好奇心に関するスペイン語の慣用句

好奇心=新しいことを学ぶ意欲がありどんどん成長するという点で、ポジティブな風にとらえられることが多いですよね。

しかしラテンアメリカには好奇心に関してちょっとネガティブな慣用句があるんです。その背景と意味を見てみましょう。

会話

Paula: Anoche escuché un gran ruido aquí a la vecindad. Me asustó y me dio curiosidad, pero mejor me quedé en casa porque me dio miedo.

昨日の夜隣ですごい音がしたの。びっくりして気にはなったんだけど恐くなって結局家から出なかったの。

Sara: Estuvo bien que te quedaste en la casa. Yo no salí de la casa, pero desde el barcón de mi casa vi que había mucha gente rodeando su casa.

家から出なくて正解だったわよ。うちのベランダからちょうど見えたんだけど、すごい人だかりができてたもの。

Paula: Y ¿supiste qué pasó?

それで、何があったの?

Sara: Exactamente no sé. Parece que hubo algún problema familiar y se hizo fea la cosa.

正確にはわからないけど、なんか家族内の問題がどんどん大きくなったらしいわよ。

Lo que vi es que las personas que fueron a ver, ni llamaron a la policía. Solo querían ver lo que estaba pasando. Si ni va a ayudar, mejor no entrometerse, ¿no?

興味本位でたかってた人たち、警察に連絡すらしなくて。ただ何が起きているのか見たかっただけみたい。なんの助けにもならないなら、首を突っ込まないほうがいいのにね。

Paula: Tienes razón. Pero ya sabes que aquí las personas son así. ¿Qué se puede hacer?

そうね。でもこの近隣の人たちはそういう人だから、仕方ないわね。

Sara: Yo antes me daba curiosidad todo, pero luego de que me pasó algo feo ya aprendí la lección.

私も前はすべてに興味があったけど、苦い経験をしてからはもう首を突っ込まなくなったわ。

知らないと困るスペイン語de勉強

好奇心に関する慣用句

La curiosidad mató al gato.

文字通りの訳は「好奇心が猫を殺した」、つまり首を突っ込みすぎたばかりに命を失う結果になることもあるという教訓です。

実際ラテンアメリカの文化は噂話や人の個人的なことに首を突っ込むことが大好きなのです。その文化に対する警告として、このフレーズがよくつかわれます。

知らないほうがいいこともありますよね。それに危険なことに首を突っ込むと自分の命が危険にさらされることもあります。そんな警告がよく伝わってくるフレーズです。

おわりに

人に関心を示し助けるのはいいことですが、ただの興味本位で自分に害が及ぶことは避けたいですよね。とても短い言葉ですが、いろんなことを教えてくれる慣用句です。

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