日本では一般家庭に普通にある冷暖房設備ですが、ラテンアメリカでは場所によっては高級品とみなされることも。でも雨季乾季で大幅に気候が変わると、やっぱり冷暖房器具が恋しくなるものです。
今回はそんな時に役立つスペイン語を見てみましょう。
スペイン語で学ぶ冷暖房の表現:日本とラテンアメリカの文化の違い
会話
Victor: Hace tremendo calor aquí. Nunca había experimentado este tipo de calor.
ここは暑さが半端ないね。この暑さは経験したことなかったよ。
Pablo: ¿No hace calor donde tú vives?
君の住んでいるところは暑くならないの?
Victor: Un poco, pero allá es calor seco. En cambio aquí es calor húmedo.
少しはね。でも向こうはカラッとした暑さなんだ。それに比べてここはジメジメした暑さだよね。
Pablo: Asi es. Pero no te preocupes. Mi casa tiene aire acondicionado asi que podrás dormir bien en la noche.
そうだね。でも心配しないで。うちにはクーラーがあるから夜もちゃんと眠れるよ。
Victor: Me siento muy aliviado. Muchas gracias. Entonces no todas las casas lo tienen, ¿verdad?
それを聞いて安心したよ、ありがとう。だけどみんなの家にクーラーがある訳じゃないのだろう?
Pablo: No. De hecho, muchas personas que viven en la zona que hay mucha vegetación no lo necesita. Es bastante fresco por allá.
そうなんだ。でも緑が多い所は涼しいから特に必要ないんだ。
Victor: No puedo creer que hace unos días estaba usando calefacción por frio y ahora aquí estoy muriendome de calor.
何日か前は寒くて家で暖房をつけたのに今はここで暑さで死にそうになってるなんて信じられないよ。
Pablo: Solo son unos días, disfrútalo.
数日間だけのことだから暑さを楽しんで!
冷房と暖房は全く違う単語
普段から”冷暖房”とひとくぐりに扱われるのでスペイン語も同じだろう!と思いがちですが、実は全く別の単語なんです。
冷房:aire acondicionado 直訳すると”調整された空気”
暖房: calefacción
ちなみに扇風機はventiladorといいます。
おわりに
クーラーがあれば暖房もあるだろうと自動的に思ってしまいがちですが、ホテルなどに宿泊するときはきちんと確認してください。
思い込みからの勘違いがないようにし、快適な滞在を楽しんで下さいね。