スペインの世界遺産やグルメなど、スペインの魅力をたっぷりお届けしています!ぜひ、旅行の参考に…。
スペインの観光地・グルメ・文化を徹底解説!旅行の前に知っておきたいスペインの魅力
目次
スペインの観光・世界遺産
カウディ建築物
スペインには、たくさんの観光地や世界遺産があります。
特に「カウディ建築物」は、スペイン・バルセロナの有名な建築物で、全てが世界遺産として登録、スペインを誇る、名所なのです。
あの「サグラダファミリア」も、カウディ建築物の1つ。きっと、皆さんもご存知の建築物も含まれているでしょう。
以下、簡単にカウディ建築物を紹介したいと思います。
カサ・ミラ
パセジ・デ・グラシア通りにある、高級マンションです。最上階には作品や模型などを展示しており、時にコンサートやイベントなども行われます。
グエル公園
19世紀初めに集合住宅になる予定が、住宅が売れず寄贈し公園になったのが、このグエル公園です。柱やタイルにカウディの個性がにじみ出ています。
サグラダファミリア
カウディ建築物と言えば「サグラダファミリア」と言っても良いほど、カウディ建築物の中でも有名な建築物です。
空にそびえ立つ先端部分やガラスやモザイクは、見る者を圧倒させます。内部侵入も可。
美術館
スペインには観光名所も多く存在しますが、なかでもおすすめなのが美術館。スペイン・バルセロナといえばあのピカソやミロの出身地でもあるので、彼らの美術館もあります。
また、パリのルーブル、ロンドンのナショナルギャラリーと共に世界3大美術館もあるので、スペインに行ったら美術館は要チェック。
以下、簡単にスペインの代表的な美術館を紹介しましょう。
プラド美術館
パリ、ロンドンと共に世界3大美術館と言われているのが、ここ「プラド美術館」です。約8000点の絵画を展示しており、3階建てで広大。
すべてをじっくり見るには時間がかかるので、お目当ての作品をチェックして回ると効率良く見れるでしょう。
ピカソ美術館
天才画家と言われたピカソの作品を約3800点展示しています。デッサン、陶器などバリエーション豊かな作品が見れるのも、「ピカソ美術館」ならでは。
フラメンコ
スペインといえば、「フラメンコ」も忘れてはいけません。日本でもフラメンコは人気がありますが、発祥はスペインというのはご存知だったでしょうか?
フラメンコは、スペインの伝統舞踊の1つ。日本ではダンス風のモダンなフラメンコが有名ですが、皆で楽しく踊るものもあれば、ギター1本で踊るものといろんなタイプがあります。
やはり本場に来たら、フラメンコショーは欠かせませんね。ぜひ足を運んでほしいものです。
【本場はセビージャ】
ちなみに、スペインのフラメンコの本場は、セビージャ。観光地であるバルセロナや首都マドリッドでも、フラメンコの鑑賞は可能です。
お目当てのダンサーがいるのであれば、事前に予定をチェックしておくと、生でステージを見れる機会があるかもしれません。
鑑賞時の注意点
・ホテルのレセプションでタクシーを呼ぶ
・ワンピースやシャツなどのカジュアルスタイル
・写真はフラッシュ禁止
闘牛
闘牛は、スペインの名物でもあり、観光には欠かせない場所です。祭りが行われる日には、必ずといって良いほど「闘牛」が開催され、多くのファンで溢れ返ります。
ですから、闘牛を観戦したい方は、ある程度予定を把握しておくと助かるでしょう。
チケットは、闘牛場の窓口で買えますが、最近ではインターネットでも購入できるようです。ただし祭りの日や人気闘牛士が出場する時はすぐに完売してしまうので、要注意。
それ以外は、特にバルセロナは満席になることは少ないので、予定を調べてチケットを買うと良いでしょう。
闘牛観戦の注意点
・カジュアルな服装
・白いハンカチ
・写真撮影は禁止
Tシャツにパンツスタイルでも問題ありません。むしろきちんとした格好で行っても動きにくいですしあまり良くないですね。
白いハンカチは健闘を称える時に使用するので、持っておいたほうが一体感を感じられより闘牛を楽しめるでしょう。
ラ・マンチャ地方
皆さん、ドン・キホーテはご存知かと思います。彼の物語の舞台となったのが、スペインのラ・マンチャ地方。
ここは昔ながらのスペインも残っていますし、観光名所にはもってこいです。ただ交通の便が悪いでの、列車の時刻などはきちんと調べておいたほうが良いかも。
特に風車のあるカンポ・デ・クリプターは列車でしか行けないので、予定をしっかり立てて行きましょう。
ちなみに、この風車は、物語を知っている人には有名ですね。ドン・キホーテが邪悪な巨人と勘違いし、突撃した風車です。大きく堂々とした風貌は、圧倒されることでしょう。
【コンスエグラもおすすめ】
風車といえばもう1つ存在しますが、ここはトレドから60km離れたコンスエグラというところにあります。
