ユリカとマリアという二人のキャラクターを通じて、実際の会話を例に取りながら、「fecha(日付)」の表現を教えています。具体的には、日本語とスペイン語での日付の表記の違いや、日・月・年の順番で書かれるスペイン語の日付の表し方などが取り上げられています。
2018年10月1日。日本語ではこのように、年・月・日の順番で書き示しますよね。しかし、スペイン語ではこれが異なります。見間違ってしまうと思わぬ誤解に繋がることも。
ここで、スペイン語の日付の表し方を覚えておきましょう。
スペイン語で日付を表現する方法:実際の会話を通じた学習
賞味期限切れ
会話
Maki:Esta mayonesa es muy vieja, ¿no? Hace bastante tiempo que pasó la fecha de caducidad.
このマヨネーズ、古くない?賞味期限がとっくに切れてるわよ。
Daniel:¿Eh? ¿Cuál? No está caducada.
え?どれどれ。……いや、大丈夫だよ。
Maki:¡Sí, mira! Caducó el diecinueve de agosto de dos mil diecisiete.
いや、見て! 2017年の8月19日までって。
Daniel:¡Qué va! Pone que caduca el diecisiete de agosto de dos mil diecinueve.
違うよ。それは2019年の8月17日までということだよ。
Maki:¡Ah! ¿Sí? Se lee al revés que en Japón. ¡Uf! ¡Qué susto!
そうなの? 日本とは表記が逆なんだ。あ〜、ビックリした!
ここに注目!
fecha de caducidad
賞味期限 / 有効期限 / 使用期限
fecha は「日付」のこと。caducidad は「期限切れ」「失効」という意味です。
「fecha de caducidad」は食品の賞味期限・消費期限のほか、薬やコスメの使用期限なども表します。
17-08-19
スペインでは賞味期限を表す日付は日・月・年の順番で書かれています。時には数字だけ、それも年が省略されて下2桁だけしか明記されていないことも。この会話の場合は「17-08-19」と書かれていたんですね。
「2019」とあれば、それが年を表していると気づくかもしれませんが「19」とだけ書かれていると見間違えてしまうかもしれません。
caducar
期限が切れる / 失効する
caducidad は名詞、caducado/-a は形容詞、caducar は動詞。例えば「No está caducada.」は「期限は切れていない」という状態を表す意味になります。
この会話文の中にはさまざまな形の活用変化が混ざっているので、注目してみてください。
スペイン語の日付の表し方
スペイン語では日付を以下のように書き表します。
2018年10月1日 → 1-10-2018
uno de octubre de dos mil dieciocho
日は基本的には基数(uno, dos, tres…という数字)で言い表しますが、中南米では1日(ついたち)のみ序数(順序を表す数)で表します。つまり「uno」はなく「primero」。10月1日なら「primero de octubre」となります。
A:¿Qué día es el examen?
試験は何日ですか?
B:El martes cuatro de diciembre.
12月4日の火曜日です。
A:¿Qué día naciste?
あなたの生まれ(誕生日)はいつですか?
B:Nací el quince de abril de mil novecientos ochenta y cinco.
私は1985年4月15日生まれです。
まとめ
「fecha(日付)」は、日常生活でも書類上でも大切なものです。スケジュールを確認する際には、記述や使い方に注意しましょう。スペイン語では日・月・年の順番だということを忘れずに!
この記事はスペイン語学習者にとって非常に有用で、特に日付の表現の理解について深く理解するのに役立つと言えます。また、実際の会話を通じて表現が紹介されているため、学習者は自然な会話の中でこれらの表現をどのように使用するかを学ぶことができます。