スペインのホテルやデパートで、
「1階(primera planta)に行ったのに目的のお店がない!」と迷ってしまった経験はありませんか?実はスペインでは、 日本の地上1階を「0階(planta baja)」と数える ため、階数の感覚が日本と1フロア分ズレるのです。
この記事では、エレベーターのボタン表記から「planta」と「piso」の使い分け・序数ルール 、 スペインと中南米の違いまで徹底見ていきましょう。 読み終える頃には、 現地のあらゆる建物で迷わずスマートにフロアを移動できるようになりますよ!
✨ この記事の要約(30秒でわかるポイント)
✔ 階数のズレに注意: スペインでは日本の1階を「地上階(planta baja / ボタンは 0 または PB )」と呼び、日本の2階から「1階(primera planta)」と数え始めます。
✔ 2つの単語と文法ルール: フロア全体を指す女性名詞「planta 」と、住居や階層を指す男性名詞「piso 」があり、 pisoの前では「primer / tercer 」と語尾の -o が脱落します。
✔ 地域差と高層階の法則: メキシコなど多くの中南米諸国は日本と同じ数え方を採用しており、また11階以上の高層階は序数ではなく基数(planta once など)で表すのが自然です。
結論:スペイン語の階数の数え方と「planta」「piso」使い分け早見表
地上階と1階の違いを示すイラスト。
📌 この章のポイント
✔ 0階概念の理解: 日本の地上1階はスペインで「planta baja(0階)」となり、日本の2階がスペインの「1階」にあたります。
✔ エレベーター記号の攻略: 「PB / 0(地上階)」「S(地下)」「E(中2階)」「A(最上階)」など特有のアルファベット表記を押さえましょう。
✔ スペインと中南米の違い: スペインはヨーロッパ式(0階スタート)、メキシコなどの中南米の多くは米国・日本式(1階スタート)で数えます。
スペイン語で建物の階数を表すとき、最初に押さえておきたいのが「階数のカウント方法のズレ」 と「フロアを表す2つの名詞(planta と piso)」 です。 ここを曖昧にしたまま現地へ行くと、 ホテルの部屋や待ち合わせ場所にたどり着けないという思わぬトラブルに直面してしまいます。
まずは全体像が一目でわかるよう、日本の階数・スペイン式・中南米式・エレベーターのボタン記号を比較した総合マトリクス表から確認していきましょう。
日本の「1階」はスペインの「0階(planta baja)」!階数とエレベーター表記の対照表
スペインをはじめとするヨーロッパ諸国では、道路と接している地上階(日本の1階)を「建物の土台・低いフロア」と捉え、 「0階(la planta baja)」 として扱います。そして、 階段やエレベーターで1つ上がった日本の2階から初めて「第1の階(primera planta / primer piso)」 とカウントし始めるのです。
また、古い歴史的建築が多いスペインの都市部(特にバルセロナやマドリード)では、 地上階と1階の間に「中2階(entresuelo)」や「主階(principal)」が存在することもあります。 以下の対照表で、 地下から屋上までの呼び方とエレベーターのボタン表記を整理しておきましょう。
スペイン語(性・品詞)
発音の目安
日本語訳(実際の階層)
エレベーター表記・地域差のニュアンス
la azotea (f.)
ラ アソテア
屋上・ルーフトップ
表記:AZ / ホテルのプールや展望テラスがある場所
el ático (m.)
エル アティコ
最上階・ペントハウス
表記:A / AT / テラス付きの最上階住戸を指す
la planta once / el piso once
ラ プランタ オンセ / エル ピソ オンセ
スペイン:日本の12階 中南米:日本の11階
表記:11 / 11階以上は序数ではなく基数(普通の数字)を使う
la décima planta / el décimo piso
ラ デシマ プランタ / エル デシモ ピソ
スペイン:日本の11階 中南米:日本の10階
表記:10 / 10º / 序数を使う一般的な上限フロア
la novena planta / el noveno piso
ラ ノベナ プランタ / エル ノベノ ピソ
スペイン:日本の10階 中南米:日本の9階
表記:9 / 9º / 9番目(noveno/a)のフロア
la octava planta / el octavo piso
ラ オクタバ プランタ / エル オクタボ ピソ
スペイン:日本の9階 中南米:日本の8階
表記:8 / 8º / 8番目(octavo/a)のフロア
la séptima planta / el séptimo piso
ラ セプティマ プランタ / エル セプティモ ピソ
スペイン:日本の8階 中南米:日本の7階
表記:7 / 7º / 7番目(séptimo/a ※アクセント記号必須)
la sexta planta / el sexto piso
ラ セクスタ プランタ / エル セクスト ピソ
スペイン:日本の7階 中南米:日本の6階
表記:6 / 6º / 6番目(sexto/a)のフロア
la quinta planta / el quinto piso
ラ キンタ プランタ / エル キント ピソ
スペイン:日本の6階 中南米:日本の5階
表記:5 / 5º / 5番目(quinto/a)のフロア
la cuarta planta / el cuarto piso
ラ クアルタ プランタ / エル クアルト ピソ
スペイン:日本の5階 中南米:日本の4階
表記:4 / 4º / 4番目(cuarto/a)のフロア
la tercera planta / el tercer piso
ラ テルセラ プランタ / エル テルセル ピソ
スペイン:日本の4階 中南米:日本の3階
表記:3 / 3º / 男性名詞の前で tercer に語尾脱落
la segunda planta / el segundo piso
ラ セグンダ プランタ / エル セグンド ピソ
スペイン:日本の3階 中南米:日本の2階
表記:2 / 2º / 2番目(segundo/a)のフロア
la primera planta / el primer piso
ラ プリメラ プランタ / エル プリメル ピソ
スペイン:日本の2階 中南米:日本の1階
表記:1 / 1º / 男性名詞の前で primer に語尾脱落
el principal (m.)
エル プリンシパル
主階(中2階と1階の間)
表記:P / PR / バルセロナ等の伝統建築に見られる階層
el entresuelo (m.)
エル エントレスエロ
中2階(地上階と1階の間)
表記:E / ENT / ホテルの朝食会場やオフィスによく使われる
la planta baja / el bajo
ラ プランタ バハ / エル バホ
地上階(日本の1階)
表記:0 / PB / B / ロビーや建物の出入口があるフロア
el primer sótano (m.)
エル プリメル ソタノ
地下1階
表記:-1 / S1 / S / 駐車場や免税カウンター、トイレなどが多い
el segundo sótano (m.)