カンポ・デ・クリプターに負けず劣らずの迫力のある風車を見ることができるでしょう。ここではお土産売り場もありますから、ゆっくり観光するのにも適しています。
スペインのグルメを堪能
カルターニャ料理
スペインのグルメは日本でもお馴染み「パエリア」が有名ですが、他にもさまざまグルメがあります。また、地方によって気候や習慣なども違いますから、当然料理も異なります。
ここでは、簡単にスペインのグルメについて紹介したいと思います。
まずは、地中海地方、バルセロナを含む「カルターニャ料理」。海の幸や山の幸をふんだんに使った料理をメインとし、スペインの他の地方では食べられない料理がたくさんあります。
鶏肉やイカや海老など、日本人の口に合う料理も多いですね。そんなカルターニャ料理の中から、もっとも有名な料理を紹介しましょう。
エスケイシャーダ
スペインで頻繁に食べられる料理です。鱈を使ったサラダで、さっぱりしているのが特徴です。
ブティファラ・コン・モンジェタス
豚の腸詰と白いんげん豆をつけ合わせにした料理です。こちらの料理には、にんにく入りマヨネーズが欠かせないんだとか。
他にも、「マル・イ・モンターニャ」や「カラコーレス」も有名。
バレンシア料理
バレンシアと聞いて思い浮かべるのは、オレンジではないでしょうか?そう、ここバレンシアはあのバレンシアオレンジで有名な場所です。
カルターニャ州から南下した隣の州で、地中海の海の幸や内陸部の野菜、果物などを使った料理をメインとしています。
あのパエリアが食べられるのも、ここバレンシアなんですよ。搾りたてのオレンジジュースもおすすめ。
それでは、もっとも有名な(よく食べられる)料理を紹介したいと思います。
パエリア
日本人でも馴染みのある料理です。
スペインであればどこでも食べられる料理ではありますが、やはり本場が一番。野菜、肉、魚介などさまざまなパエリアがあります。
フィデウア
パエリアと似た料理で、米の代わりにパスタを使用します。パスタは、極細であったり筒状になった太めのものまでさまざまです。
オルチャタ
夏にスペイン・バレンシアに行ったらぜひ味わってほしいのがこの料理。豆乳みたいな味わいで、一度飲んだら癖になります。健康にもGOOD。
地方の料理
スペインには、地方ごとにさまざまな料理があります。また、地方によって気候や習慣などもまったく違うので、地方色が強いのも特徴です。
カルターニャやバレンシアなどの地方料理を紹介してきましたが、それ以外の地方料理を紹介したいと思います。
バスク地方
ここでは、星付きのレストランが多く、食文化のメッカとも言われています。また、内陸部ではスペインを代表する赤ワインの産地もあり、ワインを使った料理も多数。
海岸で獲れた鱈などを使った料理が多いのも特徴です。鱈と野菜の煮物、「マルイミタコ」は、その中でも代表的な料理の1つ。
ガリシア地方
シンプルな魚介類を味わえる場所で、日本人の口にも合う料理が多いですね。また安価で食べられる料理も多いので、旅行には最適。
「プルポ・ア・ラ・フェイラ」は、茹でたタコにオリーブオイルに塩、パプリカで味付けしたもので、じゃがいもと一緒にいただきます。
スペインのバルとタバス
スペインには、「バル」とという“食を楽しむ場所”が存在します。この習性はどの地方とも共通していて、社交の場でもあり、第二の我が家とも言われている場所です。
バルでは、そんなスペイン人が集まり、ビールやワインを飲みながら話をし、食事を楽しみます。そこで出てくる料理が、「タバス」と言われる小皿料理です。
このタバスは種類が豊富で、煮物を始め缶詰のみの料理、レストランのように注文するものなどあります。
場所によって内容は異なりますが、ただ集まって食事やお酒を楽しむ場所でも、きちんとした食事ができるのが特徴です。
【スペイン人に愛されるバル】
それくらい、スペイン人にとって「バル」はなくてはならない場所です。スペインに行った際には、ぜひとも足を運んでほしいですね。
ちなみにバルはいろんな地方に存在するので、地元の人に聞いたり調べたりしながら、探してみると良いでしょう。
スペインのワインの魅力
ワインと言えばフランスをイメージしがちですが、スペインもフランスに続き有名なワインの産地です。種類も豊富で、ワイン専門店やワイナリーがあるのも特長。
そんなスペインのワインの魅力を、たっぷり紹介しましょう。
特徴
まずスペインのワインは、“地方色”が強いのが特徴です。料理にもさまざまな郷土料理があるのと同じで、その地方その地方で生産方法が異なります。
それが、スペインワインの大きな魅力になります。
また、スペインはタンニンが渋いワインが多い(好まれる)のも特徴です。それはきっと、スペイン人はマッチョが多いお国柄だからでしょうか?
