古くから伝わる建築物や、地元の料理が美味しい観光都市・バルセロナ。バルセロナのおすすめスポットやグルメなど、魅力をたっぷりお届けしています。
バルセロナ旅行のすべてがここに!観光・グルメ・お土産完全ガイド
目次
バルセロナの観光スポット
建築物
バルセロナと言えば、有名なカウディ建築物があるところ。また、歴史溢れる場所も多く、観光にはもってこいです。
ほとんどが一般の道路に他の建物と一緒に建ち並んでいますから、無料で見学できるところも多いですし、気兼ねなく見物できるのも良いですね。
そんなバルセロナの建築物をいくつか紹介しましょう。
サグラダファミリア
やはりバルセロナ一番の建築物と言えば、サグラダファミリアではないでしょうか。今も尚建築中というのですから、びっくりです。
ちなみに、塔の天辺まで階段・エレベーターで登ることができます。
カサ・ミラ
高級ショッピング通りにあるカサ・ミラは、歴史的建築物でありながらも、なんと現在も民間住宅として利用されています。
屋上では時にイベントが行われることも。
グエル公園
約60軒の集合住宅にする予定だったカウディ建築の1つです。しかし失敗作として終わり、公園として造られました。
美術館
バルセロナと言えば、美術館も忘れてはいけません。数多くの美術館があり、大小含めるとなんと50もの数があると言われています。
代表的な画家、ピカソやミロの出身地でもあるんですよ。そんなバルセロナの美術館から、有名な美術館をいくつか紹介しましょう。
ピカソ美術館
バルセロナの美術館と言えば、絶対外せないのがここ「ピカソ美術館」。ピカソが幼少期に描いたと言われるスケッチやミュージアムショップもあり、観光にはぴったりです。
ただいつも多くの人が訪れるので、混雑は覚悟の上。チケット売り場は長蛇の列ですから、時間が少ない頃を狙って行くのが賢明でしょう。
ミロ美術館
ピカソ美術館に行ったら、ミロ美術館も忘れてはいけません。
街から少し外れたところにあるここの美術館は、開放的で多くの自然に囲まれているのが特徴です。
周囲にはオリンピック競技場や野外劇場などもあり、観光には最適です。
人気の建築物
カサ・バトリョ
バルセロナと言えば、有名な歴史的建築物がたくさんありますが、その中でもぜひ観光におすすめしたいのが、「カサ・バトリョ」と呼ばれる建築物。
カウディ建築物ならではの個性的な造りが印象的なカサ・バトリョは、まるでメルヘンの世界に来たような…そんな気持ちにさせてくれるデザインがとても魅力的です。
壁に淡い青、緑などのタイルを使っていたり、窓もステンドグラスを使用していたりと、細かいところまでこだわって造られています。
【あのチュッパチャップスの所有】
現在はチュッパチャップスの所有物になっているそうですが、イベントを行っていたり、内部の見学も可能。
日本語のオーディオガイドもありますから、日本人でも安心して見学することができます。
ちなみに、隣にはカサ・アマトリューもあり、2つの観光を楽しむことができます。
インパクトも雰囲気もありますから、ぜひスペイン・バルセロナに行った際は立ち寄ってみて下さい。
カタルーニャ音楽堂
バルセロナと言えば、「カタルーニャ音楽堂」も外せない人気建築物の1つ。
スペイン=カウディ建築物のイメージが強いですが、ルイス・ドメネク・イ・ムンタネールが造ったここ音楽堂も、有名な建築物です。
見るからにゴージャスなこの建築物は、コンサートをする時に使われる、所謂コンサートホールになります。
【見所はステンドグラス】
建物の見どころはたくさんありますが、ここに来たら、天井を見上げてみて下さい。なんと、天井がステンドグラスになっているんです。
キラキラ輝くステンドグラスは、太陽の光が差し込むとより綺麗に反射し幻想的な雰囲気を醸し出します。
もちろん、どれも素晴らしい造りではあるのですが、ふと上を見た時に入り込む景色は、忘れられない思い出になるでしょう。
ちなみに、現在もクラシックコンサートが開催されていますから、日程が合えば参加してみて下さい。
サグラダファミリア
前にも紹介しましたが、バルセロナでもっとも有名な建築物と言えば、「サグラダファミリア」です。これを見ずにバルセロナは語れないと言われているほど、必見の建築物。
現在もまだ建築中というのですから、びっくりですよね。
【階段で上ってみよう】
もちろん、内部見学もできますし、塔の天辺に行くこともできます。利用は、階段かエレベーター。
階段は無料で利用できますが、エレベーターは有料になるんで気をつけましょう。
また、内部にはサグラダファミリアの資料も展示してありますから、どんな歴史を歩んできたのか知ることもできます。
外から見るサグラダファミリアと内部から見るサグラダファミリア、どちらも堪能してほしいなと思います。
【基本情報】
ちなみに、開館時間は朝の9時。閉館は夜の8時になります。
ただし10月から3月の間は、閉館時間が夜の6時になるので、気をつけましょう。
休館は、12月25日、26日、1月1日、6日の午後。入場料は12.50ユーロになります。
バルセロナを体感!
