スペイン語初心者向け:天気予報を理解するための表現集

  1. スペイン語単語・活用

¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回のテーマは、【天気】です。

動詞 ”hacer” を使った、天気にまつわるいろいろな表現を勉強していきましょう。「いい天気」、「暑い」、「風が吹いている」…これらは全て動詞 ”hacer” で表すことができます。

スペイン語初心者向け:天気予報を理解するための表現集

天気の表現

Juan : ¿Tienes algún plan este fin de semana?

今週末、何か予定がある?

Taro : No. ¿Por qué?

ないよ。どうして?

Juan : Si hace buen tiempo, iré a la playa con José. ¿Te vienes?

天気が良かったら、ホセとビーチへ行くつもりなんだ。君も来る?

Taro : Sí, voy. Como hace mucho calor, quiero nadar.

うん、行くよ。暑いから、泳ぎたいな。

動詞”hacer”の使い方

動詞 ”hacer” は「つくる」や「する」などさまざまな意味で使われますが、天気を表現するときにも使われます。

天候を表現するときは、『無主語にhacer+名詞』の形で、3人称の活用形で表されることが一般的です。

では、どんなふうに使われるのか、例文を見てみましょう!

Hace buen tiempo

Hace buen tiempo.…天気がいい。

スペインのビーチで若い女性が傘を持ってジャンプしている。

 “tiempo”は「天気」という意味の名詞です。形容詞「いい」を表す ”bueno” は、単数男性名詞の前にくるときに ”o” がとれるので注意してください。

「とてもいい天気」と言いたいときには ”bueno” を修飾する副詞 ”muy” を使って ”Hace muy buen tiempo.” とします。

反対に、「天気が悪い」を表すときは ”Hace mal tiempo.” となります。

応用で、「どんな天気?」と聞くときには ”¿Qué tiempo hace?” と言います。

¿Qué tiempo hace en Barcelona?…バルセロナはどんな天気?

Hace calor

Hace calor.…暑い

動詞 ”hacer” と「暑さ」という意味の名詞 ”calor” を使用します。

「とても暑い」というときには ”calor” の前に形容詞 ”mucho” をつけて強調し ”hace mucho calor.” と表します。

反対に「少し暑い」と言いたいときは ”un poco” をつけて ”Hace un poco de calor” とします。

他にも以下のような表現があります。

Hace frío.…寒い

Hace fresco.…涼しい

Hace sol

Hace sol…晴れている

スペインの澄んだ青空が太陽に照らされています。

名詞“sol(「太陽」)”を使って表現します。「風がある」と言いたいときには ”Hace viento.” と言います。名詞は単数形で冠詞がつかないので、気をつけてくださいね。

いかがでしたか? ”hacer” を使った天気表現でした。日本語とはちがう言い方なので、とてもおもしろいですね。

スペイン語で天気の表現(llover )

¡Hola todos! みなさんこんにちは。前回に引き続き、今回も【スペイン語で表す天気】を勉強します。

「晴れ」、「雨が降る」…天気にまつわる様々な表現。スペイン語で、日々の天気を表してみましょう!天気の話題は、世間話をする際にも役立ちますね。

Javier : ¿Lloverá mañana?

あした雨が降るかな?

Taro  : No lo creo. Según el pronóstico del tiempo, va a hacer mucho sol. ¿Por qué?

降らないと思うよ。天気予報によると、よく晴れるみたい。どうして?

Javier : Porque voy a ir a la montaña con mi primo. Nos gusta mucho el senderismo.

いとこと山へ行くんだ。僕たちはハイキングが大好きだから。

Taro  : ¿Ah sí? Muy bien. ¡Pásalo bien!

そうなんだ。いいね。楽しんで!

晴れる・いい天気

太陽

前回は動詞 ”hacer” を使った表現を勉強しましたが、今回は形容詞を使った言い方を見てみましょう。

【例1】

Mañana el tiempo será bueno.

あしたはいい天気だろう

「いい」のかわりに「悪い」と言いたいときは、形容詞 ”malo” を使います。

【例2】

Estuvo despejado ayer.

きのうは晴れていた

再帰動詞 ”despejarse” を使った表現です。「晴れていた」は、状態なので ”estar+過去分詞” で表現するのがポイントです。

くもる

再帰動詞 ”nublarse” を使います。「くもっている」状態を表すときには、上の ”despejarse” と同様 ”estar+過去分詞” で表現します。

Se está nublando.

