¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回もテーマは【宮殿】、スペインの首都マドリードにある王宮を見ていきたいと思います。
スペイン王族の当時のきらびやかな生活が垣間見える王宮は、マドリードの観光スポットとして人気を集めています。
マドリード王宮探訪:スペイン王族の足跡を辿る
目次
首都マドリードの王宮
Juan : Hay muchos sitios que ver en Madrid pero lo que no puedes perderte es el Palacio Real.
マドリードには見るものがたくさんあるけれど、王宮は必見だよ。
Taro : ¿Es donde viven los actuales reyes?
現在の国王たちが住んでいるところ?
Juan : Antes sí pero ahora viven en el Palacio de la Zarzuela, que está situado a las afueras de Madrid.
昔はね。今はマドリードの郊外にあるサルスエラ宮殿に住んでいるよ。
Hoy en día el Palacio Real se usa para ceremonias de Estado y actos solemnes.
現在、王宮は国家や公の行事に使われているんだ。
オリエンテ宮殿
首都マドリードにあります。 ”Palacio de Oriente(オリエンテ宮殿)” という名でも親しまれている人気観光スポットです。
13万5千平方メートルの敷地に3400もの部屋を誇る規模は、ヨーロッパ有数の宮殿として数えられています。
歴史
王宮の起源は、9世紀にイスラム教徒が建てた要塞にあると言われています。
その後、1085年にカスティーリャ王国(今のスペイン)がマドリードを陥落すると、要地として修復や拡大が行われました。
ところが1734年、宮殿は火事によって全焼してしまいます。
当時の国王フェリペ5世が跡地に新たな宮殿の建設を命じ、サンチェッティやサバティーニなど著名なイタリア人建築家がその建設にあたりました。
今の宮殿が完成したのは、カルロス3世の治下の1764年だったと言われています。
見どころは
広大な宮殿は見どころもたくさんあるのですが、特に宮殿に入って最初の方にある ”Salón de Trono(玉座の間)” は見逃せません。
赤い絨毯が敷かれシャンデリアがつるされた豪華絢爛なその広間は、フランスのヴェルサイユ宮殿の鏡の間に倣って作られたと言われています。
カラバッジョの「サロメとバウディスタの頭」やベラスケスの「馬」など、芸術の巨匠たちの貴重な美術作品も飾られています。
その他にも、美しい緑が広がる “Campo del Moro(庭園)” や、当時の貴重な書籍が展示されている “Biblioteca Real(図書室)” 、
昔の医療研究室の様子がわかる ”Real Farmacia(王室製剤局)”など、興味深いスポットが盛りだくさんです。
一度は行ってみたいスペインのマイナー宮殿
¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回のテーマは【宮殿】です。これまでアルハンブラ宮殿やマドリード王宮など名だたる宮殿をご紹介してきました。
実はスペインには 見逃せない宮殿がほかにもあるのをご存知でしたか?今回は3つの宮殿を見ていきたいと思います。
スペインの宮殿
Juan : Aparte del Palacio Real de Madrid, hay muchos palacios encantadores en España.
マドリードの王宮のほかにも、スペインには素晴らしい宮殿がたくさんあるんだ。
Taro : ¿Ah sí? No conozco ninguno. ¿Cuáles son los famosos?
へえ、知らないな。どれが有名なの?
Juan : Por ejemplo, el Palacio Real de Aranjuez está registrado como Patrimonio de la Humanidad.
例えば、アランフエス王宮は世界遺産にも登録されているよ。
Palacio Real de Aranjuez
アランフエス宮殿
マドリード県南部のアランフエスにある宮殿。スペイン王家の保有地として利用されてきた由緒正しき宮殿です。
16世紀に建設が始められ、18世紀にようやく完成したのちにも改築が進められていきました。
特に庭園が有名で、「パルテレ庭園」、「島の庭園」、「王子の庭園」などさまざまな庭園が楽しめます。
王宮と庭園を含めた景観が2001年に世界遺産に登録され、観光スポットとしても人気を誇っています。
Palacio Real de La Granja de San Ildefonso
ラ・グランハ・デ・サン・イルデフォンソ宮殿
マドリードを北に80km行ったセゴビア県にある、バロック様式の宮殿です。
18世紀に王が余生を過ごす静かな隠退所として建てられたこちらの宮殿は、後に政治の中心地として栄えていきました。
宮殿内部には、今でもタペストリーや貴重な絵画が飾られており、華やかな王家の暮らしぶりが垣間見えます。
600万平方メートルに広がる18世紀のヨーロッパの庭園建築の代表と言われ、美しい彫刻や噴水が配置されている庭園は必見です。
Palacio Episcopal de Astorga
アストルガのエピスコパル宮殿
スペイン北部のレオン県アストルガにあるこちらの宮殿。サグラダ・ファミリアを設計したかの有名な建築家アントニ・ガウディが手掛けた宮殿として知られています。
もともとは1886年にアストルガ司教の旧宮殿が火事で焼失したことで、ガウディが新しい宮殿の建築を任されることになりました。
しかしながら、教会との意見の食い違いからガウディは建築を中止してしまい、他の設計者によって宮殿は無事完成することとなりました。
ところどころにガウディの足跡が残ったユニークな宮殿で、現在は博物館として公開されています。
おわりに
いかがでしたか?このほかにも、スペインには魅力的な宮殿がたくさんあります。旅行の際には是非訪れてみてくださいね!