エル セグンド ソタノ
地下2階
表記:-2 / S2 / 大型施設の地下駐車場などで使われる
💡 ワンポイント解説: スペインのホテルに宿泊し、部屋からロビーや外の通りへ出たいときは、 エレベーターの「1」ではなく必ず「0」「PB(Planta Baja)」「B(Bajo)」のいずれかのボタン を押してください。 「1」を押すと日本の2階で扉が開いてしまいます。 また、 11階以上の高層ビルでは「undécima planta(第11階)」のような序数は堅苦しすぎるため、 ネイティブは必ず「la planta once(11階)」「el piso doce(12階)」 のように普通の数字(基数)を名詞の後ろに置いて表現します。
「planta(女性名詞)」と「piso(男性名詞)」のニュアンスの違いと序数ルール
スペイン語で「階」を表す単語には、女性名詞の「la planta(プランタ)」 と、 男性名詞の「el piso(ピソ)」 の2種類があります。 どちらも「〇階」と訳せますが、 ネイティブの頭の中では明確なイメージの違いが存在します。
「planta」 は、もともと「足の裏」や「建物の平面図(フロアマップ)」を意味する言葉です。 そのため、 デパートの売り場やホテル、 オフィスビルなど、 「平面的な広がりを持つフロア全体」 を指すときに好んで使われます。女性名詞なので、 前に置く序数も必ず女性形(primera, segunda, tercera… )に変化します。
一方の「piso」 は、「踏み固めた地面・床」を語源とし、 建物の「高さの段階(階層)」 に焦点が当たります。 また、 スペイン本国では「piso」単体で「マンション・アパートの1住戸(部屋)」 という意味でも日常的に使われます。 男性名詞なので序数も男性形になりますが、 ここで絶対に忘れてはならない重要文法ルールがあります。
💡 ワンポイント解説: 男性名詞「piso(または sótano)」の直前に「第1の(primero)」と「第3の(tercero)」が来るときだけ、語尾の「-o」が脱落して「el primer piso(1階)」「el tercer piso(3階)」 となります。これをスペイン語文法で「語尾脱落(apócope)」と呼びます。 「primero piso」とは言わないので、 リズムごと口に覚え込ませましょう!なお、 名詞の後ろに序数を置く場合(el piso primero / el piso tercero)は語尾の -o は脱落しません。
📌 デパートのフロア案内
La sección de perfumería está en la primera planta.
🔈 ラ セクシオン デ ペルフメリア エスタ エン ラ プリメラ プランタ
🇯🇵 化粧品・香水売り場は1階[日本の2階]にございます。
💡 商業施設の売り場フロア全体を指すため、女性名詞の「planta」と女性形序数「primera」を使っています。
📌 アパートの居住階
Mis abuelos viven en el tercer piso de aquel edificio.
🔈 ミス アブエロス ビベン エン エル テルセル ピソ デ アケル エディフィシオ
🇯🇵 私の祖父母はあの建物の3階[日本の4階]に住んでいます。
💡 住居の階層を表すため男性名詞「piso」を使い、直前の tercero が語尾脱落して「tercer」になっています。
📌 名詞の後ろに序数を置く表現
Suba hasta la planta tercera, por favor.
🔈 スバ アスタ ラ プランタ テルセラ、ポル ファボール
🇯🇵 3階[日本の4階]までお上がりください。
💡 「planta + 序数」の語順もよく使われ、特にエレベーターのアナウンスや案内表示で耳にする少し改まった響きになります。
スペイン本国と中南米(ラテンアメリカ)での階数の数え方の違い
スペイン語圏と一口に言っても、ヨーロッパのスペイン本国と中南米(ラテンアメリカ)諸国では、 建物の階数の数え方や好まれる単語に大きな地域差があります。 出張や旅行で行き先が異なる場合は、 この違いを知っておくだけで混乱を完全に防げます。
スペイン本国(およびヨーロッパ文化の影響が強いアルゼンチンやウルグアイなど)では、ここまで解説した通り「地上階=planta baja、 日本の2階=1階」と数え、 商業施設やホテルでは「planta」 が多用されます。
一方、 メキシコ、 コロンビア、 ペルー、 チリなどの中南米の多くの国々では、 アメリカ合衆国や日本と同じく「地上1階=primer piso、 地上2階=segundo piso」と数える方式が主流です(ただし、 大型ホテルや商業施設ではロビー階を Planta Baja [PB] と表記するケースも混在しています)。
さらに単語の好みにも違いがあり、中南米ではデパートやホテルのフロアであっても「planta」より「piso」が格別に広く使われる 傾向があります(中南米で「アパートの部屋」を指すときは piso ではなく departamento や apartamento を使います)。
📌 スペイン・マドリードでの表現
En Madrid, el restaurante está en la segunda planta, así que tienes que subir dos pisos desde la calle.
🔈 エン マドリード、エル レスタウランテ エスタ エン ラ セグンダ プランタ、アシ ケ ティエネス ケ スビール ドス ピソス デスデ ラ カジェ
🇯🇵 マドリードでは、そのレストランは「2階(segunda planta)」にあるから、通りから2フロア分(日本の3階まで)上がらないといけないよ。
💡 地上階(0階)からスタートするため、segunda planta は階段を2つ上がった日本の3階を意味します。
📌 メキシコ・メキシコシティでの表現
En México, la recepción del hotel está en el primer piso, justo al entrar por la puerta principal.
🔈 エン メヒコ、ラ レセプシオン デル オテル エスタ エン エル プリメル ピソ、フスト アル エントラール ポル ラ プエルタ プリンシパル
🇯🇵 メキシコでは、ホテルのフロントは正面玄関を入ってすぐの「1階(primer piso=日本の1階)」にあります。
💡 日本やアメリカと同じ感覚で地上階を primer piso と呼ぶケースが多く、単語も「piso」が標準的に使われます。
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基礎①〜⑤ 挨拶・発音・数字 ① 食事・カフェ編 ② 観光・旅行編 ③ 歴史・文化編 ④ 試験・文法編
親しい間柄・日常会話での自然な使い方と実践例文集
スペイン語の階数用語を色分けした図解。
📌 この章のポイント
✔ 商業施設での会話: カフェや映画館、地下駐車場(aparcamiento del sótano)、 屋上(azotea)の場所を友人とカジュアルに共有する表現をマスターします。
✔ スペインの住宅事情: ペントハウス(ático)や中2階(entresuelo)、エレベーターなしの物件など、 部屋探しや友人宅訪問で必須の語彙を押さえます。
✔ 移動中のリアルタイム連絡: WhatsAppなどのチャットで「今〇階に着いた」「エスカレーターで上がるね」と素早く伝える短文フレーズを身につけます。
基本的な数え方と文法ルールがわかったところで、ここからは実際の生活や旅行の場面でどのように階数表現を使うのか、 シチュエーション別に見ていきましょう。 まずは友人や家族との買い物、 アパートへの訪問、 待ち合わせの連絡など、 親しい間柄(tú の関係)で使う自然な日常フレーズを15個厳選しました。
ショッピングモールやデパートで友人と売り場・施設を探す(5例文)
スペインの大型デパート(El Corte Inglés など)やショッピングモール(centro comercial)は、地下に駐車場やスーパーマーケット、 地上階に化粧品やカフェ、 上層階にレストランや映画館が入っていることが多いです。 友人と「どこにある?」「何階に行こうか」と話すときの定番表現です。
📌 映画館のフロアを教える
El cine está en la cuarta planta, al lado de la zona de restaurantes.
