「自分はこう思う」という表現を使う機会は毎日のようにあります。しっかりと自分の考えを伝えられると気持ちがいいですよね。今日はスペイン語でどんな言い方ができるかみてみましょう。
スペイン語で自分の意見を表現する – 必須フレーズと使い方をマスターしよう
pensarとcreer
Yo pienso que a él le gusta este color.
彼はこの色が好きだと思う。
Yo creo que este camino lleve al destino correcto.
この道を行くと目的地にたどり着けると思う。
pensar(考える)と creer(信じる)という単語は、意見を表す時に使われる代表的なものです。
この二つの動詞のあとに接続の que をつけると、主語と動詞の文をつなげることができるのでとっても便利です。でもこれだけではないんです。
次の会話を見てみましょう。
会話
Mayra: Me emociona ver tantos vestidos bonitos. Parece que hay algunos estilos que ando buscando.
こんなに沢山の素敵なワンピースがあってワクワクする!私が探してるタイプのものがありそうだわ。
Andrea: Que bien amiga, aprovechalo porque solo hoy es el descuento.
よかったわね。今日だけが割引セールだからしっかり利用しなきゃ。
Lily: Yo pienso lo mismo, amiga. ¿Qué estilo te gusta?
私もそう思うわ。どんなタイプが好きなの?
Mayra: Me gustaría un vestido sin manga, elegante y largo como para una boda.
ノースリーブでエレガントでロングの、結婚式に行く感じかな。
Andrea: Si es asi, a mi me parece muy bonito este. ¿Qué te parece?
もしそうなら、これが可愛いと思うけど。どうかな?
Mayra: Mmmm… Me gusta el estilo pero me parece muy fuerte el color. ¿Qué les parece este rojo con perlas?
ん~、好きなタイプではあるんだけど色がちょっときついかな。この赤の真珠付きはどう?
Lily: Te verás muy elegante con eso. Quiero verte ya con este vestido.
すごくエレガントに見えると思う。このドレス着てるの見てみたくてたまらないわ。
Mayra: Gracias. Entonces compraré esto. Esperenme solo voy al cajero.
ありがとう。じゃあこれを買うことにするわ。レジに行くからちょっと待っててね。
Andrea: Un momento. Se me hace que tengo cupon de descuento. Permítame lo busco.
ちょっと待って。割引のクーポンを持っていた気がするから、ちょっと探してみるね。
便利な表現 parece que~
上の会話の中で頻繁に出てくるのが parece que~ という表現です。文字通りに訳すと「私の目にはこううつる」という意味になるので、自然な口語にすると「~と思う」になります。
parece bien, parece bonito など直接形容詞をつなげてもいいので、とても便利な表現です。
ちなみに se parece だと「似ている」という意味になるので、再帰動詞として使うか普通の動詞として使うかには気を付けましょう。
自分の意見、考えを一つ表すにしても様々な方法があります。バリエーションを知っておくと会話を理解しやすくなり、表現するのも楽しくなります。
スペイン語で自分の意見を言う時に使える様々な表現を見てみましょう。ニュースを見ながら、スポーツを見ながら、色々なシーンに役立つ表現です。
David: Está muy bueno este pollo frito. ¿No te parece?
このチキンフライ美味しいね!そう思わない?
Kari: Está rico pero a mi se me hace salado. Cuando cocino siempre hago con menos sal.
美味しいけど私にはちょっと塩辛いかな。私は料理するときいつも塩控えめにするから。
David: Tienes razón. Mejor prepararlo con menos sal y después agregue cada quien.
そうだね。塩を少なめにしておいて、あとで各自入れたほうがいいよね。
Kari: Se me hace que me acostumbré a eso cuando a mi mamá le operaron y después me tocó hacer la comida dietica mucho tiempo.
お母さんが手術受けたあと食事制限の料理を作らないといけなかったから、きっとその時になれたんだと思う。
David: Ahora sé por qué sabes hacer bastantes comidas saludables.
なんで君が健康的な料理をたくさん知っているのは、そういうことなんだね。
Kari: Se me afigura que a muchos que tienen su familiar enfermo pasa lo mismo.
家族に病人がいる人はみんな同じ経験をしていると思うわ。
David: Es cierto, mi mamá también aprendió mucho este tipo de comida cuando cuidó a mi abuela.
そうだね、うちの母も祖母を世話していた時に、そういう料理を沢山学んだって言ってた。
Kari: Eso nos deja la lección de cuidar bien de nuestra salud.
健康には十分に気をつけなきゃって考えさせられるよね。
Se me hace que ~
自分は~だと思う
hacerという単語は作る、するという意味で使いますが、se me hace que~で「~だと思う」という意味になります。
なぜ?と思うかもしれませんが、これはスペイン語独特の表現で「(事象)が私に~だと思わせる」という直訳になります。
絶対にこう思う!という時ではなく、多分・きっと~だと思うという時に使われる表現なので、覚えておくと便利です。
おわりに
日本語でも使う言葉によって微妙なニュアンスの違いを表せますが、それはスペイン語も同じです。語彙の引き出しに入れておきましょう。