卒業論文というと皆さんが何を思い浮かべますか?大学生活の集大成、最終学年ですべてを費やしてやりきるものといったイメージでしょうか。
教育システムは国や地域によって様々ですが、今回はラテンアメリカの卒業論文事情を見てみましょう。
ラテンアメリカの卒業論文事情:スペイン語圏の大学生の挑戦
会話
Saki : ¿Cómo te va tu último año en la univerdsidad?
大学生活の最後の一年はどう?
Jackey : Estoy disfrutándolo. Aunque es cansado por los trabajo que realizar, aprovecho de ser estudiante todavía.
楽しんでるわよ。一杯することがあって大変だけど、最後の学生生活を満喫しないと。
¿Te recuerdas cómo pasaste tu último año en la universidad?
あなたの大学最後の一年はどうだった?
Saki : Lo único que me recuerdo es que fue muy pesado.
唯一覚えてるのは大変だったということ。
Tenia queir a varias entrevistas de trabajo y a la vez tenía que preparar la tesis de graduación. Oye, veo que tú no lo estás haciendo, ¿verdad?
就職面接に卒業論文に忙しかったわ。そういえばあ なたは卒業論文してないわよね?
Jackey : No. De hecho, aquí no es obligatorio preparar la tesis para graduarse.
してないわよ。ここでは卒業論文は卒業するのに必須ではないの。
Solo los que necesitan títulos lo hacen, incluso tiene que pagar para presentarla.
学位が必要なひとだけ作成して、しかも発表するのにお金を払わないといけないの。
Saki : No lo sabía. Allá la tesis es una pesadilla para todos porque de eso depende si puede graduarse o no.
知らなかったわ。日本では卒論は大学生の悪夢なの。卒業がかかってるからね。
Jackey : Menos mal que yo no soy estudiante en japón.
日本の大学生じゃなくてよかったわ。
卒業論文の仕組み
ラテンアメリカでは卒業するために論文を書くことが必須ではありません。
学位を取得したり、さらに勉強し続けたい人は卒論を書きますが、発表するためにはお金を払わなければなりません。
中には承認されるまで何度もお金を払ってチャレンジする人もいるようです。
Tesis de graduación 卒業論文
ラテンアメリカの卒業論文のメリットとデメリット
ラテンアメリカでは卒業論文が必須ではないため、学生はさまざまな選択肢を持つことができます。卒業論文を書かないことで時間や費用を節約できる一方で、学位や研究に興味がある人々にとっては機会を逃すことになります。また、卒業論文の発表には費用がかかるため、経済的な負担もあるかもしれません。しかし、何度もチャレンジすることで自身の研究力やプレゼンテーションスキルを向上させることができます。
ラテンアメリカと日本の教育システムの背景
ラテンアメリカと日本の教育システムの違いは、それぞれの社会や文化の背景に根ざしています。ラテンアメリカでは大学教育へのアクセスが限られており、学位取得が難しい現実があります。そのため、学位を取得するために必要な要件も厳しくなっています。一方、日本では多くの人々が大学教育を受けることができるため、学位取得だけでなく専門的な研究にも取り組む機会が与えられています。
おわりに
日本の大学四年生は就職活動に卒業論文にと多忙ですが、有終の美という日本の文化を反映しているのかもしれませんね。