しつけに関するスペイン語

  1. スペイン語単語・活用

皆さんは小さい頃親に叱られた思い出がありますか?お尻を叩かれたり罰を与えられたりと何かしらの教育を受けたものです。

ラテンアメリカにはその“教育”を象徴するものがあるのです。ちょっと面白いそのモノを見てみましょう。

しつけに関するスペイン語

会話

Wendy: Estaba ordenando mis cosas y encontré esta foto.

整理してたらこんな写真がでてきたの。

Mónica: Tienes cara de que estabas llorando.

ちょっと前まで泣いてたって顔してるけど?

Wendy: Acertaste. Me había peleado con mi hermana menor por un juguete. Esta foto me trajo recuerdos. Yo era tan traviesa por eso recibí un chancletazo de mi mamá.

その通り。妹とおもちゃのことでけんかしたあとだったの。この写真を見ながら色々思い出してね。かなりおてんばな性格だったから母親からチャンクレタソをうけたの。

Mónica: Me alegra saber que tú también tuviste esta niñez. De hecho, si no recibiste chancletazo, no tuviste niñez.

あなたにもそんな時期があったなんて安心するわ。チャンクレタソを受けていないなら子供時代を過ごしてないのと同じだものね。

Wendy: Así es. Varias ocasiones mi mamá corrió de tras de mí. Ella tenía buena puntería.

本当にその通り。よく母親に追いかけられてたの覚えてるわ。それにしてもよく当たるのよね。

Mónica: Es cierto. Las mamas son muy buenas para eso. ¡Qué bueno que esos chancletazos sirvieron y ahora eres una gran persona!

そうよね。母親ってすごいって思ったもの。そのチャンクレタソのおかげで立派になって本当によかったわね。

ビーチサンダルを履いて道を歩いているスペイン人女性。

Chancletazoがラテンアメリカの人に意味するもの

Chancla はサンダルのこと、とくに家でラフな格好ではくようなビーチサンダルのようなものを指します。日本のように室内で靴を脱ぐ習慣はないので、家履きといった感覚です。

Chancletazo とはサンダルが飛んでくること。つまり、お母さんが怒ったときサンダルを投げてそれが当たるといった仕組みです。日本でいう「お尻をたたかれる」感覚でしょうか。

家の中では捕まらず、外にまで出て追いかけてきたといった思い出をもっている人も多々。この話題になると盛り上がること間違いなしです。

チャンクレタソが生活に与えた影響

チャンクレタソは厳しい罰ではありますが、多くの人々にとっては成長や教育に貢献した要素でもあります。子供時代に受けたチャンクレタソは、礼儀正しさや規律、責任感などを身につけるきっかけとなることがあります。

ラテンアメリカの文化とチャンクレタソ

チャンクレタソはラテンアメリカの文化や家庭に根付いたものです。日本ではあまり馴染みのない方法かもしれませんが、ラテンアメリカでは一般的な教育方法であり、多くの人々が共有する思い出でもあります。

ラテンアメリカでの子供時代の遊び

ラテンアメリカでは、子供時代にはチャンクレタソ以外にも様々な遊びがあります。例えば、「ピニャータ」という風船や紙で作られた動物やキャラクターを棒で叩き割る遊びや、「エスコンディーダ」というかくれんぼのバリエーションなどがあります。

子供時代の思い出を振り返る楽しみ

子供時代は誰しもが特別な思い出を持っています。この記事を読んだ皆さんも、自分の子供時代の面白い話や思い出を振り返るきっかけにしてみてください。その中にはチャンクレタソに関するエピソードもあるかもしれません。

まとめ

ラテンアメリカでは、「チャンクレタソ」という教育方法が一般的です。この方法は、怒った親がサンダルを投げることで子供に罰を与えるものであり、多くの人々にとって特別な思い出となっています。また、チャンクレタソは厳しい罰ではありますが、成長や教育に貢献した要素でもあります。子供時代の思い出は誰しもが大切に持っており、振り返ることで懐かしい気持ちや笑いが蘇ってきます。自分自身の子供時代の面白い話や思い出を振り返り、楽しい時間を過ごしてみましょう。

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マリア (María) この記事を書いた人

元・高校教師(主に歴史担当)であり、現在は日本でスペイン語・英語講師としても勤務しより良い教育実践を目指し、日本の教育制度についても学んでいます。スペイン政府機関セルバンテス文化センター(東京)認定のDELE試験官(全レベル A1~C2)及びAVEオンライン講師資格保持者です。
セルバンテス文化センターでの講師経験に加え、独立行政法人国際協力機構(JICA)、大手企業(丸紅、日野自動車等)、多数の語学学校で、日本人学習者に対する豊富な指導実績を有し専門知識に基づいた指導、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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