バルセロナを体感したい!そんな方におすすめの場所を紹介しましょう。
旧市街
まずは、「旧市街」。バルセロナの歴史がたくさん詰まったこの街は、小さな路地が入り組んだ地区です。
宗教的な建築物も多数ありますから、もっとも異国情緒を感じられる場所ではないでしょうか。
カテドラルや有名なサンタ・マリア・デル・マルがあるのも、旧市街ならでは。歴史を感じることができる場所が数多くあるので、歴史物が好きな方は必見の場所です。
【買い物も楽しい!】
また、あちこちにある小さな広場では、演奏や市場なども頻繁に行われます。
市場では手作りのジャムやはちみつなどが手に入るので、必見です。
無名のデザイナーのショップが多く並んでいるのも、旧市街ならではです。
バルセロナを身近に感じることのできる場所ですから、旅行の際は、ぜひ足を運んでみてほしいなと思います。
最寄駅は、L3 Riseu。
ランブラス通り
続いて「ランブラス通り」の紹介です。ここは、花屋や土産物店などが建ち並ぶ、とても賑やかな場所。特に花屋が多く、この通りは一面綺麗な花で彩られているので、ゆっくり散歩をしたい方は必見です。
また、カタルーニャ広場からコロンブスの塔まで続く通りなので、さまざまな景色も楽しむことができるでしょう。
リセウ駅の中心にはジョアン・ミロの絵画もあるので、通った際はこちらもチェックしてみて下さい。
【のんびり時間をすごそう】
店が立ち並ぶ場所ではありますが、意外にも通りは広いので、混雑していなければゆっくり店を見て回ることができます。
ただ週末などは多くの人で溢れるので、人ごみを避けた方は、混雑しない時間帯を狙って行きましょう。
途中カフェもありますから、疲れたら立ち寄って小休憩。なんてのも良いかもしれませんね。
おすすめは、「カフェ・デ・オペラ」。古くからあるお店で、レトロな雰囲気が歴史を感じます。
モンジュイック丘
バルセロナに来たら、ここも外せません。景色が良く、ミロ美術館やオリンピック競技場などバルセロナの街を一望できるので、密かに観光スポットとして人気があります。
丘と聞くとあまりパッとしない印象がありますが、「モンジュイック丘」は違います。とにかく眺めが最高なので、バルセロナに行った際はぜひ足を運んでみてほしいですね。
一番良い景色が見れる場所にはカフェもありますから、ゆっくりしたい時にもおすすめの場所です。
特に天気が良い日は、バルセロナの街を隅々まで見下ろすことができますよ。
カルターニャ美術館からも良い景色を見下ろすことができますので、いろんな角度から楽しんでみて下さい。
ちなみに、美術館や展望台を見た後にモノレールを利用してモンジュイック城まで行けば、清々しい景色を一望でき、身も心も元気になることでしょう。
バルセロナのグルメ
特徴
バルセロナには、星付きのレストランがあったり、有名なバルが数多くある場所です。とにかく、見渡す限り飲食店!