くもってきた。

Ha estado nublado todo el fin de semana.

週末中、ずっとくもっていた。

雨が降る

スペイン語で「雨が降る」は、動詞 ”llover” を使って表現します。通常3人称単数形に活用されます。「たくさん」と言いたいときには、副詞 ”mucho” をつけましょう。

Está lloviendo mucho ahora.

今雨がたくさん降っている。

Parece que va a llover.

雨が降りそうだ。

Este año ha llovido poco.

今年は雨があまり降らなかった。

llover” の名詞 ”lluvia” を使って ”Este año hemos tenido poca lluvia.” というふうに言うこともできます。

雪が降る

雪

「雪が降る」は動詞 ”nevar” で表します。3人称単数形は ”nieva” になるので、活用に注意してください。

En mi país casi nunca nieva.

わたしの国では、ほとんど雪が降りません。

Ha empezado a nevar mucho.

たくさん雪が降り始めた。

スペイン語で見る天気予報

¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回のテーマは、【スペイン語の天気予報】です。

天気予報では、あまりなじみのない言い回しが使われることもしばしば。一体どんな表 現があるのでしょうか?実際の天気予報で使用されているフレーズをいくつか見てみましょう!

Taro  : ¿Por qué todo el mundo lleva paraguas?

どうしてみんな傘を持っているんだろう?

Ahora hace sol y no parece que vaya a llover.

今は太陽が出ていて、雨は降りそうにないのに。

Javier : ¿No has visto el pronóstico del tiempo?

天気予報を見ていないの?

Una tormenta está llegando y esta tarde va a llover mucho.

嵐が近づいていて、午後にはたくさん雨が降るんだよ。

Taro  : Vaya…hoy voy a volver directamente a casa.

それは大変だ…今日はまっすぐ家に帰るよ。

動詞の未来系で表現

Las temperaturas suben en el norte y el oeste, mientras que descenderán levemente en Levante.

北部および西部では、気温が上がるでしょう。東部では、気温は少し下がるでしょう。

天気予報では、動詞の未来形がよく使われます。

スペインのスイミングプールの隣の木製デッキに置かれた温度計、サングラス、ビーチボール。

「(気温が)上がる」は、動詞 ”subir” や ”ascender” を使って表現します。反対に、「(気温が)下がる」は、動詞 ”bajar” や ”descender” が使われます。

「少し」は、副詞 ”levemente” で表されています。 ”Levante” というのは、バレンシアやムルシアなどのスペイン東部を指す呼び方です。

esperarseを使った受身表現

Durante la jornada se esperan chubascos y tormentas en el este de Cataluña.

この日は、カタルーニャ東部でにわか雨や嵐が予想されます。

再帰動詞 ”esperarse” を使った受身で、「予想される」という表現が使われています。 ”jornada” にはいくつか意味がありますが、ここでは「1日」を指しています。

また “chubasco” は「にわか雨」、 ”tormenta” は「嵐」という意味です。余談ですが、 “chubasco” から派生した ”chubasquero” には、「レインコート」という意味があります。

形容詞で表現

男性が天気アプリを入れたスマートフォンを持ち、スペイン(スペイン)の天気をチェックしている。

Los cielos estarán despejados en el oeste y el sur, con nubes altas.

西部および南部は晴れ、上層雲が見られるでしょう。

「晴れる」に、前回勉強した ”estar despejado” が使われています。「雲」を意味する ”nube” は女性名詞なので、注意しましょう。

おわりに

いかがでしたか?天気予報では、普段の話しことばとは異なった、かたいことばが使われることがあります。

新聞やラジオで、スペイン語の天気予報を読んだり、聞いたりする練習をしてみましょう。インターネットでビデオを見て学習するのもオススメの勉強法です。

出展:http://www.rtve.es/eltiempo/

使えるスペイン語をカフェで習得
何度でも聞ける上達する1対1レッスンはコスパ最強

まずは、無料体験する!

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます

\\売り込み一切なし。無料体験のみでも歓迎//
話せるスペイン語をカフェで習得 | 何度でも聞ける1対1レッスン
今すぐ無料体験!
\売り込み一切なし。無料体験のみでも歓迎/
話せるスペイン語をカフェで習得 | 何度でも聞ける1対1レッスン
今すぐ無料体験!