日常生活でもビジネスでも数字に関わる表現は欠かせません。基本となる数字(基数)の書き方、読み方を確認しておきましょう。
覚えるコツと間違えやすいポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
スペイン語の数字0から1億までの表記リスト
スペイン語の基本数字・スペルと読み方
基本の数字0〜30まで
20までの基数を覚えてしまえば、20以上の数は規則に沿って簡単に言えるようになります。まずは基本をしっかりおさえておきましょう。
- 1 uno ウノ
- 2 dos ドス
- 3 tres トレス
- 4 cuatro クワトロ
- 5 cinco シンコ
- 6 seis セイス
- 7 siete シエテ
- 8 ocho オーチョ
- 9 nueve ヌエベ
- 10 diez ディエス
- 11 once オンセ
- 12 doce ドセ
- 13 trece トレセ
- 14 catorce カトルセ
- 15 quince キンセ
- 16 dieciséis ディエシ セイス
- 17 diecisiete ディエシ シエテ
- 18 dieciocho ディエシ オーチョ
- 19 diecinueve ディエスィ ヌエベ
- 20 veinte ベインテ
… - 29 veintinueve ベインティヌエベ
unoは名詞の性に合わせて変化させる
uno は男性名詞の数を表すなら un に、女性名詞の数を表す時には una になります。
例えば「1日」と言い表す場合は「日」を表す単語 día が男性名詞なので un día 。
「1週間」の場合は「週」を表す単語 semana が女性名詞なので una semana というように変化します。
16〜29の組み合わせは、スペルと発音に注意
16から19は、10を表す diez と一の位の数字の組み合わせでできています。
「10と6」は diez y seis(ディエス イ セイス)ですが、この y が省略されて dieciséis(ディエシセイス)という形に。
21から29も、veinte y ◯◯ の y が省略されて veinti になっています。
アクセント記号が付く数字
16(dieciséis)、22(veintidós)、23(veintitrés)、26(veintiséis)にはアクセント記号の ´(ティルデ)が付くことも覚えておきましょう。
数字30〜99まで
30以降は、「十の位の数字 y 一の位の数字」の形をとります。
例えば、31は treinta y uno(トレインタ イ ウノ) 、75は setenta y cinco (セテンタ イ シンコ)。
- 30 treinta トレインタ
- 40 cuarenta クワレンタ
- 50 cincuenta シンクエンタ
- 60 sesenta セセンタ
- 70 setenta セテンタ
- 80 ochenta オチェンタ
- 90 noventa ノベンタ
60と70の違いを聞き逃さないで
sesenta と setenta は聞き間違えや言い間違えをしやすい単語です。似ているので、繰り返し声に出しながら頭にインプットしてみてください。
数字100〜999まで
三桁になった場合、百の位と十の位の数字の間には y は入りません。例えば、123なら ciento veintitrés(シエント ベインティトレス)となります。
- 100 cien シエン
- 101 ciento uno シエント ウノ
- 200 doscientos ドシエントス
- 201 doscientos uno ドシエントス ウノ
- 300 trescientos トレシエントス
- 400 cuatrocientos クワトロシエントス
- 500 quinientos キニエントス
- 600 seiscientos セイスシエントス
- 700 setecientos セテシエントス
- 800 ochocientos オーチョシエントス
- 900 novecientos ノベシエントス
100+◯はシエント
100は cien(シエン)ですが、100以上は ciento(シエント)に他の数字が付きます。
500、700、900に要注目
200の doscientos は、2(dos)と100(cien)をつなげて複数形にしているだけなので覚えやすいですね。
基本はその規則に則っていますが、quinientos(500)、setecientos(700)、novecientos(900)は少し形が変わっています。間違えやすいので気をつけてください。
200〜900の百の位は名詞の性に合わせる
doscientos から novecientos までの百の位は、男性名詞の数を表すなら語尾が -cientos に、女性名詞の数を表す時には -cientas になります。
数字1000以上
千はミル、百万がミジョン。この2つの言い方を覚えておけば、あとは数字が大きくなっていっても組み合わせで言い表すことができます。
- 1000(千) mil ミル
- 10,000(1万)diez mil ディエ スミル
- 100,000(10万)cien mil シエン ミル
- 1,000,000(100万)un millón ウン ミジョン
- 10,000,000(1千万)diez millones ディエス ミジョネス
- 100,000,000(1億)cien millones シエン ミジョネス
2521=dos mil quinientos veintiuno
4百60万=cuatro millones seiscientos mil
マイナス、少数の書き方、読み方
負数の場合は、マイナスを表す単語 menos(メノス)を数字の前につけます。
小数は、coma(コマ)を使って表します。
- −16 menos dieciséis メノス ディエシセイス
- 0.1 cero coma uno セロ コマ ウノ
- 4.973 cuatro coma noveinta y siete tres クアトロ コン ノベンタ イ シエテ トレス
小数点以下の数字は二桁ずつ区切る
小数点以下が何桁か続く場合は、二桁ずつ区切って読みます。
例えば3.141592…なら、tres con catorce quince noveinta y dos …。
数字を使ったスペイン語フレーズ例
今年は2022年です。
Este año es el dos mil veintidós.
祖父は76歳です。
Mi abuelo tiene setenta y seis años.
スペインの人口は4735万人です。
La población de España es de cuarenta y siete millones trescientos cincuenta mil habitantes.
電話番号は二桁ずつ区切ることも
A:電話番号はいくつですか?
¿Cuál es tu número de teléfono?
B:91 23 45 670 です。
Noventa y uno veintitrés cuarenta y cinco sesenta y siete cero.
電話番号を人に伝える時には二桁ずつ区切った数字を言うことがあります。特にルールがあるわけではないので1つずつ数字で伝えてももちろんOKなのですが、わかりやすいところで区切るとスムーズでしょう。
まとめ
多くの数字をすぐに覚えるのは大変かもしれませんね。でも大丈夫です!
数字は日常生活のあらゆる場面に出てきますから、身近に接しているうちに自然と関連単語が身に付いていきます。
うっかり忘れてしまった時には、この保存版リストを見返してみてください。