🔈 エル シネ エスタ エン ラ クアルタ プランタ、アル ラド デ ラ ソナ デ レスタウランテス
🇯🇵 映画館は4階[日本の5階]の、レストラン街の隣にあるよ。
💡 所在を表す動詞「estar」と前置詞「en(〜に)」を組み合わせた最も基本となる構文です。
📌 地上階のカフェで待ち合わせる
Quedamos a las cinco en la cafetería de la planta baja, ¿vale?
🔈 ケダモス ア ラス シンコ エン ラ カフェテリア デ ラ プランタ バハ、バレ?
🇯🇵 5時に地上階[日本の1階]のカフェで待ち合わせしよう、いい?
💡 動詞「quedar」は「(人と)待ち合わせをする・会う約束をする」という意味で、日常会話で毎日使われる超重要表現です。
📌 トイレの場所を伝える
Creo que los baños están en el primer sótano, bajando las escaleras.
🔈 クレオ ケ ロス バニョス エスタン エン エル プリメル ソタノ、バハンド ラス エスカレラス
🇯🇵 トイレなら階段を降りた地下1階にあったと思うよ。
💡 「地下(sótano)」も男性名詞なので、「地下1階」は語尾脱落して「el primer sótano」となります。
📌 地下駐車場に車を停める
Voy a dejar el coche en el aparcamiento del sótano y ahora subo.
🔈 ボイ ア デハール エル コチェ エン エル アパルカミエント デル ソタノ イ アオラ スボ
🇯🇵 車を地下の駐車場に停めてから、すぐ上がるね。
💡 スペインでは駐車場を「el aparcamiento(または el parking)」、車を「el coche」と呼びます(中南米では estacionamiento / carro が一般的です)。
📌 屋上テラスの景色を勧める
Desde la azotea de este centro comercial hay unas vistas increíbles de la ciudad.
🔈 デスデ ラ アソテア デ エステ セントロ コメルシアル アイ ウナス ビスタス インクレイブレス デ ラ シウダー
🇯🇵 このショッピングモールの屋上に出ると、街の景色がものすごくきれいなんだよ。
💡 マドリードの Círculo de Bellas Artes やデパートの屋上(azotea)には、素敵なルーフトップバーや展望スペースがたくさんあります。
友人宅への訪問やシェアハウス・部屋探しで階数を伝える(5例文)
留学やワーキングホリデーで部屋(piso compartido=シェアハウス)を探したり、現地の友人の家に遊びに行ったりする際は、 スペイン特有の建築用語が登場します。 特に歴史地区のアパートではエレベーターがない建物も珍しくなく、 「何階にあるか」は生活の快適さを左右する大問題です。
📌 自分の部屋の階数と号室を伝える
Vivo en el tercer piso, puerta B; cuando llegues, toca el timbre.
🔈 ビボ エン エル テルセル ピソ、プエルタ ベ; クアンド ジェゲス、トカ エル ティンブレ
🇯🇵 私は3階[日本の4階]のB号室に住んでいるよ。着いたらインターホンを鳴らしてね。
💡 スペインの集合住宅では、階数の後ろに「puerta(扉)+アルファベットや数字」を続けて部屋番号を表します。
📌 最上階のペントハウスを自慢する
Mi nuevo piso es un ático muy luminoso con una terraza grande.
🔈 ミ ヌエボ ピソ エス ウン アティコ ムイ ルミノソ コン ウナ テラサ グランデ
🇯🇵 私の新しい部屋は、大きなテラスが付いたすごく日当たりのいい最上階[ペントハウス]なんだ。
💡 「el ático」は建物の最上階にあり、専用の広いテラス(terraza)が付いていることが多く、スペインで最も人気が高い憧れの住居タイプです。
📌 エレベーターなしの苦労を語る
Es un cuarto piso sin ascensor, así que cansa muchísimo subir con la compra.
🔈 エス ウン クアルト ピソ シン アセンソール、アシ ケ カンサ ムチシモ スビール コン ラ コンプラ
🇯🇵 エレベーターなしの4階[日本の5階]だから、買い物袋を持って上がるのがめちゃくちゃしんどいよ。
💡 物件情報でも「4º sin ascensor(エレベーターなし4階)」のように必ず明記される重要なチェック項目です。
📌 バルセロナ特有の「中2階」を説明する
En los edificios antiguos de Barcelona hay entresuelo y principal antes del primer piso.
🔈 エン ロス エディフィシオス アンティグオス デ バルセロナ アイ エントレスエロ イ プリンシパル アンテス デル プリメル ピソ
🇯🇵 バルセロナの古い建物には、1階[primer piso]の下にさらに「中2階(entresuelo)」と「主階(principal)」があるんだよ。
💡 19世紀の拡張地区(Eixample)などの建築では、かつて貴族や家主が最も快適で階段の少ない階を「主階(principal)」と呼んで住んでいた名残があります。
📌 引っ越し後の快適さを話す
Me mudé al primer piso y ahora es mucho más fácil bajar las maletas.
🔈 メ ムデ アル プリメル ピソ イ アオラ エス ムチョ マス ファシル バハール ラス マレタス
🇯🇵 1階[日本の2階]に引っ越したから、今はスーツケースを下に降ろすのがずっと楽になったよ。
💡 「引っ越す(mudarse a…)」は移動を表すため、前置詞 a と定冠詞 el が縮約して「al primer piso」となります。
待ち合わせ中やSNSチャットで現在地フロアをリアルタイム共有する(5例文)
広い駅や空港、デパートの中で友人と合流するとき、 WhatsAppや電話で「今どこ?」「〇階にいるよ!」とリアルタイムでやり取りするフレーズです。 短くテンポよく言えるようにしておくと非常に便利です。
📌 到着を知らせる
¡Acabo de llegar a la entrada de la planta baja! ¿Dónde estás tú?
🔈 アカボ デ ジェガール ア ラ エントラーダ デ ラ プランタ バハ! ドンデ エスタス トゥ?
🇯🇵 今、地上階[日本の1階]の入り口に着いたところ!そっちはどこにいる?
💡 「acabar de + 不定詞」で「たった今〜したところだ」という直近の完了を表す超頻出構文です。
📌 エスカレーターでの移動を伝える
Vale, subo un piso más por la escalera mecánica.
