ラテンアメリカの建設現場:大工の役割と文化的背景

  1. ラテンアメリカと文化

大工=家を建てる人というイメージがありますが、実際の建設となると大工さんの力だけでは家は建ちません。電気工事や配管や塗装などそれぞれ専門の人に力が必要になります。

今回はラテンアメリカの建設事情を見てみましょう。

ラテンアメリカの建設現場:大工の役割と文化的背景

会話

Byron : Últimamente ha habido problemas de electricidad en mi casa.

最近うちの電気の調子が悪いんだ。

Julio : ¿Qué es lo que ocurre?

どうしたんだい?

Byron : De repente hay caida de tensión y pierde la potencia.

いきなり照明が弱くなるんだ。

Julio : Es preocupante. ¿Preguntaste a algun electricista?

それは心配だね。電気工事士に聞いてみた?

Byron : Acabo de llamar a uno que me recomendaron. Dice que hay posibilidad de que hay un corto circuito en alguna parte.

紹介してもらった電気工事士にちょうど電話したところさ。どこかでショートが起きてるかもって。

Julio : A mi me da miedo eso porque hace tiempo en donde vivía casi hubo incendio por causa de corto circuito.

僕も前の家で回線のショートのせいでもうちょっとで火事になるところだったんだ。

Byron : A mi me dijo eso el electricista que mejor arreglar pronto.

電気工事士の人が同じこと言ってたよ。できるだけ早く修理したほうがいいって。

Julio : Lo que pasó a mi casa es que el albañil hizo la instalación eléctrica asi que no usó cables adecuados.

僕の前の家は電気工事士じゃなくて建設作業員が電気回線も据え付けたから、配線ケーブルが適切なものじゃなかったらしいんだ。

Byron : Eso pasa mucho aquí. Ojalá llegue pronto el electricista y pueda arreglarlo antes de que suceda el incendio.

この辺りではよくある話だよ。火事になる前に早く修理できるといいな。

Julio : No es en broma, en serio.

冗談じゃなくて本当にね。

スペインで黄色いシャツを着た男性がワイヤーを持っている。

何でもしてしまうalbañil

辞書で albañil の意味を調べると定義は建設作業員・大工になっています。

しかしラテンアメリカの albañil は家の建設全体に携わる人のことを指します。つまり、土地の基礎から電気の配線、下水の配管までやってしまうということ。

もちろん電気工事士と名乗るには、認定機関が出す資格が必要ですが、その規制が厳しくない国では電気工事士に別に頼むと値段が高くなってしまうのもあり、albañil が全てをやってしまうことがほとんどです。

だたスペシャリストではないので、配線に使うケーブルの太さだったり配置の仕方が理想的ではなく、その後に問題になることもあります。

おわりに

日本の常識ではちょっと考えにくいですが、海外では結構何でもありなところがありますよね。でもしっかり安心できる仕事を頼みたい場合は、資格のある人にお願いしましょう。

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