スペイン語「OCUPAR」の様々な使い方

  1. スペイン語単語・活用

スペイン語を学ぶと、初期に「Estoy ocupado(a)」という表現を学ぶことがあります。この表現は「忙しい」という意味で、形容詞として使われます。しかし、実は元の動詞「ocupar」にはさまざまな意味合いがあり、使い方もたくさんあります。

この記事では、「ocupar」のさまざまな使い方を詳しく見ていきましょう。具体的な会話例や例文を交えながら、使い方を理解していきます。

スペイン語「OCUPAR」の様々な使い方

会話

Leila: Voy a pasar al supermercado de regreso del trabajo. ¿Necesitas algo, mami?

仕事帰りにスーパーに寄るけど、何か必要なものある?

Mamá: Pienso hacer mole este fin de semana. Ocupo buen chocolate que uso siempre y creo que en este supermercado vende. ¿Podrías traer un kilo?

今週末モレをしようと思っているの。いつも使う例のチョコレートがいるんだけど、多分あのスーパーに売ってるはず。1キロ買ってきてくれる?

Leila: Claro que si. Solo que hoy voy a salir algo tarde del trabajo. ¿No hay problema?

もちろん。ただ今日は仕事終わりが遅くなると思うけど問題ない?

Mamá: No te preocupes. Mañana temprano empezaré a cocinar asi que no me urge. De todos modos me mandas un mensaje cuando salgas.

大丈夫よ。明日の朝早く準備始めようと思うから急がないわ。どちらにせよ仕事終わったら連絡してね。

Leila: Está bien. Creo que me desocuparé como a las ocho. Siempre te aviso.

わかったわ。多分8時頃には手が空くと思うわ。連絡するわね。

電卓と電話を持って机に向かって働く女性

OCUPARの様々な使い方

estar ocupado(a) 

人が主語の時=忙しい

トイレで ocupado と書いてあれば使用中、座席が ocupado であればすでに埋まっているという意味です。元々の意味は「占める、占領する」なので、ニュアンスはつかみやすいですよね。

動詞で ocupar を使う時は「必要とする」という意味合いで使われます。例えば、

A:¿Cuántos ingredientes ocupas para hacer mole?

モレを作るのには何が必要?

B:Ocupo una olla grande para que quepa toda la sopa.

スープが全部入るような大きな鍋がいるわ。

ちなみに対義語 desocupa は「空ける」

Te voy a llamar en cuanto me desocupe. 

手が空いたらすぐに電話するね。

スペインの青い背景にオレンジ色の電話。

この会話では、Aさんがモレを作るために何が必要かを尋ねています。Bさんは「モレを作るためには大きな鍋が必要です」と答えています。

「estar ocupado(a)」という表現

「estar ocupado(a)」は人が主語の場合に使われる表現で、「忙しい」という意味です。この表現は日常会話でよく使われるため、覚えておくと役立ちます。

例えば、次の会話があります。

Leila: Voy a pasar al supermercado de regreso del trabajo. ¿Necesitas algo, mami?

Mamá: Pienso hacer mole este fin de semana. Ocupo buen chocolate que uso siempre y creo que en este supermercado vende. ¿Podrías traer un kilo?

この会話では、Leilaさんが仕事帰りにスーパーマーケットに寄る予定で、お母さんに必要なものがあるか尋ねています。お母さんは「モレを作るために必要なチョコレートがあるか確認してほしい」と伝えています。

「ocupado(a)」の他の使い方

「ocupado(a)」は形容詞としても使われます。例えば、トイレや座席が「ocupado」と書かれていれば、「使用中」や「埋まっている」という意味になります。

「desocupa」の対義語

「desocupa」は「空ける」という意味の対義語です。例えば、「Te voy a llamar en cuanto me desocupe」という文は、「が空らすに電話するよ」という意味です。

おわりに

おわりに 「ocupar」という一つの単語からさまざまな意味や使い方が生まれることに驚かされることでしょう。スペイン語は奥深い言語であり、日常会話や文章で頻繁に使用されます。もし今までに使ったことがない使い方や表現があったら、機会を見つけて積極的に使ってみてください。スペイン語の表現力を高めることができるでしょう。

もし今までに使ったことがないものがあったら、機会を見つけて是非使ってみてください。

author avatar
マリア (María) この記事を書いた人

元・高校教師(主に歴史担当)であり、現在は日本でスペイン語・英語講師としても勤務しより良い教育実践を目指し、日本の教育制度についても学んでいます。スペイン政府機関セルバンテス文化センター(東京)認定のDELE試験官(全レベル A1~C2)及びAVEオンライン講師資格保持者です。
セルバンテス文化センターでの講師経験に加え、独立行政法人国際協力機構(JICA)、大手企業(丸紅、日野自動車等)、多数の語学学校で、日本人学習者に対する豊富な指導実績を有し専門知識に基づいた指導、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

\ まずは、お試しレッスン!  /

スペイン語教室をお探しの方へ、スペイン国人講師を条件を絞り込んで全国から探すことができます。スペイン語を学ぶのに最適なカフェマンツーマンレッスンです!教室よりも簡単・経済的に学べる!まずは、無料体験レッスン

 スペイン語教室をお探しの方へ。全国からスペイン人先生を条件に合わせて絞り込んで探すことができます。
 スペイン語を学ぶのに最適なカフェでのマンツーマンレッスン!教室よりも簡単かつ経済的に学べます。優秀な講師によるプライベートレッスンが評判。

  • まずは無料体験レッスン>

    スペイン語マンツーマン

    納得いくまで何度でも!無料体験レッスン

    無料体験レッスンをお受けになっても、ご入会の義務はございません。

    講師からの強引・一方的な勧誘は一切ありません。

    入会後も相性が合わないと思ったら、いつでも先生を変更可。

  • 近くのスペイン語先生を検索する>

    スペイン語マンツーマン

    場所・時間を選ばない柔軟な受講スタイル

    担任制で挫折知らず!目標達成まで伴走

    LINEでいつでも質問OK!自宅学習を徹底サポート

    自分のやりたいペースでオーダーメイド安心して学べる。

  • 卒業生のご感想はこちら>

    スペイン語マンツーマン

    「友人とスペイン語で気兼ねなく会話を楽しむ」ことが、可能になりました。

    カフェのリラックスした雰囲気の中で、先生との自然な会話を通じて、生きた言葉を身につけることができました

    すぐに質問でき、その場で丁寧な解説を受けることができ効率的。

    言語を向上させるだけでなく、異文化理解にも繋がった。

\ まずは、お試しレッスン!  /

関連記事

スペインで赤ちゃんが驚いた様子でハイチェアに座っています。

驚きを表現するスペイン語の間投詞

スペイン語では、会話や日常生活で驚きや感情を表現するためにさまざまな間投詞が使われます。この記事では、スペイン語の間投詞を使った驚きの表現について詳しく解説します。初…

\\【無料体験レッスン】スペイン語マンツーマン!//
今すぐ先生を簡単検索する
\\【無料体験レッスン】スペイン語マンツーマン!//
今すぐ先生を簡単検索する