今回は「同意する・思い出させる」という意味を持つ動詞「acordar」と、「覚えている」という意味になる再帰動詞「acordarse」に注目してみましょう。
日常会話でよく使うフレーズを覚えておくと、かなり便利ですよ。
スペイン語日常会話で使える「acordar」と「acordarse」の意味と違いをマスターしよう
会話
Daniel:Oye, Maki, ¿te acuerdas de que me dijiste que me ibas a enseñar a hacer sushi?
ねぇ、まき、今度お寿司の作り方を教えてくれるって言っていたこと、覚えている?
Maki : Sí, me acuerdo. Te enseño cuando quieras.
ええ、覚えているわ。いつでもいいわよ。
Daniel:¿Qué tal el sábado de la semana que viene?
じゃあ、来週の土曜日はどうかな。
Maki:Vale. ¿Lo preparamos en mi casa?
いいわよ。じゃあ、ウチで作る?
Daniel:Bueno. La verdad es que algunos amigos míos dicen que también quieren aprender a hacer sushi. ¿Puedo llevarlos?
実はさ、友達もお寿司の作り方を覚えたいって言っているんだ。一緒に連れていってもいいかな。
Maki:¡Claro!
もちろん。
Daniel: Pero serán unas seis personas.
それが、6人くらいいるんだけど。
Maki: No hay problema. Cuantos más seamos, más divertido será.
大丈夫よ。大人数で作ったほうが楽しそうだし。
Daniel: Gracias. ¿Hay algo que podamos llevar nosotros?
ありがとう。何か僕たちで用意していったほうがいいものはある
Maki: Pues… Yo creo que los ingredientes los compro yo, y luego podemos dividir los gastos.
そうだな。材料は私が用意できると思う。必要なものは買っておくから、あとで割り勘でもいいかな。
Daniel:¡De acuerdo! ¡Qué ganas tengo!
了解! 楽しみだなぁ。
¿Te acuerdas?「覚えている?」
¿Te acuerdas?
これは「覚えている?」と親しい相手に聞く時の表現です。不定詞は「acodarse」。-se が付いた再帰動詞は「覚えている・思い出す」という意味があります。
この質問に対して覚えていれば「Sí, me acuerdo.」、覚えていなければ「No, no me acuerdo.」と答えます。
「◯◯のことを覚えている?」と、何か具体的に聞く場合には、前置詞「de」を付けて表現します。例えば、「私のことを覚えている?」だったら「¿Te acuerdas de mí? 」。
De acuerdo「同意する・了解する」
De acuerdo
これは「同意する・了解する」という意味。もともとは「Estoy de acuerdo」という形の慣用句なのですが、それが省略されて「De acuerdo」という短いフレーズでよく使われます。
相手に「それでいい?」と同意を求める時にも「¿Estás de acuerdo?」を省略して「¿De acuerdo?」と聞くことがよくあります。
おわりに
¿Te acuerdas? は「覚えている?」と聞く質問、¿De acuerdo? は「それでいい?」と同意を確認する質問。音の響きは似ていますが意味が異なるので、この2つの使い方をマスターしておきましょう。