🔈 バレ、スボ ウン ピソ マス ポル ラ エスカレラ メカニカ
🇯🇵 了解、エスカレーターで1つ上の階に上がるね。
💡 「エスカレーター」はスペイン語で「la escalera mecánica(機械の階段)」と言います。経路・手段を表す前置詞「por」と一緒に使いましょう。
📌 現在地を伝えて相手の場所を聞く
Ya estoy en la segunda planta, ¿por dónde andas?
🔈 ジャ エストイ エン ラ セグンダ プランタ、ポル ドンデ アンダス?
🇯🇵 もう2階[日本の3階]にいるんだけど、どのあたりにいる?
💡 「¿Por dónde andas?(直訳:どこらへんを歩いているの?)」は、待ち合わせ相手がまだ見えない時に「今どこらへん?」と聞くこなれた口語表現です。
📌 階段で降りることを伝える
El ascensor está lleno, así que bajo a la tercera planta por las escaleras.
🔈 エル アセンソール エスタ ジェノ、アシ ケ バホ ア ラ テルセラ プランタ ポル ラス エスカレラス
🇯🇵 エレベーターが満員だから、階段で3階[日本の4階]まで降りるよ。
💡 普通の「階段」は複数形で「las escaleras」と表現するのが一般的です。
📌 ボタンの押し間違いを報告する
¡Qué despiste! Pulsé mal el botón y bajé hasta el sótano sin querer.
🔈 ケ デスピステ! プルセ マル エル ボトン イ バヘ アスタ エル ソタノ シン ケレール
🇯🇵 うっかりしてた!ボタンを押し間違えて、うっかり地下まで降りちゃったよ。
💡 「pulsé(pulsar=ボタンを押す)」はエレベーター操作の必須動詞。「sin querer(うっかり・意図せず)」も日常会話でよく使われます。
職場・ビジネス・目上の人との会話での丁寧な使い方と実践例文集
ホテルや買い物での具体的な会話シーンのコラージュ。
📌 この章のポイント
✔ ホテルでのスマートな確認: チェックイン時に客室フロアや朝食会場、ルーフトッププールの場所を礼儀正しく尋ねる表現を学びます。
✔ ビジネス・オフィスでの案内: 取引先の来客対応や会議室の場所を、丁寧な敬称(usted)を使って正確に誘導するフレーズを押さえます。
✔ 接客の敬称「caballero / señora」: デパートなどで店員さんが使う「お客様」という美しい呼びかけ表現と、丁寧な質問フレーズを習得します。
旅行中のホテルやデパートでのやり取り、あるいはビジネスでのオフィス訪問など、 初対面の相手や目上の人と話す場面では、 丁寧な「usted(あなた様)」の活用形やクッション言葉を使うのが大人のマナーです。 相手に敬意が伝わり、 ワンランク上の対応を受けられるフォーマルな階数表現を15個見ていきましょう。
ホテルのフロントで客室フロアや朝食会場・設備の場所を確認する(5例文)
ホテルのチェックイン時は、階数表現が最も集中して登場する場面です。 自分の部屋が何階にあるのか、 エレベーターのセキュリティカードをどう使うのか、 聞き逃さないようにしましょう。
📌 フロントからの客室案内
Bienvenido. Su habitación está en la quinta planta, es la número quinientos dos.
🔈 ビエンベニード。ス アビタシオン エスタ エン ラ キンタ プランタ、エス ラ ヌメロ キニエントス ドス
🇯🇵 ようこそいらっしゃいました。お客様のお部屋は5階[日本の6階]の502号室でございます。
💡 ホテルの部屋番号「502」は、百の位からそのまま「quinientos dos(500と2)」と読むのが一般的です。
📌 朝食会場のフロアを尋ねる
Disculpe, ¿en qué planta se sirve el desayuno buffet?
🔈 ディスクルペ、エン ケ プランタ セ シルベ エル デサジュノ ブフェ?
🇯🇵 恐れ入りますが、朝食ビュッフェは何階で提供されていますか?
💡 「¿En qué planta…?(何階で〜ですか?)」は、ホテルやデパートで場所を尋ねる際の万能テンプレートです。
📌 館内施設の場所の案内
El gimnasio y el spa se encuentran en el primer sótano.
🔈 エル ヒムナシオ イ エル スパ セ エンクエントラン エン エル プリメル ソタノ
🇯🇵 ジムとスパは地下1階にございます。
💡 「están」の代わりに再帰動詞「encontrarse(〜に位置している・ございます)」を使うと、ホテルらしい上品でフォーマルな響きになります。
📌 エレベーターの操作説明
Por motivos de seguridad, pase la tarjeta por el lector y pulse el botón de la tercera planta.
🔈 ポル モティボス デ セグリダー、パセ ラ タルヘタ ポル エル レクトール イ プルセ エル ボトン デ ラ テルセラ プランタ
🇯🇵 防犯上の理由から、カードキーを読み取り機にかざしてから、3階[日本の4階]のボタンを押してください。
💡 最近のホテルで主流のカードキー連動型エレベーターの説明で必ず使われるフレーズです。
📌 屋上プールの利用時間を確認する
Perdone, ¿hasta qué hora se puede usar la piscina de la azotea?
🔈 ペルドネ、アスタ ケ オラ セ プエデ ウサール ラ ピシナ デ ラ アソテア?
🇯🇵 すみません、屋上のプールは何時まで利用できますか?
💡 無人称の「se puede + 不定詞(〜することができる・〜してもよい)」を使うことで、控えめで礼儀正しい質問になります。
オフィスビルの受付や会議で訪問先・会議室の階数を案内する(5例文)
スペインや中南米の企業を訪問した際、ビルの総合受付(recepción)で行き先を告げたり、 社内で取引先を会議室へ案内したりするときに役立つビジネスフレーズです。
📌 部署のフロアを案内する
El departamento de marketing está en la octava planta, saliendo del ascensor a la derecha.
🔈 エル デパルタメント デ マルケティング エスタ エン ラ オクタバ プランタ、サリエンド デル アセンソール ア ラ デレチャ
🇯🇵 市場戦略部は8階[日本の9階]の、エレベーターを出て右手にございます。
💡 「saliendo del ascensor(エレベーターを出たところで)」のように現在分詞を添えると、降りた後の動線までスマートに案内できます。
📌 会議室の場所を伝える
La reunión de hoy tendrá lugar en la sala tres de la segunda planta.
🔈 ラ レウニオン デ オイ テンドラ ルガール エン ラ サラ トレス デ ラ セグンダ プランタ
🇯🇵 本日の会議は、2階[日本の3階]の第3会議室で行われます。
💡 「tener lugar(開催される・行われる)」はビジネスメールや口頭案内で重宝するフォーマル表現です。
📌 高層階のオフィスへの誘導
Después de registrarse en recepción, suba a la planta doce en el ascensor B.
