スペイン語の名前とその愛称:親しみを込めて呼ぶ方法

  1. スペイン語単語・活用

¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回は、スペイン語圏の名前の【愛称】がテーマです。

スペイン語の名前にも愛称が たくさんあり、中には元の形とは似ても似つかないものも…さあ、さまざまな愛称を見ていきましょう!

スペイン語の名前とその愛称:親しみを込めて呼ぶ方法

スペイン語の愛称

Taro   : Hemos quedado esta noche para cenar en mi casa, ¿verdad? ¿Cuántos seremos?

今晩うちで夜ご飯を食べるんだよね。何人になるかな?

Juan  : Pues…tú, yo, Claudia, Alicia, Alex…cinco, ¿no?

えーっと、きみ、ぼく、クラウディア、アリシア、アレックス…5人じゃない?

Taro   : ¿Alex? ¿Quién era?

アレックス?だれだっけ?

Juan  : Es Alejandro. Yo lo llamo Alex como un apodo.

アレハンドロだよ。彼のことをあだ名で、アレックスと呼んでいるんだ。

スペイン語の名前と愛称

日本人の名前は、平仮名や片仮名、漢字をまじえたり、当て字にしてみたり…。バラエティが豊富なのが特徴ですね。

それに対してスペイン語圏の名前は、種類があまり多くありません。

一般的にキリスト教に関連した名前を使用するため、つけられる名前が限定されることが多いです。

【男性の名前No1は?】

1位の文字が入った青いリボン。 (キーワード: スペイン)

スペイン統計局のデータを見てみると、2014年スペイン人男性で一番多い名前は、Antonioです。

Antonioは約72.3万人いて、スペイン人男性の約35%を占めます。

【女性の名前No1は?】

それに対して、女性で最も多いのは María Carmenで、その数約67万人。スペイン人女性の約31%を占めています。

ちなみに、女性の名前で次に多い名前は Maríaで、約62.3万人。つまりスペイン人女性で名前に Maríaがつく女性は、全体の60%に達することになります。

名前がかぶることの多いスペイン。そこで、あだ名で呼び分けるといったことがされるのです。

あだなの種類

では、実際にどんなあだ名があるのでしょうか?クイズで見ていきましょう!

Toni, Toño

両方とも、ある名前の愛称です。正解は、 Antonio。名前の真ん中からとっています。

Isa

こちらは分かりやすいですね。 Isabelの愛称です。

名前の上をとるのはよくあるあだ名の付け方で、例えば男性の名前 Javierは、 Javiなどと呼ばれます。

Pepe

顔に疑問符が付いたスペインのグループ。

元の形が全く残っていない、こちらは難問です。正解は、José

一説によると、聖書上イエス・キリストの父 JoséPadre Putativo(養父)とされています。

単語の頭文字をとって、 PP(スペイン語での発音は「ペーペー」)よって 、”Pepe” というあだ名が生まれたと言われています。

その他にも、いろいろなあだ名の種類があります。

男性名

Ignacio→Iñaqui、Nacho

Manuel→Manolo

Sebastián→Sebas

女性名

Mercedes→Merche

Concepción →Concha、Conchi

Carmen→Camucha

おわりに

いかがでしたか?スペイン人の知り合いを、親しみをこめて愛称で呼んでみるのもいいですね!

参考:スペイン統計局

http://www.ine.es/daco/daco42/nombyapel/nombyapel.htm

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