なかでもカタルーニャ州は世界で一番予約が取れないと言われているレストランもあり、スペインで食事をするならぜひバルセロナをおすすめします。
それくらい、レストランのレベルが高い地区でもあります。
【バルセロナ地方の料理を味わおう】
もちろん、ただレストランが多いだけでなく、美味しいご飯が食べられるのもバルセロナならでは。比較的日本人の口に合う料理も多いので、楽しく食事ができるのではないでしょうか。
ちなみに、スペインには地方ごとにそれぞれ色があり、この地方にはこの食材を、と個性に溢れています。
ですから、バルセロナにはバルセロナならではの食材と料理でもてなしてくれます。
最近は食事ができるカフェも増えたということで、小腹が空いた時や、小休憩の時に気軽に利用にできるのも嬉しいですね。
バル
スペインのグルメで欠かせないのは、「バル」と呼ばれる社交場です。バルセロナに限らず、スペインには至るところにバルがあります。
バルは、分かりやすく言えば食事ができるカフェのような場所。システムは地域により異なり、自分で好きな料理を取るところ、レストランのように注文するところとさまざまです。
また、調理した料理、缶詰をそのまま皿に盛った料理と、料理の内容もさまざま。気軽に食事と会話を楽しむ場所で、スペイン人にとっては第二の故郷とも言われています。
【バルでタパスを召し上がれ】
なかでも「タパス」は、とても有名。小皿料理ですから、ちょっと小腹が空いた時なんかは、ぜひタパスバルへ足を運んでみて下さい。
ただしタパスはたくさん食べたい方には高くつく場合があるので、バル選びも注意が必要です。
スペインにはいろんなバルがあるので、事前に調べておくと安心かもしれませんね。スペイン語に自信がある方は、地元の人に聞くのも良いかも。
おすすめのレストラン
バルセロナには、実に多くのレストランがあります。
そこでここでは、バルセロナにあるレストランやカフェの中から、「ここは行っておいたほうが良い!」という、おすすめの店を紹介したいと思います。
バルセロナに行った際は、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。
リュネサス
まず最初に紹介するおすすめのレストランは「リュネサス」。ミシュラン1つ星のレストランで、トリュフ料理やシビエ料理を中心にいただくことができます。
もちろん海の幸をふんだんに使った料理もあるので、スペインの新鮮な魚介類もたっぷり堪能することができるでしょう。
トリュフ料理やシビエ料理は少し癖がありますが、一度食べると癖になる美味しさがあるそうです。
【カウンター席がおすすめ】
カウンター席には、調理しているところも見ることができます。作ってもらった料理をすぐに出してもらえるので、でき立てをいただくことができます。
運が良ければ、キッチンに面したカウンター席で食事ができるかも。
ペティ・コミテ
続いて紹介するレストランは「ペティ・コミテ」と呼ばれるお店。ミシュランは1つ星で、伝統料理をメインに、豪華な家庭料理を食べることができます。
飾りっ気はありませんが、誰でも気軽に入店できるので、安心できるレストランです。
店内はモダンで落ち着いており、キッチンはオープンキッチンになっていますから、開放的で、自由な空間が地元の人からも好まれています。
またテラス席もあるので、天気の良い日は外で食事をすることも。禁煙席、喫煙席どちらもありますから、煙草を吸われる方でも安心して利用することができます。
【干し鱈が一押し】
人気の料理は干し鱈を使った「エスケイシャーダ」。スペインでは鱈を食べる機会が多く、いろんなレストランで鱈を使った料理があります。
このお店でも、鱈を使った伝統的な料理を食べることができますよ。
21時頃になると込むので、旅行客は18時~20時が良いかもしれませんね。
おすすめの庶民的レストラン
続いては、庶民的なレストランから、おすすめのお店を2つ紹介したいと思います。
星付きレストランも良いけれど、やっぱりホッとできるのは庶民的なレストランではないでしょうか。いろんなお店がありますが、今回紹介するお店はこちら。
フォンダ・カッジ