🔈 デスプエス デ レヒストラールセ エン レセプシオン、スバ ア ラ プランタ ドセ エン エル アセンソール ベ
🇯🇵 受付でご記帳を済まされましたら、Bエレベーターで12階までお上がりください。
💡 11階以上の高層ビルなので、序数ではなく基数を使った「la planta doce」と表現しています。
📌 別フロアへの書類提出を依頼する
¿Podría llevar estos documentos a la administración en la primera planta, por favor?
🔈 ポドリア ジェバール エストス ドクメントス ア ラ アドミニストラシオン エン ラ プリメラ プランタ、ポル ファボール?
🇯🇵 お手数ですが、1階[日本の2階]の総務・管理課までこちらの書類をお持ちいただけますでしょうか?
💡 条件法「¿Podría + 不定詞…?(〜していただけますでしょうか?)」を使うと、職場でも非常に丁寧な依頼になります。
📌 建物の出口を案内する
La salida principal se encuentra en la planta baja, al fondo a la izquierda.
🔈 ラ サリーダ プリンシパル セ エンクエントラ エン ラ プランタ バハ、アル フォンド ア ラ イスキエルダ
🇯🇵 正面出口は地上階[日本の1階]の、突き当たり左手にございます。
💡 「al fondo(突き当たりに・奥に)」は方向案内の必須イディオムです。a la derecha(右に)/ a la izquierda(左に)とセットで覚えましょう。
デパートや専門店で店員・顧客として礼儀正しくフロアを尋ねる・案内する(5例文)
デパートでお目当ての売り場を探すときや、店員さんから丁寧な案内を受けるときの表現です。 ここでぜひ知っておきたいのが、 スペインの接客シーンで頻繁に耳にする「caballero(カバジェロ)」 という言葉です。
💡 ワンポイント解説: 「caballero」は直訳すると「騎士・紳士」という意味ですが、現代のスペインではデパートやホテル、 レストランの店員が、 成人男性の顧客に対して「お客様(英語の Sir に相当)」と敬意を込めて呼びかける際 に日常的に使われます。女性の顧客に対しては「señora(セニョーラ)」 や「señorita(セニョリータ)」 が使われます。 文末にそっと添えられるだけで、 とても気品のある丁寧な響きになる素敵なスペイン語文化です。
📌 店員に売り場の階を尋ねる
Perdone, ¿en qué planta venden los ordenadores portátiles?
🔈 ペルドネ、エン ケ プランタ ベンデン ロス オルデナドーレス ポルタティレス?
🇯🇵 すみません、ノートパソコンは何階で売っていますか?
💡 スペインではパソコンを「el ordenador」(中南米では la computadora または el computador)と呼びます。店員に声をかけるときは「Perdone(すみません)」が最も自然です。
📌 男性客への丁寧なフロア案内
Los ordenadores están en la segunda planta, caballero.
🔈 ロス オルデナドーレス エスタン エン ラ セグンダ プランタ、カバジェロ
🇯🇵 パソコン売り場は2階[日本の3階]にございます、お客様。
💡 文末に「caballero」を添えることで、礼儀正しく洗練された接客のニュアンスが表現されています。
📌 女性客への免税カウンター案内
El mostrador de Tax Free está en el primer sótano, señora.
🔈 エル モストラドール デ タックス フリー エスタ エン エル プリメル ソタノ、セニョーラ
🇯🇵 免税手続きのカウンターは地下1階にございます、お客様。
💡 デパートでの買い物後に必須となる免税カウンター(mostrador de devolución de IVA / Tax Free)の場所案内です。
📌 エスカレーターでの上がり方を案内する
Al fondo a la derecha tiene una escalera mecánica; suba un piso más por allí.
🔈 アル フォンド ア ラ デレチャ ティエネ ウナ エスカレラ メカニカ; スバ ウン ピソ マス ポル アジ
🇯🇵 右奥にエスカレーターがございますので、そちらから1つ上の階へお上がりください。
💡 「tiene…(あなたは〜を持っています=〜がございます)」は、相手の目の前にある設備を丁寧に案内するときによく使われる表現です。
📌 売り場のフロア移動を伝える
Disculpe las molestias, pero la sección de moda masculina se ha trasladado a la planta baja.
🔈 ディスクルペ ラス モレスティアス、ペロ ラ セクシオン デ モダ マスクリーナ セ ア トラスラダード ア ラ プランタ バハ
🇯🇵 ご不便をおかけいたしますが、紳士服売り場は地上階[日本の1階]に移動いたしました。
💡 「trasladarse a…(〜へ移転する・移動する)」を使った、百貨店などの案内放送や看板でもよく見かける表現です。
会話が弾む!相槌・返答・言い換えバリエーションと応用フレーズ集
カフェで友人とフラッシュカードを使って会話練習している様子。
📌 この章のポイント
✔ 数字を使わない直感的な言い換え: 序数がパッと出てこない時でも「1つ上の階」「1つ下の階」「最上階」と言い換えるテクニックを身につけます。
✔ エレベーター内での自然なやり取り: 同乗者に「何階ですか?」と聞く表現や、移動動詞(subir / bajar)と前置詞の正しい組み合わせを整理します。
✔ 階数のズレに気づいた時のリアクション: 「え?ここが2階じゃないんですか?」「日本と数え方が違って混乱します」と笑顔で切り返すフレーズを学びます。
実際の会話では、「第〇階(primera, segunda… )」と数字で言うだけでなく、 「1つ上の階だよ」「エレベーターで何階まで行きますか?」「あ、 日本と数え方が違うんでした!」といった前後のやり取りが必ず発生します。 会話をスムーズに広げ、 万が一の勘違いも楽しいコミュニケーションに変える応用フレーズを見ていきましょう。
「〇階」を別の言葉でスマートに言い換える表現(上・下・最上階・地下)
とっさに「7階(séptima)」や「8階(octava)」といった序数が口から出てこないときや、今いる場所を基準にして「1つ上」「1つ下」と伝えたいときに使える便利な言い換え表現です。
📌 「1つ上の階」と言い換える
La cafetería está en el piso de arriba (o una planta más arriba).
🔈 ラ カフェテリア エスタ エン エル ピソ デ アリーバ [オ ウナ プランタ マス アリーバ]
🇯🇵 カフェは1つ上の階にありますよ。
💡 「el piso de arriba(上の階)」は非常に口語的で使いやすく、家庭内で「2階(上の階)にいるよ」と言うときにもそのまま使えます。
📌 「1つ下の階」と言い換える
Los probadores están en la planta de abajo (o un piso más abajo).
🔈 ロス プロバドーレス エスタン エン ラ プランタ デ アバホ [オ ウン ピソ マス アバホ]
🇯🇵 試着室は1つ下の階にあります。
💡 「arriba(上)」と「abajo(下)」を覚えておくだけで、序数を使わずに上下のフロアを自在に案内できます。
📌 「一番上の階・最上階」と言い換える
El restaurante panorámico está en la última planta del hotel.
