恋しさを表すスペイン語「echar de menos」

  1. スペイン語単語・活用

離れて暮らす家族、遠距恋愛中の恋人、最近顔を合わせていない友人・・・。

今回は「会えなくて寂しく思う」「恋しい」という気持ちを表すスペイン語表現を覚えていきましょう。まずは例文から参考にご覧ください。

恋しさを表すスペイン語「echar de menos」

「会えなくて寂しい」という気持ちを表すフレーズ

Pedro : Ami, ¿cuánto tiempo llevas viviendo en España?

アミはスペインに住んでどのくらい経つ?

Ami : Pues, tres años en Valencia y cuatro años en Madrid… Siete años.

えっと、バレンシアに3年とマドリッドに4年だから・・・7年になる。

Pedro : ¡Madre mía! ¡Sí que llevas tiempo!

ええ!もうそんなに経つんだ!

Ami : ¡Sí! Se me ha pasado muy rápido.

そう、あっという間だったな。

Pedro : Y, ¿estás contenta?

それで、(暮らしには)満足している?

Ami : ¡Ya lo creo! Muy contenta. Pero la verdad es que echo de menos algunas cosas.

もちろん!すごく楽しい。でも、本音を言えばいろいろ寂しいこともあるかな。

Pedro : Ah, ¿sí? ¿Qué echas de menos?

そうなんだ、何が恋しいの?

Ami : Echo mucho de menos a mi familia, que está en Japón.

やっぱり、日本の家族に会えないのは寂しい。

Pedro : ¿Cuánto tiempo hace que no ves a tus padres y a tus hermanos?

両親や兄弟とはどのくらい会っていないの?

Ami:Ya hace dos años que no los veo. Es que no he tenido vacaciones. Espero poder ir a Japón este año.

仕事の休みがとれなかったから日本に帰れなくて、もう2年会えていない。今年こそは帰れるといいなぁ。

Pedro : Lo entiendo. Tiene que ser difícil no poder ver a tu familia.

つらいよね。家族に会えないのは寂しいだろうな。

Ami:Bueno, la verdad es que de vez en cuando hacemos videollamadas. De hecho, los he visto por Skype hace dos horas. ¡Ja, ja!

まぁ、そうはいってもビデオ通話はしょっちゅうしているんだけどね。そういえば、2時間前に顔を見たばかりだ。はは(笑)。

スペインへの愛を表すハートのついたノートパソコンを見ている女性。

ここに注目!

echo de menos

echo は、動詞 echar の直接法現在形一人称単数。

「投げる/注ぐ/放つ」といった意味がありますが、熟語として使われることが多い単語です。

echar de menos はスペイン語会話によく使われる定番のフレーズで、「~がないことを寂しく思う」「~が恋しい」「~に会いたい」という気持ちを表します。

¿Qué echas de menos?

これは、「あなたにとって何がないことが寂しいの?」と質問している一文です。

スペインでコーヒーを飲みながら窓の外を眺めている女性。

echar de menos を使ったスペイン語の例文

スペイン語で「会えなくて寂しい」という気持ちを表現するためによく使われるフレーズは「echar de menos」です。このフレーズは直訳すると「~が足りない」という意味ですが、実際には「~がないことを寂しく思う」「~が恋しい」「~に会いたい」という感情を表現する言葉です。

Echo de menos el cielo azul de España.

スペインの青い空が恋しい。

Seguro que echaremos de menos la comida japonesa cuando nos mudemos a España.

スペインに引っ越したらきっと日本食が恋しくなるだろう。

¡Me alegro de verte! Te he echado mucho de menos.

会えて嬉しいよ!すごく会いたかったんだ。

echar de menos a +人

「(誰か)が恋しい」「(誰か)がいなくて寂しい」「(誰か)に会いたい」と言う時には、その人物を表す言葉の前に前置詞 a を置きます。

Echo de menos a mi novio.

彼(ボーイフレンド)に会いたい。

María echaba de menos a Gonzalo.

マリアはゴンザロを恋しがっていた。

※ただし、お互いがすでにわかっている相手のことを人称代名詞によって言い表す場合には《a +人》の構文は使われません。

Te echo de menos.

あなたがいなくて寂しい。

これらの例文では、「echar de menos」を使って、家族や友人、特定の場所や物に対して寂しさや恋しさを表現しています。

「echar de menos a +人」の使い方

「echar de menos」を使って特定の人に対して寂しさや恋しさを表現するときには、「echar de menos a +人」という形式を使います。前置詞「a」を人物名の前に置くことで、その人物に対する感情を強調することができます。

以下に例文を示します。

  1. 「Echo de menos a mi novio.」(彼(ボーイフレンド)に会いたい。)
  2. 「María echaba de menos a Gonzalo.」(マリアはゴンザロを恋しがっていました。)

このように、「echar de menos a +人」の形式を使うことで、特定の人物への寂しさや恋しさをより明確に表現することができます。

他の表現方法

「echar de menos」以外にも、スペイン語で「会えなくて寂しい」という気持ちを表現するフレーズはあります。以下にいくつかの例を挙げます。

  1. 「Extrañar」:「~が恋しい」という意味で使われます。「Te extraño mucho」は、「あなたが恋しい」という意味になります。
  2. 「Añorar」:「~に憧れる」「~が恋しい」というニュアンスです。「Añoro los tiempos en que estábamos juntos」は、「一緒に過ごした時代が恋しい」という意味です。

これらのフレーズも、特定の場面や感情に応じて使うことができます。文脈や個人の好みによって適切なフレーズを選ぶことが重要です。

おわりに

この記事では、「会えなくて寂しい」という気持ちをスペイン語で表現する方法について解説しました。「echar de menos」を使った具体的な例文や、他の表現方法についても紹介しました。大切な人と離れて暮らしている場合や遠距離恋愛中の場合、このようなフレーズを使って素直な気持ちを伝えることができます。

あなたが今、恋しいと思っているものは何でしょうか。なくて寂しいと感じるものは?

何かを懐かしく思った時や、「あなたに会えなくて寂しい」と伝えたい時には、このフレーズ echar de menos を使って素直な気持ちを表してみましょう。

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