さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!今回のテーマは「接続法現在をしっかりマスター」。
マリアとユリカは動物園にやってきました。記念写真をパシャリ!早速二人の会話を覗いてみましょう。
「cosas」スペイン語の接続法: 実践的な学習ガイド
目次
動物園で
会話
María: Es la primera vez que vienes a un parque zoológico en España, ¿verdad?
スペインの動物園に来るのは初めてなんでしょう?
Yurika: Sí, ¡qué interesante! ¿Aquí se puede sacar fotos?
そうなの。面白いわ!ここでは写真をとっていいのかしら?
María: Claro. En la entrada dice que los que tengan cámara pueden sacar fotos.
もちろんよ。入口に「カメラをお持ちの方は撮影してもかまいません」て書いてあったわ。
Yurika: Entonces hagámonos una juntas. Quiero que te pongas aquí. Voy a pedirle a alguien que nos saque la foto…
じゃあ、一緒に撮りましょう。ここに立ってよ。誰かにシャッターを押すのを頼むから…
María: No me saques fotos, por favor. Hoy no me he maquillado, estoy fea…
私を撮るのはやめてよ、お願い。今日は化粧していなくて、かわいくないから…
Yurika: No te preocupes, tú siempre estás guapa.
心配しないでよ。あなたはいつだってきれいよ。
María: Espero que sea verdad…
そうだといいけれどね…
Yurika: Que sí. Ahora, ¡di patata! Espero que salgamos guapísimas.
そうだってば。はい、チーズ!綺麗に撮れているといいわね。
ワンポイント
接続法現在の使用:否定命令
「~しないでください」と言いたい時は「No +接続法の現在型」が基本です。さらに「por favor」も付ければ、相手に配慮した否定命令ができます。
María: Por favor, no abras la puerta de la cocina.
お願い、台所のドアを開けないで!
Yurika: ¿Qué estás cocinando? Te gusta preparar platos en secreto.
何を料理しているの?あなたは秘密で料理を用意するのがすきね。
接続法現在の使用:推測でものを言う時
「実際にその状況があるか分からないが、もしあれば」という前提で話す時、直接法ではなく接続法を使います。
María: ¿Sabes? Ese restaurante permite que la gente venga con su perro.
知ってる?そのレストランは、犬を連れて入ってもいいのよ。
Yurika: Es una idea muy moderna. ¿Los que tengan gato también pueden ir?
斬新なアイデアの店ね。猫を連れている人でもいいのかしら?
接続法現在の使用:従属文の中で
「実現していない出来事」について従属文の中で言う時は接続法の現在型を使います。
「~するように(しないように)…しておこう」と言う表現は頻出です。
María: Voy al supermercado. ¿Hay algo que quieras que te traiga?
スーパーに行くわよ。何か買ってきて欲しいものはある?
Yurika: Muchas cosas. Apúntalo para que no se te olvide.
たくさんあるわよ。忘れないようにメモしてね。
接続法現在の使用:独立分の中で
「~ならいいなあ」「~になりますように」といった願望表現は接続法の現在型を使います。決まり文句もたくさんありますね。
María: Ojalá que me toque la lotería de Navidad… cada año digo lo mismo.
今年のクリスマスの宝くじが当たるといいな…毎年同じことを言っているわね。
Yurika: Que tengas mucha suerte… yo también digo lo mismo cada año, ja ja ja.
幸運を祈ってるわ…私も毎年同じことを言うのよね。ハハハ。
つ・ぶ・や・き
「接続法(modo subjuntivo)現在」のおさらいでした。接続法の難しさの一つは、「現在型が必ずしもリアルな今のことではない」ということ。
また、Si tuviera tiempo ahora, iría al cine.(今時間があれば映画に行くのに)など…過去形でも現在の話題を伝えることもあるのが接続法なのです。