🔈 エル レスタウランテ パノラミコ エスタ エン ラ ウルティマ プランタ デル オテル
🇯🇵 展望レストランはホテルの最上階[一番上の階]にあります。
💡 その建物が何階建てか分からなくても、「la última planta / el último piso(最後の階=最上階)」と言えば確実に通じます。
📌 「通りと同じ高さの階(地上階)」と言い換える
La tienda tiene acceso directo a nivel de calle, en la planta baja.
🔈 ラ ティエンダ ティエネ アクセソ ディレクト ア ニベル デ カジェ、エン ラ プランタ バハ
🇯🇵 そのお店は地上階にあり、通りと同じ高さから直接入れます。
💡 段差や階段がない「路面階・地上レベル」を強調するときに「a nivel de calle(通りの高さで)」という表現がよく使われます。
エレベーターや階段での移動・方向指示と組み合わせる応用フレーズ
スペインや中南米のホテルやマンションでエレベーターに乗り合わせた際、ボタンの前に立っている人が同乗者に「何階ですか?」と尋ねて押してあげるのが一般的なマナーです。 その際の自然な声かけと返答、 および移動動詞の前置詞ルールを確認しましょう。
📌 エレベーター内で同乗者に階数を尋ねる
Buenas tardes, ¿a qué planta va? (o ¿a qué piso sube?)
🔈 ブエナス タルデス、ア ケ プランタ バ? [オ ア ケ ピソ スベ?]
🇯🇵 こんにちは、何階へいらっしゃいますか?[何階へ上がられますか?]
💡 動詞「ir(行く)」や「subir(上がる)」は移動の到達点を示すため、前置詞は必ず「a」を使います。
📌 ボタンを押してもらう時のスマートな返答
Al tercero, por favor. / A la cuarta, por favor.
🔈 アル テルセロ、ポル ファボール。/ ア ラ クアルタ、ポル ファボール。
🇯🇵 3階をお願いします。/ 4階をお願いします。
💡 後ろの名詞(piso または planta)を省略して序数だけで答えるのがネイティブ流です。このとき男性名詞 piso を省略しているなら語尾の -o が復活して「Al primero / Al tercero」になる点に注目してください!
📌 エレベーターを降りた後の方向指示
Baje del ascensor en la segunda planta y gire a la derecha.
🔈 バヘ デル アセンソール エン ラ セグンダ プランタ イ ヒレ ア ラ デレチャ
🇯🇵 エレベーターを2階[日本の3階]で降りて、右に曲がってください。
💡 「乗り物・エレベーターから降りる」は「bajar de + 乗り物」、降りるフロアの位置は「en + 階数」で表します。
📌 エレベーターの停止制限を伝える
Tenga cuidado, este ascensor no baja hasta el aparcamiento del sótano.
🔈 テンガ クイダード、エステ アセンソール ノ バハ アスタ エル アパルカミエント デル ソタノ
🇯🇵 お気をつけください、このエレベーターは地下の駐車場までは降りません。
💡 高層階用と地下駐車場用でエレベーターが分かれているビルでよく使われる案内表現です。
階数の勘違いに気づいたときの自然な相槌・リアクション表現
どんなに気をつけていても、日本の感覚で「2階(segunda planta)」という言葉を聞いた瞬間に日本の2階(スペインの1階)を探してしまうことはよくあります。 そんなとき、 店員さんや現地の人に使える自然なリアクションとユーモアのある返し方です。
📌 自分のいる階が違って驚くとき
¿Qué? No puede ser… ¿Esta no es la segunda planta?
🔈 ケ? ノ プエデ セール… エスタ ノ エス ラ セグンダ プランタ?
🇯🇵 えっ?そんなはずは…ここは2階じゃないんですか?
💡 「No puede ser.(ありえない・まさか・おかしいな)」は、予想外のことに驚いたときにネイティブが連発する感情表現です。
📌 階数のズレに納得したとき
¡Ah, claro! Qué tonto, aquí esta es la primera planta, ¿verdad?
🔈 ア、クラロ! ケ トント、アキ エスタ エス ラ プリメラ プランタ、ベルダー?
🇯🇵 あ、そうか!うっかりしていました、こちらではここが「1階(日本の2階)」になるんですね?
💡 「¡Ah, claro!(あ、そっか!/なるほど!)」は、相手の説明で合点がいったときに最高の相槌になります。
📌 日本との数え方の違いを説明する
Es que en Japón contamos la planta baja como el primer piso, por eso siempre me confundo.
🔈 エス ケ エン ハポン コンタモス ラ プランタ バハ コモ エル プリメル ピソ、ポル エソ シエンプレ メ コンフンド
🇯🇵 というのも、日本では地上階を「1階」と数えるので、いつも混乱してしまうんですよ。
💡 こう説明すると、スペインの店員さんも「¡Ah, como en Estados Unidos!(ああ、アメリカと同じなんだね!)」と笑顔で納得してくれます。
📌 教えてくれた相手に感謝を伝える
Muchas gracias por avisarme, casi me pongo a dar vueltas en otra planta.
🔈 ムチャス グラシアス ポル アビサールメ、カシ メ ポンゴ ア ダール ブエルタス エン オトラ プランタ
🇯🇵 教えてくださってありがとうございます、危うく別の階をぐるぐる探し回るところでした。
💡 「casi + 現在形(危うく〜するところだった)」と「dar vueltas(歩き回る・うろうろする)」を組み合わせた非常に自然な日常表現です。
発音・イントネーション・音変化の科学的なコツとネイティブ風に聞こえる練習フレーズ
📌 この章のポイント
✔ 二重子音「pl-」と摩擦音「j」: 「planta」に余計な母音「u」を入れず、「baja」の「j」は喉の奥を擦る息の音で発音します。
✔ 連音(リエゾン)と語末の「r」: 「en el primer piso」は単語の切れ目をなくして一息で繋げ、「r」は舌先で軽く1回弾きます。
✔ 母音融合(シナレファ)と「sc」: 「la octava」の母音を滑らかに連結させ、「ascensor」のアクセント位置(語末の -or)を正確に捉えます。
階数を表す単語は一見シンプルですが、日本語のカタカナ読みのまま「プランタ・バハ」「プリメル・ピソ」と発音すると、 ネイティブには意外と聞き取ってもらえないことがあります。 音声学(フォネティクス)の視点から、 一気にスペイン語らしい響きに変わる3つの発音テクニックを見ていきましょう。
「planta baja」の子音連続(pl-)と「j」の無声軟口蓋摩擦音の発音法
日本人が「planta」を発音するとき、無意識に「p」と「l」の間に母音の「u」を入れて「プ・ラ・ン・タ(4音節)」と発音してしまいがちです。 しかし本来のスペイン語は「plan – ta(2音節)」 です。 発音する前から舌先を上の前歯の裏(歯茎)にピタッとくっつけて「l」の準備をしておき、 そのまま閉じた唇を破裂させて一気に「pla」と音を出すと、 母音が挟まらないキレのあるネイティブ発音になります。
また、「baja」の「b」は直前に母音(la の a)があるため、 唇を完全に閉じない柔らかい摩擦音 $[\beta]$(英語の v と日本語の バ の中間のような優しい音)に変化します。 そして「j」は日本語の「ハ」よりもずっと奥、 軟口蓋(上顎の奥の柔らかい部分)を狭めて息を強く擦り出す無声軟口蓋摩擦音 $[x]$(寒い日に手に「ハーッ」と息を吹きかけるときの喉の擦れ音)で発音しましょう。
📌 発音練習フレーズ①
La planta baja está llena de gente.
