ブランド物に限らずどんな小さなものにも、それを作った人の著作権が関係してきますよね。今日はグアテマラをはじめとしたラテンアメリカでの著作権に対するコンセプトを見ていきましょう。
ラテンアメリカの模倣品文化深掘り!グアテマラの著作権事情
会話
Juan: Otro dia que estaba viajando en bus, vi a una pelicula que todavía está en cine. ¿Cómo es posible eso?
この前バスで旅行していたら、まだ映画館でやっている映画が流れていたんだけど、どうしてできるのかな?
Raul: Eso pasa muy seguido aquí. Es que la mayoría de los discos que se venden aquí son piratas.
ここではよくあることだよ。ここで売られているほとんどのディスクは海賊版だからね。
Juan: Pero ¿no es ilegal eso?
でもそれは違法じゃなの?
Raul: Lo es, pero lamentablemente es muy común ver discos piratas.
そうだよ、でも残念ながら海賊版が行き渡っているんだ。
Juan: Con razón, en el mercado hay muchas ventas de discos.
だから市場でディスク売ってる店が沢山あるんだね。
Raul: De hecho, no solo son discos sino hay muchas cosas que se venden son de imitacion.
実際ディスクだけじゃなくて、売っているものの大半がイミテーションだったりするんだ。
Juan: ¿De verdad? Entonces tendré cuidado al llevar a mi pais.
そうなの?自分の国に持ち帰るには注意したほうがよさそうだね。
上映中の映画がすでにディスクに?
メルカドで映画のディスクが沢山置いてある店を沢山目にしますが、ほとんどの場合は海賊版の映画になります。
それもそのはず、一枚80円ほどで手に入り、多くの人が当たり前のように購入します。
海賊版を禁止する法律はありますが、あまりにも海賊版が出回って当たり前になっているので、暗黙の了解といったところです。
洋服、靴もほとんどはイミテーション
メルカドで売っているほとんどのものはイミテーションと思って間違いありません。著作権という面から言うと、ラテンアメリカはあまりそれを重視しないようです。
そのおかげで、日本のキャラクターなどもちょっとゆがんだ顔でトレーナーに使われていたりします。
個人用に使う分には構いませんが、本物でないことを頭に入れておいてくださいね。
おわりに
著作権に敏感な日本に比べ、ラテンアメリカはそれをあまり気にしない文化のようです。ところ変われば常識も変わり、興味深いですよね。