「フォンダ・カッジ」と呼ばれるお店です。1つ星のレストラン「カッジ」のセカンドラインで、地元カタルーニャ州の家庭料理を食べられるレストランです。
どれも手頃な価格で食べられますから、観光客からとても人気があります。昼のランチはありませんが、軽めのタパスを食べたい時などはおすすめのお店です。
庶民的なレストランと言ってもミシュラン1つ星のレストランのシェフによる店ですから、味はホンモノです。
人気のメニューは、ホタテにアンチチョークを添えた料理。ぷりっとしたホタテの食感と、絶妙な焼き加減が、シンプルですが美味しい一品です。
マリナ・モンチョス
スペインと言えば、忘れてはいけないのが、パエリアです。スペインの名物料理でもあり、日本人にも馴染みのある料理ではないでしょうか。
最近は日本でもパエリア専門のデリバリーショップなどもできていますから、日本人がもっとも食べやすいスペイン料理だと思います。
とはいえ、やはり本場スペインで食べるパエリアは格別!スペインに行ったら、ぜひ食べてほしいですね。
【観光中の食事にも便利】
そんな美味しいパエリアが食べられるお店は、「マリナ・モンチョス」と呼ばれるお店。ホテルアーツやカジノが近くにあるお店で、観光には最適の場所です。
店は2階建で、テラスもありますから、外の景色を眺めながら食事をすることもできます。
人気のパエリアは、魚貝がたっぷり入ったパエリア。蒸したムール貝も、人気料理の1つです。
英語が通じやすい場所ということもあり、さまざまな国の人が訪れています。
バルセロナのおすすめカフェ
スペインには日本のようにオシャレなカフェは多くありませんが、それでもバルセロナに来たらぜひ行ってみてほしいカフェがいくつかあります。
そんなおすすめのカフェを、紹介したいと思います。
カフェ・デ・ロペラ
まずは「カフェ・デ・ロペラ」と呼ばれるカフェ。バルセロナが誇る老舗のカフェで、夜遅くまで開いているのが特徴です。
その為、好きな時間にカフェでホッとしたい時にはおすすめですね。
また老舗ということで、歴史を感じることができるのも、ここ「カフェ・デ・ロペラ」ならでは。バルセロナの人にとって、欠かせない場所です。
【名物は?】
ここで食べられる名物は、ホットチョコレートとチュロス。バルセロナの人たちは、朝食にホットチョコレートとチュロスを食べるのが定番で、特に朝は賑わいを見せています。
場所は、地下鉄L3 Liceu駅から歩いて2分のところ。朝8時半から翌日の2時半まで営業しています。
ファルガ
続いて紹介するおすすめのカフェは、食事もできるカフェ「ファルガ」。こちらも老舗のカフェになります。
バルセロナには6店舗もあるとのことで、バルセロナに行けば比較的見つけやすいかもしれませんね。特に高級ブランドが並ぶ場所にあるカフェは、旅行者も利用しやすいと思います。
食事ができるということで、昼間に利用することも可能です。カナッペやサンドイッチなど、手軽に食べられる量子が人気です。
サイズも全体的に小さく上品なので、がっつり食事ではなく、小腹が空いた時や軽食として利用するのがべストかと思います。
【一日中使える便利さも◎】
もちろんカフェですから、朝食、おやつ、好きな時間に利用できます。旅の疲れを癒したい方、ぜひ「ファルガ」に足を運んでみて下さい。
公式サイトもあるので、事前にチェックしてみるのも良いかも。
場所は、Gran via店は地下鉄L2、L3、L4 Passeig de Gracia駅から歩いて3分。
Diagonal店は、L3、L5 Diagonal駅から歩いて3分のところになります。
デマシエ・カフェ
最後に紹介するおすすめのカフェは、カントリー調の雰囲気が可愛い「デマシエ・カフェ」。女性が喜びそうなここのカフェは、パッケージもポップで可愛いのが特徴です。
人気チョコレート店「デマシエ」のカフェですから、ご存知の方もいるかもしれませんね。
ブランチも軽食にもおすすめのカフェで、とにかくメニューは豊富。日本人の口に合う料理ばかりなので、安心して食事ができると思います。
【お土産も買える】
またチョコレート専門店のカフェということで、店内ではチョコレートやクッキーの販売も。美味しいご飯を食べてお土産も買えるなんて、行かずにはいられません!