🔈 ラ プランタ バハ エスタ ジェナ デ ヘンテ
🇯🇵 地上階[日本の1階]は人でいっぱいだ。
💡 「planta」を2拍のリズムで歯切れよく発音し、「baja」と「gente」の喉の奥を擦る $[x]$ の音を意識して声に出してみましょう。
📌 発音練習フレーズ②
Bajo a la planta baja ahora mismo.
🔈 バホ ア ラ プランタ バハ アオラ ミスモ
🇯🇵 今すぐ地上階へ降ります。
💡 文頭の「Bajo」の B は唇をしっかり閉じて破裂させ、2回目の「baja」の b は唇を軽く近づけるだけで柔らかく発音すると完璧なコントラストが出ます。
「en el primer piso」で起こるリエゾン(連音)と語末「r」の弾き音
スペイン語は、子音で終わる単語のすぐ後ろに母音で始まる単語が来ると、 2つの音が合体して1つの音節のように発音される「連音(enlace / リエゾン)」 が必ず起こります。
「en el primer piso」を1語ずつ区切って「エン・エル・プリメル・ピソ」と読むのではなく、「en」の n と「el」の e を繋げて「エ・ネル $[e. nel]$」と滑らかに発音してください。
さらに「primer」の語末の「r」は、 英語のように舌を後ろに巻くのではなく、 日本語のラ行よりも少し強めに舌先で上歯茎を1回だけポンと弾く「はじき音 $[\ɾ]$」 で発音し、そのまま息を止めずに「piso」へ繋げます。
📌 発音練習フレーズ①
Vivo en el primer piso de este edificio.
🔈 ビボ エネル プリメル ピソ デステ エディフィシオ
🇯🇵 私はこの建物の1階[日本の2階]に住んでいます。
💡 「en el ➔ エネル」のリエゾンに加え、「de este」の同じ母音 e 同士も1つに融合して「デステ」と発音すると、驚くほど流暢なリズムになります。
📌 発音練習フレーズ②
Mi oficina está en el tercer piso.
🔈 ミ オフィシナ エスタ エネル テルセル ピソ
🇯🇵 私のオフィスは3階[日本の4階]にあります。
💡 「tercer」に含まれる2つの「r」も、舌先を上歯茎に軽く当てて弾くことで、スペイン語特有の心地よい響きが生まれます。
「la octava planta」「el ascensor」の母音融合(シナレファ)と「sc」の発音
母音で終わる単語の後ろに母音で始まる単語が続くと、2つの母音が1つの音節として滑らかに繋がる現象を「シナレファ(sinalefa)」 と呼びます。 例えば「la octava(8番目の)」は、 「ラ・オクタバ」と切らずに「ラオク・タ・バ $[laok. ‘ta. \beta a]$」と一息で繋げて発音します。
また、エレベーターを意味する「el ascensor」は、 中南米やスペイン南部(アンダルシア等)では「sc」が1つの $[s]$ 音に同化して「アセンソール」 と発音されますが、 マドリードなどスペイン北中部では「s $[s]$」の直後に英語の th のような無声歯摩擦音「c $[\theta]$」が続くため「アスセンソール $[as. \theta en. ‘so\ɾ]$」と発音されます。
どちらの地域でも、 一番最後の音節「-sor」に強いアクセント(強勢)を置く のが通じるための最大のカギです。
📌 発音練習フレーズ①
Subimos a la octava planta en el ascensor.
🔈 スビモス ア ラオクタバ プランタ エネル アセンソール
🇯🇵 私たちはエレベーターで8階[日本の9階]へ上がります。
💡 「a la octava」の母音群(a-la-o)を途切れさせずに滑らかに繋げ、最後の「-sor」をしっかり高く強く発音しましょう。
📌 発音練習フレーズ②
El ascensor llega hasta la última planta.
🔈 エラセンソール ジェガ アスタ ラウルティマ プランタ
🇯🇵 エレベーターは最上階まで行きます。
💡 「El ascensor」も語頭でリエゾンを起こして「エラセンソール」と繋がり、「la última」もシナレファで「ラウルティマ」と一息で発音されます。
日本人学習者がやりがちなNG表現・不自然な直訳 vs 自然なOK言い換え対比例文ペア
📌 この章のポイント
✔ 階数の直訳ミスを防止: 日本の「1階・2階」をそのままスペイン語の数字に置き換えると、待ち合わせで合流できなくなります。
✔ 性別一致と語尾脱落の徹底: 「la primero planta」や「el primero piso」といった典型的な文法エラーを「❌NG ➔ ⭕OK」で修正します。
✔ 前置詞と高層階ルールの定着: 移動動詞には「a」、所在には「en」を使い、 11階以上は基数でスマートに表現する感覚を養います。
ここでは、日本人学習者や旅行者が現地で実際にやってしまいがちな間違いを6つのペアで比較します。 なぜNGなのかという理由とセットで確認することで、 本番でのうっかりミスをゼロにしましょう。
【階数のズレの罠】日本の「1階・2階」をそのまま直訳してしまうミス
最も多いのが、日本語の「1階=1(primera)」「2階=2(segunda)」という数字のイメージをそのまま直訳してしまうケースです。 スペイン本国では常に「日本の階数マイナス1」で変換する癖をつけましょう。
パターン・場面
表現の比較(❌ NG / ⭕ OK)
日本語訳・意図
なぜNG?どう直すべき?(解説)
ペア1:地上階(日本の1階)で待ち合わせる時
❌ NG: Te espero en la primera planta . ⭕ OK: Te espero en la planta baja .
(建物の入り口がある)地上1階で待っているね。
スペインで「primera planta」と言うと日本の2階 を指してしまい、ロビーにいる相手と一生合流できません。 日本の1階は必ず planta baja と言いましょう。
ペア2:日本の2階にある売り場を指す時
❌ NG: Los ordenadores están en la segunda planta . ⭕ OK: Los ordenadores están en la primera planta .
