さあ、今日も元気にスペイン語でコミュニケーション!
今回のテーマは「夏の飲み物の名称いろいろ」。マリアとユリカは涼しさを求めて、バルでくつろいでいるようです。
夏のスペイン語でバル体験!定番飲み物のオーダー方法を学ぼう
スペイン夏の飲み物
早速二人の会話を覗いてみましょう。
会話
María: Prefiero el vino blanco al vino tinto en verano.
夏は赤ワインよりも白ワインの方がいいわ。
Yurika: Me gusta más el vino rosado. Pero con tanto calor hoy tomaré una caña de cerveza.
私はロゼが好きよ。でもこんなに暑いから、今日はビールを一杯飲もうかな。
María: ¿Por qué no pedimos una jarra de sangría para compartir?
サングリアをピッチャーで頼んで一緒に飲まない?
Yurika: Hoy me apetece algo con burbujas, como una cerveza o una clara. Algo menos pesado.
今日は発泡酒系が飲みたいのよ。ビールとか、クララとか。何かあまり強すぎないものがいいわ。
María: Entonces te recomiendo una clara con limón. No lleva mucho alcohol.
じゃあ、シャンディーガフがお勧めよ。アルコールも少なめだしね。
Yurika: Vale, me fío de ti. ¿Y qué vas a beber tú?
オーケー。あなたを信頼するわ。で、あなたは何を飲むの?
María: Un tinto de verano. Tengo muchas ganas de emborracharme.
赤ワインのソーダ割り。酔っぱらいたい気分よ。
Yurika: Como hace tanto calor y tenemos mucha sed, en verano es fácil emborracharse con cualquier bebida.
暑いし喉も乾いているから、夏は何を飲んでもすぐに酔っぱらうわよ。
ワンポイント
caña
茎、コップ一杯のビール
もともとの意味は「ストロー状の植物の茎」。「caña de pescar」といえば「つりざお」のことです。細長いものに広く使われる語ですね。
María: ¿Cómo sabrá la caña de azúcar…?
サトウキビの茎って、どんな味なのかしらね?
Yurika: ¿Nunca la has provado? Sabe como a sandía.
食べたことがないの?スイカのような味よ。
tinto
赤い、染まった
赤いブドウ酒(つまり赤ワイン)の通称です。形容詞で使用すると「血のように赤い」イメージを伝えることが出来ます。
María: ¿A tí te gustan los toros?
闘牛は好き?
Yurika: Sinceramente, no. No me gusta ver tanta sangre de color tinto.
正直言って、嫌い。あんなに血染めになるのを見たくないわ。
compartir
分配する、分かち合う
同じ皿やピッチャーから食べ物をとりわけることだけでなく、ルームシェアや共同使用など、幅広い「共有」に使う動詞です。
María: ¿Te gusta compartir piso conmigo?
私とルームシェアするのは好き?
Yurika: Por supuesto. Lo estoy pasando muy bien viviendo contigo.
もちろんよ。一緒に住めてとてもいい感じよ。
sed
(喉の)渇き
対する「飢え」は「hambre」。単純な喉の渇きだけでなく、「切望」「渇望」という意味でも広く使われます。
María: He visto una noticia sobre una huelga de hambre y sed. ¡Hay mucha gente!
例のハンガーストライキのニュースを見たわ。大変な人数ね。
Yurika: Hay sed de lucha y protestas para que bajen los precios.
公共料金値下げのために、切望しながら闘っているのよ。
最後に
太陽の国スペインには、夏を美味しく乗り切る美味しい知恵がたくさん!シャンディーガフと似たクララも、スッキリ飲めて夏にお勧めです。
お馴染みのティント・デ・ベラノは、どんなワインで作っても美味しくできます!勉強の合間に、スペインの夏のドリンクでリフレッシュしましょう。