しかもここのカフェには、日本語が話せるスタッフもいるので、日本人にとってはかなり安心できる場所ではないでしょうか。
フレンドリーな店員さんですから、気兼ねなく話しかけてみてはいかがでしょうか。
ピカソが通い詰めたカフェに行こう
バルセロナと言えば、あの有名画家ピカソの故郷でもあります。そんなピカソが通い詰めたと言われるカフェが、今も尚存在しています。
カフェの名前は、「クアトロガッツ」。
もちろん、ピカソが通っていた頃のまま残っているわけではありませんが、通っていた頃をそのまま再現しているので、雰囲気は感じることができるのではないでしょうか。
正確には、通っていたカフェはすでに閉鎖しており、ピカソ生誕100周年にそのまま再現されオープンしたんですけどね。
【当時の雰囲気を楽しめる】
それでもピカソが通っていたカフェを再現して作られているので、雰囲気は楽しめると思います。
外観はとても可愛らしく、店内には写真や絵がたくさん飾られています。この店内で飲むコーヒーは、またひと味違うかもしれませんね。
グッズも販売しているので、お土産にぜひどうぞ。
場所は、地下鉄1、4号線 Urquinaona駅から歩いて5分のところ。地下鉄4号線からも行けます。
バルセロナのお土産
バルセロナのお土産におすすめの商品を紹介したいと思います。お土産は旅行には欠かせませんから、お土産選びで迷わないよう、おすすめの品を紹介しましょう!
食品
まずは、「食品」のお土産から。
オリーブオイル
スペインと言えばオリーブオイルの産地ですから、お土産にオリーブオイルはおすすめ。
スペインのオリーブオイルはラベルのデザインもとってもオシャレですから、選んでいる側も楽しくなりそうですね。
瓶だとなかなか持ち帰るのが難しかったりしますが、缶のオリーブオイルもあるのでご安心を。
スーパーはもちろんのこと、オリーブオイル専門店もあるので、ぜ足を運んでみて下さい。
カバ
バルセロナ近郊の地方に、スパークリングワイン「カバ」の産地があります。その為、バルセロナであれば基本的にどこでも買うことができます。
高級赤ワインも良いですが、この地方ならではのお酒もいかがでしょうか。
食品以外
続いて紹介するバルセロナおすすめのお土産は、食品以外のお土産です。
サッカーグッズ
いろんな商品や名物がありますが、バルセロナと言えばやっぱりサッカーのグッズ。
皆さんもご存知の通りバルセロナは世界有数の最強サッカーチームがあるところですから、お土産にサッカーグッズはかなりおすすめです。
特にサッカー好きの方は、必見。スタジアムやカタルーニャ広場などで買えますから、ぜひ足を運んでみて下さい。
革製品
他にも、革製品もお土産におすすめ。バルセロナには若手のデザイナーがでがけたファッションショップもあり、ここでしか手に入らないアイテムもたくさんあります。
特に女性には、革製品のカバンや財布などは喜ばれるのではないでしょうか。
洗練された個性的なデザインから親しみやすいものまで、いろんな商品が売っていますので、ぜひショップに立ち寄ってみて下さいね。
バルセロナといえばガウディ
¡Hola Todos! みなさんこんにちは。今回は芸術の町バルセロナへご案内しましょう。
年間を通じて温暖な気候 で、美しいビーチを誇り、モデルニスモ芸術の栄える町でもあります。 中でも有名なのが、ガウディの建築群。今回はガウディの作品をメインに紹介いたします。
Javier : La semana pasada fui a Barcelona con mi familia.
先週家族とバルセロナへ行ってきたよ。
Taro : ¿Ah sí ? ¡Que envidia! ¿Has visto las obras de Gaudí?
本当?いいなあ!ガウディの作品見た?
Javier : Sí, La Sagrada Familia, Casa Batlló, Casa Milá…
うん。サグラダ・ファミリア、カサ・バトリョ、カサ・ミラ・・・。
Taro : Serán preciosas…
きれいだろうなあ!
