スペイン語で時間、お金、身長、重さ、年齢、電話番号、頻度など、日常生活で頻繁に使用される数字に関連する表現を学ぶ内容となっています。それぞれのテーマについて、具体的なフレーズや会話例を通じて、どのように数字を使って表現するかを解説しています。
¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回のテーマは「数字を使った表現」です。
日常生活では、数字を使う機会がとても多いですよね。今回は、フレーズ別にスペイン語での表現方法をご紹介いたします。
スペイン語で数字を使った表現を学ぼう:日常生活で役立つフレーズと単語
時刻
¿Qué hora es?
今何時ですか?
動詞“ser”で表されます。複数形に変化させた“¿Qué hora son?”という表現もあります。また”¿Tienes hora?”という聞き方も使われます。
Son las cinco y media.
5時半です。
“cinco”は複数なので、動詞も複数形に活用した”son”が使われます。「1時」の際には”Es la una”と動詞も冠詞も単数になるので注意してください。
「30分」を表すときには「半分」という意味のある”media”を付けます。
また「午前」と言いたいときには”de la mañana”を、「午後」は“de la tarde”や”de la noche”を時間のあとにつけます。
Son las tres menos cuarto.
3時15分前です。
“cuarto”という単語には「4分の1=15分」という意味があります。”menos +時間”は「~前」を表すのに使われる表現です。
¿A qué hora sale el próximo tren?
次の電車は何時に出ますか?
「何時に~」と聞くときには”¿A qué hora +動詞?”という文型が使われます。
Sale a las doce en punto.
12時ぴったりに出ます。
「〇時に~」というときには、上の文と同様、時間の前に”a”をつけるのを忘れないでください。
ちなみに”en punto”は、時間と共に使うと「ぴったりに」という意味を表します。
お金
¿Cuánto cuesta este llavero?
このキーホルダーはいくらですか。
「~はいくらですか」は”¿Cuánto cuesta +名詞?”で聞くことができます。
Cuesta dos con sesenta.
2ユーロ60セントです。
「セント」を表す際には”con”が使われます。(1ユーロ=100セント)買い物をするときによく言われる表現なので、注意して聞いてみましょう。
身長
¿Cuánto mides?
身長は何センチ?
動詞”medir”を使います。主語によって動詞を活用するのがポイントです。
Mido uno setenta.
170センチです。
日本語では身長に対して「〇cm」を使いますが、スペインでは「〇m〇cm」という言い回しが使われます。
重さ
¿Cuánto pesa esta maleta?
この荷物の重さは?
動詞”pesar”が使われます。こちらも、主語に合わせて活用が変化します。
Pesa veinte kilos.
20kgです。
重さは”Pesar + 数字・単位”で表します。スペインでも、日本と同じ”kilogramo(キログラム)”と”gramo(グラム)”の単位が使われています。
いかがでしたか?スペイン語の「数字を使った表現」でした。旅行中も役立つ表現がたくさんあるので、是非身に付けてくださいね!
会話のやり取りの中で出てくる重要表現
会話のやり取りの中で出てくる重要表現がたくさんあるので、文型パターンごとに身に付けていきましょう!
年齢
¿Cuántosañostienes?
あなたは何歳ですか。
最も一般的な聞き方です。主語にあわせて、動詞”tener”を変化させます。また”¿Quéedadtienes?”という言い方もあります。
Tengotreinta y dos años.
32歳です。
「1歳」や「1か月」というときには、単数形の”año”となるので注意してください。
電話番号
¿Cuálestunúmero de teléfono?
あなたの電話番号は何番ですか。
この文型では、疑問詞は”Cuál”が使われるので注意してください。また”¿Quénúmero de teléfono tienes?”という聞き方もできます。
疑問詞の直後に名詞が来るときには、疑問詞は”Qué”が使われます。
口語では”Dame tu teléfono.”といった表現もよく使われるので、あわせて覚えておきましょう。
Uno dos tres, cuatro cinco seis, siete ocho nueve.
123456789です。
電話番号は3桁で区切ってリズムをつける読み方が一般的ですが、市外局番がつく場合や、発音する人によってリズムは変わります。
また”Uno veintitrés, cuatro cincuenta y seis, siete ochenta y nueve”という様に、区切りごとの最後の2つの数字をまとめて言う言い方もあります。
頻度
¿Con qué frecuencia vas al cine?
どのくらい(の頻度で)映画館に行きますか。
頻度を聞くときには”¿Con qué frecuencia +動詞~?”という表現が使われます。
Voy dos veces al mes.
月に2回行きます。
「日/週/月に〇回」は、”数字 + vez/veces+a+el/la+día/semana/mes”と表現します。”vez”は「1回」のときのみで、2回以上のときには複数形の”veces”が使われます。
また男性名詞”día”のときは”aldía”ですが、女性名詞の”semana”の際には”a la semana”となるので注意してください。
この表現を使って、頻度を尋ねる言い方として”¿Cuántas veces al mes vas al cine?(月に何回映画館に行きますか)”という言い方をすることができます。
毎~
Hay trenes cada cinco minutos.
5分ごとに電車があります。
“cada +数字”で「~ごと」という表現になります。
応用すると”Se dice que dos de cada tres personas padecerán cáncer en el futuro.(将来、3人に2人がガンを患うと言われている)”という使い方もできます。
おわりに
いかがでしたか?スペイン語の「数字を使った表現」でした。数字の聞き取りや発音は早口で難しいため、日々練習を重ねましょう!