最近は若い人向きのワインも増え、飲みやすいもの、デリケートで繊細なワインも多くなってきているようです。ラベルのデザインが豊富なのも、スペインワインならではです。
お土産に、食事のお供に、ぜひスペインワインをお楽しみください。
種類
そんなスペインワインには、とにかくさまざまな種類と魅力で溢れています。
また、地方によって飲まれるワインの種類も異なるので、地方ごとにいろんな特色があるのも、スペインならでは。
以下にて、代表的なワインの種類を紹介しましょう。
シェリー酒
強化白ワインと言われているシェリー酒は、スペイン南部で主に生産されます。フローラル酵母の膜が表面にできる繊細なものから、濃厚で真っ黒な甘口ワインまでさまざまです。
カバ
比較的安価で購入でき、スーパーなどでもよく見かけるワインです。3種類のぶどうを使ったものが多く、飲みやすく、糖分が多いのが特徴です。
赤ワイン
ワインといえば赤!もっとも一般的なワインですね。地方関係なく人気があり、品揃えが多いのが特徴です。
ブレンドをメインとしているワイン、土着品種のワインをメインとしているところ、いろいろあるのが赤ワインです。
レストランで
スペインのレストランでは、当たり前のようにワインが出てきます。スペイン人にとってワインは欠かせないお酒なので、スペインに行ったらぜひ本場のワインを飲んでみてほしいですね。
では、レストランでワインを選ぶ時のポイントなんかを簡単に紹介したいと思います。
好きなワインでOK
レストランだから、この料理にはこのワインを…という堅苦しいものがないのが、スペインです。もちろん場所にもよりますが、基本的にほとんどのレストランが自由にワインを楽しめます。
ワインの頼み方
グラス白(赤)ワインを頼む場合は、「ウナ・コパ・デ・ヴィノ・ブランコポル・ファボール」と言います。
ハウス白(赤)ワインを頼む場合は、「ウン・ヴィノ・デ・ラ・カサ・ポル・ファボール」
自分で好きなワインを選びたい時にワインリストを見せてもらう場合は、「カルタ・デ・ヴィノ・ポル・ファボール」でOKです。
スペインの美味しいチョコ
スペインとチョコレートには、深い関係があります。なぜなら、チョコレートの起源は、スペインにあるから。
ここでは、スペインのチョコとの関係を簡単に説明しましょう。
スペインのバレンタイン
バレンタインと言えば、日本では好きな相手、恋人などにチョコレートを贈るのが定番ですが、スペインではバレンタイン=チョコレートという定義はないようです。
むしろ、バレンタインにチョコレートを贈るのは日本だけのようですね。スペインでは、男性が女性に花を、女性が男性に本を贈るのがバレンタインの定番のようです。
手軽に食べられるチョコ
日本でもスペインのチョコは手軽に購入できますが、なかでも有名なチョコが「BODEGA」と呼ばれるメーカー。庶民的な味わいで、家庭の味がアメリカのセレブの間でも人気があります。
甘いチョコが苦手な方は、白ワインのチョコなどもおすすめ。
スペイン土産におすすめ!
