「すみません、会計をしてください」レストランで店員にこう頼む時、スペインのネイティブたちはここでもうひとこと「(手が空いて)できる時でいいので」と言葉を足します。
これが今回注目したいフレーズ。コミュニケーションをスムーズにする決まり文句を覚えておきましょう。
スペイン語で丁寧に頼む ‘cuando pueda’ の使い方
デザートのメニューを頼む
レストランで食事を楽しんだ後、デザートを注文する際に使えるフレーズです。
Silvia:Estaba muy bueno todo, tanto el vino como la comida, ¿verdad?
ここのレストラン、ワインも料理も良かったわね。
Ana:Sí. Seguro que los postres también están ricos.
そうね。デザートも期待できそう。
Silvia:Yo estoy llena, pero me gustaría probar algún postre. ¿Pedimos la carta?
おなか一杯だけど、やっぱりデザートも食べたいなぁ。メニューをもらいましょうか。
(Al camarero) Perdone, ¿nos trae la carta de postres cuando pueda, por favor?
(店員に向かって)すみません!デザートメニューを見せてもらえますか?手が空いたときでいいので。
Camarero:Sí, en seguida se la traigo.
店員:はい、今持っていきます。
会計を頼む
Ana:¡Uf! ¡Ya estoy llena!
ああ~、もうお腹いっぱい!
Silvia:Es que al final te has comido la tarta de queso y la tarta de arándanos.
アナったら、結局チーズケーキにブルーベリーのタルトまで食べて。
Ana: Ya, tenía muy buena pinta.
だって美味しそうだったんだもの。
Silvia:¿Pedimos la cuenta?
そろそろお会計しましょうか。
(Al camarero) Perdone, ¿Cuando pueda, nos trae la cuenta, por favor?
(店員に向かって)すみません!できればお会計をお願いします。
Ana:Hoy invito yo, ¿vale?
今日は私がごちそうするね。
Silvia:¡Anda! ¿Por qué?
え?なんで?
Ana:Porque me has ayudado mucho con el trabajo. Gracias a he podido terminarlo rápido.
仕事を手伝ってもらったお礼に。おかげで早く片付いたわ、ありがとう。
Silvia:¡Gracias a ti!
こちらこそありがとう!
「できる時でいいので」の表現 cuando pueda
相手の立場を気遣って頼みごとをする際に使えるフレーズです。
接続詞 cuando に続く動詞は「接続法現在形」になります。この例文では usted に対する活用なので pueda になっています。
cuando pueda は「できる時に」という意味のフレーズで、メニューや飲み物を持ってきてもらったり会計をしてもらったり相手に何かを頼む時に使います。
レストラン以外の場でも「できる時でいいので〇〇をお願いできますか?」と相手の立場を気遣うひとことを加えると、お互い気持ちのいい関係を築くことができますね。
cuando pueda/puedas を使ったスペイン語表現
例えば、以下のように cuando pueda/puedas を使います。
※tú に対しては動詞が puedas になります
Me gustaría ver los documentos antes de la reunión. ¿Me los envías por correo electrónico cuando puedas, por favor?
会議の前に資料を見たいの。手が空いた時にメールで送ってくれる?
Necesito hablar con Laura. ¿Cuando puedas, me das su número de teléfono, por favor?
ラウラと話す用事があるのだけど、できる時でいいから電話番号を教えてくれないかな。
Va a empezar la reunión. ¿Cuando pueda, prepara unos cafés, por favor?
これからミーティングが始まります。可能な時にコーヒを持ってきていただけますか?
まとめ
接続詞 cuando+動詞 poder。
よく使う一般的な単語の組み合わせなので覚えやすいですね。
今回のポイントは、cuando の後には動詞が接続法現在形になるということ。活用に注意して、誰かに何かを頼む際には丁寧にこのひとことを加えてみてください。