パソコン売り場は(地上から1つ上がった)日本の2階にあります。
地上階からエスカレーターで1つ上がったフロア(日本の2階)は、スペインでは primera planta(第1階) です。 「segunda planta」は日本の3階になります。
【文法の罠】「planta」と「piso」の性別不一致と「primero / tercero」の語尾脱落忘れ
序数は形容詞と同じく、修飾する名詞の性別(男性・女性)に合わせて語尾を変化させる必要があります。 また、 1と3の語尾脱落ルールも会話中にとっさに抜け落ちやすいポイントです。
パターン・場面
表現の比較(❌ NG / ⭕ OK)
日本語訳・意図
なぜNG?どう直すべき?(解説)
ペア3:1階を表す時の性別・語尾脱落ミス
❌ NG: Vivo en el primero piso. / Está en la primero planta. ⭕ OK: Vivo en el primer piso. / Está en la primera planta.
私は1階(日本の2階)に住んでいます。/ それは1階にあります。
男性名詞 piso の直前では語尾の -o が脱落して primer piso になります。女性名詞 planta の前では女性形の primera planta に一致させましょう(女性形は脱落しません)。
ペア4:3階を表す時の語尾脱落ミス
❌ NG: La oficina está en el tercero piso. ⭕ OK: La oficina está en el tercer piso. (または en la tercera planta)
オフィスは3階(日本の4階)にあります。
「3番目の(tercero)」も男性名詞の直前に置かれると語尾の -o が落ちて tercer piso となります。なお、 2階(segundo piso)や4階(cuarto piso)は脱落しません。
【前置詞・数詞の罠】場所の「en」と移動の「a」の混同、高層階での序数無理使い
日本語では「2階にある」も「2階に上がる」も同じ助詞「に」を使いますが、スペイン語では明確に前置詞を使い分けます。 また、 高層階での数詞の選び方もネイティブらしさを左右します。
パターン・場面
表現の比較(❌ NG / ⭕ OK)
日本語訳・意図
なぜNG?どう直すべき?(解説)
ペア5:移動動詞に前置詞 en を使ってしまうミス
❌ NG: Voy a subir en la segunda planta. ⭕ OK: Voy a subir a la segunda planta.
これから2階(日本の3階)に上がります。
「subir(上がる)」「bajar(降りる)」「ir(行く)」などの移動動詞で目的地(到達階)を示すときは、所在の「en」ではなく方向・到達の 前置詞「a」 を使います。
ペア6:11階以上の高層階での不自然な序数使用
❌ NG: Mi habitación está en la decimoquinta planta. ⭕ OK: Mi habitación está en la planta quince .
私の部屋は15階にあります。
序数の「decimoquinta(第15の)」は文法的には正しいものの、日常会話では堅苦しく不自然です。 11階以上は名詞の後ろに基数を置いて la planta quince / el piso quince と言いましょう。
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よくある質問(FAQ)
最後に、スペイン語の階数表現に関して多くの学習者や旅行者が抱く疑問をQ&A形式でまとめました。 現地でのトラブルを防ぐための実用知識としてぜひ役立ててください。
Q1
スペイン語圏ならどの国でも日本の1階は「planta baja(0階)」になりますか?
A
結論から言うと、国によって異なります 。 ①スペイン本国やアルゼンチン、 ウルグアイなどでは、 ヨーロッパ式に「日本の1階=planta baja(0階)、 日本の2階=primera planta / primer piso(1階)」と数えます。 ②一方、メキシコ、 コロンビア、 ペルー、 チリなど多くの中南米諸国では、 アメリカや日本と同じく「地上1階=primer piso、 地上2階=segundo piso」と数えるのが一般的です。 現地の建物に入ったら、 まずエレベーターの操作盤に「0」や「PB」のボタンがあるかどうかを確認すると一目で判別できます。
Q2
11階や20階などの高層階はスペイン語でどう表現しますか?
A
結論から言うと、11階以上は「名詞(planta / piso)+普通の数字(基数)」の語順で表現するのが自然 です。 ①10階(la décima planta / el décimo piso)までは序数を使うのが一般的ですが、11階以降の序数(undécima, duodécima… )は長くて複雑なため、 日常会話ではほとんど使われません。 ②11階なら「la planta once (または el piso once)」、20階なら「la planta veinte (または el piso veinte)」のように、 普通の数字をそのまま後ろに置くだけで完璧に通じます。
Q3
スペインのエレベーターにある「E」「P」「A」「S」のボタンは何階のことですか?
A
結論から言うと、それぞれスペイン特有のフロア名称の頭文字を表しています。 ①「E」は Entresuelo(中2階) で、地上階(0階)と1階の間にあるフロアです。 ②「P」は Principal(主階) で、特にバルセロナなどの古い建築において中2階のすぐ上(1階の下)に設けられた階層です(駐車場 Parking を意味する場合もあります)。 ③「A(または AT)」は Ático(最上階・ペントハウス) 、 ④「S」は Sótano(地下階) を意味します。
Q4
スペインの住所に書かれている「3º 2ª」や「4º B」はどういう意味で、 どう読みますか?
A
結論から言うと、最初の数字が「階数」、 後ろの数字やアルファベットが「部屋番号(扉番号)」を表しています。 ①数字の右上にある小さな「º」は男性形序数(piso に合わせた記号)、「ª」は女性形序数(puerta=扉 に合わせた記号)を示します。 ②したがって「3º 2ª 」は「el tercer piso, puerta segunda(3階の第2号室)」を意味し、 口頭では短く「tercero segunda(テルセロ・セグンダ) 」と読みます。 「4º B 」は「cuarto B(クアルト・ベ=4階のB号室) 」と読みます。
Q5
デパートの店員さんから「caballero」と話しかけられました。 「騎士」以外にどういう意味がありますか?
A
結論から言うと、接客シーンにおいて成人男性に対する「お客様(英語の Sir)」という丁寧な敬称 として使われています。 ①歴史的には「馬に乗る人=騎士・紳士」を意味する言葉ですが、現代のスペインではデパート、 ホテル、 レストランなどで男性客に礼儀正しく呼びかける際の定番表現となっています。 ②なお、女性客に対しては「señora(セニョーラ) 」や「señorita(セニョリータ) 」が使われます。
Q6
エレベーターの中で「3階をお願いします」とボタンを押してもらう時、 「tercer」と「tercero」のどちらを使えばいいですか?
A
結論から言うと、後ろの名詞「piso」を省略して言う場合は、 語尾の -o を復活させて「Al tercero, por favor. (アル・テルセロ、 ポル・ファボール)」と言います。 ①「tercer」のように語尾が脱落するのは、あくまで直後に男性単数名詞(tercer piso)が続くときだけです。 ②名詞を言わずに数字だけで答えるときは「Al primero(1階へ)」「Al tercero(3階へ)」、あるいは女性名詞 la planta を省略した形で「A la primera」「A la tercera」と答えるのが自然です。
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