オリーブオイル
旅行と言えばお土産!ということで、スペインに行ったらぜひチェックしてほしいおすすめのお土産を紹介したいと思います。
まずは、「オリーブオイル」。オリーブオイルといっても、“エキストラバージン”なので、新鮮で身体に良いのが特徴です。
日本でも一時期エキストラバージンオリーブオイルが人気でしたが、やはり本場で買うオリーブオイルは違います。
どこにでも売っていますし、小さなスーパーでは500mlを6ユーロ程度で購入することができます。
【パケ買いも!】
また、スペインのオリーブオイルは、パッケージにも注目。オリーブオイル1つでもいろんなパッケージがあり、見ているだけでも楽しくなるのが、スペインのオリーブオイルです。
缶に入っているもの、瓶に入っているもの、種類が豊富なのもGOOD!オリーブオイルは1本持っていると役立ちますから、ぜひ自宅用に、お土産用にどうぞ。
ワイン
スペインと言えばワインですから、ワインのお土産も良いですね。
最近でも日本でもネットを通して本場のワインが購入できますが、それでもスペインに行ったらその場所のワインを見ながら購入したいもの。
ワイン以外にも、リキュールなどもおすすめですね。ワインは、ワイン専門店はもちろんのこと、スーパーなどでも購入できます。
ワイン専門店のほうがいろんなワインが見つかるイメージがありますが、結構値段が張るものが多いので、なるべく安く良いワインを買いたい方は、スーパーでも良いかも。
意外にも掘り出し物で珍しいワインを見つけることもできます。
【免税範囲にご注意を】
ただし、ワインの機内への持ち込みは厳しいですから、量には注意しましょう。
760ml3本までなら免税範囲で持ち込めますが、それ以上はNGとなるので、預けて帰るなど方法を買えて日本に届けましょう。
インスタント
スペインの料理をそのまま日本へ、という方には、インスタントもおすすめです。
スペインにはさまざまなインスタントが売っており、特に米のインスタントはお土産にとても人気があります。
このインスタント、缶の中身を指定された時間通りに火にあけると、あっという間にスペイン料理ができるというもの。
【パエリアのインスタントも!】
あのパエリアなんかも、このようなインスタントで売っているので、お土産ショップなどで探してみてはいかがでしょうか。
パッケージもオシャレなので、お土産には最適です。また、インスタントでも味は確かなので、レストランで食べるような味を楽しめるのも、スペインのインスタントです。
おすすめは、先ほども話に出た「パエリア」。やはりパエリアはスペインの代表的な料理の1つですから、そのまま日本で食べられるのは嬉しいですよね。
ぜひともおすすめしたい商品の1つです。他にも、アロス・ネグロやフィデウアなど、いろんな種類のインスタントがあります。大手スーパーなどで、6~7ユーロ程度で購入できます。
缶詰
手軽に食べられるおすすめのお土産と言えば、缶詰。なかでも魚介類の缶詰は、お土産にとても人気があります。
缶詰というと、日本では保存食というイメージが強いですが、スペインでは普通におつまみとして食べることも多く、「バル」などではメニューとしても使われます。
その為、缶詰でも味が良いのが、スペインの缶詰です。また、高級食品店では高品質な缶詰を販売していることも多く、スペインでは缶詰は欠かせない料理の1つです。
【種類も値段も豊富!】
ですから、お土産にスペインの缶詰は大変おすすめ!値段は大体1~10ユーロと幅広く、高級缶詰になるほど当然値段は高くなります。
タコのガーリック風味やイカの墨煮を始め、シンプルに茹でただけのものなど、種類も豊富です。
日本でもスペインの缶詰が売っていますが、比較的値段が高く、なかなか手が出ません。本場に行けば安価で買えることも多いので、スペイン旅行の際はぜひ缶詰を買ってみて下さい。
化粧品
女性におすすめのお土産と言えば、アクセサリーや化粧品など。スペインでは、オリーブの産地ということで、オリーブを使った化粧品が有名です。
オリーブを使っているのでナチュラルですし、肌にやさしく、敏感肌でも安心して使うことができます。
また、スーパーなどでも簡単に手に入るのもGOOD。容量も多いので、お土産には最適ですね。おすすめの化粧品は、ハンドクリームやボディクリームなど。
【スペイン女性にも人気】
スペインの女性からも大変人気があるので、女性へのスペイン土産には、ぜひスペインのオリーブを使った化粧品をおすすめします。しっとりとした使い心地で、肌荒れを改善してくれることでしょう。
ちなみに、スペインで人気のある化粧品ブランドは、「スーパーメルカドーナ」という化粧品。アオリーブを使った化粧品の他にも、アロエを使った化粧品など、種類が豊富です。
スペインが魅力的な理由
スペインの魅力をたっぷりお届けしましたが、いかがだったでしょうか?スペインには、思っている以上に魅力的な場所がたくさんあることが分かったと思います。
【世界遺産がたくさん】
スペインが魅力的な理由は、やはり世界遺産が多く、古き良き時代を大事にしているところではないでしょうか。
また観光地も多いですし、フラメンコ、闘牛、サッカーと有名なものもたくさんあります。数日では見て回れないほど、どの地方も魅力がたくさんなので、日本人のファンが多いのも頷けます。
スペインは、地方によって気候も習慣も違いますから、この地方ではこんなことが、あの地方ではこんなことが、といろんな楽しみ方ができます。
【のんびり旅行計画を】
