スペイン語での同意を求めるフレーズ「a que sí」の使い方と実例

    1. スペイン語単語・活用

    スペイン人たちの会話に耳を傾けてみると「¿a que sí?」というフレーズがよく聞こえてきます。

    「¿a que sí?」は、スペイン語の会話において頻繁に使用されるフレーズであり、相手に同意や確認を求める際に使われます。

    スペイン語での同意を求めるフレーズ「a que sí」の使い方と実例

    ¿a que sí?の意味

    「¿a que sí?」は直訳すると「でしょ?」「ですよね?」「だよね?」といった意味です。このフレーズは、相手に同意を求める場合や、話題に対して共感や肯定を表す場合に使われます。スペイン語圏では、会話をより活発にし、相手とのコミュニケーションをスムーズにするために頻繁に使用されます。

    会話

    Pablo:¿Qué hiciste ayer?

    昨日は何をしていたの?

    Diego:Fui a cenar a la pizzería nueva con Lucas.

    ルーカスと一緒に新しくできたピザ屋に夕食を食べに行ったよ。

    Pablo:Yo fui la semana pasada. La masa está buenísima, ¿a que sí?

    先週僕もその店に行ったよ。生地がものすごく美味しいんだよね?

    Diego:¡Sí! ¡Es tan finita!

    そう、生地が薄くてね。

    Pablo:Espero que la pizzería tenga éxito y no la quiten.

    あのピザ屋が流行り続けてつぶれないことを祈りたいよ。

    Diego:Sí, nunca hemos tenido una buena pizzería en el barrio.

    このエリアには、いいピザ屋がなかったから。

    Pablo:Es verdad. Hay una al lado del mercado, pero no es muy buena.

    本当だよ。メルカドのそばに一軒あるけど、そんなに美味しくないし。

    Diego:¿A que no?

    だよね。

    スペインで黄色の背景に女性がピザを食べている。

    ここに注目!

    La masa está buenísima, ¿a que sí?

    ピザの生地がとてもおいしいよね?

    この一文の最後にある ¿a que sí? は、「でしょ?」「ですよね?」「だよね?」という、語りかけです。相手に同意を求めるような時に、このように付け加えて会話を繋ぎます。

    ¿A que no?

    だよね?

    会話の最後のひとことでは、no になっていますね。

    それは、すぐ前に話した「no es muy buena」に対して、同調しているからです。

    このように、no を使った文に対して「だよね?」と合わせる場合は、¿a que no? になります。

    スペインから来た美女がOKサインを出している。

    「A que sí」を使った例文

    A:Te has cortado el pelo. Te queda mejor así. 

    髪を切ったんだね。とても似合っているよ

    B:¿A que sí?

    でしょ?

    A:Luis dice que Takeshi Kitano es coreano.

    ルイスが、北野武は韓国人だって言ってるんだよね。

    B:Es Japonés.

    日本人だよ。

    A:¿A que sí?

    だよね?

    Hoy me vas a comprar un regalo. ¿A que sí?

    今日、私にプレゼントを買ってくれるんでしょ?でしょ?

    ¿a que sí?の使い方

    「¿a que sí?」は会話の中でさまざまな場面で使用されます。以下では、実際の会話文を交えながら具体的な使い方を紹介します。

    同意を求める場合

    Pablo:¿Qué hiciste ayer? Diego:Fui a cenar a la pizzería nueva con Lucas. Pablo:Yo fui la semana pasada. La masa está buenísima, ¿a que sí?

    この場合、PabloはDiegoの話に同意していることを表現するために「¿a que sí?」を使用しています。彼はピザ屋の生地が美味しいということに共感し、Diegoに同じ感想を持っているか確認しています。

    肯定的な反応を示す場合

    Diego:¡Sí! ¡Es tan finita! Pablo:Espero que la pizzería tenga éxito y no la quiten. Diego:Sí, nunca hemos tenido una buena pizzería en el barrio. Pablo:Es verdad. Hay una al lado del mercado, pero no es muy buena. Diego:¿A que no?

    DiegoはPabloが述べた事実に同意し、自分も同じ意見だと示しています。彼は「no es muy buena」という否定的な意見に対して同調し、「¿A que no?」と返答しています。

    話題に対する確認をする場合

    A:Te has cortado el pelo. Te queda mejor así. B:¿A que sí?

    この場合、Bは相手が言ったことが正しいかどうか確認しています。相手が髪を切ったことに同意し、彼女がそれが良い変化だと思っていることを示しています。

    ¿a que no?の意味と使い方

    「¿a que no?」は「だよね?」という意味で、「no」に対して同意や共感を表すために使用されます。以下に具体的な例文を示します。

    A:Luis dice que Takeshi Kitano es coreano. B:Es Japonés. A:¿A que sí?

    この会話では、BはLuisの主張に対して同意し、Takeshi Kitanoは日本人であることを確認しています。

    おわりに

    「〜ですよね。そうでしょ?」といった呼びかけとして「¿a que sí?」が使われます。これは、ネイティブたちがよく使うお決まりのひとことです。

    簡単でいて会話が弾むフレーズなので、あなたも使いこなしてみてください。

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