今回はスペイン語のメニューにある「肉料理」の項目に注目してみましょう。
牛・豚・鶏の肉が使われていることが一般的ですが、どの部位なのか、どんな調理法なのか、ということも見分けてみてください。
スペイン語のメニューを読む 〜肉料理編〜
会話
María:¿Sabes ya lo que vas a pedir?
注文するメニュー、決まった?
José:Sí, voy a pedir solomillo de ternera a la brasa.
僕は牛肉サーロインの炭火焼きにするよ。
María:Yo no sé si elegir secreto ibérico o pechuga de pollo.
私はイベリコ豚セクレトか鶏モモ肉か迷ってるんだよね。
José:En este restaurante tienes que comer secreto ibérico. No lo tienen en todas partes.
この店で食べるなら、当然イベリコ豚セクレトでしょ!どこにでもあるメニューじゃないんだし。
María:Es verdad. Voy a probarlo.
そうだよね。そうしよう!
※secreto ibérico はイベリコ豚の中でも希少な部分。「イベリコ豚の大トロ」と呼ばれているほど脂がのって旨味が凝縮されています。
肉の調理方法
メニューには調理法が書かれていることもあります。よくあるのが a la plancha(鉄板焼き)。フライパンで焼いてステーキにしたものもこう言います。
その他、asado(ロースト)や、estofado(煮込み)もメニューによく出てくるポピュラーな調理法です。
肉料理のオーダーでは…
肉のステーキを注文すると、焼き加減を聞かれます。そんな時にはこのように伝えましょう。
Muy hecho, por favor.
よく焼いてください。
Al punto, por favor.
ミディアムでいいです。
Poco hecho, por favor.
レア気味でお願いします。
スペイン料理に使われる肉の種類
- vaca 牛肉
- ternera 仔牛肉
- cerdo 豚肉
- cordero 仔羊肉
- conejo うさぎ肉
- pollo 鶏肉
- perdiz うずら肉
- ciervo 鹿肉
肉の部位を表すスペイン語
- solomillo サーロイン
- lomo ロース
- chuleta リブ
- panceta バラ肉
- muslo モモ
- pechuga 胸
- paleta 肩
- rabo 尻尾
スペインの名物肉料理
- rabo de toro estofado 牛のテール煮
- estofado de ternera 牛肉のシチュー
- cochinillo asado 子豚の丸焼き
- pollo al ajillo 鶏肉のガーリック風味
- chuletas de cordero 仔羊のリブ
- pincho moruno スパイシー肉の串焼き
おわりに
肉の種類や部位を知っていればメニューの中から好みをしっかりチョイスできますね。
肉屋で買い物をする時にも、部位の名前を指定してオーダーできるようになればもう慣れたもの!