19世紀から20世紀にかけて活躍した、カタルーニャ出身の天才建築家アントニ・ガウディは、バルセロナの町に多くの建築物を残しました。
ガウディ独特の建築様式は、今でも多くの人々を魅 了し続けています。
100年以上建設中!未完の教会
ガウディの作品の中で最も著名なのはこちらの ”Basílica de la Sagrada Familia(サグラダ・ファミリア聖堂)”。
ガウディが設計し1882年より建設を開始して以来、現在も工事が続けられています。(完成は2026年の予定だとか。)
空に高くそびえ立つ塔や、精巧に彫られた彫刻たちが飾られた門など外観の見事さはもちろんのこと、聖堂内も圧巻です。
光に包まれて様々な色に輝くステンドガラスに見とれること間違いなし。
カサ・バトリョ
まるで海の中にいるかのよう
バトリョ家のためにガウディが設計したこちらの建物 ”Casa Batlló(カサ・バトリョ)”のテーマは海。
青色を基調とした色使いや、カーブを描く窓のデザインが海を連想させます。
自然光をとりいれて、光と色を上手く調和させているガウディの技術に注目。2005年には世界遺産にも登録されました。
カサ・ミラ
別名・石切り場
カサ・バトリョが海をテーマにしていたのに対し、こちらのCasa Milá(カサ・ミラ)は山をテーマにガウディが設計したものです。
石を積んだような様相をしているため、別名 ”La Pedrera(石切り場)”とも呼ばれており、独特な形をした煙突がある屋上は見所の一つ。
また、世界遺産でありながら、建設当時から現在も数世帯が住み続けているアパートでもあるのです。
バルセロナのシンボル・サグラダ・ファミリア
「バルセロナ」と聞けば真っ先に浮かぶ、La Sagrada Família(サグラダ・ファミリア)。100年以上建設が続けられ、今も未完成の教会です。
今回は、バルセロナの町のランドマークであるサグラダ・ファミリアの見るべきポイントをご紹介します。
Taro : ¿Cuándo empezaron a construir la Sagrada Família?
サグラダ・ファミリアの建築っていつ始まったの?
Javier : Empezaron en 1882.
1882年だよ。
Taro : Y aún siguen construyendola, ¿verdad?
それで、今も工事が続いているんでしょ?
Javier : Sí. Se dice que finalizará la construcción en 2026, pero ¿quién sabe?
うん。2026年には完成するって言われてるけど、分からないよね。
バルセロナのシンボル・サグラダ・ファミリアは、スペインを代表する建築家アントニ・ガウディの設計 によるものです。
生誕のファサード
ガウディが手がけたファサード
教会の東側にあるこちらのファサード。イエス誕生の場面を描いており、ガウディ生前に完成した唯一のファサードといわれています。
イエスやマリアといった各人物が写実的に彫られており、石の彫刻とは思えないほどリアルに仕上がっています。
受難のファサード
生誕のファサードの反対側、教会の西側に位置するファサード。十字架にかけられるイエスを描き出しています。
こちらはカタルーニャ出身の彫刻家ジョゼップ・マリア・スビラクスが作成したもので、ガウディの手がけた生誕のファサードとは全く違うスタイルで、現代的な仕上がりになっています。
また、こちらのファサードにある16マスの数字のプレートにもご注目。これは、タテ・ヨコ・ナナメどこを足しても33(イエスが処刑された年齢)になる暗号が秘められた不思議なプレートなのです。
展望台
世界遺産からの景色を
サグラダ・ファミリア内のエレベーター(有料。人数制限有り)を登ると、サグラダ・ファミリア上部からバルセロナの美しい街並みが見渡せます。
ちなみに、帰りは階段で降りていくことも可能。長い螺旋階段の途中には覗き窓がついており、そこからも景色を堪能することができます。
ステンドグラス
美しい光に息をのむ
その外観はもちろんですが、サグラダ・ファミリアは内部も緻密に作り上げられています。
聖堂内部は、2010年に完成しました。その中でも目を見張る美しさを放っているのが、ステンドグラス。色とりどりのガラスが光を集めて、教会の内部に温かい光を投げています。
光の効果を巧みに生かした設計を得意とするガウディらしい設計を見ることができます。
展示室
サグラダ・ファミリアの歴史を知る
教会地下には展示室があります。教会のこれまでの建設の様子を写した写真や、完成予定の模型などが展示されています。貴重な仕事場の一部を見学できるスペースも。
おわりに
いかがでしたか?魅惑のサグラダ・ファミリアは未だ建設中。ガウディ没後100年となる2026年の完成に向けて、工事が進められています。
世界中から観光客が集まる人気名所のため、混雑期には2時間ほど待つことも。オンラインで事前にチケットを購入することをオススメします。