スペイン語を学ぶなら知っておきたい!スペインのカーニバルとその歴史

    1. 世界遺産で覚えるスペイン語
    ¡Hola todos! みなさんこんにちは。今回のテーマは「カーニバル」です。

    サンバで祝うリオのカーニバルや、仮面の仮装をするヴェネツィアのカーニバルなど、世界では様々なカーニバルがあります。

    今回は、スペインのカーニバルについてご紹介します。

    スペイン語を学ぶなら知っておきたい!スペインのカーニバルとその歴史

    カーニバルで仮装

    Juan : Este año mi primo se va a disfrazar de ángel en el carnaval.

    今年のカーニバルで、いとこが天使の仮装をするんだ。

    Taro : Qué bonito. ¿Cuántos años tiene?

    かわいいね。何歳なの?

    Juan : Tiene seis años. Va a participar en el desfile con sus compañeros de colegio. Es uno de los eventos más esperados por niños.

    6歳さ。学校の友達とパレードに参加するんだって。子どもたちが最も楽しみにしているイベントの1つさ。

    カーニバルの起源

    スペインから来た男性が大きな肉を口にくわえています。

    Carnaval”は「カーニバル」とも読みますが、もう一つ「謝肉祭」という日本語訳もあります。それは、カーニバル期間中は、思い切り肉を食べることができるからです。

    中世よりカトリック圏では、キリスト復活日の46日前から始まる四旬節という期間中は、食事や祝い事の節制が行われてきました。

    四旬節中は、肉を絶つ慣習もあります。よって四旬節が始まる前に「思う存分飲み食いをしてお祭り騒ぎをする期間」として、カーニバルが生まれたといいます。

    現代では、食の節制などを実際に行う敬虔なカトリック教徒は少なくなっていますが、お祭りのカーニバルの習慣は、色々な国に根強く残っています。

    スペインのカーニバル

    カーニバルの日程は、四旬節の時期によって毎年変動しますが、大体2~3月に開催されています。

    カーニバル期間中は、お姫様や海賊などの仮装をした子どもや若者たちで、街がいっぱいになります。

    華やかなパレードが練り歩き、屋台が立ち並んで、大人も子どもも賑やかなお祭りの雰囲気を楽しみます。

    カーニバルの最終日は” Entierro de la Sardina(イワシの埋葬)”というイベントで締めくくられます。

    その名の通り、粗末な食べ物の象徴とされるイワシが棺で運ばれ埋葬されるという、伝統的な儀式です。

     スペインでカーニバルを見るなら…

    スペインの豊かな文化遺産を象徴する、金の衣装を着た女性が描かれた山車。

    カナリア諸島サンタ・クルス・デ・テネリフェで開かれるカーニバルが、スペインの中でも有数の規模を誇っています。

    近年は、世界中から20万人もの参加者がやってくると言われています。

    毎年テーマが設定され(2017年のテーマは「カリブ」)、盛大なパレードが開かれます。毎年ミス・カーニバルも選出され、会場は大いに盛り上がります。

    テネリフェ以外にも、アンダルシアのカディスなど、カーニバルが有名な街はたくさん存在しています。

    地域によって異なる慣習が楽しめるイベントでもあるので、是非色々な街のカーニバルに参加してみてください。

    おわりに

    いかがでしたか?スペインのカーニバルでした。是非訪れて、スペインのお祭りを体験してみてくださいね。

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