める時(前を失礼します、など)、相手に呼びかける時(すみません、~)など、幅広い場面で使えます。巻き舌の「r」と、「ド」にアクセント。

日常のちょっとした謝罪には「Perdón」を使うことが多いです。

理解できなかった時:「分かりません」No entiendo (ノ エンティエンド)

No entiendo.

(ノ エンティンド)

「entender (理解する)」の否定形。「相手の言っている意味が分かりません」という時に使います。

聞き取れなかった時:「もう一度お願いします」Otra vez, por favor (オトラ ベス, ポル ファボール)

Otra vez, por favor.

(トラ ベス, ポル ファール)

「otra vez」は「もう一度」という意味。聞き取れなかったので、もう一度言ってほしい時に使います。

ゆっくり話してほしい時:「もっとゆっくりお願いします」Más despacio, por favor (マス デスパシオ, ポル ファボール)

Más despacio, por favor.

(マス デスシオ, ポル ファール)

「más despacio」は「もっとゆっくり」という意味。相手の話すスピードが速い時に使います。

【応用編】会話が広がる!簡単な質問・応答フレーズ

基本的な挨拶やフレーズに慣れてきたら、もう少し会話を広げるための表現も覚えてみましょう。

言語について尋ねる・答える

  • ¿Habla japonés/español/inglés? (ブラ ハポス/エスパニョール/インレス?) – 日本語/スペイン語/英語を話せますか?(丁寧な形)
  • Sí, (hablo) un poco. (スィ, (アブロ) ウン コ) – はい、(話せます)少しだけ。
  • No hablo bien español. (ノ ブロ ビエン エスパニョール) – スペイン語をうまく話せません。

好き嫌いを伝える・尋ねる

「好き」を表現するには動詞「gustar」を使いますが、少し特殊な使い方をします。

  • Me gusta [単数名詞]. (メ スタ ~) – 私は~が好きです。(例:Me gusta el flamenco. – フラメンコが好きです)
  • Me gustan [複数名詞]. (メ スタン ~) – 私は~(複数)が好きです。(例:Me gustan los gatos. – 猫が好きです)
  • ¿Te gusta [単数名詞]? (テ スタ ~?) – 君は~が好き?(親しい相手)
  • ¿Le gusta [単数名詞]? (レ スタ ~?) – あなたは~が好きですか?(丁寧)
  • Sí, me gusta. (スィ, メ スタ) – はい、好きです。
  • No, no me gusta. (ノ, ノ メ スタ) – いいえ、好きではありません。
  • A mí también. (ア ミ タンビン) – 私もです。(相手の「好き」に同意)
  • A mí no. (ア ミ ノ) – 私は(好きでは)ありません。(相手の「好き」に反対)
  • A mí tampoco. (ア ミ タンコ) – 私も(好きでは)ありません。(相手の「好きではない」に同意)

愛情を伝える言葉:「愛してる」Te quiero (テ キエロ) / Te amo (テ アモ)

恋人や家族など、大切な人に愛情を伝える表現です。

  • Te quiero (mucho). (テ キロ (ムーチョ))

    「querer」は「欲する」「~したい」という意味もあり、情熱的で人間味のある「愛してる」「大好きだよ」というニュアンス。家族や友人、恋人など幅広く使われます。
  • Te amo. (テ モ)

    「amar」は「愛する」という意味の動詞。「Te quiero」よりも重みがあり、より深く、真剣な「愛している」というニュアンス。主に恋人や夫婦間で使われます。

どちらも「愛してる」ですが、ニュアンスが少し異なります。一般的には「Te quiero」の方が日常的に使われます。

発音のヒント:カタカナ頼りから卒業するために

この記事ではカタカナで読み方の目安を記載しましたが、スペイン語には日本語にない音も多く、カタカナだけでは正確な発音は再現できません。より自然な発音を目指すために、以下の点を意識してみましょう。

  • アクセントの位置: スペイン語はアクセントの位置が重要です。辞書や教材で確認し、強く読む部分を意識しましょう。(例:Adiós, Gracias)
  • 特有の音に慣れる:
    • Rの巻き舌: 単語の頭やRRの綴りの場合、舌を巻いて「ルルル」と震わせる音になります。(例: perro – 犬)
    • Jの音: 喉の奥から息を出す「ハ、ヒ、フ、ヘ、ホ」に近い音。(例: Japón – ハポン)
    • LL / Yの音: 地域差が大きいですが、「ジャ、ジ、ジュ、ジェ、ジョ」に近い音になることが多い。(例: Me llamo – メ ジャモ)
    • Ñの音: 「ニャ、ニ、ニュ、ニェ、ニョ」の音。(例: Español – エスパニョール)
    • Hは発音しない: (例: Hola – オラ)
  • 音声を聞いて真似るのが一番!: アプリ、YouTube、オンライン辞書、教材のCDなど、ネイティブの音声を聞いて、そっくりそのまま真似る練習を繰り返すことが、上達への一番の近道です。

まとめ:挨拶はコミュニケーションの魔法!勇気を出してスペイン語で話しかけてみよう

スペイン語の基本的な挨拶と簡単フレーズをご紹介しました。¡Hola! から始まり、時間帯別の挨拶、別れの言葉、自己紹介、感謝や謝罪、調子を尋ねる言葉まで、これらのフレーズを覚えるだけで、スペイン語圏の人々とのコミュニケーションが格段にスムーズになるはずです。

文法的な難しさは一旦忘れて、まずは大きな声で、笑顔で挨拶をすることから始めてみましょう。完璧な発音でなくても、挨拶をしようとする気持ちは必ず相手に伝わります。そして、相手がスペイン語で返してくれたら、それは素晴らしいコミュニケーションの始まりです。

さあ、今日から使えるスペイン語挨拶リスト:

  • ¡Hola! (オラ) – やあ!
  • Buenos días / Buenas tardes / Buenas noches – おはよう/こんにちは/こんばんは
  • Gracias / Muchas gracias – ありがとう / 本当にありがとう
  • Por favor – お願いします
  • ¡Chao! / Adiós / Hasta luego – またね!/さようなら/また後で
  • ¡Mucho gusto! / Encantado/a – はじめまして
  • Soy [名前]. / Me llamo [名前]. – 私の名前は~です
  • ¿Qué tal? / ¿Cómo estás? / ¿Cómo está? – 元気?/お元気ですか?
  • Perdón / Lo siento – ごめんなさい
  • Sí / No – はい / いいえ

これらのフレーズを武器に、ぜひスペイン語でのコミュニケーションを楽しんでください。¡Buena suerte! (ブエナ スエルテ! – Good luck!)

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マリア (María) この記事を書いた人

元・高校教師(主に歴史担当)であり、現在は日本でスペイン語・英語講師としても勤務しより良い教育実践を目指し、日本の教育制度についても学んでいます。スペイン政府機関セルバンテス文化センター(東京)認定のDELE試験官(全レベル A1~C2)及びAVEオンライン講師資格保持者です。
セルバンテス文化センターでの講師経験に加え、独立行政法人国際協力機構(JICA)、大手企業(丸紅、日野自動車等)、多数の語学学校で、日本人学習者に対する豊富な指導実績を有し専門知識に基づいた指導、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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