スペイン旅行で必須!建物の階数をスペイン語で表す方法

    1. スペイン語数字

    スペインでは、日本の1階に当たる階を0階と数えます。

    デパートで買い物をしている時や部屋探しをしている時などにうっかり間違わないように、階数をスペイン語でどのように言い表すのか覚えておきましょう。

    スペイン旅行で必須!建物の階数をスペイン語で表す方法

    会話

    Cliente:Perdone, ¿dónde venden los ordenadores?

    客:すみません、パソコンはどこで売っていますか?

    Dependiente:Están en la segunda planta, caballero.

    店員:2階にあります。

    Cliente:Pero esta es la segunda planta, ¿verdad? No los veo por ningún sitio.

    ここが2階ですよね。どこにも見当たらないのですが。

    Dependiente:Esta es la primera planta.

    ここは1階ですよ。

    Cliente:¿Qué? No puede ser.

    え?あれ?おかしいな。

    Dependiente:Al fondo a la derecha tiene una escalera mecánica. Suba un piso más por allí.

    右奥にエスカレーターがありますから、そちらから1つ上の階に上ってください。

    Cliente:Muchas gracias.

    ありがとうございました。

    オフィスビルに2台のスペイン製エレベーター。

    ここに注目!

    Están en la segunda planta, caballero.

    階(フロア)を表すスペイン語は、planta

    階数は序数で表します。planta が女性名詞なので、序数の語尾は女性形に変化します。

    2階であれば、segunda planta です。

    しかしスペインの2階は、日本でいうところの3階に当たります。

    スペインでは地上にある階が「planta baja=0階」と呼ばれ、地上から2階へと上がったところが「primera planta=1階」となります。

    そのため「2階にありますよ」と言われたら、日本でいう3階を探してみなければならないんですね。

    ※この例文の最後にある caballero は「紳士」という意味の言葉です。

    店員が男性に向かって「2階です、お客様」というように丁寧に話しかける際、このように使われます。

    スペインの矢印が描かれたエレベーターのドア。

    スペインの階数

    地上から数えた階数と、その階を表すスペイン語をまとめてみました。

    日本語の階数とスペイン語の数字(序数)が異なることに注意してください。

    • フロア=planta
    • 地上1階=planta baja
    • 地上2階=primera planta
    • 地上3階=segunda planta
    • 地上4階=tercera planta
    • 屋上階=azotea
    • 地下1階=sótano
    • 駐車場階=aparcamiento

    エレベーターでは、地上にあるフロアが「0」という表記になっています。

    おわりに

    スペインでは、地上階を0階と数える独特な階数表現が行われています。このため、デパートでの買い物や部屋探しの際には、正しい階を探すためにスペイン語での階数表現を理解しておく必要があります。

    また、スイン語で階数表現は日本語と異なるため、混乱を避けるためにも注意が必要です。地上1階は「planta baja(プランタ バハ)」、地上2階は「primera planta(プリメラ プランタ)」となります。

    スペイン語圏の他の国やヨーロッパ諸国ではそれぞれ認識がまた異なります。

    国によってフロアの数え方が違うというのは、ちょっとしたことですが面白い文化の違いですね。

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