ですから、スペインに旅行される方は、1週間ではなく、2週間くらい計画を立てて、ゆっくり回ることをおすすめします。そして、どの地方に行きたいのか、しっかり予定を立てて発つと、より楽しめると思います。
今回の旅行では建築物を観よう。次回の旅行ではフラメンコや闘牛を観よう。と、分けて旅するのもまた楽しいかもしれません。
【日本人の口に合う食事】
スペインにはたくさんの魅力があります。上記でも紹介したように、世界遺産も観光スポットも多く、各地方でさまざまな魅力を感じることができます。
そして、旅行に欠かせない食事も、比較的日本人の口に合うものが多いので、安心して旅行できます。
旅行において食事はとても大事なことですから、口に合う・合わないは重要なこと。
【地方色を楽しんで】
ただスペインは地方ごとに調理法や使う食材なども違ってくるので、その辺はある程度把握しておいたほうが良いかもしれませんね。
スペイン=パエリアというイメージが強いと思いますが、鱈を使った料理が有名なところや、海の幸山の幸、内陸部は野菜や果物を使った料理をメインとしているところもあるので、事前に調べておくと助かるかもしれません。
ちなみに、今回のスペインの記事は、AllAboutの海外旅行を参考にさせていただきました。
スペインの魅力は…語りつくせない多様性
地中海料理、伝統文化、南欧の人柄…スペインの魅力は実に様々です。住んで初めて気づく魅力もあり、またその逆もありますね…
住むほどに色々な顔を見せてくれる、それがスペインの尽きない魅力ですね。
早速二人の会話をのぞいて見ましょう。
会話
María: Hasta ahora nunca te lo había preguntado pero, ¿cómo viniste a España?
今まであなたに聞いたことが無かったけれど、なんでスペインに来たの?
Yurika: En avión, naturalmente. ¿Pensabas que había venido en barco o en tren?
飛行機でよ、あたりまえじゃない。船や電車で来たと思った?
María: Quiero decir que por qué decidiste vivir en España ¿
そうじゃなくて、どうしてスペインに住もうって決めたの?
Qué te atrajo de este país?
この国の何が魅力だったの?
Yurika: Ah, entiendo. Pues, mi objetivo principal era aprender el idioma.
ああ、そういうことね。ええと、そもそもの目的はスペイン語の勉強よ。
En este mundo hay unos veinte países donde se habla español.
世界には20カ国くらいスペイン語を話す国があるから。
Es un idioma muy útil.
マスターする価値がある言語よ。
María: Claro. Pero, ¿por qué no México o Argentina?
なるほどね。でもどうしてメキシコやアルゼンチンじゃないの?
En América hay tantos países hispanohablantes…
南米大陸にはスペイン語を話す国がたくさんあるわよ。
Yurika: Porque desde España puedo visitar otros países de Europa muy fácilmente.
だって、スペインにいれば他のヨーロッパの国へも簡単に旅行できるもの。
Así puedo aprender sobre más idiomas y culturas viajando.
他の言葉や文化を旅で体験できるのよ。
María: Es verdad. Entonces, ¿España en sí no tiene ningún atractivo para ti?
そうか。じゃあ、スペインそのものはあなたにとって魅力的じゃないってこと?
Yurika: Lo que me atrae de España es muy difícil de explicar, no puedo expresarlo aunque lo intentase toda la vida.
スペインそのものの魅力なんて、一生かけても語りきれないわよ。
Y eso es el atractivo de España para mí.
それがスペインの魅力よ。
María: Qué interesante. Eres como una poetisa.
面白いわね。まるで詩人だわ。
Yurika: Anda, has dicho un aspecto atractivo de España.
あら、スペインの魅力を一つ言ってくれたわね。
Exactamente, en este país cualquier persona puede ser poeta.
その通り、この国にいると誰でも詩人になってしまうのよ。
つ・ぶ・や・き
留学生にとっても旅行者にとっても、スペインの「位置」は大変魅力的ですね。スペインだけに滞在するのも素敵ですが、足を延ばせば近隣のヨーロッパ観光も可能!
また、土地ごとに全く違った表情を持つスペインの「多様性」は実に刺激的。どんなに長く滞在しても、飽きることがありません。
人生の酸いも甘いも…饒舌に語る陽気なスペイン人はまさに「詩人」です。人との出会い、異文化との出会い…旅好きにはスペインがおススメです!